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2019年6月20日 (木)

桜とテイカカズラ(その3)まとわりつく様子の4~6月の様子

桜にまとわりつくテイカカズラ(その1)(その2)の続きです。
(その2)と重複しますが2019年4月の桜の開花から6月までの様子をご紹介しましょう。

アングルその1
象の横顔のような姿の変遷を。

4月2日
シダレ桜が満開。シダレ桜は開花時に、葉がこんなに茂ることはありません。
シダレ桜を覆っているのはテイカカズラの葉です。
20190402_3_1

4月9日
シダレ桜は花が若干残っています。
20190409_jimen1zoushort

4月16日
まだ花が残っています。
20190416_4up

4月19日
シダレ桜は花がほぼ終わり、出始めた葉がテイカカズラの葉のモコモコと競演。
20190419_1

このあとも観察のため写真を撮っていたのですがデータみつからず。

桜もテイカカズラも緑一色に。

5月15日
テイカカズラの白い花が咲いていました。
20190515_5short

アップで。白いスクリュー状の花がいっぱい
20190515_22short

短い葉はテイカカズラの葉。長い葉はシダレ桜の葉かと思います。
20190515_22shortflower

5月27日
綿雪をかぶっているかのように、白い花がもこもこ。
20190527_065345

6月7日
かろうじて花がまだ残っています。
20190607_2

6月11日
20190611 

アングルその2
建物の3階からの眺めの変遷。

2019年5月15日
20190515_3f2
20190515_3f3
20190520_3f4
20190520_3f4line

あひろ屋さんの雪の結晶の手ぬぐい「六花(りっか)」、端正な美しさにうっとり。

あひろ屋さんの手ぬぐいのファンです。
きっかけは「みつ豆」に出会ったことでした。
20190526mitsumame1_1
白い四角は寒天。丸は豆。生地はこし餡色。
この生地の色を外国人だったらどう表現するのでしょう。
赤みがかったボルドー、とか?
日本人には「こし餡色」。
「小倉最中アイス色」。

日本人のDNAに「餡」という存在がしみ込んでいるのを実感。
まさに「みつ豆」の柄と配色に心を射抜かれたのでした♥
(詳細はこ食べ物ブログのこちら

ネットでほかの柄も拝見すると。
日本ならではのモチーフを活かしながら、幾何学的でスタイリッシュな柄や遊び心あふれる柄、
そして渋い配色が魅力的。

国立に近い谷保のギャラリーmusubiさんであひろ屋さんの手ぬぐい展があるのを知り、先日友人と訪ねました。
作家の野口由さんにもお会いすることができました。
みつ豆はいろんなみつ豆を買って、その寒天を取りだして、
大きさを計り同じくらいの大きさで描くことにされたお話もうかがいました。

どの柄も素敵ですが「みつ豆」以外で私が特に惹かれたのが

源氏香。
外国の人は棒が並んでいると思うのかもしれません。
一つ一つの形に名前がついている源氏香が並んでいて、幾何学的な美しさがあります。

ヤドリギ。
植物のヤドリギが好きなので、ヤドリギの手ぬぐいがあるなんてうれしくてたまりません。
3色とも渋い配色が素敵。

デメキン。
musubiの店主坂本眞紀さんが、赤いデメキンで赤ちゃん用の洋服を作られていたのですが、
それがものすごくかわいかったです。
友人はデメキンを買って袋を作ることに決めたそうです。
大人がサブバッグなどでデメキン柄を持ったら、とてもおしゃれだと思います。
遊び心がありますし、なにより、日本の夏、誰もがデメキンをみたら、
縁日や子供のころを思い出してうれしくなるでしょうから。
私もデメキン、欲しくなりました♪

