月の満ち欠け日記 2018年8月11日~9月9日
「綺麗だな~」と心に残る月に出会った時、
お訪ねいただけるとうれしいです。
ご覧になられたのと同じ月があるかもしれません。
別の空、同じ時間、同じ形の月が。
最近天候不良で月が見られずサミシイという時にも
ぜひお訪ねいただけたら。
(以下、画像はクリックで拡大します。
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8月14日(四日月)
今クール最初に逢った月はこの四日月。
左)18:21頃の西南西の空。薄雲越しの細い月です。
中左)アップで。月齢3、輝面率12%。
四日月でこの細さ。
私たちが通常三日月、と思っているのは
六日月ぐらいの形なのですね。
中右)18:39頃の西(やや南寄り)の空の月。
クレーターがはっきりわかります。
空が青く写っていますが、月をアップにしたため。
実際は水色にグレーを混ぜたような空です。
右)アップで。
月を見る楽しみの一つは、38万キロほど離れた月の
クレーターが簡単に見えてしまうこと。
海や山や城が近くにあるわけではない私の生活。
仕事が終わって、どこか大自然の中に寄ろう~と
いうわけにはいきません。
けれど、空に目とカメラを向ければ、地球の大自然
よりもはるかに遠い月を間近に感じられるのです。
不思議。
左)19:09頃の西(やや南寄り)の空。
地球照の月と金星(左端)
中)19:10頃の西(やや南寄り)の空の月。
すっかり空は暗くなりました。
右)19:58頃の西の空。
雲が出てきて、月がおぼろに。
暑さで物憂い感じに見える月と、
照明が灯りはじめた窓、窓と。
8月15日(五日月)
左)15:17頃の南の空、少し高いところ(高度50)。
雲間越しに細い月が見えました。
月齢3.8、輝面率20%。
中)16:10頃の南南西の空の月。
月齢3.9、輝面率20%。
右)日没直前18:27頃の南西(やや西寄り)の月。
月齢4、輝面率21%。
左)日没後18:44頃の西南西の空。
雲の隙間から顔を出した月。
右)アップで。月の手前に雲がかかっています。
月という漢字の発祥は
夕方見える三日月型の月に雲がたなびいている
様子を現しているという説もありますが、
まさにそんな月でした。
8月16日
左)18:36頃の南西の空。
雲がやっと切れて月が顔を表しました。
右)アップで。月齢5、輝面率30%。
輝面率25%前後の月は鼻の尖ったお月様に
なることもあるのですが、
尖っているかよくわからずです。
8月17日(今日は旧暦7月7日七夕ですが、舟の形に寝そべる月は見られませんでした)
左)強風で雲が吹き飛ばされたのか、
抜けるような青空。
湿気も少なく秋めいた空気の一日。
14:21頃の南東の空の月。
月齢5.8、輝面率39%。
中左)18:34頃(日没直後)の南西(やや南寄り)の
空の月。
中右)少しアップで。イチョウの梢の先の月。
クリスマスツリーのてっぺんのお星さまのよう。
左下には木星もピカリ。
右)アップで。月齢6、輝面率41%。
輝面率が41%あるのに、心なしか中央が尖って
鼻があるようにも見えます。
(通常は輝面率が25%前後の時に見られます)
18:39。夕焼けと月。
8月18日(上弦)
左)17:28頃の南の空。薄雲越しの上弦の月。
月齢6.9、輝面率51%。上弦の時刻が16時台
だったのですでに1%分、満ちています。
中)18:21頃の南(やや西寄り)の空の月。
月齢7、輝面率51%。
右)18:43頃の南西の空。濃い夕焼けが窓に映って
綺麗でした。
左)19:56頃の南西の空。月齢7、輝面率51%。
右)21:52頃の西南西の空の月。
月齢7.1、輝面率は52%に。
8月19日
左)日没間近18:22頃の南の空。雲間の月。
右)アップで。月齢8、輝面率61%。
左)18:50頃の南(やや西寄り)の空。日没20分後。
まだ蒼さが残る空に黄色い月が。
月のまわりもツベルクリンの陽性反応のように
淡い黄色が広がっていました。
中)アップで。月齢8、輝面率61%のまま。
右)欠け際中央には逆さオラフがくっきり。
8月21~(22日)
左)21日18:32頃の南南東の空、
雲をまとう月齢10、輝面率79%の月。
中)アップで。
右)19:35頃の南(やや東寄り)の空の月。
月齢10、輝面率79%変わらず。
