「菜の花や月は東に日は西に」が3月20日に実現
菜の花や 月は東に 日は西に。
与謝野蕪村のこの句が大好きです。
この雄大な眺めがみられるのは
菜の花が咲いていて、夕方太陽が西に沈む前に東に月が昇っている時期。
となると3月の満月前日頃になります。
(菜の花の開花時期がもっと早いところ、遅いところは2月や4月もチャンスがあるかもしれません)
場所を東京にしてステラナビゲータで調べますと。
3月19日
日没17:51 月の出15:43
20日(満月前日)
日没17:52 月の出16:55
21日(満月)
日没17:53 月の出18:07←月の出前に日が沈む。
東に月、西に太陽というシチュエーション通りになるのは19日、20日なのですね。
19日ですと。17:42 東の空に月、西の空に太陽(地平線にくっつく直前)
月は満月二日前で輝面率96%。
20日ですと。 17:45 東(やや北寄り)の空に月。
西(やや南寄り)の空に太陽(地平線にくっつく直前)
輝面率は99%。満月前日ですがほぼ肉眼では月は丸く見えます
19日の月は見ることができなかったのですが、
20日は幸いにも見ることができましたヽ(^。^)ノ
「菜の花や 月は東に 日は西に」を味わうことができました。
チャンスは年にわずか二日ほど。しかも夕方限定。その日が仕事の日だったら見られません。
もちろん曇りや雨であればアウト。
日蝕や月蝕以上に私にとってはレアで「見られたらラッキー!」的な月なのです。
ではご覧いただきましょう。
菜の花や
月は東に
月、見えますか~。丸で囲ったところです。
月の出から20分ほど経った17:16頃の月です。
日は西に
もう一度。17:25前後です。
菜の花や~ (この画像に月もいます)
右端の黄色い丸のところですね。菜の花は左端の木の向こうにいます。
月は東に
日は西に
菜の花のすぐ奥に月がドーン、反対側を見ると西の空に夕陽がドーン。
そんなアングルで撮りたいと欲が出て、少し歩きました。
菜の花越しの月を撮れました。17:40頃です。
菜の花や~ 月は東に (中央の花の左側に月がいます)
月のアップ
日は西に と振り返ると、ありゃりゃ。太陽が雲に隠れてしまいました。
次回こそ一面の菜の花の奥に月や夕陽、という写真を撮ってみたいです。
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