和のあかり×百段階段2019に行ってきました(その2)
その1の続きです。
その2では月にちなんだ作品をご紹介します。
漉工房 高山しげこさんの作品。
高山しげこさんは存じ上げなかったのですが、これぞ「和の灯り!」。
魅せられました。
パルプや和紙を漉く技術を使って、森、月、星などのモチーフをテーマに作品作りをされているようです。
針葉樹の向こう側に沈む月。
紙が厚いところが濃く、薄いところが明るく、光が創るシルエットが絵となって浮かび上がるのでしょう。
風情があります。
沈む月をトリミングしてみました。クリックするとかなり大きくアップになります。
灯りが透けた紙の質感が伝わりますでしょうか。
無数の星と流れ星の軌跡。繊細です。
カラフルな紙がつかわれているわけではない、一色の濃淡。
ですが見飽きません。
ぜひほかの作品も拝見したいです。
サンドアートデュオemullenuettさんの作品が映像で流れていました。
私のカメラの構え方が甘く、ちょっとピンボケしているのですが。
月がモチーフになっていました。
↓細い月の左側に濃い色が見えるのはアーティストの手の影だったかと思います。
さらさらっと動いて丸い月に。
こちらはかぐや姫でしょうか。
サンドアートは茶色いからラテアートのようにも見えます。
満月に空飛ぶ金魚。満天の星が現れて、月が満ち欠けして。
ファンタジックなサンドアートの映像でした。
入江千春さんの昭和の懐かしい時代を再現したようなあかり絵。
2匹の餅つきウサギの影が郷愁を感じさせました。
百段階段の途中に設けられたそれぞれの間(空間)が壁面、天井画含めて和の情緒たっぷり。
闇があるからこそ、光が「映える」。
光があるこらこそ、闇を愉しめる。
そんなことを感じました。
その3につづきます。
その3は雅叙園さんのお庭の紫陽花とおすすめのパウンドケーキです。
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