(2020.11.20追記)
デメキンちゃんの柄をのちにゲットしました。
こちら

槍り梅。色味はグレーの花バージョンが好きです。とてもモダン。

さてさて、雪の結晶マニアの私。
やはり雪の結晶を描いた「六花」は見過ごすことができません。

というわけで2枚目として購入したのは「六花」。
20190619ahiroyasan1

雪の結晶がグレーというのもツボなんですよね~。
20190619ahiroyasan2 

土井利位侯が江戸時代にスケッチした雪華が図案になっているわけではありませんが、
似ている形もみつけられます。
すなわち、土井利位侯が顕微鏡で観察して描いた雪華が正確で普遍的であることがわかります。
20190619ahiroyasan3

野口さんはギャラリーに手ぬぐいの柄の下絵のファイルも持っていらっしゃっていました。
心よく撮らせていただいて、またブログでご紹介することもご承諾くださいましたので、
ご紹介させていただきます。

フラッシュを焚かなかったので美しい図案が見えにくいかと思うのですが、
どの絵も素敵です。
左側はサンゴでしょうか。黒系の地に赤のサンゴの手ぬぐいもとてもクールで素敵でした。
20190619ahiroyasan5

雪の結晶のいろんなバリエーションが描かれています。
20190619ahiroyasan6migi

六花の名の通り、本当にお花みたい。
右側はヤドリギですね。ヤドリギも欲しい~。
20190619ahiroyasan7 

あひろ屋さんの手ぬぐいの生地は「徳岡」。
細い糸でつまっているからこそ、首に巻いても「手ぬぐいを巻きました~」感がないのです。

私は長い手ぬぐいの短い辺(両側)にフリンジを作っています。
首に巻く時は手ぬぐいを対角線で折ります(赤のライン)。
Photo_2

そしてさらにざっくりと縦に二つ折り。
首の前から後ろに手ぬぐいを回して、手前に戻して(二重になります)、左右のフリンジの数房を結べばできあがり。

20190619ahiroyasan4

20190619ahiroyasan4short 
↑左右の3つくらいのフリンジを結んでいます。
フリンジが表にでるのがいやであれば裏に折り込んでしまえばOK。

これからの季節、冷房対策や紫外線防止対策にも、ちょっと首元に色を足したいコーディネートにもぴったりです。

2019年6月15日 (土)

春モミジの赤に開眼(その2)赤いシダレモミジのその後

紅葉しているかのように真っ赤なモミジとソメイヨシノが並んでいた。
その色の組み合わせをみてから、春モミジの美しさに目覚めました。
(詳細はこちら
(以下、画像はクリックで拡大します)
20190419yaemomiji1short
↑こちらは八重桜と春モミジ(シダレモミジ)

春なのに秋のよう。不思議な感覚になる春モミジ。

上記のシダレモミジが一番身近なのでその後も観察を続けています。

5月10日。少し黄緑色に変わっています。
20190510_1
↑黄緑色のプロペラもあちこちにいます。

葉のアップ。葉脈といいますか、中央部分から黄緑色が現れているように見えます。
20190510_1113 

こちらは6月11日。
20190611shidaremomiji
一番上の写真とほぼ同じアングルで。
八重桜は花が終わり、すっかり緑一色。
シダレモミジはオレンジと黄緑色がミックス状態。
まだ完全に「緑」にはなっていませんね。

緑色になったら、このページで続きを加筆します。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
赤い春モミジの影響か、今年は春なのに秋のようなこっくりとした配色に惹かれています。
レンガ色、ワイン色・・・。
20190615up_0518rengairo
レンガ色のスカートやコンバース。
色がちょっと暗く写ってしまいましたが、あひろ屋さんの手ぬぐい「みつまめ」を首に巻いたり。
「みつまめ」に関しては食べ物ブログで詳細を。

2019年6月13日 (木)

