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2020年6月28日 (日)

モミジの公園シリーズ(その22)2020年6月下旬(その2)定点観測以外の草・木・鳥

2019年3月から画像はサムネイル(少し不鮮明)でアップしています。
お手数ですがクリック・拡大でご覧いただけましたら。

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昨日アップしました花に続き、草・木・鳥編を。

木に関しては。
大王松→ぼっくりがあるはずですが曇り空でよく見えず。
イチョウ→葉が茂っています。落ちている青いギンナンあり。
センダン→葉が茂っています。
モミジ→赤いものは鮮やかさがなくなりかなり緑色に近い色に。
 プロペラがついているものもあり。
芭蕉→バナナのような実がなっていました。
サルスベリ→葉がなかったような。
タチラクウショウ→緑の葉が伸び、丸い実がいっぱいぶらさがっていました。

葉が茂ったセンダン。
18_sendan

シダ(ナニシダかはわからないのですが)の裏にギョッ!
19_shida1

虫の卵かと思いきや、胞子のうのようですね。
丸い葉のシダです。
20_shida1up

不明の植物。
21_kayaka

ツンツンした葉。カヤでしょうか。
22_fumei

こちらも不明の植物。
23_fumei

切り株のヘリに緑の苔の輪。
24_miki

ギャーギャー。オナガがいました。
管理人さんがおっしゃるには木の高いところに巣があったのに
へびが登って襲ったそうです。

このオナガたち、画眉鳥のように両脚でピョンビョンと移動していました。
名付けて、カンガルー跳びといいましょうか。
鳩やハクセキレイは片足ずつ歩きますよね。
鳥によって違うのですね。
25_onaga

植え込みの陰の尾が見えますでしょうか。
2羽、同じ動き。
26_onaga

草間彌生風アジサイの葉の上のオナガの羽。
27_onaga

アップで。オナガのブルーグレーの羽の色、美しいですね~。
28_0naga

ヒヨちゃんが近くの木に留まりました。
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ブラウンのチークがおしゃれ。
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どこにでもいるヒヨ。
鳥撮りで猛禽類が一等賞だとすれば、
ヒヨちゃんは全員もらえるティッシュ。
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でもカメラを向けてみれば、やっぱりかわいいし、引き込まれます。
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「猛禽類を目当てで来たの? 僕だってキリリとした顔してるよ」と言いたそう。
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確かにいい顔しています。目力も負けていません!
34up

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モミジの公園シリーズ(その21)2020年6月下旬(その1)定点観測以外の花々

2019年3月から画像はサムネイル(少し不鮮明)でアップしています。
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ひと月に1回は訪ねたいもみじの公園ですが、
緊急事態宣言中は自粛。
久しぶりに訪ねたのは6月下旬のことでした。

お花に詳しい方と一緒に訪ねました。
モミジもほとんど「赤」が目立たず、
苑内は濃い緑一色。
とはいえいくつか咲いている花もありました。

この21ではみつけた花を。
キンシバイでしょう。
1_20200627dkinshibai1short

おしべがいっぱい。
2_20200627dkinshibai1up

数えられただけで197つありました。
3_20200627dkinshibai1upnumber

花びらが落ちて。
手芸で花を作る時のおしべのよう。
4_20200627dkinshibai2

こちらはキンシバイに似てますが、
ビヨウヤナギでしょう。
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長いおしべ。わかるだけで127つありました。
6_20200627d_biyouyanagi4oshibenumber

真ん中のめしべ。
7_20200627d_biyouyanagi5meshibe

シャラノキでしょうか。
8_shoranokika

クチナシですね。
9_kuchinashi

カシワバアジサイもありました。
10_kashiwabaajisai

草間弥生のアート心がある虫に葉が食べられているアジサイも健在。
11_ajisai

名前不明の白い花。(ギボウシでしょうか)
12_fumei1

葉は丸いです。
13_fumei2

山吹の実。
14_yamabuki

ムラサキツユクサ
15_murasakitsuyukusa

オレンジの花。ザクロでしょうか。
16_zakuroka1

落ちるとタコさんウインナー。
17_zakuroka2

この他の植物では。
クリスマスローズ→種房が目立っていました。
シダレ梅→実がありませんでした(おそらく収穫済)

