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2018年7月15日 (日)

2018年のツバメ。場所G。ロープの上で育つヒナたち

場所→G
巣の設置場所→ロープが交差したところ
巣発見→5/25(70%ぐらいできていました)

産卵→6/6頃(推測)

孵化→6/19頃(推測)

巣立ち日時→7/8(推測)

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(以下、画像はクリックで拡大します)

【5月25日】巣発見。
20180525_2
ワイヤーがT字型に交差しているところに土の塊が。
ツバメの巣に間違いありません。

【5月28日】
細長かった土が、こんもりとまとまり
綺麗な巣ができあがっていました。
20180528
安定感のないところに、くちばしだけで巣を作れる土木技術がすごいです。

【6月15日】
尾だけが見えています。
ずっとこもっているみたい。
20180615

【6月16日】
そばにもう一羽。
巣にいるのがメスで、外にいるのがオスでしょうか。
20180616_234000

【6月19日】
巣の中にすっぽりおさまるのではなくてふちに立ち、
中を覗きこんでいます。
ということは、巣の中で卵が孵化しているのでしょうか。
(孵化から20日前後で巣立ちます。
7月8日頃の巣立ちから逆算するとやはり6月19日前後に孵化していることになります)
20180619_1

そばに、お父さんらしきツバメも。
20180619_2

【6月25日】
巣からかすかに小さく尖ったものが出ています。
20180625_1

ズームズーム。
やっぱり!
20180625_2
ヒナ発見!

【6月30日】
下から見上げる巣なので、ヘリに来てくれないとヒナの姿が見えません。
次に目撃できたのは30日でした。
20180630_1
↑頭がつかえているように見えます。
「お父さん。天井の高い家に住みたかったよ~」と思っているかも。
手前にある白いものはフン。

フンは巣の外にするもの、という智慧がもう身についているようです。

20180630_2
毛がふさふさムクムクしはじめて、チューバッカ系のお顔に。

お口が開きました。
20180630_3

【7月2日】
3羽います。
20180702_1

孵化まもないヒナは頭にお茶の水博士のような「ふわふわ毛」が
ありますが、このヒナたちはそれが見えません。
順調に成長していることがわかります。
20180702_2

寝る子は育つ。
20180702_3

そばで見守るお父さん(お母さんかもしれないけれど)と
頭がつかえているヒナたち。
20180702_5

この親は尾のここに黒い線が見えるのが
個体を見分けるポイントかしら。
20180702_4

【7月3日】
うとうと。
20180703_1

ぱっちり。
20180703_2

3羽健在。
20180703_8

↓真ん中のヒナ(この画像では左側)は
喉の茶色い毛の真ん中に黒い模様が見えます。
20180703_10

【7月6日】

ツバメのV字バランスを4連発でご覧いただきましょう~。
20180706_1

ここまで持ち上がりました!
20180706_2

えへ! って言っていそう。肛門も見えちゃってますよ~。
20180706_3

またここまで持ち上がりました~。
巣からずり落ちちゃう怖さはないのかしら~。
20180706_4

3羽健在。
20180706_5

【7月7日】

ヒナが2羽になっていました。1羽巣立ったのでしょうか。
20180707_1

ロープにも1羽いましたが、尾のところに黒い斜めの線があるので
7月2日にロープにいた親であることがわかりますね。
20180707_2

夜23:44頃に見たら、
ヒナの1羽がこんな風にヘリにいました。
飛び立つための心の準備をしているのかしら。
20180707_3

【7月9日】

ヒナが1羽もいませんでした。
少し意外でした。

ヒナはもう少し育って、羽が黒くツヤツヤになってから巣立つと思っていたからです。
サミシイけれど全員無事巣立ったのならうれしいです。
20180709_1
↑羽が1本残っています。

巣のそばに1羽。
20180709_2

↓尾の所の黒いラインを見ると親だと思うんですよね。
20180709_3

ツバメも「かゆい」という感覚があるみたいですね。
猫が顎の下を後ろ足で掻くように
足で顎の下を掻いているんですよ~。
ホウキのように見えているのが足です。
20180709_4

7月7日は2羽いて、9日には0羽だったので
8日頃巣立ちと推測しています。

来年誰かがまた戻ってきて巣を作ってくれるとうれしいです。

ツバメINDEXはこちら

 