田毎の月(たごとのつき)シリーズ(その8)田ごとの月ならぬ「田ごとの太陽」

「田ごとの月」ってご存知ですか。
田んぼの1区画1区画ごとに月が映っているという意味で、
江戸時代の広重ほかが浮世絵に描いています。

実際には田んぼがいくつも並んでいてもその一つ一つに月が映ることはないようです。

田ごとの月が描かれたり、俳句に詠まれているのは、虚構。
「時の経過とともにどの田んぼにも月が映る」ということの手法だと思っていました。

ですが、先日。
夕暮れ時、水の張った田んぼを見ていたら、夕陽が複数の田んぼに映っているように見えました。
(以下、画像はクリックで拡大します)

↓いかがでしょう。

20190530tagotonotaiyo1

夕陽が映る田んぼをアップで。
20190530tagotonotaiyo2

奥、中央、手前。すべてに夕陽が映っているように見えます。
①②③と番号を振ってみました。
20190530tagotonotaiyo2bangou

ほんの少し時間が経った様子。
20190530tagotonotaiyo3short

太陽や月から柱のように光が伸びる様子がありますよね。
それがたまたま田んぼによって区切られただけで、
一つ一つの田んぼに丸い太陽が一つ一つ映っているわけではないかもしれません。

つまり「田ごとの太陽」ではないかもしれませんが、
美しい光景でした。


田ごとの月シリーズ
1 浮世絵(広重)
2 my写真。田んぼに映る月(6月。田植え前)
3 俳句(芭蕉、蕪村、正岡子規ほか)
4 童話(後藤楢根)、絵本(野田知佑 文・藤岡牧夫 絵)
5 my写真。田んぼに映る月(8月~9月)
6 my写真。。秋の田んぼに月は映るか。10~11月の田んぼの様子。
7 広辞苑では
8 田ごとの月ならぬ、田ごとの太陽

月の満ち欠け日記INDEXはこちら
カテゴリー【月の満ち欠けカレンダー】はこちら

2019年6月 9日 (日)

月の満ち欠け日記 2019年6月3日~7月2日

「綺麗だな~」と心に残る月に出会った時、
お訪ねいただけるとうれしいです。
ご覧になられたのと同じ月があるかもしれません。
別の空、同じ時間、同じ形の月が。

最近天候不良で月が見られずサミシイという時にも
ぜひお訪ねいただけたら。
(以下、画像はクリックで拡大します。
はみでたら新しいタブで開く、を)

※スマホではレイアウトが崩れる場合は
「PC版サイトを見る」モードで開いてくださいませ。
----------------------------------------------------  
6月6日(四日月)
今クール最初の月です。
左)スマホなので不鮮明ですが、
 日の入り直前の18:44頃の西の空の月。
右)黄色いラインのところにいます。
 月齢3、輝面率11%。
190606_1844w_3th_11_33aine 190606_1844w_3th_11_33a

左)19:48頃の西(やや北寄り)の空の月。
 月齢3、輝面率11%のまま。
中)危難の海がよく見えています。
右)その上にはクレーターのネッサラ、ジェミナス、
 クレオメデスが。
190606_1948wn_3th_11_20ashort 190606_1948wn_3th_11_20ashortshort 190606_1948wn_3th_11_20ashortshort_name

6月13~14日
梅雨の走りのためか、今クールはなかなか月に逢えず。
久しぶりに対面の月はもう半月と満月の間でした。
左)16:39頃、東南東の青空に浮かぶ
 ソーダブルーの月と白い雲。
中左)アップで。月齢9.9、輝面率83%。
中右)日の入り直後19:04頃の南東(やや南寄り)
 の空の月。
右)アップで。そのため空が黒く写っています。
 月齢10、輝面率83%。
190613_1639_1ese_99th_83_21a 190613_1639_2ese_99th_83_21a 190613_1904_1ses_10th_83_42a 190613_1904_2ses_10th_83_42ashort

左)20:31頃の南の空の月。
 月齢10.1、輝面率84%。
右)22:11頃の南西(やや南寄り)の空の月。
 月齢10.1、輝面率84%。
190613_2031s_101th_84_46a 190613_2211sws_101th_84_40a

