カラスウリの開花(その2)仕事先
こどもの国のイベントで、念願のカラスウリの開花が見られました。
(詳細はこちら)
冬に赤い実が目立つので、カラスウリが咲いている場所はあちこち把握してはいるのです。
それなのに、なぜ、今まで開花を見ることができなかったか。
それはチェックしている場所が畑のあぜ道だったり、
歩道のないけれど交通量の多い道路の脇だったり。
夜、観察しに行くには向かない場所ばかりだったからです。
29日の夜、こどもの国でカラスウリの開花を見た翌朝。
仕事先に向かいながら歩いていました。
「カラスウリ、もうしぼんでいるのかな~」と想像しながら。
ルーティンで通る場所です。
ソメイヨシノや椿などに今年になってからテイカカズラやヤブガラシが覆いかぶさって
ワイルドな眺めになっている場所を通った時、
私の視界に白いものが。
「え! まさか」
5歩戻って確認すると。
閉じた白い花びら。まんなかにモシャモシャ。
カ、カ、カラスウリだ!
「幸せの青い鳥は身近にいる!」のように
幸せの(かどうかはわかりませんが)カラスウリは私が仕事先に向かう道にあったのです。
夜は通らない道なので、白い花の開花には気づけないにしても、
去年の冬、赤い実がなっていたらカラスウリがなっていることに気づいたはずです。
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今年はつる性植物が異常に繁殖しています。
考えられるのは2つ。
1)
去年までは奥の方に咲いていて見えなかった。
今年の異常繁殖で通りの表側に葉が進出してきたため、花に気づけた。
2)
ここに咲いているのが雄株で赤い実がならないため、私が気づけなかった。
(赤い実がなるのは雌株だけのようです)
いずれにしても、私が
「今度、こどもの国でカラスウリの開花が見られるわあ。
晴れるといいなあ。」
など思いながら歩いているすぐ脇に、いたのです。
私のつぶやきが聞いて、
「僕たち、ここにいるんだけど」って葉を揺らしていたのかもしれません。
レースのようなクモの糸のようなものを閉じ込めきれていない花もありました。
内側にくるまった花びら。その中にモシャモシャ。
まるでアルファルファをゲンコツで握ったみたい。
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お昼頃、あらためてカラスウリの観察をしました。
ツボミもありました。
全体では。つぼみがあるものの昨夜咲いて閉じたであろう花がいっぱい。
やはり、満月前後の開花が多い、のかもしれません。
昼間になっても、これ以上はすぼまることはなさそうです。
ツボミ。
カラスウリシリーズはまだまだ続きます。
ツボミを少しいただき、家に持って帰りました。
果たして咲くでしょうか。
カラスウリの開花シリーズ 1(こどもの国) 2(仕事先) 3(家で) 4(つぼみから咲いてしぼむまで)
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