ユズ→青い小さな実がありました。
冬に落ちそこなったものか、今年これから育つものか。

管理人さんがとおりかかり、ユズの葉もいい香りがすると、
葉を採ってかがせてくれました。
いい香りでした。
庭にユズがあったにも関わらず、今まで葉も香るのは知らなかったでした。

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2020年6月24日 (水)

2020年のツバメ。場所A(その4)6月17日

2019年3月から画像はサムネイル(少し不鮮明)でアップしています。
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その3)のつづきです。

6月17日(みんな飛行予行練習)
朝の様子。まだ巣立ちしてませんでした。
4羽がいます。1羽足りません。死角にいるといいのですが。
1_20200617_t1

お昼前に見た時の様子。
「かい~の」と言わんばかりにポリポリ。
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恒例、ツバメのV字バランス♪
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うっすら開いてる目。
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目の上少し、下たくさんが薄いグレーになっていますよね。
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完全に目を閉じると、このグレーの部分が現れるのですね。
まるでモディリアーニのアーモンド形の目のよう。
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目を開ければ、こんなにパッチリ、黒ビーズのようにキラキラ
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あいかわらず、食欲旺盛。親が来ると黄色い口の花が咲きます。
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このうちの1羽がほどなくこの態勢に。
エサを食べてそのあとフン意をもよおしたのでしょう。
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ポトリの瞬間は撮れませんでしたが、
スッキリ後の肛門。かわいい形。
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このあとエサをもらったヒナもこの態勢に。
でかかったフンが肛門からのぞいています。
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ポトリ。スッキリ後。
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バタバタ。飛行練習。
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バタバタ。すぐ下に駅員さんが作られた台があるので
万が一足をすべらせて落ちたとしても怪我しないですみそう。
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そばで見守る親ツバメ。
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この1羽も後ろ向きになってバタバタ。
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直後。「ちょっと怖かった」と言っているように見えます。
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※このあと私が巣を見たのは6月19日でした。
誰もおらず空になっていました。

無事巣立ったのでしょう。
この場所を記憶してまた来年戻ってきてくれますように。

鳥INDEX(その5)タ~トはこちら

2020年6月22日 (月)

2020年のツバメ。場所A(その3)6月16日

2019年3月から画像はサムネイル(少し不鮮明)でアップしています。
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その2)のつづきです。

6月16日(1羽はばたいた日)
日一日と育つツバメたち。
16日の朝、ヒナ1羽がこんな風に巣の端に立ち、後ろ向きになって羽をバタバタさせていました。
飛び立つ第一ステップだと思います。
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飛行予行練習後。
5羽いるのが確認できました!
よかったです。5羽とも無事大きくなって。
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スマホで自撮り2ショットをしているみたいに
顔を寄せ合うツバメちゃん。
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この2羽も仲良しでした。
くちばしでつっつきあったり、
じゃれあったり、おしゃべりしたりしているかのよう。
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この左のヒナはまだフワフワ毛がところどころ残っていますね。
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お昼前。
1羽が近くの看板の上にいました。
巣を発ってここまで羽ばたいてきたのです!
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↑首の下の毛の茶色が薄いこともヒナの証拠。

その後、もう少しはばたいて、さらに遠くの看板へ。
両脇はお父さん、お母さんツバメ。
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右側のツバメ。お父さんでしょうか。
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左側のツバメ。おかあさんでしょうか。
大人のツバメは口ばしの下が濃い茶色。そして黒い羽も艶々。
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子供が巣立ちできて、お赤飯炊きたいぐらいのうれしさでしょうね。

