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2020年7月26日 (日)

月の満ち欠け日記 2020年7月21日~2020年8月18日

「綺麗だな~」と心に残る月に出会った時、
お訪ねいただけるとうれしいです。
ご覧になられたのと同じ月があるかもしれません。
別の空、同じ時間、同じ形の月が。

最近天候不良で月が見られずサミシイという時にも
ぜひお訪ねいただけたら。
(以下、画像はクリックで拡大します。
はみでたら新しいタブで開く、を)

※スマホではレイアウトが崩れる場合は
「PC版サイトを見る」モードで開いてくださいませ。
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7月26日(六日月)
天候不良がずっと続き、今クール初めて会った月は六日月。
左)今日は早朝から雷が鳴ったり、
  一瞬の青空からのスコールのようなどしゃぶりを
  何度も繰り返し、まるで山の天気のようでした。
  これは14:36頃の空(月はいません)。
  いろんな色、形の雲がいっぱい。
中左)16:33頃の南の空。
 ずっと覆っていた雨雲がいつの間にか消えて、
 青空に月が。
 二週間ぶりの体面となります。
中右)アップで。
 月齢5.6、輝面率37%。
右)18:44頃の南西の空の月。
 再び雲が湧いてきて薄雲越し。
 月齢5.7、輝面率37%。
200726_1436 200726_1633s_56th_37_51a 200726_1632s_56th_37_51a 200726_1844sw_57th_37_41a

8月1~2日
1日にやっと梅雨明け。
久しぶりに見た月はもう満月3日前となっていました。
左)1日19時過ぎ、せみ時雨の空に月が!
 久しぶりの体面となりました。
中左)雲越しです。
中右)アップで。
右)19:10頃。雲から抜けてくっきり見える月。
 空は黒く写っていますが
 まだ明るさが残っていました。
 月齢11.7、輝面率95%。
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左)左上のクレーターをアップで。
中左)Yの文字に見えるところがあります。
 虹の入り江やプラトーを目印に調べると、
 クレーターのアナクシマンドロス
 (アナクシマンダー)でしょうか。
 ※アナクシメネスとは別物。
中右)19:16頃の月。まわりの雲を照らしています。
 左にあるのは木星。
  もう一つ小さな星が写っていました。
 ↑のところ。いて座の2.88等の星でしょうか。
右)土星、木星、月が並んでいました。
5_200801_1917ses_117th_95_19aup 6_200801_1917ses_117th_95_19aup_moji 7_200801_1916ses_117th_95_19ashort_star 8_200801_2016sse_117th_95_25ashort_moji

8月2~3日
さすが梅雨明け。途端に連日、月日和。
左)2日19:19頃の南東の空に月が昇っていました。
 白熱灯のような濃い山吹色の月です。
 月齢12.7、輝面率98%。
中左)土星と木星とのフォーメーション。
中右)この位置に土星と木星がいます。
右)葉越しの月。
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左)19:36頃の雲間の月。
 この月だけ眺めた人は、
 「三日月がでてる」と思われるかも。
中左)雲のヘリが照らされて美しいです。
中右)土星と木星と3ショット。
右)20:09頃の南東の空の月。
 月齢12.7、輝面率09%。
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左)20:09頃の3ショット。
中)土星と木星はこの位置に。
 前日1日とフォーメーションが違います。
 月が位置を変えているのですね。
右)22:09頃の南(やや東寄り)の空の月。
 月齢12.8、輝面率99%。
 2日は満月の二日前ですが、
 満月の時刻が4日00:59のため、
 実質満月の26時間ほど前。
 だからすでに輝面率99%なんですね。
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左)満月に1%満たないのは左側。
 ごつごつして見えるあたり。
 その上部の様子。
中左)虹の入り江、プラトーを目印にして
 欠け際を見ると。
 クレーターのピタゴラス、パスカル、
 カーペンターが見えます。
 8月1日に見えたYも目ただないですがこの位置に。
中右)ごつごつの下部の様子。
右)湿りの海を目印に
 カヴァレリウス、ヘヴェリウス、グリマルディ、
 ダーウィンが見えます。
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左)3日01:01頃の南西(やや南寄り)の空の月。
 だいぶ月の模様も時計まわりに回転しました。
 月齢12.9、輝面率99%。
右)右側に木星が。
 月のまわりの雲がオパールの輝き。
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左)虹色まではいかないけれど
 かすかな虹色グラデーションを感じさせる
 この幻想的な雲にうっとり。
中)肉眼では月の海の模様もはっきり見えます。
 でもカメラですと難しい。
 かすかにわかりますでしょうか。
右)月の模様がわかるように撮ると
 今度は雲の色がわかりづらくなります。
 人間の目と脳は雲のかすかなグラデ、
 月の模様、両方を同時に感知できるのですから
 すごいものです。
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8月3~4日
梅雨明けした途端、月日和が続いています。
左)満月の時刻が4日00:59のため、
 4日の夜よりも3日の夜の方が満月に近いです。
 3日月の出を狙ったのですが、間に合わず、
 18:58頃(月の出から13分後)の月。
 月齢13.7、輝面率100%。
 電線越しでフォトジェニックにならず。
 写真よりももっと赤く見えました。
中左)少し場所を移動して。
 19:01頃の東南東の空の月。
 木のすぐ向こう側に月がいるように見えます。
中右)みるみる月が昇っていきます。
右)19:03頃。
 大きいですし、赤いですし重たそうな月です。
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左)19:05頃。木々の上まで昇りました。
中左)19:06頃。
中右)アップで。空の低いところにいるので
 鮮明ではなく月の輪郭がにじにじしています。
右)19:17頃。撮り具合によって色がまちまちですが
 この赤さが一番見た目に近いです。
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左)19:51頃の南東(やや東寄り)の空の月。
 雲を墨絵のように照らし出します。
中)月をアップで。月齢13.7、輝面率100%。
右)土星木星よりはるかに左側にいます。

