「カメラを止めるな」にヒマラヤ杉のグリーンぼっくりが!
評判を聞いてずっと見たくて見逃していた映画「カメラを止めるな」。
地上波で放送してくれたので視ました。
面白かった!
最後まで見て、こういうことか。とわかってもう一度頭から見たくなる。
そのために映画館にリピートしたくなる映画でした。
面白さの一つが、「カメラに映っている以外の場所や時間」を想像させることかなと。
私たちが通常ドラマや映画を見る時、
誰もいない草原に二人だけで1人がひん死の哀しい別れのシーンでも
画面以外のところに音声スタッフがいて、マイクがあって、監督がいて、
いろんなスタッフが見守っているのにそれを頭から除外して、
草原に二人ぼっちというつもりで視ているわけですよね。
時間もそう。
涙でアップになって切り替わる場合。現場ではおそらく「カット」がかかって、
役者は撮った映像をチェックなどがあるのかもしれません。
ですが、私たちはそれを無意識か意識的か頭から排除するというゴマカシによって
「映っているものだけ」を味わおうとします。
でも、この映画は「カメラで映っている」以外のところでスタッフがどうドタバタしていたのか、
それがわかって楽しむ映画。
私たちがいつも映画を見ている時に自らゴマカシをおこなって、作品を成立させていたんだなと気づかされる。
それが面白かったでした。
さて、映画を見ていたら、撮影隊がロケしている設定の建物の背景の木の枝に緑の楕円球がいっぱい!
これはもしやヒマラヤ杉のグリーンぼっくりでは。
と気づくといろんな場面で背景のグリーンぼっくりもチラ見してしまいます。
最後の方で上の方からのアングルの場面でも
枝のあちこちににょきにょき、大豊作のグリーンぼっくりが。
早速ロケ地を調べてみました。
茨城県にある芦山浄水場なのですね。
ちょっと廃墟感の演出にぴったりの場所ですね。
↓
こちらは映画の1シーンではなくて、参考画像。
私が去年、お濠の近くで撮ったグリーンぼっくり。
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