真ん中のヒナのアップ。
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最初に羽ばたいただけあって、頭のフワフワ毛がありません。
成長が他のヒナより早い証拠でしょう。
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うつむくと、ほんの少しだけフワフワ毛の名残がみえますね。
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キリリとした表情。
お父さん、お母さんみたいに黒い艶々の毛になるのもあとちょっとでしょう。
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最初に巣立った1羽が巣のそばに戻ってきました(右端)

巣の下の段ボールの上に親2羽もやってきました。
家族全員揃った幸せの風景です。
親はヒナにエサをあげてはまた飛び立って、またエサをあげては飛び立ってを繰り返しているから、
こんな風にヒナのそばにいる。
しかも両親で。ってなかなかみかけない光景なんです。
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幸せの風景に見える理由はもう一つ。
駅員さんの愛情が感じられるからです。
手作りで作ったこの台は、フン除けとヒナが巣から落ちた場合に備えて作られたものだと思うんです。

それがわかるから。

↓巣立った1羽が円柱のヘリを歩いて巣に戻りました。
両親はあいかわらず下からヒナたちを眺めています。
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親が巣まで来ると、エサをもらえるんだと思って条件反射で口を開けるヒナたち。
(4口しかありませんね)
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親はエサをあげにきたのではなくて、
こんな風に飛んでみなさい、と促すかのように
右に。
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そして、ふたたび、下の台の上に。
ヒナたちは真剣な表情で見降ろしています。
「こわいなあ~、高いなあ~」って思っているのでしょうか。
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その後、1羽がこんな風にバタバタ。
思いきって飛ぶ練習でしょうか。
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また2羽がおしゃべりしているかのよう。
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ほんとに仲よさそう。
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親を見ると、条件反射で口が。
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こんな眺めもあとわずかですね。
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まるで、嵐のようにキリリとポーズが決まっています。
(5羽じゃないのが気になります)
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その4)につづきます。

鳥INDEX(その5)タ~トはこちら

2020年6月21日 (日)

月の満ち欠け日記 2020年6月21日~2020年7月20日

「綺麗だな~」と心に残る月に出会った時、
お訪ねいただけるとうれしいです。
ご覧になられたのと同じ月があるかもしれません。
別の空、同じ時間、同じ形の月が。

最近天候不良で月が見られずサミシイという時にも
ぜひお訪ねいただけたら。
(以下、画像はクリックで拡大します。
はみでたら新しいタブで開く、を)

※スマホではレイアウトが崩れる場合は
「PC版サイトを見る」モードで開いてくださいませ。
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6月21日(新月・部分日食)
2014年8月からデジカメ(キャノンのPowerShot SX50)で月撮り開始以来、初めて日食を撮りました。
それだけ日食ってめったにないのですね。
(2019年1月6日にチャンスがあったのですが天候不良で撮れずでした)
といっても、21日も朝から空一面ドン曇り、時折雨の天気。
あきらめていたのですが、奇蹟的に薄雲越しに見ることができました。
左)16:42頃の西(やや北寄り)の空。
 厚い雲と厚い雲の間の切れ間に
 薄雲エリアがあり、少しだけ明るさが。
 専用の黒いフィルター越しに撮りました。
 太陽の左側に厚い雲の影があるので、
 月による欠けとまぎらわしいのですが。
中左)欠けのラインがわかるよう、
 ペイントで丸を描いてみました。
中右)左側の黒い雲が抜けました。
 とはいえ、薄雲越しなので不鮮明ですが
 欠けの様子を撮ることができました。
 16:44頃の西(やや北寄り)の空の月と太陽。
 月の月齢はゼロ。輝面率もゼロ!
右)この時の部分日食をステラナビゲーターで再現。
1_200621_1643wn_0th_0_25a 2_200621_1643wn_0th_0_25aline 3_200621_1644wn_0th_0_25ashort 4_200621_1643sun_moon
新月は普段見ることができないから、
日食は新月の存在を感じられる貴重な現象です。
薄雲越しとはいえ、きちんと欠けを見られたのはわずか10秒ほど。
奇蹟的な雲の切れ間がありがたいです♪