2018年7月12日 (木)

月の満ち欠け日記 2018年7月13日~8月10日

「綺麗だな~」と心に残る月に出会った時、
お訪ねいただけるとうれしいです。
ご覧になられたのと同じ月があるかもしれません。
別の空、同じ時間、同じ形の月が。

最近天候不良で月が見られずサミシイという時にも
ぜひお訪ねいただけたら。
(以下、画像はクリックで拡大します。
はみでたら新しいタブで開く、を)

※スマホではレイアウトが崩れる場合は
「PC版サイトを見る」モードで開いてくださいませ。
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7月19日
左)天候不良や私の都合で、
 今クール最初に撮ったのが19日の七日月。
 半月前日のため、ずいぶん太ってきました。
左)16時頃の南南東の空。月齢6.2、輝面率45%。
中左)16:32頃の南南東の青空の月。
 夕方でも気温はまだ30度超え。
中右)アップで。月の海が空とおなじくらいの
 青さで美しいです。
右)18:31頃(日没20分ほど前)の南南西の空の月。
 月齢6.3、輝面率は46%に。
180719_1601sse_62th_45_47a180719_1632sse_62th_45_49a180719_1633sse_62th_45_49ashort180719_1831ssw_63th_46_47ashort




19:45頃の南西の空の月。
すっかり夜の月となりました。
180719_1945sw_63th_46_38ashort




7月20日(上弦)(月面エックス)
左)15:18頃の南東の空の月。月齢7.1、
 輝面率55%。上弦の時刻が5時前なので
 すでに半月から5%増しです。
中左)18:42頃の南(やや西寄り)の空の月。
 まだ空が明るいです。
中右)アップで。月齢7.3、輝面率56%。
右)欠け際に月面エックスが見られました。
180720_1518se_71th_55_32a180720_1843sw_73th_56_45a180720_1842sw_73th_56_45ashort180720_1842sw_73th_56_45ashort_x




22:24頃の西南西の空の月。月齢7.4、輝面率57%。
コロンとした形がかわいいです。
180720_2224wsw_74th_57_15a





7月21日
17:18頃の南南東の空。月齢8.2、輝面率66%の月。
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7月22~23日
左)日没15分後の空は夕焼け。
 雲がピンク色に染まって綺麗でした。
中左)19:09頃の南(やや東寄り)の月。
 (アップなので空が黒く写っています)
 月齢9.3、輝面率76%。
中右)西に目を向けると
 染まった雲にピカリと金星が。
右)19:16頃。少しずつピンク色に染まった雲が
 薄紫グレーのようなシルエットに。
 金星もピカリ。
180722_1908se_93th_76_38a180722_1909se_93th_76_38ashort180722_1911kinsei180722_1916kinsei




20:32頃の南西(やや南寄り)の空。
月齢9.4、輝面率76%。
180722_2032sws_94th_76_32a




7月23~24日
左)18:49頃の南南東の空。イチョウと月。
中)アップで。月齢10.3、輝面率83%。
 球体感があります。
右)21:26頃の南南西の空の月。
 月齢10.4、輝面率84%。
180723_1849sse_103th_83_31a180723_1850sse_103th_83_32ashort180723_2126ssw_104th_84_34a




7月24~25日
22:23頃の南南西の空の月。
月齢11.4、輝面率90%。
180724_2223ssw_114th_90_31a




7月29~30日
左)20:36頃の東南東の空低く、
 昇った月が見えました。
中)アップで。月齢16.4、輝面率97%。
 満月の翌日。右上が欠けているのがわかります。
右)23:32頃の南南東の空の月、と目立つ火星。
180729_2037ese_164th_97_9a180729_2036ese_164th_97_88ashort180729_2331sse_165th_97_34a