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左)22:49頃の南南東の空の月。
 月齢13.8、輝面率100%。
 厳密には満月直前。
 この画像の月の上部に若干でこぼこが。
 このあたりが満たない部分ですね。
右)4日02:33頃の南西の空の月。
 月齢14、輝面率100%。
 満月の時刻から約1時間30分後の月です。
 厳密には欠け始めています。
 この画像の右側あたりにかすかにでこぼこが。
 このあたりからどんどん欠けていくのですね。
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8月4~5日(4日00:59が満月)
左)4日20:15頃の南東(やや東寄り)の空の月。
 満月なのに丸くないと思った方もいるでしょう。
 月齢14.7、輝面率99%。
 4日は満月ですがその時刻が00:59のため
 すでに99%。
 3日の夜の方が満月に近かったのですね。
中左)23:16頃の南南東の空の月。
 月齢14.9、輝面率99%。
 右側のヘリがごつごつしています。
 このあたりから欠け始めています。
中右)上部のアップ。
右)危難の海を目印に。
 フンボルト海、縁の海、
 クレーターのガウス、ベロッソス、ハーン、
 プルタルコスがわかりました。
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左)下部のアップ。
中左)豊かの海、クレーターのラングレヌスを目印に
 見えているのはケストナー、ラペイルーズ、
 アンスガリウス、ヘカタエウス、
 フンボルトでしょうか。
中右)5日03:04頃の南西(やや南寄り)の空の月。
 まわりの雲を照らしています。
右)アップで。月齢15、輝面率99%。
 欠け際のクレーターのごつごつ具合がさらにくっきり。
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左)欠け際のアップ。
中左)4日23:16の画像と比べると
 欠けが若干進んでいるのがわかります。
中右)欠け際下部のアップ。
右)やはり欠けが進んでいるのがわかります。
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日の出直前の04:45頃の南西(やや西寄り)の空の月。
雲間にかすかに姿発見。
月齢15.1、輝面率99%。
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8月5~6日
左)5日21:11頃の東南東の空の月。
 月齢15.8、輝面率96%。
 かなりオレンジ色がかった月。
 満月から4%欠けただけで
 「丸くない」と「丸わかり」。
 人間の目ってすごいですね。
中左)22:34頃の南東の空の月。
 月齢、輝面率変わらず。
中右)欠け際上部のアップ。
右)危難の海の縁にアガルム岬がぷっくりと。
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左)6日03:00頃の南南西の空の月。
 月齢16、輝面率96%。
中)欠け際上部のアップ。
右)フンボルト海は欠けて見えなくなりました。
 希望の湖、クレーターのメルクリウス、
 エンディミオン、ヘラクレス、アトラス、
 ポセイドニオス、メッサラなどが見えます。
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左)欠け際中部のアップ。
中左)危難の海のふちのアガルム岬。
 本当に岬のように小高くなっていますね。
 ここに立ったら絶景だろうな~と
 想像するのも月面写真散歩の愉しみ♪
 ほかに見えているクレーターは
 ベルヌーイ、ゲミヌス、ブルクハルト、
 クレオメデス、アポロニウスでしょうか。
中右)欠け際下部のアップ。
右)ラングレヌスを目印にたどると、
 フェンデリヌス、ラメ、ペタヴィウス、
 パリッチュ、フルネリウスでしょうか。
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8月6~7日
左)7日01:23頃の南(やや東寄り)の空、
 レモンの形のような月。
 月齢17、輝面率91%。
中左)03:44頃の南西(やや南寄り)の空の月。
 月齢17、輝面率91%。
中右)欠け際上部のアップ。
右)わずか1日で危難の海が3分の2欠けてしまいました。
 陰影濃く目立つクレーターは、エンディミオン、
 クレオメデス、ケフェウス、フランクリン、
 マクロビウス、ティスランなど。
 また、すごく小さなクレーターがはっきりと。
 ニューカムでしょうか。
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左)欠け際下部のアップ。
右)神酒の海を目印に、クレーターのクック、
 コロンブス、マゼランと大航海者たちが並んでいます。
 レイタ峡谷、スネリウス峡谷も筋のように見えます。
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左)05:16頃の南西(やや西寄り)の空の月。
 月齢17.1、輝面率90%。