※天文好きの甥が居住の長野で撮った部分日食です。
(クリック拡大でご覧ください)
Eclipse_20200621short
長野でもはっきり見えず、鮮明には撮れなかったそうですが、
私が撮ったよりははっきりと写っています。
撮影時刻は16:18、16:41、16:54。
同じころに同じように空を見上げていたんだなあとうれしくなりました。

6月23日(三日月)
日が暮れる頃から見え始め、すぐに西の地平線に沈んでしまう三日月は
なかなか見られるチャンスが少ないのですが、
今クールは見ることができました。
左)19:37頃の西北西の空低く、三日月。
 空はまだ明るさが残り、雲もうかびあがっています。
中左)少しアップで。地球照が幻想的。
 手前はぐんぐん育っているイチョウです。
中右)さらにアップ。月齢2.2、輝面率5%。
 細い弧に楕円状のクレーターが鎖状につらなって
 彫り模様のある象牙のオブジェのよう。
右)不鮮明ですがクレーターのアップ。
 ラングレヌス、フェンデリヌス、
 ペタビウス、フルネリウスですね。
1_200623_1938wnw_22th_5_13ashort 2_200623_1937wnw_22th_5_13ashort 3_200623_1939wnw_22th_5_12a 4_200623_1946wnw_22th_5_11ashort_moji_

6月26日(六日月)
左)19:50頃の西(やや南寄り)の空の月。
 むわっと蒸し暑い一日でしたが、
 薄雲越しの月が現れました。
中左)実際にはもう少し黄色い月。
 六日月です。鼻が少しとがって見えます。
中右)アップで。月齢5.2、輝面率29%。
右)クレーターのジャンサン。
 ミッキーマウスに見えます。(詳細はこちら
1_200626_1950ws_52th_29_36a 2_200626_1952_2ws_52th_29_36ashort 3_200626_1952_1ws_52th_29_36ashort 4_200626_1952_1ws_52th_29_36aline

21:02頃の西の空の月。
濃い雲に沈み込むところです。
幻灯機の光のようなやわらかな光を放っていました。
月齢、輝面率変わらず。
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6月27日
左)20:21頃の西南西の空、雲の中うっすらと月が。
 お吸い物のとろろのように透けて
 ほわっと照らされる雲が幻想的。
右)アップで。月齢6.2、輝面率40%。
200627_2021_1wsw_62th_40_36ashort 200627_2021_2wsw_62th_40_36a

6月29~30日(月面ニューXが!)
左)29日15:03頃の東南東の空。
 梅雨の晴れ間のモクモク雲と月(右上)と。
中左)青空に透けるようなソーダブルーの月。
 月齢8、輝面率61%。
中右)17:37頃の南南東の空の月。
右)アップで。月齢8.1、輝面率62%。
 月がだいぶ白くなりました。
1_200629_1503ese_8th_61_27a 2_200629_1504ese_8th_61_27a 3_200629_1737_1sse_81th_62_48ashort 4_200629_1737_2sse_81th_62_48a

左)18:48頃の南の空の月。
中左)アップで。月齢8.1、輝面率62%。
中右)空に蒼さが残る19:23頃の南南西の空の月。
 まとった雲を黄色いオーラのように照らしています。
右)少しアップ。そのため空が黒く写っています。
5_200629_1848_1se_91th_73_43a 6_200629_1848_2se_91th_73_43a 7_200629_1928s_92th_74_44a 8_200629_1924s_92th_74_44as

左)19:23頃の月のアップ。
 月齢8.2、輝面率63%。
中左)欠け際にバツ印のようなものが!
 上弦の頃に見られる月面エックスとは別物。
 名付けて「月面ニューエックス」。
中右)それぞれの位置を記してみました。
 逆さオラフは勝手に命名しているものです。
右)20:11頃の南西(やや南寄り)の空の月。
 あいかわらず、ほわっとオーラをまとった月。
 月齢8.2、輝面率63%。
9_200629_1923_1s_92th_74_44ashort 10_200629_1925s_92th_74_44a 11_200629_1925s_92th_74_44aline 12_200629_2011sw_92th_745_43ashort