8月22~(23日)
左)22日19:40頃の南南東の空。
まわりの雲を照らす月&火赤い星(左下)。
中)アップで。月齢11、輝面率86%。
月の出直後でもなく、空の比較的高いところにいる
月なのに大きく見えました。
右)20:11頃の南(やや東寄り)の空の月。
月齢11、輝面率86%変わらず。
8月23~(24日)
左)23日17:48頃の南東(やや東寄り)の空。
台風の影響で雲が速く流れる中で現れた月。
中)藍色のような濃い雲と青さの残る空と
白い月が幻想的です。
右)アップで。月齢12、輝面率92%。
8月24~25日 台風一過。
左)24日19:02頃、台風一過の強風が残る空に
浮かぶ黄色い月と火星(右側)。
中左)少しアップで。なかなかカメラで
写せないのですが、月のまわりにオーラのような
黄色が広がっていました。
中右)アップで。月齢13、輝面率96%。
右)21:24頃の南(やや東寄り)の空の月。
月齢13.1、輝面率96%。
8月25~26日(満月前日)
左)25日18:34頃の東南東の空。屋根から月が。
中)18:35。わずか1分で完全に姿を現しました。
月齢14、輝面率99%。
右)月をアップにしたため空が黒く写っていますが、
実際はこのくらいの蒼さが残る空です。
日没15分後です。
左)20:14頃の南東の空。
月に照らされた雲が白く輝いています。
右側は赤い火星。
中左)アップで。月齢14.1、輝面率99%。
中右)22:48頃の南の空。月齢14.2、輝面率99%。
右)26日02:23頃の南西の空。
月齢14.3、輝面率は満月には1%満たない99%。
この画像ですと
左斜め上を中心にまだ欠けが見られます。
8月26~27日(26時20時56分が満月時刻)
左)26日19:11頃の東南東の空低く。
屋根の上に満月が顔を出し始めました。
中左)19:20頃の東南東の空。
屋根の上から完全に空に昇りました。
黄色い月です。月齢15、輝面率100%。
中右)20:56頃の南東の空。ちょうど満月の時刻です。
月齢15.1、輝面率100%。
右)22:41頃の南南東の空。
月齢15.2、輝面率は100%ですが厳密には
この画面の右斜め下を中心に
少しずつ欠け始めています。
満ちて満ちて望月になったと思えば、
あとは一瞬で欠けていく一方。
栄華のはかなさにたとえる気持ちがわかります。
27日02:42頃の南西の空の月。
月齢15.3、輝面率100%。
8月28~29日
左)28日22:15頃の南東(やや東寄り)の空。
厚い雲の切れ間から
つかのま顔をあらわした月。
月齢17.1、輝面率96%。
8月30~31日
左)30日22:55頃の東南東の空に
薄雲を黄色く染める月が。
中左)アップで。月齢19.2、輝面率84%。
コロンとしたレモンの形の月。
中右)31日05:00頃、日の出間近の朝焼けの空。
南西の空に月が。
右)アップで。月齢19.4、輝面率83%。
8月31~9月1日
左)1日04:35頃。夏至から2か月以上過ぎて
日の出も遅くなりました。
南西の空高くの月。
中左)アップで空が少し暗く写っています。
まわりの雲が照らされています。
中右)さらにアップで。月齢20.4、輝面率74%。
右)南東の朝焼けの空にピカリとシリウスが。
この画像には写っていませんが、その上には
オリオン座のおもだった7つの星もはっきり。
オリオン座が夜明けの空に見えると、
「まだ暑いけれど季節は確実に進んでいるなあ」と
実感します。
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今クールは天候不良などで9月1日の月が、見られた最後の月となりました。
印象的なのは夜明けの空の月とともに眺めたオリオンでしょうか。
目立つ7つの星が夜明けの南東の空に昇っていて、
冬ももうすぐだなあと思いました。
9月1日の月は空の高いところに輝いていたのも印象的でした。
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※月齢、輝面率はステラナビゲータ10で調べたものを記しています。
※月齢は正午月齢ではなく、撮影時刻のものです。
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