あひろ屋さんの雪の結晶の手ぬぐい「六花(りっか)」、端正な美しさにうっとり。
あひろ屋さんの手ぬぐいのファンです。
きっかけは「みつ豆」に出会ったことでした。
白い四角は寒天。丸は豆。生地はこし餡色。
この生地の色を外国人だったらどう表現するのでしょう。
赤みがかったボルドー、とか?
日本人には「こし餡色」。
「小倉最中アイス色」。
日本人のDNAに「餡」という存在がしみ込んでいるのを実感。
まさに「みつ豆」の柄と配色に心を射抜かれたのでした♥
(詳細はこ食べ物ブログのこちら)
ネットでほかの柄も拝見すると。
日本ならではのモチーフを活かしながら、幾何学的でスタイリッシュな柄や遊び心あふれる柄、
そして渋い配色が魅力的。
国立に近い谷保のギャラリーmusubiさんであひろ屋さんの手ぬぐい展があるのを知り、先日友人と訪ねました。
作家の野口由さんにもお会いすることができました。
みつ豆はいろんなみつ豆を買って、その寒天を取りだして、
大きさを計り同じくらいの大きさで描くことにされたお話もうかがいました。
どの柄も素敵ですが「みつ豆」以外で私が特に惹かれたのが
源氏香。
外国の人は棒が並んでいると思うのかもしれません。
一つ一つの形に名前がついている源氏香が並んでいて、幾何学的な美しさがあります。
ヤドリギ。
植物のヤドリギが好きなので、ヤドリギの手ぬぐいがあるなんてうれしくてたまりません。
3色とも渋い配色が素敵。
デメキン。
musubiの店主坂本眞紀さんが、赤いデメキンで赤ちゃん用の洋服を作られていたのですが、
それがものすごくかわいかったです。
友人はデメキンを買って袋を作ることに決めたそうです。
大人がサブバッグなどでデメキン柄を持ったら、とてもおしゃれだと思います。
遊び心がありますし、なにより、日本の夏、誰もがデメキンをみたら、
縁日や子供のころを思い出してうれしくなるでしょうから。
私もデメキン、欲しくなりました♪
(2020.11.20追記)
デメキンちゃんの柄をのちにゲットしました。
(こちら)
槍り梅。色味はグレーの花バージョンが好きです。とてもモダン。
さてさて、雪の結晶マニアの私。
やはり雪の結晶を描いた「六花」は見過ごすことができません。
というわけで2枚目として購入したのは「六花」。
雪の結晶がグレーというのもツボなんですよね~。
土井利位侯が江戸時代にスケッチした雪華が図案になっているわけではありませんが、
似ている形もみつけられます。
すなわち、土井利位侯が顕微鏡で観察して描いた雪華が正確で普遍的であることがわかります。
野口さんはギャラリーに手ぬぐいの柄の下絵のファイルも持っていらっしゃっていました。
心よく撮らせていただいて、またブログでご紹介することもご承諾くださいましたので、
ご紹介させていただきます。
フラッシュを焚かなかったので美しい図案が見えにくいかと思うのですが、
どの絵も素敵です。
左側はサンゴでしょうか。黒系の地に赤のサンゴの手ぬぐいもとてもクールで素敵でした。
雪の結晶のいろんなバリエーションが描かれています。
六花の名の通り、本当にお花みたい。
右側はヤドリギですね。ヤドリギも欲しい~。
あひろ屋さんの手ぬぐいの生地は「徳岡」。
細い糸でつまっているからこそ、首に巻いても「手ぬぐいを巻きました~」感がないのです。
私は長い手ぬぐいの短い辺(両側)にフリンジを作っています。
首に巻く時は手ぬぐいを対角線で折ります(赤のライン)。
そしてさらにざっくりと縦に二つ折り。
首の前から後ろに手ぬぐいを回して、手前に戻して(二重になります)、左右のフリンジの数房を結べばできあがり。
↑左右の3つくらいのフリンジを結んでいます。
フリンジが表にでるのがいやであれば裏に折り込んでしまえばOK。
これからの季節、冷房対策や紫外線防止対策にも、ちょっと首元に色を足したいコーディネートにもぴったりです。
« 春モミジの赤に開眼(その2)赤いシダレモミジのその後 | トップページ | 桜とテイカカズラ(その3)まとわりつく様子の4~6月の様子 »
「 色 うっとり」カテゴリの記事
- 青山フラワーマーケット南青山本店でビヨン・ヴィンブラッドのポップアップストアが(2024.08.02)
- アジサイの帽子をかぶったエヴァはマイフェアレディのよう❤(2024.06.29)
- お花のお帽子ににっこりするエヴァちゃんにきゅん❤(2024.06.23)
- 2024年春の里山ガーデン(その8)閉幕2日前。赤いポピー、ヤグルマソウが模様替えのいい仕事をしています(No.13)(2024.05.19)
- 東京タワーのふもとの芝公園は空が広くて薔薇も綺麗な超穴場スポット(2024.05.06)
「 雪の結晶」カテゴリの記事
- 雪の次の日。生まれて初めて見た光景。降り注ぐ雪しぶき。(2022.01.15)
- こたべのパッケージに雪の結晶発見!(2020.01.26)
- 2020年1月18日の雪で結晶は撮れるか(2020.01.23)
- 榛原(はいばら)の御朱印帳を手に入れました。土井利位侯の雪華がいっぱい(2020.01.12)
- 雪輪はもっとも好きな雪の文様の図案のひとつ(2019.12.29)
« 春モミジの赤に開眼(その2)赤いシダレモミジのその後 | トップページ | 桜とテイカカズラ(その3)まとわりつく様子の4~6月の様子 »
コメント