 白い月。海はブルーグレー色。
中)06:47頃の西南西の空、
 イチョウ越しの月。
右)アップで。
 月齢17.2、輝面率90%。
 青空に透き通っていくかのよう。
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8月7~8日
左)7日22:56頃の東南東の空の月。
 黄色いオーラをまとっていました。
右)月のクレーターが写るモードで撮ると。
 月齢17.8、輝面率85%。
 ほっそりレモンの月。
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左)欠け際上部のアップ。
中左)マクロビウス、アトラス、ヘラクレスが
 欠け際に。愛の入江も見頃です。
中右)欠け際下部のアップ。
右)神酒の海が目印。
 クレーターはグーテンベルク、ゴクレニウス、
 コロンブス、サントベックなど。
 ジャンセンももうすぐ見えなくなりそう。
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8月8~9日
8日23:30頃の東南東の空の月。
月齢18.9、輝面率77%。
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8月9~10日
左)10日00:33頃の東南東の空の月。
月齢19.9、輝面率69%。
中)月の右側には赤い火星が。
右)03:58頃の月。
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左)欠け際上部のアップ。
中左)クレーターのアリストテレス、エウドクソスが
 目立っています。
 小さいクレーターですが、メネラウスも
 太陽光の角度の妙なのでしょう。
 ピカリと際立っています。
中右)欠け際下部のアップ。
右)半月前後の月は、逆さオラフと
 ジョン・レノンの眼鏡(勝手に命名)が目印。
 月面エックスはまだあいまいですが、
 ワルターのそばにAの字が!
 リケトスあたりはハートマークにも見えます。
 そのそばにもχマークが。
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8月10~11日
左)11日00:51頃の東(やや南寄り)の空の月。
 右上には赤い火星が。
中左)月のアップ。
 月齢20.9、輝面率60%。
中右)欠け際上部のアップ。
右)雨の海、ピトン山、カッシーニのほか
 アリスティルス、オートリクスがくっきり。
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左)欠け際下部のアップ。
右)逆さオラフ(白丸)、ジョン・レノンの眼鏡(黄)、
 月面エックス、月面Aが見えます。
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左)05:13頃の南(やや西寄り)の空の月。
中)不鮮明ですが逆さオラフのまわり。
右)月面Aはノニウスのあたり。
 オロンティウス、ハギンスのあたりは
 丸の連なりではなく、不思議なリズミカルな形。
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左)08:03頃の西南西の青空に浮かぶ月。
 朝から暑いです。
 月齢21.2、輝面率58%。
中)09:45頃の西の空。白い雲と月。
右)アップで。月齢21.3、輝面率57%。
 青空の中で月はソーダブルーに。
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8月11~12日(12日01:45が下弦)
左)12日01:04頃の東の空
 電線越しの月。
 下弦の時刻40分前。
 ほぼ半月。
右)電線から離れた01:07頃の月。
 月齢21.9、輝面率50%。
 東の空でも高度は高く30度ほど。
 近くの鉄塔の上に輝いていました。
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左)欠け際上部のアップ。
中左)アルキメデスがちょうど欠け際。
 アペニン山脈が暗闇に触覚のように伸びてみえます。
 コペルニクスは驚くほど目立っていません。
中右)欠け際下部のアップ。
右)逆さオラフの胴体のアルフォンススが欠け際に。
 中央のポッチも見えます。
 羽根を開いた蝶のようなクレーターは
 ヴュツェルバウアーとガウリクス。
 ティコも驚くほど目立っていません。
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左)06:11頃の南南西の空高くの月。
 月齢22.2、輝面率49%。高度68度。
 夏の満月は低く、半月は空高く。
中)09:28頃の西(やや南寄り)の空、
 雲と泳ぐソーダブルーの月。
右)アップで。
 月齢22.3、輝面率48%。
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12日午前1時前にペルセウス座流星群の流星が月面に落下して
発光がみられたということを知りました。
私が月を見ていたのは1時過ぎから
。あ~~~~~。
あと5分ぐらい早く月を見始めていたらとちょっと悔しいです。

