三ツ池公園に行きました(その2)コリア庭園はどこか懐かしくなるたたずまい
三ツ池公園(その1)の続きです。
主に、コリア庭園をご紹介します。
(以下、画像はクリックで拡大します)
こちらはコリア庭園ではなくて、遊びの森あたり。
桜の木が地面に横たわるように幹を伸ばしていました。
札は確か「寒桜」。
↑まるで茅の輪くぐりのよう。
蹴られたりすることなく、幹もきれいで、
花もむしられることがなかったのだと思うと、
善意や良心の象徴の証かもしれません。
日本ぽくない建物がある、と思ったらコリア庭園でした。
神奈川県と韓国・京畿道との友好を記念に整備されたそうです。
トーテムポールのようなこちらはチャンスンだそうです。
狛犬も日本のものとは少し顔が違いました。
門構え。非常に風情のあるたたずまいになっています。
正門の奥に広がる庭の様子。
六角亭。
コリア庭園が木々が茂る豊かなエリアの中にあるので
どこを見ても、木々が見事。
さえずりも聞こえ、居心地のいい空間になっています。
名前は「めぎ」。
赤紫がかった葉と黄色い花のコントラストが美しかったです。
後門脇の塀の模様もエキゾチック。
パンフレットによると壷が並ぶ場所はチャントッテ。
しょうゆ、味噌、漬物などの壷を台所に近い後庭に並べるのだそうです。
芍薬の濃いピンクがあでやか。
石池はパンフレットによると。
白頭山にある天池の凹形に由来し、
自然石を用いて造られたものです。
その後、人工的に彫刻して水生植物を植えたり、
心を清める池として建物の前面や花階の前に設置するようになりました。
と書かれています。
「池月迎」と彫られているのがどういう意味なのかは調べがついていません。
建物の中にも入ることができます。
窓の装飾というのでしょうか、シンプルな美しさ。
アールヌーボーというよりもアールデコ的な。
ポジャギもそうですが、スクエア、スクエアの組み合わせが素敵です。
孔雀の羽のようなうちわでしょうか?
めちゃくちゃかっこいいです。蝶番(ちょうつがい)が本当に蝶。
フラッシュを炊いてしまったので、明るく写っています。
スパイス挽き。獅子の模様のように見えます。
コリア庭園は素晴らしいところでした。
韓国に行ったことはないのですが、なにか懐かしさを感じました。
しばらくたたずんでいたくなるくらい、落ち着いた空気が流れる隠れ家的空間でした。
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