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2017年9月21日 (木)

万年筆シリーズ(その1)禁断のインク沼におそるおそる

2017年9月18日の続きです。

グラデーションマニアには禁断の世界、と避けていたのは深~い深~い「インク沼」でした。
美しい色が広がるその沼に魅せられたものは、ちょっとだけ足を踏み入れるだけのつもりがズブズブズブ。

インクを入れる万年筆の本体に興味が湧いて、3万、5万、10万の限定ものなどに手を出すようになり、
ペン先のひっかかり具合、色のにじみ具合の違い、色の載り具合などから、書く相手となる「紙」の質にこだわるようになり、
複数の万年筆の軸を持ち歩くためのペンケースにもこだわるようになり・・・

お金に余裕のある人は車一台分も費やしてしまうことになると聞かされている恐ろしいインク沼。

足を踏み入れまいと思っていたのですが 。
字を書くというよりも手帳に「綺麗なグレーとボルドー色でマークを記したい」。

それがきっかけでした。
ボールペンでは出せない深くニュアンスのある色合いに魅せられ、
「ピンク」「グレー」といった単純な名前ではない色名に魅せられ。

ただ、これだけでは今まで通り、沼の縁でたたずむだけですみました。
「万年筆の本体を買う」というの敷居の高さがあったから。
高級軸を買わない、1万円以内の予算だとしても、どんな軸が書き心地がいいのかわからない。
評判を調べたり書き心地を確かめるのが大変だったから。

そんな私を沼へほおりこむべく、背中を「トン」と押したのはパイロットの「kakuno」でした。
わずか1000円ちょっとの万年筆。ダメ元で手が出せる価格です。
子供向けとアプローチしていますが大人の評判もいい。

そしてなにより、心を鷲づかみにしたのが、
ペン先が顔になってること。

黒いボディーシリーズは笑顔。
20170921kakun01

白いシリーズはウインク。
20170921kakun02

透明軸は舌出し。
20170921kakun03

やられました~。

つづきは近日。

2017年9月18日 (月)

グラデーションマニアゆえのマイ色見本帖

グラデーションマニアの私の原点は、おそらく日本画家だった祖父のアトリエ。
大きなテーブル一面に白いお皿が並んでいて、
その一つ一つにいろんな色の絵の具が盛られていた光景の美しさ。
写真としては残っていないのですが、特に覚えているのは
ツヤツヤの白い皿と鮮やかな瑠璃色の顔料の組み合わせです。

20年ぐらい前、DICの色見本帖(日本の伝統色、フランスの伝統色、中国の伝統色)の色チップを 合体してグラデーションでまとめてみよう!と取り組みました。

当時グラフィックデザインの仕事をしていた友人は
「課題で出されてもやろうと思わない。なぜそんな労力を」と驚きあきれていましたが(^_^.)

酔狂以外の何物でもないのですが、今でも見るだけでぽお~heart04となります。
灰色がかった淡いピンク色は「灰桜」、深い紺色は「ブルーニュイ(フランス語でナイトブルー)、
淡いペパーミントブルーにほんのりグレーを混ぜたような色は「月白色(ユエパイスー。中国語)」
などなど情緒たっぷりの色名にもウットリ。

色見本チップをカッターではなくフリーハンドで切っているし、
並び方がガタガタのところに、緻密になりきれない私のおおざっぱさがでていますがご紹介します。

クリックで画像は拡大しますが、はみでる場合はぜひ、リンクを新しいタブで開く、でご覧いただけましたら。

20170918iromihon0120170918iromihon0220170918iromihon0320170918iromihon04















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こんな風にフエルアルバム状のものに貼っています。
20170918iromihon15

色見本帖の名前の由来が書かれている部分は
名刺ファイルに保存しています。
20170918iromihon20

眼福眼福happy01

20年前のものをなぜ今アップしたかといいますと、
敬老の日なので亡き祖父を偲んでというのもありますが、
「グラデーションマニアだから絶対はまる」「ゆえに足を踏み入れてはいけない」
と禁じていたある世界についに足を踏み入れそうだから。

続きはおそらく9月中に。

2017年9月14日 (木)

50年以上前の聖火リレーと、覚えていてくれる人のありがたさ

先日、母とあと3年で東京五輪という話をしていた時 初めて知ったことがありました。

私、1964年の東京五輪の聖火リレーを見ていたのです。
母は「覚えていないの?」

年齢がバレますが、わずか2歳と5ケ月。まったく記憶にありません。

家が聖火リレーのルート(中山道)のすぐ近くだったために祖母、母、姉、私で見に行ったのだそうです。

「まったく、覚えていないよ! 私、どんな反応だった?」と尋ねると。

聖火リレーを見たあと、祖母が庭で梅の木についた毛虫を棒切れに火をつけて退治したことがあったそうです。 その時、私が祖母のまわりを「オリンピック、オリンピック」と言いながら走り回っていたと語ってくれました。

子供ながらに、火のついた棒切れを持つ祖母が、
たいまつに火をつけて走る聖火ランナーと重なったのでしょうね。

今の自分のどこにも残っていない記憶ですが、母が覚えていてくれているのがありがたいです。
私に語りながら、母の頭の中に50年以上前の場面、小さな私が走りまわる光景が浮かんでいるんだなと思うと不思議な気分。
もう小さな私はいないのに。梅の木もないのに。