8月12~13日
日中は各地で激しい雷雨。
虹もみられたようですが、私は見られずでした。
夜は雲が多く、ペルセウス座流星群を見られずでした。

左)13日日の出直前04:45頃、東の空に金星が。
中左)04:50頃。南東(やや東寄り)の空の月。
 左下の矢印の位置に金星。
 月のまわりの雲が朝焼けの淡いピンク色に。
 月齢23.1、輝面率39%。
中右)月をアップで。
右)コペルニクスが欠け際に目立っています。
 湿りの海のところに、
 帽子をかぶった笑顔男発見!
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04:58頃の南東(やや東寄り)の空の月。
街頭越しの月。
(少し空が暗く写っています)
寝苦しい熱帯夜明けのむわんとした空気。
早朝でもけっしてすがすがしくない分、
逆にキリンジの名曲、エイリアンズの世界のようで
ちょっとうれしくなりました。(詳細はこちら
0_200813_0458see_231th_39_65ashort

8月13~14日
左)14日06:27頃の南東(やや南寄り)の空高く、
 細く白い弧が。
 月齢24.2、輝面率29%。
 高度73度の高さです。
中左)10:50頃の炎天下の西の空。
 西の方角に月がいるはずなんだけど、
 と探してほどなく発見!
 月はうっすら右端にいます。
中右)↑の位置です。
右)アップで。
 月齢24.3、輝面率28%。
 透けるようなソーダブルーの月です。
1_200814_0627ses_242th_29_73a 2_200814_1050w_243th_28_42a 3_200814_1050w_243th_28_42a_yajirushi 4_200814_1051w_243th_28_42a

8月15日
(鼻の尖ったお月さま&月面ダイヤモンド)
左)日の出直前04:47頃の東の空の月と金星。
 金星は鉄塔の左側(中央やや下)にいます。
中左)月をややアップ。(そのため空が暗めに)
 なんとなく中央がツンと尖ってみえませんか。
中右)もう少しアップ。鼻が尖っていますね~。
右)月齢25.1、輝面率47%。旧暦二十六夜の月です。
1_200815_0447_1e_251th_21_47askinseihort 2_200815_0447_3e_251th_21_47a 3_200815_0451e_251th_21_47a 4_200815_0447_2e_251th_21_47ashort

左)尖った鼻をつくっているのは
中)湿りの海の脇、むらさきの線のところ。
 欠け際に消えてしまったガッサンディの際ですね。
 黄緑のラインも添えましたが、ひし形になります。
 でもここの地名を書いている資料が
 みつけられません。
 「メルセニウス谷がある」と記述があるくらい。
 なので、勝手に「月面ダイヤモンド」と命名!
 鼻を作る大事なラインなので私には重要地形なので。
右)04:55の東の空の月と街灯と金星(街灯右脇)。
 13日に続き、♪エイリアンズにぴったりの風景。
 (詳細はこちら
5_200815_0447_2e_251th_21_47aup 6_200815_0447_2e_251th_21_47aup_moji 7_200815_0455e_251th_21_48akinseishort

8月16日
左)日の出約1時間前03:55頃の
 東(やや北寄り)の空。
 昇った月と金星、手前(右下)に街灯。
中左)月と金星。金星はくっきりピカリ。
 月はまだ眠りの中にいるようにぼやっと。
中右)木の上にちょうど顔を出したところでした。
右)アップで。月齢26.1、輝面率13%。
1_200816_0356en_261th_13_26a_kinseishort 2_200816_0356en_261th_13_26a_kinseiup 3_200816_0354en_261th_13_26a 4_200816_0355en_261th_13_26a
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今クールは梅雨明けからほぼ毎日、月日和なのが印象的でした。
特に印象に残ったのは8月3日の夕方~晩のほぼ満月。
それと、8月13、15日の明け方の
名曲「エイリアンズ」の世界のような月の風景です。
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※月齢、輝面率はステラナビゲータ10で調べたものを記しています。
※月齢は正午月齢ではなく、撮影時刻のものです。

月の満ち欠け日記INDEXはこちら

2020年7月24日 (金)

素敵な言葉(その8)ーーーご来光(ごらいこう)

今年の初日の出はご覧になりましたか。
夜明け前の寒さの中で待ち、1年の最初の日の出を尊いものとして拝む。

初日の出の風習は意外や意外、江戸時代中期以降に広まったものと言われているようですが、
日本人が陽の光を尊ぶ気持ちはある言葉にも表れている気がします。

それは「ご来光」。

登山を楽しむ方の醍醐味の一つが夜明け前に山頂に立ち、ご来光を待って見ることだとうかがいます。

20170101tvsunrise4
↑ 数年前、1月1日にテレビでの初日の出中継画面を撮ったものです。
 まったく同じ画面をFB仲間も撮っていらしてうれしくなりました。

人物ではない「光」の現象に「ご」という丁寧語をつける。
太陽を「お天道さま」と呼ぶのと同様、
「ご来光」には日本人の太陽へのありがたみが現れている気がします。

「ご来光」を広辞苑第七版で調べてみると。
p1108にこんな記述が。

ご来光
①高山で望む荘厳な日の出の景観をうやまっていう語。「━を拝む」
②ご来迎③に同じ

ご来迎
①来迎の尊敬語 
②玩具の1つ(以下の説明は私による略)
③高山の日出、日没時に前面に霧がたちこめる時、
 陽光を背に立つと自分の影が霧に投影され、
 影のまわりに色のついた光の輪が浮かび出る現象。
 弥陀が光背を負って来迎するのになぞらえていう。
 ヨーロッパでブロッケン現象、または
 ブロッケンの妖怪などと称するもの。