左)23:46頃の南南東の空の月。
 月齢16.5、輝面率97%。
右)日付変わって30日04:02頃の南西の空の月。
 月齢、16.7、輝面率97%。
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7月30~31日
31日00:34頃の南南東の空。
月齢17.5、輝面率93%の月が。
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7月31~8月1日
左)21:21頃の東(やや南寄り)の空低く。
 月の出30分後の月。月齢18.4、輝面率88%。
 高度5度ぐらいで大きく見えます。
中左)21:23頃。木などを一緒に撮ると
 月がさらに大きく感じられます。
 木のすぐ後ろにあるように感じられます。
中右)銀杏と。
右)日付変わって01:16頃の南南東の空の月。
 月齢18.6、輝面率87%。
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05:22頃の南西の空の月。
月齢18.7、輝面率86%。少し太ったレモンの形。
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8月1~2日
左)2日00:43頃の南東(やや東寄り)の空の月。
 月齢19.5、輝面率80%。
中)04:58頃の南西(やや南寄り)の空の月。
 日の出直前。ですがすでに暑いです。
右)アップで。月齢19.7、輝面率79%。
180802_0043see_195th_80_37a180802_0459sws_197th_79_46a180802_0458sws_197th_79_46ashort




8月2~3日
左)3日02:45頃の南東(やや南寄り)
 の空の月。月齢20.6、月齢71%。
右)03:34頃の南(やや東寄り)の空の月。
 月齢20.7、輝面率70%。
 月が「立つ」時間に撮りたかったのですが
 撮り損ねました。
180803_0245ses_206th_71_51a180803_0334se_207th_70_55a




8月3~4日
4日03:50頃の南東(やや南寄り)の空の月。
月齢21.7、輝面率60%。
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8月4~5日(5日午前3時過ぎが下弦)
5日00:29頃の東の空の月。
月齢22.5、輝面率51%。
180805_0029e_225th_51_17a




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今クールは7月29日(満月翌日)の月の美しさが印象的でした。
赤い火星も目立っていました。
7月31日は東の空、高度の低い月を木越しに眺めました。
木のすぐ向こうに月がいるような感覚になりました。
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※月齢、輝面率はステラナビゲータ10で調べたものを記しています。
※月齢は正午月齢ではなく、撮影時刻のものです。

月の満ち欠け日記INDEXはこちら

ラクウショウ(落羽松)のグリーンぼっくりを拾いました♪

ラクウショウ(落羽松)ってご存知ですか?
(以下、画像はクリックで拡大します)

新宿御苑で出会った時、ぎょっとしました。(詳細はこちら
20170202rakuusyou1short

大木の根元ににょきにょき。
20170202rakuusyou2short
まるでガウディの建築、もしくはオーストラリアの奇岩が並ぶピナクルズの眺め!!

とてもシュールです。

このにょきにょきは気根(きこん)と呼ばれるものらしいです。
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ラクウショウ。
今日、用事があってでかける先にも植えられていると事前にわかり、
立ち寄ってみました。

いました!
20180711rakuushou1

下から見上げると。
枝が千手観音。
20180711rakuushou2

気根はありませんでした。
というのは、気根というのは
土の中の酸素が不足する湿地で木が育つ時に、
根から取り入れづらい酸素を大気中から取り入れようと
地上に伸ばすものだから。

湿地でなければ気根は必要ないのですね。

梢の先には丸いぼっくりがすずなり!
20180711rakuushou3

ズームで撮ると。
手まりのように丸いグリーンぼっくり。
20180711rakuushou4short

地面を見るといくつも落ちていたので拾ってきました。
20180711rakuushou7

↑右の茶色いものは別の植物のボックリです。

アップで。
Img_7401
ゴムのように弾むような触感ではありませんが、
スーパーボールのような雰囲気。

さて、落羽松。
名の由来は秋に落とす葉が鳥の羽のようだからだそうです。

葉のシルエットをご覧いただきましょう。
20180711rakuushou
クジャクの羽のように見えます。

さて、ラクウショウは幹につけられたこのプレートが示すように
20180711rakuushou5

スギ科なんですね。
落羽松と書くのに!

ですので、スーパーボールのようなグリーンぼっくりは
松ぼっくりではなくて、杉ぼっくり。

一方、バラのようなぼっくり
20131207christmas__wreath1
を落とすヒマラヤ杉は
杉という名前がついているのにマツ目マツ科。

ですのでヒマラヤ杉は杉ぼっくりではなくて、松ぼっくり。

ややこしいですね~

花INDEXはこちら

2018年7月11日 (水)

木でできた雪の結晶。溶けない美しさ。

あたたかな想いとともに、
木でできた雪の結晶が私の手のひらに届きました♥
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溶けない雪の結晶。私の大好きな形です。

お気に入りの架谷庸子さんの雪華皿の上にのせて撮りました♪ 
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うれしいです。ありがとうございます。