先日、学生時代からの親友も、私自身が忘れきったことを覚えていてくれて、それを語ってくれました。
自分自身さえ忘れている過去の自分の一瞬を覚えてくれている人がいる、
それはありがたいことです。

私自身は子供がいませんが、甥っ子もいますし、この先まわりの小さな子と触れ合うこともあるでしょう。

3歳ぐらいまでの記憶は残らないだろうから、なおさら、こ
んなことに喜んでいたよ~。なになにに夢中になっていた
っていうのを覚えておいてあげたいです。

それが将来、何かに迷った時にヒントになるかもしれないから。

そして、これから記憶力がどんどん衰えていく世代(^_^.)
まわりの友人のこともたくさんたくさん記憶に留めていきたいな~。

科学が進んで、頭をくっつけたら相手の頭の中の映像が共有できる、なんて装置があったらいいですね。
(でも、よからぬことを描いていてそれを盗み見られたら大変だし、頭がくっつきあう満員電車はカオスになりそう)

2017年9月13日 (水)

写真集を思い出す夕焼けと夏の暑さ、でも夜中は冬

昨日9月12日は不思議な天気でした。
台風は近くないのに、なまあたたかい風が強く、昼前から雨と雷。
夕方、仕事先の建物で東を眺めると窓の外が不思議なオレンジ色に染まっていました。
空はグレーの雲が広がっているのに、ところどころ陽が差して、空気と木々がオレンジ色に染まって。

ジュエル・メイロウィッツ(Joel Meyerositz)の写真集を思い出しました。
引っ越しした時になくしてしまったのですが、大好きな写真集「CAPE LIGHT」。
夕方のような黄色みがかったオレンジ色がかった光に染まる風景が印象的なんです。

を思い出しました。

Cape Light: Photographs by Joel Meyerowitz

少し経って、西側のトイレに行ったら大変。
窓の外に年に何度あるかという荘厳な夕焼けが広がっていました。
フィルムが貼られた窓越しなので少しぼやけているのですがアップします。
(以下、画像はクリックで拡大します。はみでる場合はリンク先を新しいタブで開くを)
20170912sunset

20170912sunset2

夜になると季節は秋と思いきや、
夜中にベランダに出るとそこには冬が。

といっても秋を通り越す寒さだったというわけではなく、
東に昇っていた月のまわりに冬の星座が広がっていたからです。

キャノンのコンデジPowerShot SX50は一眼レフではないし、星を写すためのカメラではないのですが、
明るい星は写すことができます。

半月よりほんの少しふっくらしている月。(9月13日午前2時前)
170913_0149es_219th_56_43ashort_2


画面右上に冬の星座、牡牛座の一等星アルデバランが。
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月の下にはオリオン座の星々が横たわります。
170913_0203es_219th_56_46a

(新しいタブで開くで拡大していただくとかすかな星の点在がみえるかと思います。
オリオン大星雲もかすかに写っています)

トリミングしてみると。
170913_0203es_219th_56_46ashort_2

この位置に主な七つの星が。
170913_0203es_219th_56_46ashort_l_2

月を囲む冬の星座。
心は一気に冬モードになりました。

2017年9月 6日 (水)

ベランダのランタナが咲きました♪

(以下、画像はクリックで拡大します)

ランタナってご存知ですか。
結構地味な花です。
葉っぱが多いし、花は小さいし。
20150930lantana1

でも、その小さな花を真上から見ると
20150603lantana420150603lantana320150930lantana4short








万華鏡みたい。
とってもはなやか。

4年ほど前、ベランダで育てたくなって、ランタナを育てている方から挿し木をもらいました。

でも根付かず失敗。

そこで、去年の秋、咲いているランタナの種をもらって、ベランダのコンテナに埋めてみたのでした。

すると発芽。すくすく育って咲きました!

そのレポです。

発芽の様子を撮っていたつもりなのですが、
手元に残る一番最初の写真がこちら。
20170219shirotan3short











ランタナを取り巻いているのは、去年の6月頃に蒔いた種から発芽した白いタンポポの葉。
と思っていたのですが、その後、この植物がにょきにょき育って黄色い花をつけました。
白いタンポポじゃなくてがっかり。

ランタナと思っているこの植物も花が咲くまでは本当にランタナかわからないな
と思いながら観察を続けていると。

8月19日、つぼみが。
小さな粒が放射状に並んでいます。
やった~! ランタナに間違いなし。
20170819_2lantana

8月24日。咲きました~!!
でも、白い。ピンクと黄色のコントラストが綺麗な株の種を植えたはずなのに・・・。
20170824lantana

ところが、二日後の26日。
ピンク色が濃くなりました~。
20170826lantana

いったい、誰のためにこんなに手の込んだ造形になっているのでしょう。

部屋に飾ってみました。
20170827lantana

けっして、華やかではない。お花屋さんのブーケには絶対ならない「野の花風情」。
それがいいです。

ただ、ランタナ。国立環境研究所のHPを見ると、侵入生物データベースに挙がっているのです。
繁殖力が強くて日本の在来種の生態系を壊す危険があるということでしょうか。

もう少し株が大きくなったら、小さな盆栽仕立てで育てられたらいいな、と計画中です。




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emi (秋田恵美)

  • プラネタリウムでのヒーリング番組制作に携わった後、現在は 土井利位侯の「雪華図説」をライフワークとして調べ中の図書館LOVER。              興味対象:江戸時代の雪月花、ガガーリン他。最近は、鳥にも興味を持ち始め、「花鳥風月」もテリトリーとなっています。
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