ご来迎③も興味深いです。
日本では弥陀が光背を背負って来迎、と神々しく感じている現象がヨーロッパでは妖怪なのですから。

太陽が東の空から顔を出す。
太古から繰り返される当たり前の日課。
それだけなのにありがたみを感じる私たち。

20190503_0501_2sunriseshort
↑ 山の上でもなくごく普通の住宅街。
 元日でもなくただの普通の日。
 地平線や水平線ではなく、東の建物の上。
 であっても朝日の光の放射は「ご来光」と呼びたい神々しさ。

昨日までがリセットされて、新たなキャンバスに向かうみたいに、
「新しい一日を頑張ろう」っていう気持ちになるから不思議です。

※ちなみに。
◆太陽や太陽光を愛でる言葉はみつけられていませんが、高緯度の地域の人々にとって太陽は特別なもの。
冬が厳寒で夜が長く太陽光が乏しいからです。
冬至は太陽の復活を表し、その喜びは格別。
ロシアでは2月にマースレニッツァという太陽の復活を喜ぶ祝祭がおこなわれます。

◆1990年頃に読んだ本の知識なのですが、
日本の缶詰のメーカーが砂漠の国に輸出する時、トレードマークの朝日の絵を缶詰に印刷しない別バージョンを作っていたとか。
砂漠では太陽は過酷な環境をもたらすものの象徴で、太陽の絵はよろこばれないからだとか。
現在もそうなのかは不明ですが、
灼熱すぎて、太陽光をありがたいものと思えないという環境ゆえに、太陽光を愛でる言葉がない、というお国もあるのだろうと思います。

素敵な言葉INDEXはこちら

2020年7月19日 (日)

オナガの子、かわいい~。オミジカでした♪

2019年3月から画像はサムネイル(少し不鮮明)でアップしています。
お手数ですがクリック・拡大でご覧いただけましたら。

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朝には雨があがっていたので近所をおつかいがてら散歩しました。

ミチョペチョ鳴くウグイスエリアにはまだウグイスがいました。もう7月19日。いつまでいるのかチェックしたいところです。

公園ではオナガがすぐ近くの木でギャアーギャアー鳴いていました。

撮ると。

あれ?
オナガなのに尾が短い。

幼鳥でした!
1_20200719onaga3

幼鳥の特徴は尾が短いだけではなく、
頭の黒い毛に混じって白い毛がある。
尾のそれぞれの先端が白い。などの特徴があるようです。
2_20200719onaga3line

こちらの写真だと頭の白い毛がわかるかと思います。
3_20200719onaga1short

横から見るとやっぱりオミジカ。
胴体の長さ分もありません。
そしてオナガの美しいブルーグレーの羽の色ではなくて、
かなりブラウンがかっていて色が不鮮明。
4_20200719onaga4

枝かぶりですが、こちらが親でしょう。
頭は真っ黒。
羽根は美しいブルーグレー。
尾も長いです。
5_20200719onaga6

コンパクトにたたまれた尾は
段々状になっていますね。
そして先端が白いのは一番長い尾の先だけ。
6_20200719onaga8

オナガの幼鳥をちゃんと見たのは初めてだったのでうれしかったです!

オミジカちゃんたち。
オナガをみてぽおっ となっているでしょう。

「はやく、ぼくも長い尾になりたいな~。
 美しいブルーグレーの体になりたいなあ~」

大人になる憧れを感じていることでしょう。

鳥INDEX(その2)ア~オはこちら

2020年7月18日 (土)

ミチョペチョと鳴くウグイス。これがウグイスの谷渡り。

今年、とんでもなくウグイス運がいいです。
史上最高。

ウグイスがミチョパチョと鳴いているエリア(詳細はこちら)に再び行ってみました。
鳴き声を録音したくて。
20200712uguisu1
↑ 7月12日に遭遇したミチョパチョと鳴くウグイス

ですが、あいにく霧雨が降っているためかカラス以外の鳥は姿も声もなく。
あきらめて用事をして、別ルート(ウグイスエリアから徒歩5分ぐらいのところ)を歩いていたお昼すぎのこと。

ウグイスの鳴き声が聞こえました。
同じ個体かわかりませんが、ミチョパチョと鳴いています。
今回はミチョ「ぺ」チョに聞こえます。

入れない敷地の森の中で鳴いていたのですが、
森にカメラを向け、声を録音していたら、なんということでしょう。

塀のすぐ脇の木にとまってくれました。
そしてホーホケキョホーホケキョと美声を披露。
近距離できく声のすばらしいこと

まるでスターが出待ちのファンのためにへいのそばまでサービスでやってきた、みたいなかんじ。

久しぶりにyoutubeで2点動画をあげました。

どちらもウグイスは写っていません。
茂みの脇にまわれば姿も撮れるかなあと思ったのですが、逃げられるかも。
それなら今回は美声だけ楽しませてもらおうと思ったので。

動画その1
https://www.youtube.com/watch?v=1ntVuhBbmqg

ホーホケキョ ホーホケキョ ホーホケキョを3回繰り返したあと
tututututu とさえずり、そのあと「ミチョペチョミチョペチョ」

このミチョペチョ(通常はケキョケキョ)は「ウグイスの谷渡り」と呼ばれているものらしいですね。


動画その2
https://www.youtube.com/watch?v=2gGfuIbMtpo

ホーホケキョのあとのミチョパチョ部分だけを録音したものです。
怒涛のミチョペチョ。途中つっかえるのもかわいいです。

この森ではセミも鳴き始めていました。
セミとウグイスの競演楽しかったです。

鳥INDEX(その2)ア~オはこちら

2020年7月12日 (日)

