月の満ち欠け日記 2019年8月30日~9月28日
「綺麗だな~」と心に残る月に出会った時、
お訪ねいただけるとうれしいです。
ご覧になられたのと同じ月があるかもしれません。
別の空、同じ時間、同じ形の月が。
最近天候不良で月が見られずサミシイという時にも
ぜひお訪ねいただけたら。
(以下、画像はクリックで拡大します。
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9月6日(上弦)
今クール最初に撮れた月は、もう半月となっていました。
15:14頃の南東(やや南寄り)の青空の中の月。
月齢6.8、輝面率52%。
9月8~9日
左)&右)
15:43頃の空。台風が夜から来るということで、雲の動きが速いです。
黒い雲、白い雲、いろんな形の雲が出ていました。
速くすぎる雲、空の高いところをゆっくり流れる雲。
そのコントラストに圧倒され撮りました。
月の出は14:26。
東の低く姿があるはずなのですが雲に遮られて見えず。
9月9~(10)日
9日夕方。
台風一過の日は夕焼けが綺麗という法則があります。
9日の夕方もオレンジとグレーの雲のコントラストが綺麗でした。
窓越しにパシャリ。
今回の台風では停電の被害が続いています。
はやく復旧しますように。
左)9日21:34頃の南南西の空の月。
月齢10.1、輝面率81%。
中)22:03頃の南南西の空の月。
月齢、輝面率変わらず。
右)23:48頃の南西の空の月。
起上りこぼしのように、コロン。。
とした形がかわいいです。
月齢10.2、輝面率82%。
9月11~(12日)
左)雷雨が通り過ぎた11日18:53頃、空の一角が
明るくなり、月のありかがわかりました。
中左)少しアップで。
南東の空。月齢12、輝面率93%。
中右)23:48頃の南西(やや南寄り)の空の月。
右)アップで。月齢12.2、輝面率94%。
9月12~(13日)
12日21:35頃の南南東の空の月。
雲越しでほわっと。月齢13.1、輝面率97%。
9月13~14日
13日は旧暦8月15日で中秋の名月。
日付が変わってから美しい月を仰ぎみられました。
左)13日21:19頃の南東(やや南寄り)の空の月。
まわりの雲が「虹色」というと言い過ぎですが
淡くオパールのような輝きに。
中左)アップで。月齢14.1、輝面率99%。
中秋の名月は満月とは限りません。
中右)22:24頃の南南東の空の月。
この時も月のまわりの雲がオパールの輝き。
右)アップで。月齢14.1、輝面率99%。
左)14日01:24頃の南西(やや南寄り)の空の月。
くっきり綺麗でした。月齢14.2、輝面率100%。
満月の時刻が14日13:33なので
厳密には若干まだ満たない月です。
中)カメラの別モードで。
右)まだ欠けているところ。
クレーターのゴツゴツが見えます。
9月(14)~15日(14日13:33が満月)
左)15日00:06頃の南の空の月。
くっきり綺麗でした。月齢15.2、輝面率100%。
中左)満月の時刻から12時間近く経っているので
このあたりがすでに欠け始めています。
中右)このあたりもゴツゴツしていますね。
満ちれば欠ける。欠けても満ちる。
月はいっときも同じ姿ではとどまっていません。
右)05:32頃の西(やや南寄り)の空の月。
淡い紫色がかったグレーの夜明けの雲の上に
ほんのりオレンジ色に照らされた月がいました。
左)05:33頃。みるみる雲の中に沈んでゆきます。
中左)05:34。
中右)05:35。
右)05:36。月没15分ほど前。
ほぼ雲の中に沈みきりました。
9月(16)~17日
左)17日05:00頃、夜明けの蒼い空、西南西の月。
右)アップで。月齢17.4、輝面率94%。
少しへんこんだ紙風船のような形。
9月(17)~18日
左)18日05:00頃の西南西の空の月。
まわりの薄雲を照らし
ツベルクリンの陽性反応のよう。
中左)少しアップ。
中右)もう少しアップ。
まわりの雲がオパールのような輝き。
右)月齢18.4、輝面率88%。
左)17日05:00頃の欠け際。
中)18日05:00頃の欠け際。
クレーターのヘラクレスとアトラスの位置が
24時間でどのくらい欠けたがを示しています。
右)06:33頃の西(やや南寄り)の空の月。
青空の中で透き通っているよう。
月齢18.5、輝面率88%。
9月(18)~19日
左)19日朝5時過ぎの南西(やや西寄り)の
蒼い空の月。
左側に雲が淡い筋となって見えています。
中左)月をアップ。
そのためまわりが黒く写っています。
月齢19.4、輝面率81%。
中右)別モードで。
どちらで撮るのがいいのかいつも迷います。
いずれにしてもクレーターがくっきり!
右)24時間経って、
クレーターのヘラクレスとアトラスは
欠けた側になり見えなくなりました。
左)05:52頃の西南西の方角。
すっかり夜が明けた青空と秋の雲と月(右上)
高度は44度と高いです。
中)少しアップで。
月の海が淡いブルーグレー色。
右)アップで。月齢19.4、輝面率81%。
9月(19)~20日
20日朝5時前の西南西の空の月。
月齢20.4、輝面率73%。
17日~20日の朝5時頃の月を
4日連続で見ました。
特筆すべきはほぼ同じ西南西の空に出ていること。
月は平均一日につき50分ずつ月の出が遅くなります。
月が東の空に昇り南の空を通り
西の空に沈むのであれば、
毎日同じ時間に月をみたら、
月の位置が西からどんどん南に移動しているようにみえるはず。
月が空の高いところを通るため4日経ってもその方角があまりかわらないのですね。
(うまく説明できずすみません)
9月(21)~22日
左)22日00:10頃の東(やや北寄り)の空の月。
中)少しアップ。
かなり手前を黒い雲が行き過ぎます。
月に照らされた雲がオパールの輝き。
右)アップ。月齢22.2、輝面率55%。
月の位置が東よりも北側なのに
高度が24度もあるのは
月の出の位置が東北東よりもさらに北側だったから。
左)05:35頃の南東の空。ほのかに朝焼けも。
右)南(やや西寄り)の月をアップで。
月齢22.4、輝面率53%。
高度は76度。高いです。頭上に感じるくらい。
この後、雲が覆い、月は見られなかったのですが、
ステラナビゲータで調べると、
西の空で高度が37度ぐらい、
月没は西北西よりも北寄りになります。
冬の満月のように深い角度で
初秋の半月は空を渡ったのでした。
9月(22)~23日
左)台風由来の強い南風が雲を吹き飛ばす中、
雲の切れ間に月が見えました。
23日10:23頃の西の空、月齢23.6、輝面率40%。
中)青空にソーダブルーの月。
右)月がくっきり見えても、すぐ次の雲が月を隠します。
9月(23)~24日
左)24日朝8時前の南西(やや南寄り)の空の月。
頭上を見上げるぐらいの高さに感じました。
右)アップで。
月齢24.5、輝面率30%。高度は74度。
9月25日
左)12:13頃の西の空の月。
このくらいの細さでも方角さえわかれば
すぐみつけられます。
右)アップで。月齢25.7、輝面率19%。
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今クール印象に残った月TOP2。
9月13~14日の月。
雲をオパール色に染めた月光の美しさ。
9月21~22日の下弦の月。
頭上を見上げるぐらいに感じた高度が圧巻。
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※月齢、輝面率はステラナビゲータ10で調べたものを記しています。
※月齢は正午月齢ではなく、撮影時刻のものです。
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