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2019年11月28日 (木)

月の満ち欠け日記 2019年11月27日~12月25日

「綺麗だな~」と心に残る月に出会った時、
お訪ねいただけるとうれしいです。
ご覧になられたのと同じ月があるかもしれません。
別の空、同じ時間、同じ形の月が。

最近天候不良で月が見られずサミシイという時にも
ぜひお訪ねいただけたら。
(以下、画像はクリックで拡大します。
はみでたら新しいタブで開く、を)

※スマホではレイアウトが崩れる場合は
「PC版サイトを見る」モードで開いてくださいませ。
----------------------------------------------------  
11月30日(四日月)

今クール最初に逢えたのは四日月でした。
左)14:40頃の南の空、
 高くも低くもない位置に月がいました。
 細いです。方角の検討がついていなければ
 みつけるのはむずかしいくらい目立たない月。
 月齢3.6、輝面率14%。
中)日没15分ほど前の16:14頃の南南西の空の月。
 夕空が淡いグラデーションに。月は左上に。
右)アップで。月齢3.7、輝面率15%。
191130_1440s_36th_14_31a-2 191130_1614ssw_37th_15_27a 191130_1615ssw_37th_15_27a

左)17:26頃の南西(やや南寄り)の空の月。
 とっぷり日が暮れました。
 月齢3.7、輝面率15%。
中)アップで。危難の海、ブルクハルト、
 クレオメデスなどが見えます。
右)地球照も見えていました。
 (この画像は明るく微調整しています)
191130_1726sws_37th_15_20ashort 191130_1726sws_37th_15_20ashorshot 191130_1727sws_37th_15_20a-light

12月1日(五日月)

左)15:22頃の南の空。薄雲越しの月発見。
中左)アップで。月齢4.6、輝面率22%。
中右)16:23頃の南(やや西寄り)の夕空の月。
右)アップで。月齢4.7、輝面率23%。
191201_1522s_46th_22_32a 191201_1523s_46th_22_32a 191201_1623ashort 191201_1624sw_47th_23_31a

左)16:50頃の南南西の空の月。
 実際にはもう少し蒼が薄い色でした。
中左)月と同じ画像に入れきれませんでしたが、
 西寄りの空低く、金星がいました。
右)月のアップ。月齢4.7、輝面率23%。
191201_1650ssw_47th_23_30a 191201_1651kinseishort 191201_1649ssw_47th_23_30a

左)17:09頃の南南西の空の月。
 空はわずかにオレンジ色が残っています。
中左)地球照が見えています。
中右)少しアップ。何度みても地球照は神秘的。
右)アップで。月齢4.7、輝面率23%。
191201_1709_1ssw_47th_23_29a 191201_1709_1ssw_47th_23_29aup 191201_1709_2ssw_47th_23_29a 191201_1710ssw_47th_23_29ashort

左)18:33頃の南西の空の月。
 温風がでているビルが手前にあったのか、
 見事なほど輪郭がゆらゆらニジニジ。
中左)19:46頃の南西(やや西寄り)の空の月。
 月齢4.8、輝面率23%。
 少しずつオレンジ色になっています。
中右)20:10頃の南西(やや西寄り)の空の月。
 輝面率は24%に。
右)20:14頃(月没30分前)の月。
 月齢4.8、輝面率24%。
191201_1833sw_48th_23_19a 191201_1946sww_48th_23_87a 191201_2010sww_48th_24_48a 191201_2014sww_48th_24_41a
夜早くに沈む五日月ですが、
昼間の白い月から地平線に沈む前のオレンジ色の月まで
色の変化がたっぷり楽しめました。

12月3日
左)15:14頃の南東(やや南寄り)の空の月。
 二日ぶりに逢った月は
 もうこんなに太くなっていました。
 月齢6.6、輝面率40%。
中)16時過ぎの南南東の空の月。
 月齢6.7、輝面率41%。
右)22時頃の西南西の低空の月。
 もう月は見えないよな~と歩いていたところ、
 ちょうど建物と建物の隙間に濃い黄色の月が。
 月齢6.9、輝面率42%。
 月没37分ほど前ですが高度もう約6度という低さ。
191203_1514ses_66th_40_32a 191203_1603_sse67th_41_36a 191203_2200wsw_69th_42_6a

12月4日(上弦)
左)15:46頃の南東(やや南寄り)の空の月。
 青空の中で月の海も海の色。
 月齢7.7、輝面率50%。
 上弦の時刻が15:58ですので半月of半月。
中)16:42、日の入り約10分後の南南東の空の月。
右)アップで。そのため周りが黒く写っています。
 月齢7.7、輝面率50%。 
191204_1546_ses77th_50_34a 191204_1642_sse_77th_50_40a 191204_1643_sse_77th_50_40ashort