早朝散歩。ウグイスとスズメと。

2019年3月から画像はサムネイル(少し不鮮明)でアップしています。
お手数ですがクリック・拡大でご覧いただけましたら。

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昨夜は雷がすごかったでした。ビカビカビカ。
けれど今朝は雨もがあがり早朝散歩♪

ウグイスが鳴いていました。
先週も同じエリアで鳴いていたので同じ個体でしょう。

ウグイス。通常はすぐ近くで声がきこえても藪の中なのに、
今朝はありがたいことに、すぐ先の電線に留まって鳴いているではありませんか。

口ばしを振るわせて美声を披露。
20200712uguisu1

その鳴き声は。
「ホーホケキョ ケキョケキョ」ではなく
「ホーホケキョ ミ・チョ・パ・チョ・ミ・チョ・パ・チョ」!😱
20200712uguisu2

朝まだ曇りだったこともあり、不鮮明ですが
背中には寝ぐせ?
20200712uguisu3

前半のホーホケキョよりも
ミ・チョ・パ・チョ・ミ・チョ・パ・チョばかりをリフレインしていました🎵

20200712uguisu4

ちなみに今までで一番ウグイスがはっきり写せた写真はこちら
今年2020年の私はウグイス運がいい気がします

その後、散歩を続けると。
石段ではスズメたちが遊んでいました。

4羽が石段にとまってはかわりばこに石段の上段にぴょんと移ります。
まるでグリコ、パイナップル、チヨコレートをやっているかのようでした。

↓石段中段あたりで「おい、グリコやろうぜ」と言い合っているかのよう。
20200712suzume1

画像中央右あたり。
はばたいて上段に行くツバメが見えますでしょうか。
20200712suzume2shortnew

あとちょっとでゴール。
20200712suzume3

3羽がゴール。1羽があと6段。ビリになっちゃいました~。
20200712suzume4

早朝でもノーマスクの方も歩いたり、走ったりしていますが、
外に出ている絶対数が少ないので、
道路の端によける、道を変えるなどで歩けるのがうれしいです。

(2020.718追記)
ミチョペチョの鳴き声の録音成功。
詳細はこちらに。

鳥INDEX全般はこちら

2020年7月11日 (土)

どんな小さなクレーターもスポットを浴びる時が来る

画像は小さくアップしています。
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月の観察をしています。

天体望遠鏡でも高価な一眼レフでもなく
どんな時にも持ち歩ける小ぶりなコンデジ、キャノンのPowerShot SX50で。

観察してししみじみ感じることは、
通常のガイドブックでは名が記されていないほどの小さなクレーターでも輝く時があるということ。

月のクレーターというとティコ、コペルニクスの存在感ってすごいと思います。

↓月面がのっぺりしてクレーターが目立たない満月であっても存在感のあるティコとコペルニクス。
5_141107_0256ws_138th_100_36ashort

クレーターは欠け際に来た時、陰影がくっきり。その姿を目立たせます。

今朝の月では。
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ティコも左下にいるはずですがほとんど目立ちません。

目立っていたのは欠け際近くの小さなクレーター。
3_200711_0416_2up

名前を調べてみました。
ドランブルとタキトスのようです。
4_200711_0416_2upmoji

天網恢恢疎にして漏らさずといいますか、
お天道様はすべてお見通しといいますか、
太陽が照らさないクレーターはない

そんなことを感じます。

月面の小さなクレーターに太陽のスポットが浴びるのを私たちが地上から眺めるように
宇宙のどこかでは遠い地球を眺めて、その地上にいる小さな一人に太陽のスポットが当たっているのを眺めている宇宙人がいるのかもしれませんね。

※極地方にはクレーターの内部に太陽の光が永久に当たらないところもあります。

2020年7月 9日 (木)

ソーシャルディスタンスを取ったアオサギの親子を発見

2019年3月から画像はサムネイル(少し不鮮明)でアップしています。
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身近に田んぼがある環境で暮らしています。

バス待ちで田んぼのところにいったら、アオサギが2羽いました!
1_20200630aosagi1
画像の右に1羽、左上に1羽。
おわかりになるでしょうか。

まるでソーシャルディスタンス。

こっそりとアオサギの正面(この画像ですと右手)にまわってみると。

同じポーズ。
2_20200630aosagi2
奥のアオサギは全体がグレー。おそらく幼鳥かと。

手前の親と思えるアオサギ。
3_20200630aosagi5short

鳥は正面からの顔と横顔がまったく違いますね。
太もも(?)が結構モリモリ。
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バーコード頭の教頭先生っぽい雰囲気。
5_20200630aosagi7

