つぼみからの観察がたのしいハナビシソウ(カリフォルニアポピー)
2019年3月から画像はサムネイル(少し不鮮明)でアップしています。
お手数ですがクリック・拡大でご覧いただけましたら。
--------------------------------------------------------------
先日、公園で新しい花に出会いました。
遠目にオレンジ色が鮮やかな花々が揺れていて。
近づくと。
ポピーのような。
でも不思議な形がいっぱい。
帰宅後調べて、ハナビシソウ(カリフォルニアポピー)であることがわかりました。
明るいオレンジ色の花がいっぱい。
つぼみはツンととがっています。
下のひらひらフリルがかわいいです。
花びらがこんな風に帽子を押し出すのですね。
濃いオレンジ色の花びらが傘のように折りたたまれているのですね。
花びらが早く広がりたい!と叫んでいるよう。
あと少し。
咲いた花。
バラのようなフォルム。
開くと、4弁の花。
花の中央は。
濃いオレンジばおしべ。
中央の十字型がめしべでしょうか。
開ききった花を上からみると。
裾広がりの黒十字のよう。
めしべと思われるこの十字型。
バーミックスのアタッチメントのミンサーを連想しました。
花びらが散ったあとでしょうか。
左は中央の十字もシナシナしています。
右の花は中央十字が健在。長いですね。
花びらが割れています。
蜂が。
4枚の花びらが水平に広がって、円になっています。
カリフォルニアポピーの名の通り、
フレッシュなオレンジをかじったような
元気が出る花たちでした。
(20200510追記)
道端に繁殖するオレンジ色のナガミヒナゲシに一見、似ています。
実際に色合いはどう違うのでしょうか。
偶然、ハナビシソウとナガミヒナゲシが2ショットで咲いているところをみつけました。
ところどころオレンジ色が濃い花がナガミヒナゲシです。
ナガミヒナゲシの方が開花時期が早かったせいもあるのかもしれませんが、
花びらの内側がカサカサしているように見えます。
今年になって初めて存在を認知したハナビシソウ。
一度気がつきだすと、自分が頻繁に通っていた場所にも咲いていたことに気づく。
面白いものです。
毎日通っている道で建物を壊してから、「あれ、何があったんだっけ?」と思うように、
歩きながらいかにごく一部のものしか目に留めていないかがわかります。
だからこそ、近所を歩くだけで発見がいっぱいなのですね。
(2020.6.7追記)
5月下旬、別の場所で白い花をみつけました。
中央にバーミックスのアタッチメントのような十字があって。
ハナビシソウの白バージョンでしょうか。
横から見ると。
オレンジのハナビシソウは十字も黄色。
白いハナビシソウ(たぶん)の十字はクリーム色。
さりげなく花びらの色とワントーンコーデになっているのですね。
花粉が入っているヤクでしょうか。
ツイスト状になっています。
花INDEXはこちら
« 春の赤い葉、レッドロビン(ベニカナメモチ) | トップページ | カルセオラリア(巾着草)の不思議な造形に圧倒されます。 »
「 花見るシアワセ」カテゴリの記事
- 2023年2~3月のヤドリギにウキウキ(2023.03.12)
- 浦和駅西口アトレ前の植栽は凝っていて圧巻(2022.12.24)
- ヒマラヤ杉の杉ちゃん成長観察日記 オオチャンシリーズ(その4)2019年6月2日~2022年10月29日(2022.11.06)
- 里山ガーデン(その4)蝶や虫(2022.10.09)
- 里山ガーデン(その3)コスモスやいろんな花(2022.10.05)
« 春の赤い葉、レッドロビン(ベニカナメモチ) | トップページ | カルセオラリア(巾着草)の不思議な造形に圧倒されます。 »
コメント