恩田川の桜は花筏日和。満開を過ぎたソメイヨシノの愉しみ。
ソメイヨシノが散るのはさみしいですが、
満開を過ぎた桜も、花吹雪、花筏という愉しみがまだ残されています。
恩田川の桜(成瀬そば)を再び見に行ったのは4月9日のこと。
まだまだちょうど満開の桜もあり、散り始めて桜吹雪もいっぱい楽しめ、
川面には絶えず桜の花びらが流れていました。
あちこちに花びらがまるで一つの筏のようにかたまり、そのままたゆとう花筏も見られました。
そのルポです。
恩田川の桜の魅力は。
川の幅が狭いので両側の桜がトンネルのよう。
川の水が綺麗で空や桜が映る様子が美しい。
ほどよい水の流れの速さで清涼感がある。
水鳥がいる。
提灯が吊るされていた場所もあるかもしれませんが、
歩いて見る、が基本でレジャーシートを広げてお花見で騒ぐというスタイルではない。
提灯や屋台もない(おそらく)
ゆえに食べ物やお酒のにおいがせず、どんちゃん騒ぎもない。
ことかしら。
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水面に青空と桜が映っています。
サギちゃんがいます。
頭の後ろにアンテナがピン!と立っています。
電波を受信しているのかしら~。
横顔。おそらくコサギ。
恩田川の桜の魅力の一つが、
川幅がほどよく狭いこと。
両岸の桜が近いのがいいです。
花びらの丸い輪も健在でした。
水の上の花びらの影が水底に写っています。
ぜひ画像を拡大クリックしてご覧いただけましたら。
堰に残された花びらは淡いピンクですが、
雪がうっすらと積もったように見えました。
本物の桜と水に映る桜と、
水に映る私の影(手前)。
波間をたゆとう花びらたち。
背黒セキレイとソメイヨシノと。
見事な花筏。
水面すれすれに枝を垂らす桜も少なくありません。
水に映る自分の姿を見て「あら、美しい花」とうっとりしているように見えました。
完全に水に浸かっている花房もありました。
花筏。
そこに鴨が2羽。
スイスイ。
気持ちよさそう。
花びらの重なり具合でしょうか。
限りなく白く見えるものや桜色がはっきりわかるものや。
その繊細な色合いも美しいです。
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