奥の幼鳥と思われるアオサギは全体がグレー。
6_20200630aosagi8

髪の毛に見える黒い毛も辮髪のようなものがありません。
7_20200630aosagi10

毛づくろいに夢中。
8_20200630aosagi13

バサバサ!
9_20200630aosagi14

さて、こちらは私が愛用しているスカーフ。
1994年のものなのでかれこれ25年以上愛用していることになります。

「四季」。
春夏秋冬の風景と動物、鳥が描かれた柄です。

動物たちが愛らしいな~。写実的に描かれているな~と思っていたのですが、
特に鳥に興味があるわけでもなく、なんの鳥が描かれているかなんてチェックもしていませんでした。
12_20200708saisons1

私が鳥に興味を持ったのはこの5年ぐらい。
ある日、ふとこのスカーフを見ると、
自分が田んぼで見て、覚えた鳥が描かれていたではありませんか。
10_20200708saisons2

そう。これは間違いなくアオサギです!!
11_20200708saisons3

気づいた時、感動しました。
自分が覚えた鳥に、無意識ですが25年前に出会っていたなんて、と。

もし私と同じように最近野鳥に目覚め、昔のこの「四季」のカレを持っている方はぜひチェックしてみてくださいね。
すくっと立ったアオサギを発見するでしょう。

(追記)
5月の早朝散歩の時、アオサギが飛翔するのに出会いました。
東に向かって朝日に照らされて。
巨大な鳥が空に「浮いている」。
そのことにびっくり。
20200509aosagi2

鳥INDEX(その2)ア~オはこちら

2020年7月 5日 (日)

2020年初夏のツミちゃん

2019年3月から画像はサムネイル(少し不鮮明)でアップしています。
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今朝は思いのほか、天気がよく晴れていたので早朝散歩を楽しみました。
いろんな鳥が鳴いて、飛びまわっていました。

若葉マーク(幼鳥)っぽい鳥もいっぱいいました。

うれしいことにウグイスにも遭遇。
撮ることはできませんでしたが、わずか1メートルの距離で美声を堪能できました。

さて、先日逢うことができたツミちゃんをご紹介します。

曇りのこともあって、暗いのですが。
口ばしがくいっと曲がっています。 
20200705tsumi1

ベージュの細いボーダーのトップスを着てグレーのカーディガンを羽織っているようないでたち。
まわりのいろんな音に反応します。
この時はオナガの鳴き声。
20200705tsumi2

キリリとした目でオナガに照準をあて、
このあと飛び掛かりました~。
20200705tsumi3short

ちなみにオナガはみんな逃げて無事です。
---------------------
それにしてもオナガはどんな心理なのでしょう。

ツミを撮り続けている方に
「オナガのいるところにツミあり」とうかがいました。

オナガはツミのそばに群れたがるけど、
時々襲われて食べられてしまう。

この時だってあと2秒ぐらいのきわどさで無事かわせただけなのに、
おそらくこのあとも、ツミのまわりで戯れてしまうのでしょう。

ツミのそばにいればカラスの危険が減るかもしれないけれど、
それでもオナガの何羽かに1羽はいつかはツミの犠牲になるでしょうに。

用心棒への人身御供みたいな覚悟なのでしょうか。

でも人間も危険とわかっていて、低い確率だけど犠牲になる人が発生することがわかって
それでも、利便のために何かを受け入れることってありますよね。
同じなのかもしれません。
切ないです。

鳥INDEX(その5)タ~トはこちら

2020年7月 4日 (土)

外出自粛。だから、自宅を星野リゾート化計画!

2019年3月から画像はサムネイル(少し不鮮明)でアップしています。
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コロナ禍。
外出しなくて済む時はできる限りこもっています。

お出かけできない分、自宅で過ごすひとときをちょっぴり贅沢したい。
目指すは「星野リゾート」。

そこで3つの贅沢をしました~。

20200704eminoya1

1)ルームシューズ新調。
無印のパイルのルームシューズ。
少し固めのパイルが心地いいです。
洗えるのもポイント。
そして色が超超超好み。
グレーとブラウンの中間。グレージュよりは少し濃い目です。

気に入ったのでトイレ用も同じ色のものに。
区別するために、ルーム用には刺繍を入れました。

自分の足元を見ているだけで気持ちが上がります⤴

2)アルソアの洗顔せっけん。クイーンシルバー。
30年近く愛用している洗顔せっけんです。
メレンゲのように泡立てたきめこまやかで弾力のある泡で顔を包む心地よさと
きゅっと音がするくらいすっきりする洗いあがりが超快感💛なんです。

私にとって洗顔せっけんの最高峰なのですが、購入しづらい、値段が高い。
そのため、最近は2位のお手軽なせっけんに浮気をしていました。
ただ2位のせっけんが最近リニュアルして洗いあがりがかわってしまったので、
アルソア復活となりました。

私にとって、このせっけんで洗ってキュッとなる瞬間のよろこびは
眺めのいい温泉に肩まで使って「あ~~~」と息をつくのと同等のよろこび。
せっけんの価格で考えると贅沢だけど、温泉に1回行くと思えばコスパ最高です♪

3)リネンのバスローブ
これが一番奮発した贅沢です。

私は朝、お風呂に入ってその後支度します。

ナイトウエアを脱ぐ→お風呂→タオルで拭く→もう一度ナイトウエア→出かけるための着替え
をしていました。その手間を減らしたいな~と。

北欧の「Fine Littele Day(ファイン・リトル・デー)」のリネンのバスロープを購入しました。
予算の倍以上ですがリネンガーゼで柄がもみの木という私の好みどまんなか!!

