2018年1月22日の雪の結晶を撮りました!
2020年10月に、画像整理中のため一部表示されておりません。
11月ごろには復活します。
今日は大雪でした。
雪は眺めるだけならうれしいけれど、
転倒の危険、交通機関の乱れや事故、停電、体をいためる雪かきほか大変ですよね。
大きな被害がでませんように。皆様が無事帰宅できますように。
私は午後は自宅にいられたので雪の結晶観察をしました。
湿ったかたまり雪が降っていても、その中にひらひらと単独で舞う雪片があります。
特に15時以降は結晶の形のものがいっぱい、いっぱい。
いつもはガラケー(右手)、左手(雪眼鏡)で接写するのですが
今回はいつも月を撮ってるキャノンのPowerShot SX50にマクロレンズを装着して撮ってみました。
三脚なしで手持ちで、マクロは難しく、ピントが甘いのですが画像をアップします。
関東南部の今日のような雪でも雪の結晶をたくさん肉眼でみられることをお伝えできたら。
右側に土井利位侯の『雪華図説』の結晶を並べます。
今日の結晶と江戸時代に土井利位侯たちが眺めた雪華が似ているという
不思議さと当たり前さとうれしさをおすそわけできましたら。
雪華のアルファベットと番号は、
古河歴史博物館さんが発行している図録『雪の華』内の
『雪華図説』『続雪華図説』の分類表の番号です。
(結晶画像はクリックで拡大します)
今日綺麗に撮れたトップ7
B6
不鮮明ですが
枝葉が茂っています。
F1
とけかけた姿から
元の形を推測するのもオツなもの。
C2
1辺わずか3~4ミリぐらいでしょうか。
その小ささなのに精緻な形。
自然が創り出す御業。
D5
全体が
透明ではなく半透明。
N7
6本の枝葉の先に
花が3つずつ
咲いているように見えます。
L4
六花ではなくて
十二花が撮れました。
N5
中央に二重に見える六角形や、
六方に広がる枝の先端の形が同じです。
不鮮明だけれどフォルムがわかるもの
左はQ1
右はJ2に似ています。
C9
中央部分が丸型。
丸型の内側から
シダ状の葉が広がる。
まさに『雪華図説』
のC9の形ですね。A4
シンプルなフォルム。B6
中央から六方に伸びる枝。
360度を綺麗に六等分しています。
O6
とけかけですが、
中央の六角形の形が
しっかり残っています。
とけかけだけど、結晶の造形がわかるもの
手前の結晶、
ゴージャス感あります。
ピントが合っていない写真で
申し訳ないのですが、
枝の造形の複雑さが
おわかりいただけますでしょうか。
とけかけ&不鮮明ですが。
全部雪の結晶の形。
100雪片のうちの1片だけ、
ではなく
雪の結晶だらけというのが
おわかりいただけると思います。
右側の結晶は
2つの雪片が重なっているのでしょうか。
舞い降りても
すぐに形が崩れてしまいます。
それでも一瞬でも
美しい姿を残してくれる雪の結晶。
大満足の一日でした。
【3.雪の結晶と科学】 INDEXはこちら
雪の結晶INDEX(全般)はこちら
最近のコメント