7月2~3日
2日未明の火球は見られませんでした。
でも1996年1月7日のつくば隕石のことを思い出し、こちらに記しました。
さて。
左)2日17:08頃の南東(やや東寄り)の空の月。
 月面は白ではなくソーダブルー色。
 月齢11.1、輝面率90%。
中左)18:32頃の南東の空の月。
 夕方になって月面は少し発光しているような白に。
中右)19:14頃の南東(やや南寄り)の
 まだ蒼色が残る空の月。
右)アップで。そのため空が黒く写っています。
 月齢11.2、輝面率91%。
1_200702_1708see_111th_90_11a 2_200702_1832se_111th_91_23a 3_200702_1914_1ses_111th_91_28a 4_200702_1914_2ses_111th_91_28a

左)19:57頃の南南東の空の月。
 さそり座の星々と輝いていました。
 月の下に赤く瞬くアンタレスが。
中左)この位置です。
中右)月の周りには雲が。
右)でも、月にピントを合わせたらくっきり写りました。
 月齢11.2.輝面率91%。
5_200702_1957sse_112th_91_31a 6_200702_1957sse_112th_91_31a_moji 7_200702_1959sse_112th_91_31a 8_200702_2000sse_112th_91_31ashort

左)左下のクレーター。
中)病いの沼、湿りの海、ティコ、シラー、
 ガッセンディ、ハインツェルなど。
右)21:55頃の南(やや西寄り)の空の月。
 月齢11.3.輝面率91%。
 どんどん曇ってきました。
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7月4~5日(4日は満月前日)
4日は関東も台風並みの暴風が夜まで続きました。
災害に遭われた方々のお見舞い申し上げます。
左)4日19:00(日没頃)の空。
 雲のバリエーションがすごかったです。
 色、形、空にいる高さ、流れるスピードが
 まちまち。
 まるで西洋絵画か教会の天井画のような
 幻想的な雲も。
右)アップで。
 魅せられました。吸い込まれそう。
いずれの写真も月は写っていません。
200704_1900_2short 200704_1900_1up

左)20:42頃の南東(やや南寄り)の空。
 日が沈んでもあいかわらず、
 雲の流れが速いです。
 少し明るい一角があり
 月が向こうにいることが推測できます。
中左)20:48頃の南東(やや南寄り)の空。
 雲の層が薄くなった時にかろうじて撮れました。
中右)月の輪郭を黄色い丸で記してみました。
 月齢13.2、輝面率99%。
右)21:51頃の南南東の空の月。
 雲のベール越しですが輪郭はかろうじて見えます。
 月齢13.3、輝面率99%。
200704_2042ses_132th_99_21a 200704_2048ses_132th_99_21a 200704_2048ses_132th_99_21amoon 200704_2151sse_133th_99_27a

7月5~6日(5日13:44が満月)
左)昇りたての満月を見たくて
 見晴らしのいい場所に出掛けました。
月の出を待っている間に綺麗な夕焼けを撮りました。
中)東~南の空がどんどん雲に覆われ始め、
 あきらめて帰宅しようと歩いていると
 ビルの影に黄色の色のものが!
 まるで「家政婦は見た」をしているようなお月様。
 月齢14.2、輝面率100%。
右)19:48頃の南東(やや東寄り)の空の月。
 薄雲をまとってやわらかな光を放っていました。
 月齢14.2、輝面率100%。
200705_1913short 200705_1943_1see_142th_100_41a 200705_1948see_142th_100_49a

7月7~8日
七夕。地上からは見えませんが、雲の上で彦星織姫は逢瀬を楽しんだでしょうか。
7日21:57頃の南東(やや東寄り)の空。
厚い雲が何層も速いスピードで流れていきます。
ほんのわずかの切れ間に見えた月。
月齢16.3、輝面率94%。
200707_2157see_163th_94_11a