すごくいいです。生地がめらめらとしているので肌にはりつかない。
通気性吸湿性抜群。
タオルで拭かず、お風呂から出たあとすぐはおってもビシャビシャしません。
上記のルーティンの水色の部分がカットできるのです。

予算オーバーだけれど、毎朝3分は時間が浮くと思えば
タイムイズマネー。元はとれるでしょう。
そして、お風呂あがりにナイトウエアに着替えていた時よりぜんぜん涼しい。
それがうれしいです。

↓Fine Little Dayのタグをアップで。
20200704eminoya2
生地はダブルガーゼなので平織りよりも、ふわっ。
でもリネンなのでマスクなどに使うガーゼよりも目が粗くて
「やわふにゃ」な感じがありません。
「ごわっ」でもなく「やわ」でもない絶妙の生地感がシアワセ

いずれの3つとも、色、肌に触れるテクスチャーが超好み。
日常の小さなアイテムに過ぎませんが、自分が最高に気に入るものを愛用できる。
ゆえに、最上級のリゾート気分です。

部屋ももっと片づけて
空間全体を「星のや」に近づけたいです。

色うっとり【アート】【雑貨】【本】INDEXはこちら

2020年7月 2日 (木)

2020年7月2日の火球は見られませんでしたが、1996年のつくば隕石は

今朝起きてニュースを見てびっくり!

2020年7月2日02:32頃、火球が見られたのですね!
すっかりユメノクニにいて、気がつきませんでした。

たくさんの動画や写真を見て、光る軌跡と迫力に驚きました。
まるで『君の名は。』の映画の1シーンのよう。

そしていくつかのニュースでは1996年1月7日、
つくば近辺に降ったつくば隕石について言及されていました。

私は、このつくば隕石は見ているのです!
今でもあの光景を思い出すと興奮します。

詳しくは2007年1月24日のブログをぜひご覧いただけましたら。

重複しながらご紹介いたしますと。
1996年1月7日、つくば隕石の落下を目撃できたのですが、
ちょうどこの年末年始にロシアに行って、
ニューイヤーを祝う打ち上げ花火(簡易なもの。日本でも河原などで勝手にあげる人が多いもの)を
見てきたばかりだったのです。

だったので、夕方の空、ヒューというような音だったと思うのですが、
前方に煙のようなものと燃えカスのようなものが見えた時、
てっきり近所の小学校でこの簡易花火を打ち上げているのだと思いました。

そのくらいすごく近くに感じました。

帰宅後ニュースで、つくばの隕石のことを知り、方角と時間が一緒のことを知りました。
でもまさか、と思ったのですが、町田市~赤羽上空を通過とわかり、
浜松でも音を聞いた人がいると知り、やっぱりつくば隕石の落下を目撃できたんだ~とわかりました。

しし座流星群の当たり年の時は。
満天の空のこっちの端から向こうの端まで半円を描くように流れた流星の軌跡を今でも思い出します。
まるで舞台を見ていて、後方から私の頭上を通ってステージに紙テープが投げられたような、
それを下から見上げているような感じでした。

はっきりした火球を首都高の車の中から見た時も興奮しました。

きっと今回の火球に遭遇できた方はその光の残像と音の興奮がずっと体に刻まれることでしょう。

↓ クリックで拡大します
Photo_20200702223401
↑グーグルマップをキャプチャして、町田~北区~つくば市を直線で結んでみました。
ざっくりではありますが、1996年1月7日のつくば隕石の軌跡として。
(本当~にざっくりです。厳密なものではありません)

世田谷区の「区」の文字のところを水色の丸でぬりつぶしましたが、
ここが私が当時目撃したあたり。
軌跡から近かったことがわかります。

当時、スケッチを残しておかなかったので、あくまで今の私の記憶で描いてみました。
手控えとして残しておくため。
Img_9145



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emi

  • プラネタリウムでのヒーリング番組制作に携わった後、現在は 土井利位侯の「雪華図説」をライフワークとして調べ中の図書館LOVER。月に魅せられ、毎日、月撮り。月の満ち欠けカレンダー(グリーティングライフ社)のコラムも担当。              興味対象:江戸時代の雪月花、ガガーリン他。最近は、鳥にも興味を持ち始め、「花鳥風月」もテリトリーとなっています。   コンタクト:各記事のコメント欄をご利用くださいませ。コメントは私の承認後、ブログ内に反映される仕様にしています。公表を希望されない方はその旨をコメント内に明記くださいますようお願いいたします。
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