キャノンさん。PowerShot SX50 HSを永久定番商品にお願いします!
2014年夏に買ったキャノンのPowerShot SX50 HS。
まる3年になりますが、毎日持ち歩いています。
「人生を変えたカメラ」と言ってはおおげさですが少なくとも
「ライフスタイルを変えたカメラ」と言って過言ではありません。
発端は、月を自分で撮りたかったこと。
ベランダで三脚置いて、というわけではなく、出先でも気軽に愉しみたい。
そこでPowerShot SX50 HSにしたのです。
一眼レフではなく、コンデジの延長ですが、なかなか優秀なんです。
感動ポイントを6つ挙げます。
(以下、画像はクリックで拡大します)
ズーム機能と驚異的な手ブレ防止機能で三脚要らず。
月のクレーターが簡単に写せます。野鳥撮影もできます。
少し鼻がとがったように見えるお月様や
月の海が青く見える朝の月もパチリ。
公園の遠くにいるノスリ(黒い矢印のところ)
ズームすると。
顔もバッチリ。
このズーム機能のおかげで。
ストローブマツの高い梢のぼっくりの形も
高い柱の上の巣のツバメのヒナの顔も
見ることができます。
月を撮る場合、高性能の一眼レフや三脚を使えばもっともっと鮮明な画像が撮れると思うのです。
でも毎日一眼レフと三脚を持ち歩くわけには行きません。
Aの選択。高性能で鮮明な画像が撮れるけど、そのシャッターチャンスが限られる。
Bの選択。Aよりは画質は落ちるけれど、シャッターチャンスが家以外でどこでもOK。
のBの選択にこのPowerShot SX50はぴったりなのです。
駅前広場での待ち合わせ。空を見上げたら月が。なんていう時にも
パッと鞄から取り出して撮ることができるのですから。
かろうじで毎日持ち歩ける大きさと重さ。
600gほど。600mlのペットボトル1本分ぐらいですね。
三脚に装着できます。
すると。皆既月食や星もOK。
(ただし、木星の縞々など、模様まで写すのは難しいです)
2018年1月31日の皆既月食。
満月、冬の大三角、オリオン座の7つの星が見えています。
このガイド線が目印になりますでしょうか。
スマホではなくてPCの大きな画面で。
なおかつ、ディズプレイの輝度をあげるか、
部屋を暗くすると星の小さな点がおわかりいただけると思います。
マクロレンズがつけられる。
一眼レフではないのにマクロレンズが装着できるのはうれしいことです。
マクロレンズをつけて撮った雪の結晶。
ストームグラスの結晶も
マクロレンズを使うと。
こんな風に細部が見られます。
ネモフィラも
細部が撮れるのがうれしいです。
一眼レフ用のストラップがつけられる。
地味にうれしいです。
私はユリシーズさんのレザーストラップ・クラシコを使っています。
金具を使っていないストラップ。
革好きにはミネルバボックスとプエブロの組み合わせもたまりません♪
色はオリーブです。
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どこに行く時にも持ち歩けるおかげで
いろんなものを撮ることができました。
5cmぐらいの長さのナナフシ。
生まれてはじめて見て感動。興味を持ちました。
少し先に小さい鳥がいる~とズームで撮って、エナガを知りました。
白と黒とピンクでかわいい~♥
上野のパンダのシャンシャン。小さい頃、毛がピンク色がかっていました。
まさにシャンシャンの配色。
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月に興味があるから撮りたい。
から始まったのですが、
いろんな鳥、植物。遠くのものでもズームで撮れちゃう。
撮れちゃったから、それがなんだか知りたくなる。
こうして、森羅万象へ興味の世界が広がりました。
最近では野球を撮ることも。
バックネット裏やスタンドから外野選手の顔も写せます。
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毎日の月観察を続けています。
ヒマラヤ杉、ジョロウグモの網、雪の結晶も観察継続。
ライフスタイルを変えたカメラです。
もちろん、一眼レフにかなわないこといっぱいあります。
でも、毎日一眼レフを持ち歩くことなんてできないので、
私にはPowerShot SX50 HSこそがぴったりなんです。
ところが、もう廃番なんですよね。
このあいだ、落としてしまってレンズに不具合。
修理してもらいました。
でもまた故障して、修理不可能になってしまったら、
どうしたらいいのでしょう。
後継機のPowerShot SX60 HSは今日現在まだ販売が続いていますが、
50よりも重くなってしまって日常持ち歩くのはきついです。
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PowerShot SX50 HSだからこその魅力がいっぱいあります。
一緒にでかけた先で私が簡単に月のクレーターを写すのを見て、「自分でも撮りたい!」とおっしゃる方がいっぱいいらっしゃいます。
キャノンさんがこのカメラを復活させて、永久定番にしてほしいです。
私がこのカメラのおかげで、興味を持つものが増えたように。
多くの人がこのカメラによって、森羅万象に興味を持つことでしょう。
地球上のいろんなものへ。宇宙へ。
興味を持つことから、フィールドが広がり、専門家になる人もいるかもしれませんし、
そうでなくても、興味を持ったことをきっかけに森羅万象への慈しみの気持ちが生まれたら、
1人1人が専門家にならなくても、この地球の何かを変えると思います。
少なくとも、1人でも多くの人が朝昼晩の月の美しさを気軽に愉しむようになるでしょう。
仕事が終わって外に出たら、月を探す。
「この間は半月だったのにもう明日は満月かー」と撮りながら
月の満ち欠けを意識することで、
慌ただしい時を流されるのではなく
自らリズムに乗って過ごせるかもしれません。
ぜひ、PowerShot SX50 HSを復活、永久定番にしてくださるといいな~と願います。
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