6月16~(17日)
17時の17:31が満月なので16日の夕方はほぼ満月前日の月となります。
15日の嵐で大気中のチリが洗い流されたのでしょうか。
16日は快晴、そして夕方以降は月日和、星日和でした。

左)月の出から20分ほど経った18:16頃、
 東南東の空低いところに
 丸い月が昇っていました。
 月齢13、輝面率99%。高度3.7度。
中)18:20頃。空全体はこのくらいの明るさ。
右)18:32頃。空の下の方が
 オレンジ色を帯びていて綺麗です。
190616_1816ese_13th_99_37a 190616_1820ese_13th_99_44a 190616_1832see_13th_99_64ashort

左)18:44頃。ヤマボウシ
中左)月は東に 月齢13、輝面率99%。
 高度8.4度。
中右)日は西に
菜の花や月は東に日は西に」をもじってみました♪
 中左の太陽は正確には東南東。
 中右の夕日は正確には西北西ですが、
 ほぼ180度で向かいあっていました。
右)18:52頃(日の入り8分ほど前)と
 南東(やや東寄り)の空の月。
 まわりの雲がピンク色がかって風情がありました。
190616_1843 190616_1844_3see_13th_99_84a 190616_1844_1see_13th_99_84a 190616_1852see_13th_99_07ashort

左)19:07頃(日の入り直後)の月。
 アップなので空が黒く写っています。
中)19:16頃の南東(やや東寄り)の空の月。
 日の入り後もまだ空は蒼さが残っています。
 月は少し黄色く「発光」しているように
 輝きはじめました。
 月の下の雲を照らす様子が美しいです。
 左下には木星が。
右)19:21頃の西の空の様子。
190616_1907_2see_13th_99_12ashort 190616_1916see_13th_99_13ashort 190616_1921see_13th_99_14ashort

左)「田ごとの月」が見られるかな~と
 思ったのですが、見られませんでした。
 一つの田んぼにしか月が映りませんでした。
中左)育ち中の苗の間に映る月。
中右)「水に映った月」が撮れましたヽ(^。^)ノ
 ピント合わせにと四苦八苦。
 かろうじて撮れたのがこの1枚。
右)中左の「水に映った月」を上下反転
 (つまり空にいる本物の月の模様の向き)
 した画像です。
 19:07の月とほぼ同じ模様なのがわかります。
190616_1923see_13th_99_15a 190616_1934_1se_13th_99_16a 190616_1934_2se_13th_99_16a 190616_1934_2se_13th_99_16ajougehanten

左)23:17頃の南の空の月。月齢13.2、輝面率99%。
右)カメラの別モードで撮った1枚。
190616_2317s_132th_99_34a 190616_2319s_132th_99_34a
さて、ほぼ満月に近い月が南の空にいるのにもかかわらず、
星日和。さそり座の「釣り針」やいて座のティーポットもばっちり見えました。
月がない星空ならまだしも、明るい月のまわりなのに。
こんなに星が見えてていいの、とびっくりしました。

ステラナビゲータで6/16  23:17の私が見えた星々を再現してみました。
190616_2317star

さそり座といて座の星々もいっぱい見えました。
そばにほぼ満月に近い月がいるのにもかかわらずです。
190616_2317star_line

6月17~(18日) (17日17:31が満月)
月の出が18:52、月の入りが04:12。
夏至に近い満月。 空の滞在時間が8時間20分と短いです。
左)17日22:02頃の南南東の空の満月。
 まわりの雲を神々しく照らしています。
中左)アップで。少し雲がかかっています。
 月齢14.1、輝面率100%。
 ですが満月の時刻を過ぎて少し欠け始めています。
中右)23:07頃の南(やや東寄り)の空の月。
 くっきり綺麗でした。月齢14.2、輝面率100%。
右)同時刻、別モードで。
190617_2202_1 190617_2202_2 190617_2307_1se_142th_100_31ashort 190617_2307_2se_142th_100_31a