左)16:42の月のアップ。欠け際に月面Xが。
右)欠け際下の方にVマーク。
 上の方に「ニ」のような形が。
 三脚なしに手持ちで月のクレーターが
 写せるのは何度撮ってもうれしいです。
191204_1645_sse_77th_50_40a 191204_1646_sse_77th_50_40a 

左)16:49頃の夕空にピカリと金星。
中左)16:53頃。
 夕映えのグラデーションにうっとり。
中右)18:38頃の南(やや西寄り)の空の月。
 月齢7.8、輝面率51%。
右)21:29頃の南西(やや西寄り)の空の月。
 月齢7.9、輝面率52%。
 月面Xはかろうじて見えます。
191204_1649_sse__77th_50_40a 191204_1653_sse__77th_50_40a 191204_1838_sw78th_51_42a 191204_2129_sww_79th_52_22a

12月5日~(6)日
左)5日15:15頃の南東(やや東寄り)の青空の月。
 雲間をスイ~と泳いでいるよう。
中左)アップで。月齢8.6、輝面率59%。
中右)19:29頃の南南西の空の雲越しの月。
 雲をヴェールのように輝かせています。
右)アップで。月齢8.8、輝面率61%。
191205_1515_see_86th_59_27a 191205_1516_see_86th_59_27a 191205_1930_ssw88th_61_45a 191205_1929_ssw88th_61_45a

12月7~8日
左)7日17:19頃の南東(やや東寄り)の空の月。
 金色のイチョウの右手に。(スマホで撮影)
中)8日00:08頃の西(やや南寄り)の空の月。
 厚い雲の一角がほのかに明るくなりました。
 その形がまるで鳥のよう。
右 )数分後、かなり姿を現したところをパチリ。
 月齢11、輝面率79%。
 青墨のような雲が幻想的。
191207_1719_see_107th_78_41a 191208_0008_ws_11th_79_25a 191208_0012_ws11th_79_24ashort

12月8~(9)日
左)17時過ぎの夕空に金星ピカリ。
中左)17:06頃の夕空のグラデーション。
 (月はいません)
中右)17:07頃の東南東の空の月。
 アップなので周りの空が黒く写っています。
 月齢11.7、輝面率85%。
右)22:19頃の南西の空の月。
 月齢11.9、輝面率86%。
 下に重心があるようなコロン形がかわいいです。
191208_1705kinsei 191208_1706sunset 191208_1707_ese117th_85_34a 191208_2219_sw_119th_86_54a

12月10~(11)日
左)10日22:32頃の南(やや西寄り)の空高く。
 月齢13.9、輝面率97%の月。
 高度70度。ほとんど真上を見上げている感覚です。
中)雨の海付近の模様は、
 キツネのようなクマの顔に見えます。
右)目と鼻があります。
 顔の右側、濃い小さな丸はプラトー。
 顔の左側、小さな白く輝く丸はコペルニクス。
191210_2232_sw_139th_97_70ashort 191210_2232_sw_139th_97_70aten 191210_2232_sw_139th_97_70atenline

12月11~12日
左)11日21:19頃の南東(やや東寄り)の空の月。
 月齢14.9、満月前日で輝面率は99%。
中左)22:30頃の南南東の空の月。
 雲を照らして
 ほのかに虹色がかったオパールのような輝き。
中右)アップで。月齢14.9、輝面率99%。
右)12日03:03頃の西の空の月。
 月齢15.1。満月の時刻が12日14:12なので
 すでに輝面率は100%になっています。
191211_2119_see_149th_99_62ashort 191211_2230_1sse_149th_99_72a 191211_2230_2sse_149th_99_72a 191212_0303w_151th_100_36a

12月12~13日(12日14:12が満月)
左)12日17:13頃の東北東の空低く、
 みつけた今年最後の満月。
 神々しく金色に輝いていました。
 月齢15.7、輝面率100%。
 月の出から40分ほど経っていますが今度はまだ6度。
 右)西の空には夕映えに浮かび上がる富士山。
191212_1713_ene_157th_100_61a 191212_1714fujisan

左)17:12頃の東北東の空の月。
 月齢15.7、輝面率100%。
 高度が7.6度まであがったため、
 手前の川に映りはじめました。
 画像右下のほわっとしたオレンジ色の部分です。
右)アップで。ゆらゆら、水面の月光。
191212_1721_ene_157th_100_76a 191212_1722_ene_157th_100_76a

