感染の危険を覚悟しながら命がけで救おうとする医療従事者の姿にジーン。
昨日は春の大あらし。
午後はTBSドラマ『仁』を視ながら自宅で今まで撮った画像の整理をしました。
名前のわからなかった花がいくつも判明できました。
↑クレマチスだったのですね
コロリ(コレラ)に立ち向かう江戸時代の人々の姿に胸が熱くなりました。
最初にこのドラマを視た時(こちら)に感じた咲の聡明さに今回も打たれました。
「コレラともいうのですね」。
麻酔というものを知り「これは言葉の麻酔です」と説明する。
産婆だと機転を効かして、大名行列の脇をすりぬける。
そして新型コロナが猛威をふるう今だからこそ、
あらためて江戸時代の人がコレラを恐れる気持ちが切実にわかりました。
(コレラを恐れる気持ちが切実にわかる事態に21世紀を生きる自分が直面するとは想像もしていませんでした。
神社や寺に疫病退散のお守りがあることも藁にもすがる思いだったんだと昔の人々に心から共感できることになるとは)
このドラマの魅力は、自分の死を恐れず人を救おうとする姿、江戸時代の技術力、
医術を身に着けようとする向学心(江戸時代にタイムスリップした南方から点滴の方法ほか貪欲に技術を学ぼうとする)が描かれています。
せいいっぱい生きる市井の人、医術に生きる人々の聡明さ、などに打たれます。
そしてコレラと戦う南方仁や緒方洪庵や弟子の姿が
今、新型コロナに立ち向かっている多くの医療従事者の方たちの姿と重なりました。
今、私がこのドラマを視ている間にも
仁たちと同じように感染の危険を覚悟しながら、目の前の感染者を救おうとしている。
そう思うとこみあげてくるものがあります。
何も手助けできないからこそ、負担をかけることはしたくない。
自分が感染しないことが一番まわりの人のためになる。
あらためて気をひきしめて過ごそうと思います。
P.S.
『仁』はこのドラマに出演するだけで生きてきた意味を全うできたのではないか
と思うくらいみなさんの演技が素晴らしいのですが、
戸田菜穂演じる喜一の母。喜一がコレラから助かったことを知って、
よろこびの声を出せないままへなへなとなるシーンも心に残る名シーン。
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