あひろ屋さんのはぎれセットにうっとり
あひろ屋さんのてぬぐいに魅了されています。
野口由(のぐちゆき)さんが描く柄は和モダン。
伝統を生かしながら、線の美しさ、余白の美しさ極められています。
ニュアンスのある配色も素敵。
持っているのは「みつ豆」と「六花」。
ブログなどを拝見すると、野口さんは研究肌でいらっしゃるようですね。
「六花」制作時はいろんな雪の結晶写真をスケッチされたり、
「みつ豆」制作時はいろんなみつ豆を食べて寒天や豆の大きさを実測されたり。
「ひもむすび」制作時は日本各地や中国に伝わる紐結びの図案を調べられたり。
そんな研究も背景にしながら、図案の美しさを極められるからこそ、
発表された柄は長年多くの人に愛用され続けるのですね!
渾身こめて、時間をかけて、長く生き続けられる柄を発表する。
その姿勢も素敵です。
大好きな「六花」「みつ豆」でマスクを作ろうかなと思ったのですが
はさみを入れるのがしのびなく。
はぎれセットを購入することにしました。
工程の中で染ムラなどがあり、手ぬぐいとして販売できなかったものを半分にカットして販売しているというはぎれセット。
今回20枚セットを購入しました。
送っていただいたものはどこに難があるのかわかりませんでした。
どこかに気づけないほどのにじみなどがあったのかもしれませんが、
半分にカットして販売なので、カットした段階で染ムラ部分がない片割れになることも多いでしょう。
照明設備があるわけでないので、生地を撮るのはむずかしいのですが、
今回のはぎれセットをご紹介します。
名前を調べて書き込んでみました。
海月(くらげ)。小さな泡とくらげの形がとってもかわいいです~。
岩燕の灰色もとても素敵。
しゃぼん玉もパキッとした色合いとリズミカルな丸がモダン。
凪のなめらかな曲線、隙間が均等ではない揺らぎがとても素敵。
一個一個柄の違う浅蜊(あさり)のかわいらしいこと。
中央の群雨(むらさめ)は雨の線が上の方と下の方では色が違います。
そのグラデーション具合も素敵。
笠松、輪繋ぎ、紫陽花はあひろ屋さんのてぬぐいの中では
日本の古来のてぬぐいの雰囲気。。
鉄瓶はとってもスタイリッシュ!
たんぽぽのウコン色×レンガ色がかったオレンジ色もGOOD。
出目金は赤~オレンジのぼかし、グラデーションと金魚の動きが素敵。
見ていて見飽きません。
昨年、個展を一緒に訪ねた時に友人が購入。
東袋に仕上げられました。
出目金、東袋やかごバッグのカバーとか夏に大人の遊び心で持ちたい柄です。
花鳥は桜の枝に鳥がとまった柄。
退紅色(レンガ色にクリーム色を混ぜたような)も素敵。
鳥、桜の木の枝、つぼみは切り絵のよう。
北欧のようなモダンな雰囲気だけど、桜がモチーフという和・北欧折衷の雰囲気に魅了されました。
早速、この中の2つの柄でマスクを作りました!
大好きな柄のマスク。
テンションがあがります♪
自画自賛ですがすっごく素敵な仕上がり。
その画像をご紹介したいところですが、
そのマスクをつけて面が割れるのもはずかしいので
未アップにします。
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