7月10~11日
左)日の出直前04:16頃の南の空。
 蒼い空、濃い蒼の雲の間に月が。
右)アップ。そのため空が暗く写っています。
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欠け際の妙で、小さなクレーターが存在感を放っていました。
その様子はこちらに。

7月11~12日
左)12日00:58頃の南の空。
 雷がビカビカ大連発、
 そのたびに空が明るくなりました。
 怖いけれど荘厳でした。
 月は写っていません。
右)夜が明けても空には厚い雲が広がっていたのですが
 少しずつ晴れてきて雲間に月が現れました。
 07:38頃の南西(やや西寄り)の空の月。
 月齢20.7、輝面率60%。 
200712_0058 200712_0738sww_207th_60_37a
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今クール最大の収穫は6月21日。
輝面率0%の日食が悪天候の中、奇蹟的に撮れたことです。
(ぼやぼやですが)。
梅雨らしい日が続き、月を見られる日が少なかったでした。
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※月齢、輝面率はステラナビゲータ10で調べたものを記しています。
※月齢は正午月齢ではなく、撮影時刻のものです。

月の満ち欠け日記INDEXはこちら

2020年のツバメ。場所A(その2)6月12日~6月15日

2019年3月から画像はサムネイル(少し不鮮明)でアップしています。
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その1)のつづきです。

6月12日
わずか2日でこれだけ成長。
親たちもがんばってたくさんエサを運んだのでしょう。

ヒナたちの顔の区別はつきませんが、
エサの取り合いで特に2羽の様子が面白かったので
便宜上A、Bとしてご紹介します。
1_20200612t1short

Bの様子。フワフワ毛はまだありますが、
顔がだいぶムックリ。
2_20200612t1up

親がエサを持ってきて
Aがゲットしました。
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喉元がしばらく動いていました。
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「んぐ」と飲み込んだ後、
お尻を巣の外に向ける様子はありませんでした。
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横着して巣の中にフンをしてしまったのか、
それとも体が大きくなって1回のエサを食べたぐらいではフンにならないのか。

また、親が来ました。
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今度はBがゲット。
食べたばかりのAも大きな口を開けています。
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「あら、Aにはさっきあげたのにまだおなかすいているのかしら」と
親がチェックしているような雰囲気。
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親が去ったのにCは口を開けています。
Cは少しのんびり屋。
我先にと口を開けたりせず、他のヒナから出遅れているのが不安です。
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1分後。
Aがこの表情
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ずっとヒナに向いている私は自分の後ろの様子がわかりませんが
Aのこの表情を見て、後ろから親がエサをくわえて飛んできたんだということがわかりました。

その予測通り、親が来て、Aの口へエサを。
Aの飢え具合をちゃんと観察していたのですね。
ツバメ。小さな生き物ですが、立派な親の勤めを果たしていて偉いです。
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さて、この時もAがエサをもらったあとにCは身を乗り出し、出遅れ。
私はすぐこの場を離れてしまったのですが、
このあとCもエサをもらえているといいのですが。 

6月15日
ヒナたちはさらに成長。
もう巣の中に体がおさまらない大きさに。
4羽しか見えません。
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おなじみ、ツバメのV字バランス。
安定感のない巣でどうしてこんなポーズが取れるのでしょう。
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顔や体の黒い毛も色が濃くなった気が。
それでも頭の白いフワフワ毛は健在。
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親が来ると大きく口を開けます。
6月5日は口ばしの方が顔より大きいくらいだったことを考えると
頭・顔が大きくなっていることがわかりますね。

口の中、上あごの割れ目も撮れました。
15_20200615t11up

その3)につづきます。

鳥INDEX(その5)タ~トはこちら

2020年6月20日 (土)