【4.雪の結晶とアート】INDEXはこちら
雪の結晶INDEX(全般)はこちら

2018年7月 8日 (日)

旧朝倉家住宅(代官山)は緑の隠れ家

代官山にある旧朝倉家住宅に行ってきました。
場所はヒルサイドテラスのすぐ裏。
休日でにぎわっているすぐ脇にこんな静かな場所があるなんてびっくりです。
(以下、画像はクリックで拡大します)

お庭の入口の木の扉の模様。
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お庭から住居を眺めると。
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エゴノキもありました。
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緑のエゴの実。
鳥のヤマガラの大好物です。秋に食べにくるかしら。
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蔵もありました。
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起伏があるので歩くにつれ、眺めが豊かに変わります。敷地が一層広く感じられます。
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いろんな石が配置されています。
私が通った小学校には、安山岩、玄武岩etc.いろんな石を並べた岩石園がありました。
石の上を飛び渡って遊びました。
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お庭のいろんな顔立ちの石を渡りながら、岩石園のことを思いだしました。

イロハモミジのグリーンプロペラ。
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プロペラをもう1枚。
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花は一番少ない時期でしょう。
緑一色。
花がないのはさみしいけれど、緑色の実や種の赤ちゃんがなりはじめていて、
着実に花のあとの実りの時期の準備が進んでいることが実感できる季節でもあります。

かろうじて。終わりかけのアジサイ。
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名前のわからない藤色の花。
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ムラサキシキブはこんな感じです。
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建物の中に入りますと。

マツの襖絵に天女発見。
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紅葉の季節も綺麗でしょう。
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今でこそ庭の木々の向こうにビルが見えますが、
木々が密集して植えられているので角度によって見え隠れするという程度です。
まして、昔は、まるで軽井沢に来ているかのようなリゾート的ロケーションだったことでしょう。
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広間のシャンデリアがモダン。
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洋間の窓はギロチン窓(下から上に開ける窓)です。
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紅葉シーズン、雪の日の翌日にも訪ねてみたい、
趣あるお庭と建物でした♪

花INDEXはこちら
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2018年7月 5日 (木)

紀尾井町ガーデンテラスに行ってきました(その4)番外編。ヒマラヤ杉ボックリの摩天楼

その4ではガーデンテラスエリアに隣接しているお濠の眺めです。

整備された遊歩道を進むと、
「赤坂御門の石垣と刻印」という案内板がありました。
Akasakaishigaki1

目の前の石垣が1636年に築かれたと知ってびっくり!!
ほぼ400年前ですよね。

その後多くの大地震があったのに。
堅牢ぶりに感服。

石垣には福岡県藩主黒田家の家紋「裏銭紋」の刻印が多く見られると案内文に書かれています。
Akasakaishigaki3

Akasakaishigaki4

Akasakaishigaki5

ハワイの古代人が描いたペトログリフのよう。

東京のどまんなかでのプリミティブな眺めにびっくりしていると、
さらにびっくりしたものが。

それはヒマラヤ杉のボックリ。

まるで摩天楼のように林立しているのです!!
(以下、画像はクリックで拡大します)
Akasaka1short

画面を引いてみますとこんな感じです。
Akasaka2short

上の方の枝はポツポツっとボックリがいますが、
たいてい、そんな風なつき方。
下の方の枝のぎっしり並ぶ光景は初めて見ました。

現場では気づかず、画像をチェックしていてわかったのですが、
右手前の松。
ここにもグリーンボックリがいますが、かなり大きいです。
ヒマラヤ杉のボックリと同じくらいに見えるので、10センチぐらいはあるでしょうか。
なんという松なのか気になります。
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さて、ヒマラヤ杉のボックリをもう一度ご覧いただきましょう。
Akasaka3short

ズームで撮っているので不鮮明ではありますが、
興味深いことがわかります。

グリーンのボックリ。茶色いボックリ。茶色くて少し開いたボックリ。
3つが見えますよね。

ヒマラヤ杉のボックリは2年ぐらいをかけて成熟するそうなんです。
開いたボックリ→2017~2018の冬に落ちそびれたもの。
茶色いボックリ→2年目。今度の冬(2018~2019)に落ちるもの。
グリーンボックリ→1年目。その次の冬(2019~2020)に落ちるもの。

