モミジの公園シリーズ(その8)8月下旬。緑万色。
小さいけれど素敵なモミジの公園(勝手に命名)。
沿線に住んでいらして、この公園の魅力を一緒にわかってくださる、と思う友人と8月下旬訪ねました。
2回に分けてのルポ。
今回は緑編。次回はあずまやや花、実編です。
8月になれば緑一色だろうと思って訪ねると。
やはり緑一色。
でも、緑もいろんな色があって、まったく単調ではありません。
このくらい赤みが残っているモミジもあります。
赤いプロペラがまだありました。
芭蕉でしょうか。さらに育っていました。
一枚の葉の長さは150㎝ほどありそう!
サルスベリがあることはわかっていたので、行く前は
「8月はサルスベリくらいしか咲いている花がなくて、
あとは緑一色」と思っていたのです。
サルスベリはあちこちにありました。
けれど、びっくり花が咲いていないのです!
この公園のすぐそばの住宅街でも咲いていたのに。
黒く見えるのは花ではなくて、おそらく去年から残っている実。
調べてみると。サルスベリは強剪定が必要なようですね。
剪定して今年伸びた新芽に花がつくとか。
となると、実があるということは剪定がされていないということなのかもしれません。
(あくまでも推測です)
シダレ桜の幹とすっかり緑になったモミジ。
草間弥生の水玉のような葉も健在。
蝉しぐれがものすごかったです。
クモもあちこちに巣を張っていました。
こんな虫もいました。
おそらくキマダラカメムシの幼虫です。
水琴窟の音色が涼しく感じられました。
2本の大王松(だいおうしょう)を下から仰いで。
ワシャワシャした葉と青空と。
木の高いところのぼっくりをズームでパシャリ。
ぼっくりが少し茶色くなりかけているようです。
大王松の下の植物にも地面にも枯れ松葉がいっぱい落ちています。
私のこのスニーカーが25cm。
大王松の松葉がいかに長いか、おわかりいただけると思います。
フキでしょうか。
5月中旬(その5)でニョロニョロだった松が
こんな、びっくりして毛が逆立った猫の尾のようになっていました。
わかりづらいと思うのですがタギョウショウの幹のウロに種が落ちて発芽したのでしょう。
育っているモミジ。
黄緑のプロペラもありました。
大木のセンダンの茂った葉が見事。
緑にもいろんな色合いがあって「緑一色」ではなくて「緑万色」といえるでしょう。
やはり何度きても飽きないですし、
その都度発見があります。
面積は小さいのに植物が豊か。
遮られる死角が多いので、ほかに公園にいらした方がいてもプライベートな庭気分で愉しめます!
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