6月18~(19日)
左)21:18頃の南東の空。高い木の向こうに架かる月。
中左)アップで。月齢15.1、輝面率98%。
 満月から2%欠けただけで、
「丸くない」と見てわかりますね。
中右)欠けているのは右上部分。
 クレーターのでこぼこがくっきり。
右)23:17頃の南南東の空の月。
 月齢15.2、輝面率98%。
190618_2118se_151th_98_14ashort 190618_2120se_151th_98_14ashort 190618_2120se_151th_98_14ashortshort 190618_2317sse_152th_98_28a

6月19~(20日)
左)19日22:09頃。月の出から1時間半経っていますが
 南東の空低く、架かっていた月。
 ものすごく赤い月でした。月齢16.1、輝面率95%。
右)22:56頃の南東の空の月。
 まだ月は赤かったでした。
 月齢16.2、輝面率95%。
 右上中心に欠けが進んでいるのがわかります。
190619_2209se_161th_95_14a 190619_2256se_162th_95_21a

6月(20)~21日
左)21日3時36分頃の南南西の空の月。
 月の周りのオーラのような黄色い光が神々しいです。
右)アップで。
190621_0336_2ssw_174th_89_32a 190621_0336_1ssw_174th_89_32ashort

6月21~22日
左)21日23:14頃の南東(やや東寄り)の
 空低く架かる月。
 鈍いオレンジ色でした。雲をまとっています。
中右)雲が切れた瞬間を狙って。
 月齢18.2、輝面率83%。
中右)22日02:17頃の南南東の空の月。
 鈍いオレンジ色の月。
 まわりの空にオレンジ色が広がっていました。
 形といい、色といい、レモンのような月。
右)アップで。そのため、月が白く写っています。
190621_2314see_182th_83_12ashort 190621_2315see_182th_83_12a 190622_0218sse_183th_82_34a 190622_0217sse_183th_82_34a

左)04:35頃の南南西の空。雨雲モクモク。
中)でも1分待ったら、一箇所が明るくなり、
 月がおぼろげに見えてきました。
右)アップで。月齢18.4、輝面率82%。
190622_0435ssw_184th_82_33a 190622_0436_1ssw_184th_82_33ashort 190622_0436_2ssw_184th_82_33a

6月26日(下弦の翌日)
左)梅雨空つづきで月が見られない日が多いですが、
 やっと会えました。
 雲の中に現れた半月翌日の月。
 04:54頃の南南東の空の月。
 月齢22.4、輝面率46%。
右)0609の南の空の月。
 月齢22.5、輝面率46%。
190626_0454sse_224th_46_49a 190626_0609s_225th_46_53a

6月27日
左)04:04頃の南東(やや東寄り)。
 日の出20分ほど前の蒼い空に月の月。
中左)雲をまといながら輝いていました。
 雲越しに地球照のシルエットが見えるような。
中右)アップで。そのため空が黒く写っています。
 月齢23.4、輝面率37%。
 月の海の模様が焼き色に見える「餃子月」。
右)日の出から35分ほど経って
 完全に明るくなった空の月。
「発光」の白から昼間の白の月に。
 月齢23.4、輝面率36%。
190627_0404_1see_234th_37_40a 190627_0404_2see_234th_37_40a 190627_0405see_234th_37_40a 190627_0504se_234th_36_49a
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今クールは「これぞ梅雨!」とうなるくらいにぐずついた天気が続き、月が拝めませんでしたが、
この日記を振り返ってみると不思議。思っている以上に月を見ていたなあと感じます。
最もうれしかったのは、月は東に日は西に、が見られたことと、たんぼに映る「逆さ月」が撮れたことです。
----------------------------------------------------
※月齢、輝面率はステラナビゲータ10で調べたものを記しています。
※月齢は正午月齢ではなく、撮影時刻のものです。

月の満ち欠け日記INDEXはこちら

2019年6月 1日 (土)

ヒマラヤ杉の杉ちゃん成長観察日記 オオチャンシリーズ(その3)2017年9月27日~2019年5月2日

ヒマラヤ杉の種を2016年3月に植えました。

その時に発芽して育った杉ちゃんは2歳まで育つものが少なかったのですが、
大鉢育ちのオオチャンは無事3歳を越えました!