2020年のツバメ。場所A(その1)5月29日~6月10日

2019年3月から画像はサムネイル(少し不鮮明)でアップしています。
お手数ですがクリック・拡大でご覧いただけましたら。

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毎年観察している場所A。
今年は緊急事態宣言下で外出自粛。
初めて見に行ったのは5月29日でした。

人間界のコロナ禍はどこ吹く風で、
巣を作り子孫を残す営みをきちんと例年通りに行っているツバメたち。
すごいな~と思いました。

5月29日
久しぶりに場所Aに行くと、
巣ができていて、ツバメの姿もありました。
1_20200529t1

6月5日
ヒナがいました。
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超ブサカワ
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ツルリンの頭にフワフワ毛。
耳も見えます。
昔の西洋人描いた、東洋人のような顔。
4_20200605t4mimi

目はまだ開かないのでしょうか。
5_20200605t8fb

わずか、2分後。4羽いるのが確認できました!
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えさをもらったばかりなのに、左から2番目のヒナが
何度も首を上に伸ばしています。
親ツバメがその様子を見て
このあともう一度エサを持ってきました。
親がいるのにヒナの誰もが黄色い口を開けていませんよね。
まだ目が見えていない証拠なのかなと。
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親が来ても黄色い口を開けないし、
逆に親がいなくても黄色い口を開けたりしています。
エサへの欲求ですね。
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6月9日
ヒナが5羽になっていました。
目も開いています!
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体全体に毛もはえています。
頭のフワフワ毛は健在。
目は黒いビーズのよう。
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不鮮明ですが。
親の後に黄色い口がいっぱいありますよね。
親が来たから口を開けている、すなわち
目が見えるようになった証拠かなと。
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エサをもらった1羽がすぐこの態勢になりました。
白いフンを巣の外に落とすことを覚えたのです!
フンが出た直後のしまる前の肛門です。
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まどろみのひととき。
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うつらうつら。
墜落しそうなほど、頭が下に落ちて、
少し目が開いて、頭が持ち上がる。
の繰り返し。
電車内で舟を漕ぐ人のよう。
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6月10日
5羽、密です。密です。
15_20200610t1

親が来てエサをあげたあと、
1羽が横を向きました。
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さらに尾を外に向けるような態勢に。
生まれてわずかなのに「便意」といいますか「フン意」を感じて
ちゃんと巣の外にすることが身についているのがすごいですよね。
人間の赤ちゃんは一人で排泄ができるようになるのに時間がかかるというのに。

トロッとしたものが穴から見えています。
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落ちました!
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肛門をとりまく白い放射状の毛が
ハルジオンの花びらのように見えます。
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その2)に続きます。

鳥INDEX(その5)タ~トはこちら
鳥INDEX全般はこちら

2020年6月14日 (日)

ガクアジサイの中央部分をアップで見たら

2019年3月から画像はサムネイル(少し不鮮明)でアップしています。
お手数ですがクリック・拡大でご覧いただけましたら。

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紫陽花の季節。
最近はいろんな形と色があふれていて街を歩くのが楽しいです。

ガクアジサイ。
このまわりの花は装飾花。
ガクが変化したものなのですね。
4片がいっぱいの中に3片のものが。
1_20200612ajisai1

この中央の密集しているものが花らしく。
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初めてアップで観察してみました。
中央になんじゃこりゃ!の3本にょきっがめしべ。
まわりがおしべ。
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おしべ、どれも10本でした。
6でも8でもなく、なぜ10??
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こちらはヤクがはじけているものでしょうか。
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こうしてよく見ると不思議な造形だらけ。
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このおしべの下にあるものが本当の花びららしいです。
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花の世界はミラクル。

花INDEX全体はこちら

2020年6月 4日 (木)

あひろ屋さんのはぎれセットにうっとり

あひろ屋さんのてぬぐいに魅了されています。
野口由(のぐちゆき)さんが描く柄は和モダン。
伝統を生かしながら、線の美しさ、余白の美しさ極められています。

ニュアンスのある配色も素敵。

持っているのは「みつ豆」と「六花」。
ブログなどを拝見すると、野口さんは研究肌でいらっしゃるようですね。

「六花」制作時はいろんな雪の結晶写真をスケッチされたり、
「みつ豆」制作時はいろんなみつ豆を食べて寒天や豆の大きさを実測されたり。
「ひもむすび」制作時は日本各地や中国に伝わる紐結びの図案を調べられたり。

そんな研究も背景にしながら、図案の美しさを極められるからこそ、
発表された柄は長年多くの人に愛用され続けるのですね!

