モミジの公園シリーズ(その2)大名庭園のような風情。
4月初めのことです。
隠れ家的な素敵な場所に出会いました。
勝手にモミジの公園と命名。
以来、時期を変え、何度か訪ねていますが、
その時々、趣が変わり、発見が増え、魅了されつづけています。
今回は4月初め(最初に訪ねた時)の様子を詳しくご紹介します。
-------------------------------------------
私が訪ねた時はまったく誰も利用者がおらず、
まるで自分だけの庭のように歩くことができました。
きっかけは、川沿いの桜を見に行く途中で、
美しい色合いの一角をみつけたこと。
桜の淡いピンク。針葉樹の深緑に萌葱色、赤の組み合わせにうっとり。
モミジの赤だけではなく垣根もレッドロビンが植えられていて、
赤がいっぱい。
ですので春のような秋のような不思議な感覚。
個人のお屋敷かしら。お庭見させてほしい~と表に回ったら、
公園の看板があり、入れるんだ!やった~!とうれしくなりました。
モミジの赤、三種盛り。
左)オレンジ色。
中)濃い緋色。
右)明るいオレンジがかった色。
モミジは春から赤いものもあるそうですが、
芽吹いた頃は赤くやがて緑に変わるものが多いです。
名前のわからない花(手前)と後ろに赤い葉。
ヒメシャガでしょうか。
万華鏡を眺めているみたいな花びらのひらき。
椿もまだ咲いていました。
ソメイヨシノも満開。
シダレ桜の奥に、モミジの明るい葉が日に透けてさらに明るく。
シダレ桜もまだ花が咲いていました。
サルスベリもからりとした明るい色の幹肌。
イロハモミジでしょうか。緑の葉の重なりが美しいです。
ぐるるるる。
この公園でさらに感動したのが水琴窟があること。
竹筒に耳を当てると。
心を落ち着かせる音が。
大きな松ぼっくりを実らせる大王松が2本ありました!
枝振りの迫力の凄さ!
長い葉が太陽に照らされて、まるでプラスチックのようにテラテラと光っていました。
大王松の下の植物は落ちて枯れた松葉をかぶっていました。
松ぼっくりも大きいけれど、葉もかなりの長さがあります。
苑内には艶やかな赤い椿も。
クリスマスローズもいました。
本当に小さな公園なのに、植栽の素晴らしさ!
シダレ梅もありました。
小さな実がなっていました。
↓この画像ではわかりづらいと思うのですが、
アルファベットのEのように、幹の右側にしか枝が伸びておらず。
不思議な造形でした。
東屋もあります。この屋根の向こうにソメイヨシノがいます。
イロハモミジの明るい黄緑。
住宅街の中にある奇跡の名園。
春モミジの赤とソメイヨシノの淡いピンクの組み合わせの美しさに
開眼させられました。
まわりに住んでいらっしゃる方がウラヤマシイ。
花INDEXはこちら
モミジの公園シリーズINDEXはこちら
« 3月のことですが、上野に「奇想の系譜展」を観にいきました。 | トップページ | モミジの公園シリーズ(その3)4月中旬の様子。モミジは少しずつ黄緑色へ。 »
「 色 うっとり」カテゴリの記事
- 冬色くれよん 雪のち・・・がわっちゃわちゃ~で楽しいです♪(2025.03.16)
- ジグソーパズルにはまっています(その1)50年前のお宝パズルもご紹介(2025.02.15)
- 2025年2月4日、見事な気嵐(けあらし)を見ました!(2025.02.09)
- ビオラシリーズ(その16)花がら摘みは楽し&ハチがかぶりつき!(2025.01.18)
「 緑 お散歩 隠れ家スポット」カテゴリの記事
- 町の中の尾根(おね)が好きです(2025.03.20)
- 2024年秋の里山ガーデン(その6)花と空と鳥と虫とビスと♪(2024.11.16)
- ル・ジャルダン・サクレ(熊谷)は秘密の花園で憩う夢をかなえてくれる空間でした~(2024.10.27)
- 2024年秋の里山ガーデン(その5)10月のいろんな花々(2024.10.24)
- 2024年秋の里山ガーデン(その4)ミューレンベルギアカピラリス、ピンクのふわふわの幸せ~(2024.10.20)
「 花見るシアワセ」カテゴリの記事
- 冬色くれよん 雪のち・・・がわっちゃわちゃ~で楽しいです♪(2025.03.16)
- ビオラシリーズ(その16)花がら摘みは楽し&ハチがかぶりつき!(2025.01.18)
- ビオラシリーズ(その15)夏の花、ロベリアが12月も健在! 青系ビオラと。(2024.12.21)
- ビオラシリーズ(その14)舗道のパンビオのたくましさとガウラ(2024.12.14)
« 3月のことですが、上野に「奇想の系譜展」を観にいきました。 | トップページ | モミジの公園シリーズ(その3)4月中旬の様子。モミジは少しずつ黄緑色へ。 »
コメント