三浦大知沼にズブズブ~。肉体がある歓びを200%表現する姿に鳥肌!
今、三浦大知沼にはまっています。
お正月にハードディスクに録画していたテレビ番組を整理していた時に
『Mステ・ウルトラスーパーライブ』(テレビ朝日2019年12月27日放送)を見直したのがきっかけです。
あらためて三浦大知のすごさに心酔しました。10分間歌い踊り続けるパフォーマンスのかっこよさ!
艶のある声。キレのあるダンス。周りのダンサーも息がぴったり。
踊っている最中のどこかふわっとした表情も魅力的。
クールに踊っているのだけど、冷たくない、あたたかさを感じます。
彼のパフォーマンスに、「神事」という言葉が浮かんできました。
昔からお祭りや宗教で「舞」は神事でした。
人が<生を受けた、肉体を持った感謝>を大いなるものに伝える、
踊りを神様にささげる。
そんな神聖さすら感じました。
特にすごいのが途中の無言ダンス。
ステップを踏む足音だけが響きます。
三浦大知とまわりのダンサーたち。
まるで、ゾーンに入っているかのよう。
凄いダンスを見ると私はいつも、山岸涼子の名作バレエ漫画『アラベスク』を思い出します。
ピアノ弾きが手を止めてしまったために、無伴奏で「ラ・シルフィード」を踊るノンナ。
無音の舞台。響くのは手首に巻いたブレスレットのサラサラという音だけ。
この目ではじめて見る 霊感というものを
彼女はいま 踊るということに自分のすべてをささげているのだ
音楽も観客も舞台もそして自分さえ
これらすべてを滅却してはじめて到達しうる踊り
(以下私による略)
とミロノフ先生によって語られるノンナの舞。
芸術の深淵に触れた踊り。
三浦大知の圧巻の10分のパフォーマンス、特に無音のダンスにそれを感じます。
一番好きな曲は♪ビーマイセルフ。
youtubeでこの曲のPVを視たのですが、ほんとにかっこいい!
特に、最後。
三浦大知が一人、光の中で踊る場面があります。
くるくるっとまわって、すそをひるがせて。
逆光の光に透けながら。その美しさと言ったら!
大知本人もカメラワークもパーフェクト。
神がかっています。
三浦大知の魅力の一つは、真似をしてみたくなる。ということ。
年を経るにつれ、身体はガタがきて、やっかいな乗り物状態。
だからこそ、軽やかに踊る。肉体がある歓びを200%表現する三浦大知の姿に魅せられるのかもしれません。
踊る姿を見るだけで、エネルギーをもらいます。
コロナ禍、ライブはまったく行っていません。
心配性な私が自分にライブ解禁をするのはまだ先だけど、
最初に行くライブは三浦大知がいいです!
閉塞感を吹き飛ばし、光の世界に連れていってくれる。
今私たちは生きている!ってたからかに叫ぶ。
きっと大勢の方たちとそんな歓びを共有できるひとときを味わえるのだと思います♪
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