白いタンポポにまつわるトラウマ。白たんのたくらん。
2019年3月から画像はサムネイル(少し不鮮明)でアップしています。
お手数ですがクリック・拡大でご覧いただけましたら。
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白いタンポポを今年も見られてうれしい!と思うと同時に過去のトラウマがよみがえります。
2016年のことです。
白タンに出会いました。
私有地ではなく、土手のようなところに咲いていたので、種を少しもらって帰ったのです。
コンテナに植えました。
タンポポは根が1メートルぐらい張るのでコンテナでは難しいと聞いていましたが、
どうせ発芽しないからと。
というのは、白タンの発芽率はすごく悪いからです。
だからこそ繁殖しにくくレア植物になっているわけですね。
ところが、なんと発芽!
毎日、がんばって育ってね~と声をかけると
みるみる育っていきました。
2017年2月。
立派な葉を茂らせました。
↑右にある丸い葉はガーデンシクラメン。
勢いに押されて窮屈そう。
中央に立ち上がりそうな葉が現れました。
うれしいな♪
白いタンポポが自宅でみられる。うれしいな♪
と観察をつづけていたのですが。
ん?
葉の中央にへんなごつごつが。
タンポポってす~っと茎が1本伸びる造形のはずなのに…
とりあえず観察続行。すると
茎が伸びるところか、黄色い花びらが見えはじめ。
二日後にはこんな姿に。
キイイイイイイイ!!(怒りの叫び)
白タンじゃない!!!( `ー´)ノ
調べると。
オニノゲシかノボロギクでしょうか。
絶対花屋で売らない花。
誰も庭に植えようと思わない花。
勝手に道端にがんがん生えている花。
育てちゃあかん奴らだったのです~。
すっきりとした茎の先に白い可憐な花が咲く、
を夢みていた私にとっては
根元のこのごつごつが、映画プレデターのお面を脱いだプレデターぐらいおぞましく見えました。
「私はあんたなんかが育つために、毎日楽しみに眺めていたわけじゃない。
ガーデンシクラメンに狭い思いをさせたわけじゃない!」
まるで托卵だと思いました。
鳥が他の鳥に自分の卵と思わせて抱かせて、
かわりに孵化させてしまうように。
土手で白たんの種を採取した時に、
まちがえてこのおぞましい種を持って帰ってしまったのでしょうか。
騙されて愛情かけて育ててしまった。
悔しくなり、すぐに引き抜きました。
だがすでに遅し。
ここまで成長を見届けてしまったため、
根がはっていて、引き抜くにも一苦労。
ほとんどコンテナの中の土が持っていかれた感じでした。
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これが白たんの托卵事件です。
トラウマがありますが、また種を持って帰りました。
ダメ元でもう1回挑戦してみます。
(追記 やはり発芽せず。白タンの繁殖はむずかしそう)
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