またまた素敵な花に出会ってしまいました。青い宝石、ホタルカズラ。
2019年3月から画像はサムネイル(少し不鮮明)でアップしています。
お手数ですがクリック・拡大でご覧いただけましたら。
--------------------------------------------------------------
今、運動がてらの近所散歩が楽しくて仕方がありません♪
・緑が多いエリアなので森や林でいろんな植物にであえる
・住宅街を歩けばそれぞれのおうちの素敵なガーデニングに魅了される
・雑草の激写にはまっているので、道路わきの雑草をしげしげ眺めるだけで発見がいっぱい
そんな私が一目ぼれしてしまって、
虜になっているのがホタルカズラです。
今回は画像をかなり大きなサイズで取り上げています。
重くなってしまっていたらすみません。
ぜひクリック拡大してお花をドアップして
その青の世界に顔をうずめていただけたらうれしいです。
木の根元に青っぽい小さな花がありました。
スミレかな~とパシャパシャ撮って、
帰宅後、画像を見て。
ん?
スミレではないような。
いろいろ調べてホタルカズラと判明。
もう一度激写しに行ったのでした。
↓スミレかな~とスルーしてしまう人多いと思います。
地面にはいつくばって激写。
青が美しいと思いませんか!
ネモフィラの水色よりははるかに濃いです。
でもスミレほど紫がかっていません。
デルフィニウムのブルーに近いと思います。
個体差あります。少し淡い色のものも。
可憐な5弁の花です。
斜め横から。
ペタンコではなくユリやつつじみたいにラッパ系。
とても美しい個体の花をアップ。
少し斜めから。
これは別の個体。
花の盛りを過ぎているのでしょうか。
痛んでいるものもいくつも見られます。
光の加減だけではなく、瑠璃色に近い個体。
中央の5つの放射状部分も白ではなくて青。
オオルリなどの青い鳥の青のようでうっとり。
↓こちらは別の日の画像。
やはり日差しの加減ではなく、この個体だけ特別に瑠璃色です。
ルリビタキかオオルリの化身ではないかと思うくらい
少し下から見上げたホタルカズラを。
花びらが少しフリル状。
別の角度の花を。
中央の5つの筋が淡い青でグラデーションが美しいです。
横から見るとラッパ状なのがわかります。
↓別の日の画像から。花の付け根がわかるものを。
ラッパ状で奥が深いです。
といってもこのお花全体がスミレの花ぐらいの大きさ。
(花の先から付け根までせいぜい2センチぐらいでしょうか)
けっして、ツツジやサツキぐらいの大きさがあるわけではありません。
つぼみは紫色。
花が開くにつれ、ブルーになっていくのでしょう。
さて、ホタルカズラ。
普通の花と何か違うとお気づきになった方もいらっしゃるでしょう。
そう。おしべとめしべがない!
中央部分を拡大すると。
真ん中にくぼみがあって、
その上に陸橋をかけるように5方向に梁のようなものがかかっているのかしらと。
↑産毛のようなものが。キラキラ光っています。
少し斜めの角度でもおしべめしべは見えませんね。
やはり見えず。
ネットで調べると、このくぼみの奥におしべめしべが鎮座しているようです。
虫はこの5つと中央部分、計6つの穴から奥に入って
受粉の手助けをする(させられる)のでしょう。
確かに、私が虫なら青の美しさに魅せられ、
飛んできて
この空洞が気になって奥に行ってしまいそう。
というわけで、
1)花びらが「青一色」(青紫~青~水色のグラデ)
ネモフィラのように花びらの中央側が白のバイカラーということもない。
2)おしべめしべが隠れているからこそおしべの茶色や黄色が目立つということもない。
ホタルカズラはとことん「青」を愉しめる花なのです~。
来年はつぼみの頃から観察したいです。
(追記)
5月になって暑い日も多く、もうホタルカズラは枯れてるだろうなあと思いながら5月5日に訪ねると。
かろうじて一輪だけ咲いていました。
こちらが私にとっての2020年の見納め、最後の一輪です。
「青の宝石」と呼びたい美しさ
花INDEXはこちら
« 過去記事インデックス一覧です | トップページ | 不思議な形の花に出会いました。エルサレムセージ。 »
「 花見るシアワセ」カテゴリの記事
- 2023年2~3月のヤドリギにウキウキ(2023.03.12)
- 浦和駅西口アトレ前の植栽は凝っていて圧巻(2022.12.24)
- ヒマラヤ杉の杉ちゃん成長観察日記 オオチャンシリーズ(その4)2019年6月2日~2022年10月29日(2022.11.06)
- 里山ガーデン(その4)蝶や虫(2022.10.09)
- 里山ガーデン(その3)コスモスやいろんな花(2022.10.05)
コメント