5月の木々に舞う白い雪の正体は・・・
2019年3月から画像はサムネイル(少し不鮮明)でアップしています。
お手数ですがクリック・拡大でご覧いただけましたら。
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買い出しの道中、畑と林の間の道にさしかかったら、
ひらひらと白いものがいっぱい舞っていました。
初夏に雪のように舞うものといえば、
ロシアのトーポリのように、木々の綿毛ということもありますが、
ひらひら、ぱたぱたしています。
モンシロチョウ?と思ったのですが、
どこか普通の蝶っぽくありません。
とりあえず。パシャパシャ。
帰宅後、調べて「キアシドクガ(黄足毒蛾)」であることがわかりました。
アップで撮った顔も出てきますので、虫が苦手は方は以下、ご覧ならない方がいいかもしれません。
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キアシドクガの紹介を始めます。
白いものがいっぱい舞っていました。
ピントを合わせて撮ることがむずかしく、
かろうじで4匹が入った写真がこちら。
わかりづらいかと思うのですが
赤丸のところにいます。
実際にはまわり中、たくさん舞っています。
飛び方はひらひらというよりもバタバタ。
真剣にはばたかないと失速して落ちてしまうかのように
バタバタとホバリング。
しばらくあちこちカメラを向けたのですが
誰も木の葉に止まってくれず、空中戦なのでピントが合わせられない中で。
「しょうがないなあ。じゃあ、撮らせてあげるよ」とばかりに
目の前の葉にとまってくれた1匹。
真っ白な羽が美しいです。
アップ。
なんじゃこりゃ!
触覚のこの天使の羽のような美しいカーブはなんということでしょう。
毒蛾のくせに可愛い顔をしています。
目は黒いビーズをつけたよう。
そして足が山吹色。
だから「黄足」なのですね。
羽根は貝の内側のように、パールのように輝いています。
そして羽の縁。
布の横糸を5本ぐらい抜いて、縦糸だけが残ったような感じになっています。
(フリンジまではいきませんが)
もう1匹、協力者があらわれて、
目の前でポーズを取ってくれました。
胴体が白いですよね。
白いペンキの中に飛び込んだ、みたいな感じの白さです。
葉に逆さにぶら下がっています。
蝶だと羽を背中側に2枚合わせますよね。
キアシドクガ、羽をおなか側に寄せています。
それが蝶と蛾の違いかしら。
初めて疑問に思ったことで正解か調べてはいません。
胴体の裏は黒いのですね。
半世紀以上生きてきて、気がつかなかったこといっぱいあります。
白いガの存在も初めて知りました。
大量発生で雪のように舞う様子も初めて。
しかもアマゾンの奥地で発見したのではなくて、
身近なところで。
日々是探検、日々是発見です♪
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