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2019年3月 7日 (木)

クレオパトラについて調べました。映画『クレオパトラ』は15分だけでも視てほしい映画です

クレオパトラについて調べました。

きっかけは。
月にまつわることを調べていたら、
クレオパトラが入浴後、月の光を浴びるのが好きだった。
クレオパトラは月光浴を愉しんだ元祖。

的な記述がネットでいっぱいでてくるからです。

ただ、どのHPもブログも「~という文献によると」という出典が書かれていません。

裏取りをせねば。

クレオパトラに関する本を入手できる限り読みました。

結論としては、クレオパトラが月の光を浴びるのを好んだというような記述はみつけられませんでした。

となると、なぜこのような情報が広がったのか
が気になります。

クレオパトラの映画の中に入浴後、月の光を浴びるような場面があってそれで広まったのかしら。

クレオパトラを題材にした映画はいくつかあるようですが、代表的な作品であるエリザベステーラー主演の『クレオパトラ』を視ました。
映画の中に入浴シーンや美容にいそしむシーンはありましたが、夜、月の光を浴びるようなシーンはありませんでした。

ただ、この映画、すっごく面白かったです。
発見がいっぱいありました!

さて、私がクレオパトラについて知っていることを挙げますと。

世界が誇る絶世の美女。
エジプトの女王。
鼻があと3cm低かったら世界が変わっていただろうと言われた。

このくらいしか知らなかったんですよね。

この映画ではクレオパトラは愛に生きた女性、そう明な女性ということが描かれています。

カエサル(シーザー)、アントニウスの名前は知っていましたが、この2人がクレオパトラのパートナーだったことも今までわかっていませんでした。

以下、ネタばれですが。

クレオパトラはかなり年上のカエサルと結婚。子供をもうける。
カエサルが亡くなって、失意。
アントニウスに出会う(再会)。
またもや恋に落ちる。
※映画では描かれていませんが、アントニウスとの間にも双子をもうけたと書かれている本が多いです。女の子の方はセレネ(月)と名付けたと。

この映画で私が非常に興味を感じたのは2点。
1つは当時のエジプトを再現した衣裳、建物、音楽ほかの素晴らしさ。
もう一つは、『ロミオとジュリエット』に似ているということ。

1つめのエジプトテイストが存分に愉しめる作品ということについて。

エリザベス・テーラー扮するクレオパトラ。
どのシーンもエキゾチックな衣裳が似合っていて魅惑的です。
家来たちの格好も古代エジプトの壁画から抜け出したかのよう。
音楽も当時のエジプト音楽を知る人がいないからどのくらい再現されているのかわかりませんが、古代エジプトっぽい雰囲気を醸し出しています。

そして圧巻なのが
クレオパトラがカエサルとの間に生まれた子供カエサリオンを連れて、ローマにいき、カエサルに謁見する場面。

エジプトの総力をかけた一大パレードがローマの人々の前で繰り広げられるのですが、まるで五輪の開会式のショーを見ているような豪華さと楽しさ。

このシーンを見るためだけにレンタル代500円(そんなにしないでしょうけれど)かけても価値あるくらいの名シーンです。

プロジェクションマッピング、花火、さまざまな仕掛けのあるショーを見ている現代の私ですら圧巻と思うのですから、もし本当にこのくらいのショーを古代エジプト人がおこなったのだとしたら、誰もがひれ伏し、涙する興奮と感動を味わったことでしょう。

『雨に唄えば』でジーン・ケリーが唄って踊る「シンギング・イン・ザ・レイン」の場面は名シーンと並ぶくらい、名シーンだと思います。

そして、もう一箇所。
クレオパトラが船でアントニウスの元へ向かう場面。
ここも凄いです。
船の造形にゾクゾクします。にわとりのとさかのような、ノルウエーの木の建物のような。
ひゅるんとしたカーブとうろこみたいな木の組み方に血が騒ぎました。
船上では大勢の美しい女性が舞ったり、今でいうとスモークの演出のようなものをおこなったり。
クレオパトラの威光を表現するために当時の技術でできる限りの華やかさをアピールした様子が素晴らしいです。

4時間以上の大作映画ですが、この2つの場面合計15分ぐらいを見るためだけに借りても後悔はしないと思います。

2番目の『ロミオとジュリエット』に似ていることについて。
アントニウスはクレオパトラが死んだと思い、後を追うため自ら短剣で命を断とうとします。
でもクレオパトラは亡くなってはいなかったのです。
ひん死のアントニウスの身体は建物の外からつりあげる形でクレオパトラのもとへ運ばれます。
そしてアントニウスは、クレオパトラの腕の中で息を引き取ります。
そしてクレオパトラも毒蛇に自分を噛ませる方法で命を絶つのです。

二人が死ぬいきさつ(誤解で命を断とうとしたこと)が『ロミオとジュリエット』に似ていると思いました。
また、映画『ロミオとジュリエット』では男女が下と上(バルコニー)にいるという場面が印象的ですが
この映画『クレオパトラ』でも男女が下と上という場面が大事な場面でいくつかでてきます。

とりわけクライマックス。
担架のようなものをつりあげる形でひん死のアントニウスがクレオパトラの元へ運ばれる場面では
アントニウス(下)、クレオパトラ(上)が印象的。
『ロミオとジュリエット』をほうふつとさせました。
時代的にはもちろん、『ロミオとジュリエット』が後に生まれた作品なのですが。
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この映画『クレオパトラ』が史実を再現しつくせているわけではありませんが、概略がかなりつかめました。
おかげで、読みなおしたクレオパトラに関する本の内容がするする頭に入ります。

結局、クレオパトラの月光浴に関してはその史実をみつけられず、まだ未解決のまま。
ぜひ、この文献に書いてあるよ~とご存知の方はご一報いただけたら幸いです。

クレオパトラ (字幕版)

↑私が視たのはこちらです。
アマゾンプライム会員になったことがなかったので、30日間無料のアマゾンプライム会員登録をしました。
すると無料で視ることができました。

プライム会員は30日以内に解約手続きをしないと翌月からは課金になりますので、引き続きプライムのままで行こう、と思わない方は要注意ですが、いろんな特典サービスがあって、さすが「プライム」と名の通りの内容だと思いました。

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emi (秋田恵美)

  • プラネタリウムでのヒーリング番組制作に携わった後、現在は 土井利位侯の「雪華図説」をライフワークとして調べ中の図書館LOVER。              興味対象:江戸時代の雪月花、ガガーリン他。最近は、鳥にも興味を持ち始め、「花鳥風月」もテリトリーとなっています。
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