フェイラーのワールドトリップシリーズ(その1)ロシアをモチーフにしたタオルが最高!
昨年、ロシア語勉強仲間の友人から雪の結晶がモチーフのグレイッシュなタオルをいただきました。
渋く落ち着いた色調がとても素敵。
それがフェイラーのタオルだと知ってびっくりしました。
フェイラーは黒地で赤、紫などカラフルな色の花柄があしらわれている、というイメージだったので。
(詳細はこちらに)
同じく雪の結晶好きの姉にすぐフェイラーのこのタオルのことを教えてあげると、姉も感激してすぐゲット。
そして、今度は姉がフェイラーをチェックしてみつけた、というタオルをくれました。
ワールドトリップシリーズの「ロシア」だそうです。
(以下、画像はクリックで拡大します)
かわいい~~~~~。
フェイラー社のカタログでは
モスクワの広場を観光したあと、
世界最古のバイカル湖でアザラシを発見!
ボルシチとピロシキで温まったら、
可愛いマトリョーシカのお土産を買って大満足。
広大な自然と神秘の文化を感じるロシアの旅。
好奇心をくすぐる見どころ満載のモチーフで、
自由に旅する楽しい気分を味わって。
と書かれています。
私自身で柄を辿ってみました。
カタログに書いてあるものは無印。
*があるのは私が勝手にモチーフを推測したものです。
全体の色調は冬の国のイメージで、青空と氷や雪の白なのかしら~
なんて思いました。
不明な柄は、
私が「*シベリアンハスキー」と記した上部の赤い乗り物。
「バイカル湖」と記したところに伸びる
白と赤のものです。
(この2つが判明しました。追記として一番下に)
ピンク色の建物は
カタログに「モスクワの広場」と書いてあるので、
ワシリー寺院で間違いないでしょう。
このネギ坊主の建物、血が騒ぐぐらい好きです。
マトリョーシカ、繊細な絵ではないけれど、感じがよく出ていますね。
ラッコかなと思う、上を向いたアザラシもかわいいです。
ボルシチの赤も綺麗に発色していますね。
上はシベリアンハスキーに間違いないと思うのですが。
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私はロシアが心のふるさと。
姉はアメリカが心のふるさと。
なので自分用に同シリーズから
アメリカを買った、ということで見せてもらいました。
こちらもポップでかわいいです。
カタログ文。
自由の女神に挨拶をして、
タイムズスクエアを満喫しながら、
大きなハンバーガーをがぶり!
ナイアガラの滝を見物したら、
その迫力に圧倒!
大都会と壮大な自然のパワーを体感できるアメリカの旅。
好奇心をくすぐる見どころ満載のモチーフで、
自由に旅する楽しい気分を味わって。
カタログの記載のモチーフ名を記してみます。
(*は私が推測)
自由の女神ちゃんが、マトリョーシカちゃんとおんなじ顔。
シンプルだけど、自由の女神とわかりますねヽ(^。^)ノ
ドイツのフェイラーのカタログを見ていたら、
こんな渋くモダンな色のシリーズもあってびっくりしました。
(2018.9.20追記)
ロシア柄で不明の2つの柄が判明しました。
まず、その過程を。
姉から
赤いものは
サンクトペテルブルクの赤い帆祭。
↑Wikipediaより
もしくは、砕氷船ではないかとLineが来ました。
↑切手より。
ロシアに行ったこともなく、チェブぐらいしかロシア物の興味がない姉が
私も知らない2つのアイテムをみつけてくるとは!
そして、フェイラーの雪の結晶タオルをくださったロシア語仲間とも
何の柄かしらと話していたのですが、
彼女からはレーニン廟の可能性も、との推察が。
なるほどと思いました。
↑Wikipediaより
レーニン廟は聖ワシリー寺院とともに赤の広場にあります。
誰もがまず一番に訪ねるロシアの中心地。
カタログのモスクワの広場を観光したあと、の言葉を活かすために
加えたとも考えられます。
二人ともタオル下部の白と赤のものは
ウォッカの瓶だろうとのこと。
調べてみると、
似たデザインのウォッカがありました。
この柄がウォッカの瓶であることは間違いないでしょう。
さて、謎の赤いものの方ですが。
友人は海の上に描かれていることが気になったようです。
そして姉は、疑問をそのままモヤモヤさせておくのが耐えられない性分。
というわけで、今日、なんと!
友人と姉から「判明しました」とのメールとLineが来ました。
なんと。お二人とも(互いに面識はありません)気になって、
フェイラー社へ問い合わせをされたのでした。
そして判明したのですが、下の柄はやはりウォッカの瓶。
上の柄は氷の海を進む砕氷船とのことでした。
姉は推察が当たって喜び、すっきりしていました。
砕氷船とは。ずいぶんマニアックな気がしますが、
勉強になりました。
それにしても、フェイラー社さんもびっくりしたと思います。
タオル「ロシア」の同じ2つの絵柄に絞った問い合わせが同じころに2件続いたことに。
友人からはこのタオルがオリンピックを記念してつくられたものであることも教えてもらいました。
私はなんだろうと思いながらそのまま過ごしてきましたが、
疑問に思った友人と姉が解決して教えてくれる。
私は幸せ者です
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