12月13~14日
14日04:03頃の西の空の月。
月齢17.2、輝面率97%。右下が欠けはじめ。
191214_0403_w_172th_97_48a

12日14~15日(ふたご座流星群)
ふたご座流星群15日02:20~03:00ぐらい眺めました。
薄雲が広がりつつあったのですが、
シュュッといくつか見られました!!
左)14日23:58頃の東南東の空の月。
 月齢18、輝面率93%。
中)ふたご座流星群の見ごろの夜。
 ステラナビゲータ10での放射点に
 冬の大三角、オリオン座の線を足してみました。
右)15日02:27頃の南西(やや南寄り)の空の月。
 月齢18.1、輝面率93%。
  高度が75度と超高いです。
 月は実際にはこの画像より右に回転して
 「立っている」ような形でした。
191214_2358_ese_18th_93_63a 191215_0220futagozaryuseigun 191215_0227_sws_181th_93_75a

12月15~16日
左)15日22:57頃の東の空の月。
 月齢19、輝面率86%。
中左)16日04:59頃の西南西の空の月。
 月齢19.2、輝面率85%。
中右)06:32頃の西の空の月。
右)アップで。そのため空が黒く写っています。
 月齢19.3、輝面率85%。
191215_2257_e_19th_86_39ashort 191216_0459wsw_192th_85_58a 191216_0632w_193th_85_40a 191216_0633w_193th_85_40ashort

12月17~18日
左)06:25頃の南西(やや西寄り)の夜明けの空の月。
中左)アップで。そのため周りが黒く写っています。
 月齢21.3、輝面率65%。
中右)06:32頃の南西(やや西寄りの空)の月。
右)アップで。月齢、輝面率ともにかわらず。
191218_0625_sww_213th_65_57a 191218_0626_sww_213th_65_57a 191218_0632_sww_213th_65_57a 191218_0633_sww_213th_65_57a

12月19~20日
左)20日の出直後の06:49頃の
 南(やや西寄り)の空の月。
 葉が落ちた冬の木々の梢とともに。
中左)少しアップ。
中右)アップ。月齢23.3、輝面率42%。
右)11:16頃の西(やや南寄り)の月。
 青空の中で透けているかのよう。
 月齢23.5、輝面率40%。
191220_0649_1sw_233th_42_55a 191220_0649_2sw_233th_42_55a 191220_0649_3sw_233th_42_55a 191220_1116ws_235th_40_15a

12月24日(新月二日前)(地球照が美しい!)
左)06:04頃の南東(やや東寄り)の空の月。
 日の出前。空の下の方がほのかに明るく。
 まだ暗く寒いのに歩道の落ち場を
 掃いてくださる方が。
 その竹ぼうきの音を聞きながら、眺めた月。
中左)地球照もはっきり見えました。
 右下に星が二つ。
中右)矢印の位置です。
 ステラナビゲータで調べると。
 さそり座のアクラブ2.56等星と
 ジュバ2.29等星でしょう。
右)月とアクラブ。
191224_0604_1see_272th_6_16a 191224_0604_2ssee_272th_6_16a 191224_0604_2ssasorisee_272th_6_16a 191224_0606ssee_272th_6_16a

左)アップ。
 月の暗い部分の模様がうっすらと見えているのが
 おわかりいただけるでしょうか。
中左)参考画像。月の海が同じ傾き具合の満月。
 こんなふうなウサギの傾きで
 地球照が見えているのです。
中右)06:20頃の南東の空の月。
 空がかなり明けてきました。
右)月をアップで。月齢27.3、輝面率6%。
 まだ、肉眼でも月の暗い部分の輪郭がわかります。
191224_0605see_272th_6_16a 150105_1735ene_143th_100_5071 191224_0620se_273th_6_18a 191224_0621se_273th_6_18a

左)06:48(日の出時刻)の南東の空。
 冬木立の上にかろうじて細い月が。
中)黄色いラインのところです。
右)アップで。月齢27.3、輝面率6%。
191224_0648_1sse_273th_6_22a 191224_0648_1s_linese_273th_6_22a 191224_0648_2se_273th_6_22a
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今クール一番印象的だったのは12月24日の夜明けの月の地球照の美しさ。
つづいて、12月4日の月面Xです。
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※月齢、輝面率はステラナビゲータ10で調べたものを記しています。
※月齢は正午月齢ではなく、撮影時刻のものです。

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emi

  • プラネタリウムでのヒーリング番組制作に携わった後、現在は 土井利位侯の「雪華図説」をライフワークとして調べ中の図書館LOVER。月に魅せられ、毎日、月撮り。月の満ち欠けカレンダー(グリーティングライフ社)のコラムも担当。              興味対象:江戸時代の雪月花、ガガーリン他。最近は、鳥にも興味を持ち始め、「花鳥風月」もテリトリーとなっています。   コンタクト:各記事のコメント欄をご利用くださいませ。コメントは私の承認後、ブログ内に反映される仕様にしています。公表を希望されない方はその旨をコメント内に明記くださいますようお願いいたします。
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