セミの羽化(その2)ミンミンゼミやツクツクボウシの羽化の様子&ナナフシモドキ
こどもの国観察会(その1)、セミの羽化(その1)の続きです。
セミの羽化はあちこちで見られました。
ガイドの先生や、参加者の方達が真っ暗な草むらのあちこちに懐中電灯を向けて発見してくださいます。
セミB
抜け殻の少し下にいました。
羽は少し開いています。
4つの脚で葉にぶらさがる様子がいじらしい。
アブラムシのようなものが身体にくっついているけれど、
払うすべがなく、じっと我慢なのでしょうか。
くすぐったくないのかしら。
セミC
カツラの木の高いところ(地上から2メートルくらい)のところで
これから羽化するセミ。
葉の裏側にも抜け殻?がついているのがわかりますね。
抜け殻か、そうでないかは目があるかで判断するのだとか。
目があるから、これは抜け殻ではありません。
セミD
羽化を始めたら、決してさわってはいけない、
セミがいる枝や葉を揺らしてはならない、のだそうです。
なぜなら少しの衝撃で死に至ったり、形が変わってしまうかもしれないから。
イベントの参加者が発見したこのセミ。
葉に押されて、向かって左側の羽がたわんでいるのがわかりますでしょうか。
懐中電灯で照らされた写真を。
羽化したてのセミのやわらかさ、もろさを感じました。
横から。
翡翠かファイヤーキングのような、緑色にミルク色を混ぜたような色合いの羽が美しいです。
抜け殻にしっかりつかまっていますね。
1分後。羽が葉から離れました。
たわんだダメージがないようでほっとしました。
足も白っぽいですね。
朝には茶色いセミになってしまうのが不思議。
別角度からもう1枚。
目がクリックリ。
セミE
ツクツクボウシだそうです。
透けている羽。
羽のつけねの少し濃い緑色が美しいです。
セミF
まだ広がっていない羽が翡翠色。
セミは親の顔を知らず、誰にも教わらず、
1人、いや一匹で地上に出るのですよね。
そして自分で羽化する場所を決める。
同じ葉や近くの葉で連れションならぬ、連れ羽化もあるかもしれないけれど、
たいていはほかのセミの羽化が見えないところで一匹で静かに行う。
偉いなあ~。生命の神秘を感じる夜でした。
◆おまけ◆
虫が元来苦手な私ですが、ナナフシモドキは逢いたくてたまらない虫です。
(過去記事ではこちらとこちらに)
こどもの国で逢えたらいいなあ、でも人生まだ2回しか遭遇したことないくらいだし。
ムリだろうなあ。と思っていたら、
逢えました!!!!
大人ですね。体長15センチはあるでしょう。
頭からアンテナのように伸びた2本のツンツンが可愛いです。
こどもの国「セミの羽化とカラスウリの花のかんさつ会」シリーズ 1 2 3
セミの羽化シリーズ 1(こどもの国セミA) 2(こどもの国セミB~F) 3(自力で発見)
虫INDEXはこちら
« セミの羽化を初めてみました(その1)美しい翡翠かオパールのような色合いにうっとり | トップページ | カラスウリの開花(その1)こどもの国で »
「 others」カテゴリの記事
- しびれる『葬送のフリーレン』(その2)第10話。アウラとの対決に忠臣蔵を思い出しました(2023.11.18)
- 元気です~(2023.05.21)
- ちょっと撮り鉄子になった日の話。(2023.03.07)
- 61才。まだ3時のおやつ前(2023.01.15)
« セミの羽化を初めてみました(その1)美しい翡翠かオパールのような色合いにうっとり | トップページ | カラスウリの開花(その1)こどもの国で »
コメント