だと思います。

また、燭台のようなものは、このあいだの冬(2017~2018)にボックリが落ちたあとの芯部分でしょう。
Akasaka3shortmoji
この4つを一同に見るのは初めて。

この場所はボックリ摩天楼だけではなく、ヒマラヤ杉ボックリの歴史を見られる貴重な場所。
嬉しくなりました。
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私の観察では。
2015~2016年の冬はヒマラヤ杉のボックリ大豊作でした。
2016~2017年は大不作。
2017~2018年はそこそこ。

でした。
今後は

2018~2019年は少な目(茶色いボックリがあまりないので)
2019~2020年は大豊作(どのエリアでもグリーンボックリが大量なので)

と推測します。


紀尾井町ガーデンテラスシリーズは今回のその4で終わりです。

紀尾井町ガーデンテラスシリーズ 1 2 3 4
花INDEXはこちら
◆ヒマラヤ杉シリーズINDEXはこちら
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東京ガーデンテラス紀尾井町に行きました(その3)赤坂クラシックハウスと永田町駅からの行き方

グランドプリンスホテル赤坂の跡地にできた東京ガーデンテラス紀尾井町。

洋風建築で趣きのある赤プリ旧館はリノベーションを加え、「赤坂プリンス クラシックハウス」として健在なのですね。

気軽にお茶を愉しめるスペースもあるとのことで訪ねてみました。
(以下、画像はクリックで拡大します)

外からの眺め。
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手前のお庭にはバラなどが植えられています。

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モダンなステンドグラス。
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エントランス。右下に楕円型の窓があります。
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入口。
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旧館の文字が。
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入口の写真で写っていた楕円窓を中からみると。
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光と影が美しいです。
最近の建物は隅まで明るすぎ。
ほどよい影が情緒を作り出すのですね。

ステンドグラスと階段。
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アップで。
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赤坂プリンス クラシックハウスのpdf
https://www.princehotels.co.jp/press/2015/pdf/top_release_150716_01.pdf
(今後リンク切れになるかもしれません)
を拝見しますと、p4で細長い「カジュアルフレンチ」のスペースが
今回訪ねたカフェスペース。

紅茶とミニケーキ4種のセットで1500円(税抜)でした。
Akapri10_2
落ち着けて、ケーキもおいしくて、心地いいひとときを過ごせました。

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(永田町駅から訪ねる場合)
紀尾井町ガーデンテラスは永田町駅直結、
と書かれていますがちょっと要注意です。

有楽町線、半蔵門線利用者はその後南北線のホームの長さの分歩きます。
(半蔵門線で渋谷から行く場合は進行方向一番前で降りてエスカレーターを昇り、南北線のホームへ。

南北線のホームを一番先まで歩ききってそのあと9a出口に辿りつく形となります)

地下を歩くので雨に降られない。
直結といえば直結ですが電車を降りてから6分ぐらいはかかると思っていいでしょう。

紀尾井町ガーデンテラスシリーズ 1 2 3 4
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色うっとり【アート】【雑貨】【本】INDEXはこちら
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2019年秋に訪ねた時の様子はこちら

2018年7月 4日 (水)

東京ガーデンテラス紀尾井町に行きました(その2)いろんな植物とトンボ

その1の続きです。
(以下、画像はクリックで拡大します)

広場では小さい子が水遊びをしていました。
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ラベンダーの紫色と後ろの葉の黄緑色、現代アート(葉のようなフォルムのもの)の色の組み合わせが
綺麗でした。
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ビオトープがあります。

青いトンボがいました!
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調べると、オオシオカラトンボ。
トンボのブルーと背景の緑の葉のコントラストが美しいです。

背中のアップ(苦手な方、ゴメンナサイ)
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メカニック!!