渾身こめて、時間をかけて、長く生き続けられる柄を発表する。
その姿勢も素敵です。

大好きな「六花」「みつ豆」でマスクを作ろうかなと思ったのですが
はさみを入れるのがしのびなく。
はぎれセットを購入することにしました。

工程の中で染ムラなどがあり、手ぬぐいとして販売できなかったものを半分にカットして販売しているというはぎれセット。
今回20枚セットを購入しました。

送っていただいたものはどこに難があるのかわかりませんでした。
どこかに気づけないほどのにじみなどがあったのかもしれませんが、
半分にカットして販売なので、カットした段階で染ムラ部分がない片割れになることも多いでしょう。

照明設備があるわけでないので、生地を撮るのはむずかしいのですが、
今回のはぎれセットをご紹介します。

名前を調べて書き込んでみました。
海月(くらげ)。小さな泡とくらげの形がとってもかわいいです~。
岩燕の灰色もとても素敵。
しゃぼん玉もパキッとした色合いとリズミカルな丸がモダン。
凪のなめらかな曲線、隙間が均等ではない揺らぎがとても素敵。
Ahiroyasan1moji

一個一個柄の違う浅蜊(あさり)のかわいらしいこと。
中央の群雨(むらさめ)は雨の線が上の方と下の方では色が違います。
そのグラデーション具合も素敵。

笠松、輪繋ぎ、紫陽花はあひろ屋さんのてぬぐいの中では
日本の古来のてぬぐいの雰囲気。。
Ahiroyasan2moji

鉄瓶はとってもスタイリッシュ!
たんぽぽのウコン色×レンガ色がかったオレンジ色もGOOD。
出目金は赤~オレンジのぼかし、グラデーションと金魚の動きが素敵。
見ていて見飽きません。
昨年、個展を一緒に訪ねた時に友人が購入。
東袋に仕上げられました。

出目金、東袋やかごバッグのカバーとか夏に大人の遊び心で持ちたい柄です。
花鳥は桜の枝に鳥がとまった柄。
Ahiroyasan3moji

退紅色(レンガ色にクリーム色を混ぜたような)も素敵。
鳥、桜の木の枝、つぼみは切り絵のよう。
北欧のようなモダンな雰囲気だけど、桜がモチーフという和・北欧折衷の雰囲気に魅了されました。
Ahiroyasan4

早速、この中の2つの柄でマスクを作りました!
大好きな柄のマスク。
テンションがあがります♪

自画自賛ですがすっごく素敵な仕上がり。
その画像をご紹介したいところですが、
そのマスクをつけて面が割れるのもはずかしいので
未アップにします。

色うっとり【アート】【雑貨】【本】INDEXはこちら

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emi

  • プラネタリウムでのヒーリング番組制作に携わった後、現在は 土井利位侯の「雪華図説」をライフワークとして調べ中の図書館LOVER。月に魅せられ、毎日、月撮り。月の満ち欠けカレンダー(グリーティングライフ社)のコラムも担当。              興味対象:江戸時代の雪月花、ガガーリン他。最近は、鳥にも興味を持ち始め、「花鳥風月」もテリトリーとなっています。   コンタクト:各記事のコメント欄をご利用くださいませ。コメントは私の承認後、ブログ内に反映される仕様にしています。公表を希望されない方はその旨をコメント内に明記くださいますようお願いいたします。
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