エルメスのスカーフやっぱり大好き(その2)30年ぐらい前の雑誌の切り抜きの山吹祥子さん
その1の続きです。
私が20代のころに、エルメスのスカーフの大ブームがあり、春夏、秋冬の年2回のコレクションに合わせて、
JJ、Cancamなどにエルメスのスカーフだけの特集附録がついていました。
これらのコンサバ系の雑誌だけではなく、With、MOREやモード系のananでも一味違ったスカーフの巻き方が紹介されていたりしました。
雑誌にはモデルだけではなく、ファッション業界関係者や読者が名前と顔だしで自分の愛用スカーフをまとっているページもありました。
エルメスのスカーフにまつわる記事をたくさんスクラップしてきましたが、
その中でも、私が色の組み合わせが素敵!と気に入ったのが
ボン・マジック・プレスの山吹祥子さんの着こなしでした。
当時の雑誌のスクラップはかなり断捨離してしまい、超お気に入りの記事だけ手元に残しているのですが、
もちろん、山吹さんのページも手元に残しています。
(画像はサムネイル。小さく不鮮明。クリック拡大してご覧いただけましたら)
↑このブログではお顔は写らないようにして画像をアップしてみました。
エルメスです!と見せるように大きく使うのではなく、くしゅくしゅと無造作に首に巻いているのがおしゃれ。
緑のニットにベルト。キャメルのボトムと腕時計。
これらの色にリンクするような色合いのスカーフのチョイスが秀逸。
(このカレの柄はLes Sanglesだと思います)
私もカジュアルにコンパクトに巻く。柄を見せるのではなくて、色を洋服の色と合わせて使うのが好きだったため、
余計に山吹さんのチョイスに魅せられたのでした。
当時、山吹さんの着こなしが紹介されたエルメス特集は2回以上あったと思います。
編集者の間でもセンスの良さが知られていたのでしょう。
モデルでも女優でもない。まして、面識もなく、たった雑誌で2度ほど見ただけ。
なのに、30年近く経った今でも彼女の名前を覚えていました。
ふと、「山吹祥子さん。今はどうされているのだろう」と思い、検索してみました。
すぐに消息がわかりました。
旧姓のままでジュエリーのデザインをされていて会社を作っていたことがわかりました。
お顔の画像もいくつもヒットしました。
手元の記事では20代だった思うのですが、面影があり
同姓同名の別人ではなくご本人であることがわかります。
そして、今年の7月に召されていたことがわかりました。
ご本人のインスタに娘さんがそのお知らせを書き込んでいらっしゃったのです。
最近の画像からはエルメスのスカーフを着用されている写真をみつけられませんでしたが、
インスタをさかのぼると、闘病されながらも精力的に活動をされ、多くの人の励みになっていらしたことがわかりました。
多くの方を愛し、愛された人生であったことが、いろんな方々の書き込みでわかりました。
私のまわりに山吹さんにつながる方はいらっしゃいませんし、
山吹さんのご関係者がこのブログをご覧になることもないと思うのですが。
30年ほど前、雑誌で掲載されたエルメスのスカーフを巻いたスナップ写真にずっと魅了されている一読者がいることを、
数カットの写真で山吹さんのセンスの素晴らしさに魅せられた読者がいたことをお伝えできたらうれしいです。
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