トンボとトンボの影。
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メスは色が違うのですね。
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ストローブマツのそばの水辺です。
茶色いものはストローブマツの葉。
長いことがわかります。

虫の登場はここまで。次はお花を。

紫陽花がちょうどシーズン。

カシワバアジサイ。
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こちらはグリーンがかった色合いの紫陽花。
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アップで。
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中央の青紫色へ至るグラデーションにもうっとり。

パキッとしたライムグリーンの紫陽花。
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赤みがかったパープル系の紫陽花。
少しくすんだアンティーク調で素敵でした。
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白いユリのような花が放射状に広がるアガパンサス。
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名前がわからなかった植物です。
放射状に葉が広がっています。
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つぼみ?がついているものも。
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大きなフキの葉。小人がかくれんぼしていそう。
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ストローブ松近くのハゼの木。
下から見上げると、葉のシルエットが文様のよう。
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桔梗も咲いていました。
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風船のようなつぼみ
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高級なレストランなどが並ぶ東京ガーデンテラス紀尾井町。
豊かな自然と、子供たちが遊べる水辺もあって
不思議な場所です。

すぐそばに区立中学校があるのですが、そこのチャイムがちょうど鳴りました。
キンコンカンコーン。おなじみのメロディーなのですが
その音が甲高くないのです。
深みのある音色。

ガムランのような除夜の鐘のようなはたまた教会の鐘ような。
ただのチャイムが荘厳に感じられました!

紀尾井町ガーデンテラスシリーズ 1 2 3 4
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2018年7月 1日 (日)

東京ガーデンテラス紀尾井町に行きました(その1)巨大な松ぼっくり

東京ガーデンテラス紀尾井町に行ってきました。

友達からこの場所で拾ったというストローブマツの巨大な松ボックリをもらって、いつか訪ねてみたいと思っていたんです。
(詳細はこちら)。

都会のどまんなかで豊かな自然を愉しめました。

以下の4回に分けてご紹介します。

1 ストローブマツ
2 いろんな植物とトンボ
3 赤坂プリンス・クラシックハウスと駅からの行き方
4(近隣編) ヒマラヤ杉のボックリ摩天楼

今回はストローブマツ編です。
(以下、画像はクリックで拡大します)

東京ガーデンテラス紀尾井町の「光の森」。
Kioi00short

この一番奥に、ストローブ松はいました。

青い矢印がストローブマツ。
Kioi01
「巨木!」という感じではないのが意外でした。

木の下から見上げると。
四方八方に広がる枝が、千手観音のようです。
Kioi2

枝先には。

なんじゃこりゃ!!!
黄緑色の唐辛子かキュウリみたいな形のものが
いっぱいぶらさがっています。
Kioi3

少しアップで。
Kioi4

もっとアップで。
Kioi5
通常イメージする松ボックリよりもずいぶん細長いのがわかります。

長さが10cmはあるでしょう。
遠目でも大きく見えます。

冬(2017~2018)に落ちそこなった松ボックリでしょうか。
Kioi6

ボックリだけではなく葉も長いです。
15㎝はあるはず。
Kioi7

友達からもらったストローブマツボックリをカバンから取り出して。
ふるさとで親子の対面。

ボックリにピントを合わせて。
Kioi8

ストローブマツにピントを合わせて。
Kioi9

さて。巨大な松ボックリといえば大王松。
大王松のボックリ(友人が別の場所で拾いました)と
ストローブマツのボックリを並べてみましょう。

まるでエイリアンVSプレデターのような豪華対決。
Kioi10

ストローブマツ(奥)は20㎝ぐらいありますね。
大王松(手前)は18㎝ぐらいで長さこそ、ストローブマツにかないませんが、
ボリュームは大王松の方がありますね。

一番手前は、先日ハリネズミに似ているとこちらでご紹介したタイサンボクの実です。

ストローブマツの落ちている葉の長さを計ると。
Matsunoha
12㎝ぐらいあります。

ストローブマツがはえているところではもっと長い葉もありました。

枯れて落ちた葉がストローブマツの下に生えている木の枝にいくつもひっかかっていました。
手が届かず、目測なのですが、20cmぐらいありそうでした。
Matsunoha2

紀尾井町ガーデンテラスシリーズ 1 2 3 4

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emi

  • プラネタリウムでのヒーリング番組制作に携わった後、現在は 土井利位侯の「雪華図説」をライフワークとして調べ中の図書館LOVER。月に魅せられ、毎日、月撮り。月の満ち欠けカレンダー(グリーティングライフ社)のコラムも担当。              興味対象:江戸時代の雪月花、ガガーリン他。最近は、鳥にも興味を持ち始め、「花鳥風月」もテリトリーとなっています。   コンタクト:各記事のコメント欄をご利用くださいませ。コメントは私の承認後、ブログ内に反映される仕様にしています。公表を希望されない方はその旨をコメント内に明記くださいますようお願いいたします。
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