そのオオチャンの観察シリーズ第三弾です。
(以下、画像はクリックで拡大します)

2017年9月27日
オオちゃん。順調に育っています。
20170927_2

が、左側のユズ(おそらく)の育ちが驚異的です。
20170927_1 

2018年2月28日
ほぼ2年目の様子です。
背も伸びましたし、横に出た枝もだいぶ伸びています。
20180228_1

ユズを抜くのはしのびなく、カットしました。
20180228_2short 

2018年5月3日
オオちゃんも順調。
ユズがカットしたにもかかわらず、勢いよく伸びています。
20180503

2018年6月29日
オオチャン、順調。
20180629short 

2018年10月25日
左側のユズがとんでもなくニョキニョキしています。
奥にはピラカンサが赤い実をつけています。
20181025sugi1

オオチャンもずいぶん脇の枝が伸びて、
「木」っぽくなりました。
20181025sugi2
↑茶色くて筋がある質感が、
「茎」ではなくて「木」という風情を醸し出していますよね。

ユズを再びカットしました。
20181025sugi3
抜くのが一番いいのでしょうけれど、
産まれたころから一緒に育ってきた友達でしょうし、
根がすでに絡まっている可能性もあり、抜くことは断念しました。

ベランダの盆栽の杉ちゃんたちは全滅したので、
オオチャンは2016年3月発芽世代の唯一の生き残りとなりました。

2018年11月29日
倒れそうになってきたので、簡易支柱をつくってみました。
見栄えは悪いのですが。
20181129_1short

幹(茎?)はプラスチックの支柱と同じくらいの太さ。
直径0.8~1㎝ぐらいはあるでしょうか。
20181129_2

背の高さは50㎝ほど。
このアングルからだと、いっちょまえにヒマラヤ杉の円錐形のフォルムに。
20181129_3

2019年1月1日
お正月のオオチャン。
20190101short

2019年3月13日
後ろのピラカンサはすっかり緑一色に。
オオチャンは脇の枝もすくすく伸びています。
3歳になりました~。
20190313

2019年5月2日
令和を迎えたオオチャン。
20190502_1short 
カットしてもカットしてもユズも元気に大きく太くなっています。

オオチャンを別の角度から。少し明るい黄緑の束が、新芽といいますか、新葉なのかしらと。
順調に育っているということなのでしょう。
20190502_2

これからどうすればいいのでしょう。
地植えはしない。
鉢でできたら盆栽のように末永く育てていきたい。
ユズはどう共生できるのか。
枝はカットした方がいいのか。
栄養は補充した方がいいのか。

盆栽に詳しい方に助言をいただきたいです。

2016年の発芽ラッシュで育ったものの中の唯一の生き残りです。
ぜひこれからも成長を見守っていきたいです。

オオチャンシリーズ 1 2 3 4

◆ヒマラヤ杉シリーズINDEXはこちら

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emi

  • プラネタリウムでのヒーリング番組制作に携わった後、現在は 土井利位侯の「雪華図説」をライフワークとして調べ中の図書館LOVER。月に魅せられ、毎日、月撮り。月の満ち欠けカレンダー(グリーティングライフ社)のコラムも担当。              興味対象:江戸時代の雪月花、ガガーリン他。最近は、鳥にも興味を持ち始め、「花鳥風月」もテリトリーとなっています。   コンタクト:各記事のコメント欄をご利用くださいませ。コメントは私の承認後、ブログ内に反映される仕様にしています。公表を希望されない方はその旨をコメント内に明記くださいますようお願いいたします。
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