関井一夫展(横浜高島屋)で美しい色にうっとり(その1)
横浜高島屋7階美術画廊で開催されている関井一夫展に行ってきました。
関井一夫さんの万華鏡、鎚起などの金属工芸の技法による造形の大ファン。
画廊は撮影禁止ですが、関井さん、高島屋さんのご好意で
撮影させていただきブログでご紹介させていただく了承を得ました。
繊細かつ鮮やかな色合い、オブジェクトの質感ほか写真では再現しきれないのですが、
少しでもお伝えできればと、2回に分けてご紹介します。
(以下、画像はクリックで拡大します)
「杜神(もりがみ)」はふくろうの万華鏡。
サーベルを抜くようにフクロウを持ち上げると万華鏡の筒になっています。
関井さんの万華鏡の魅力は、
万華鏡を覗いて愉しむ&オブジェとして飾って愉しむ
の2つが味わえることですね。
瑠璃色のガラスに見えるところは関井さん自身が創られた陶器だそうです。
グラデーションが美しかったです。
今回はスマホとデジカメ2つを駆使して撮影させていただきました。
ふくろうは叡智を授けるシンボル。
深い藍色と金色が美しかったです。
金がキラッキラ。
筒を覗くと、すごく遠くに見える模様、浮き上がって近くに見える模様もあり、
3D感がありました。
イスラムの寺院のモザイクのような神秘的な雰囲気もあり。
3D感がなかなかお伝えできないのですが、
ラビリンス感はご堪能いただけると思います~。
奥様で自身も金工作家の浩美さんがライトを筒に当ててくださると
青が神秘的な湖のような鮮やかな色に。
こちらはスマホで。
スマホですとレンズと万華鏡の覗き穴の大きさがほぼ一緒、
かつ、ぴったりと着くので筒の中の広がりがよくわかります。
こちらは杜神(ふくろう)と対のように並んでいた山神のいのしし。
金属ならではのツヤ、質感、表情を豊かにし、見ていて飽きません。
デジカメですと、手前の覗き穴に遮られ、まんまるには写らないのですが、
ニュアンスある色合いをカメラに納めることができます。
金魚の万華鏡。華やかな赤い金魚とシックな黒い金魚。
下の落ちる影、金魚の出目金のシルエットが可愛いです。
赤い金魚を覗くと。
赤と水色のコントラストが鮮やか。
赤い金魚がひらひら泳いでいるかのよう。
スマホで。無限に続くラビリンス~。
その2に続きます。
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