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2024年10月31日 (木)

ビオラシリーズ(その6)ようこそ青いビオラ(パンジー)とハロウィン仕様のミニエヴァちゃん

私のビオラ元年は2023年秋。
青いビオラの写真を見たことでした。

青いビオラは街の小さな花屋さんに並ぶほど出回っておらず、
去年、大きな園芸店で無事ゲットできたものもあれば、くじにはずれ手に入れそびれたものもありました。

今年ももうビオラフェアが始まりました。
まだ、春~夏の寄せ植えが元気いっぱいで、空いている鉢が少ないのですが、
「ビオレッタしずく」という品種の写真に魅せられ、
ビオラフェアに参戦しました。

去年は100人中90番台、70番台ほか、かなりくじ運が悪かったのですが
今年は史上初のひとけた数字!!

幸運にも願っていた青系ビオラを手に入れることができました。
(以下、画像はサムネイル。
 お手数ですがクリックorタップで拡大してご覧いただけましたら)

いろんなビオレッタしずくが並んでいます。
ノーフリル。色のグラデーション。どれも魅力的で見ているだけでぽわっ❤となります。
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↑ 大切に育てられた美しい苗たちが並ぶ様子は圧巻!

ビオラフェアでは下見タイムが設けられています。
その時にどの苗がほしいかな~と目星をつけるのですが、
実際にはくじの番号順に入場して、一人3苗(9:30までは)までかごに入れられるので、
ほしい苗が自分の順番の時にはもうだれかのかごの中、ということも多々あります。

それでも下見タイムは至福の時間。
育種家さんたちが育てられたいろんな花びらの形、色合いの苗を一同に見られるのですから。
いわばパンビオの植物園♪
目をつけた苗を撮るというだけではなく、
一面のビオラたちを撮るだけで(手に入らなくても)
見ているだけでしあわせになります~

去年の分の運と2024年内の運を使いきったか、史上初のくじ運のよさでゲットした
青いパンビオがこちらです。
シェルブリエビオレッタしずく
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シェルブリエ。水色の花びらと、その下のインクブルーの花びらに
ハートを撃ち抜かれました~。
可憐な花なのに、インクブルー。ギャップ萌え~。
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帰宅してとりあえずベランダに置きました。

↓ 左手前は購入したビオレッタしずく
濃いブルーの花びらと濃いパープルの花びらのコントラストに惹かれました。
手前中央はお祭りでもらったパンジー
(訂正。バジルでした!
 どうもベランダでバジルの匂いがする~。
 あれ、葉の付き方もバジルっぽいと思って気づいたのでした)
手前右は購入したシェルブリエ。水色×インクブルー。
左後ろはロベリア。2024春に買って、ずっと咲き続け、今も元気!
右隣は購入したビオレッタしずく
水色の花びら×淡いクリーム色の花びらが愛らしいです。
後ろにみえているのは、今なお元気いっぱいのカタリーナ・ラムレーズン
夏元気がなかったけど、秋に復活したカリブラコアです。
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シェルブリエのアップ。
この花はインクブルーまではいかず色鉛筆の青ですね。
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こちらの花はインクブルーに少しパープルが混ざっています。
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↓ シェルブリエの後ろ姿とシルバーリーフと
くすんだサーモンピンクのカリブラコアと、
10月末になっても爆咲の白い小花ダイヤモンドフロスト。
このシェルブリエ、寄せ植えで組み合わせるなら、
白×シルバーリーフ×くすんだサーモンピンクがいいなあとこの写真を見て思いました。
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(でも、単独植えにしました)

ブルー×パープルのビオレッタしずく
こちらも素敵すぎます~。
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パープル色の花びら3つがちょうちょみたいに見えます。
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アップにすると。
「う~、すっぱい!」という顔に見えます。
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デジカメで紫色を撮るのは難しく、
↑ 一つ上と二つ上の写真では紫部分が薄く写っていますが、
 三つ上のスマホで撮ったものが一番実際の色に近いです。
 少しパープル寄りの青×鮮やかなパープルの2色カラーがおしゃれです~

こちらもビオレッタしずく
ネモフィラを想わせる水色の花びらに惹かれました~。
やっぱり「う~、すっぱい!」の顔をしています。
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縁あって、連れて帰ってこられた青いビオラ3つを大切に育てなければ~と思っていた矢先、
別の園芸店の前を所用で通りました。

あまりブランドビオラは扱っていないところです。
ブランド苗コーナーにやはり青いビオラはいませんでした。

奥に向かって売り場を歩いていると、衝撃!
目が点になりました。
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↑ たくさん並んだパンジーの中に一人、青い子がいるではありませんか!!!

しかも、ノーブランド。なんと税込み151円コーナーです。

今、ある問題が起きているのを知っています。
育種家さんがお金と時間をかけて育てたブランド苗から種を採取して
海賊版の苗を作り、販売している人がいるということを。

確かに、私も、あきらかにこれは〇〇だよね~という特徴あるビオラが
ノータグで安い値段で売られているのをみました。

それを買ったらお得だけど、育種家さんの尽力を考えたら、
海賊版には手を出したくない。

でも、私はこの青いパンジーに元となったブランド苗があったのかわからず。
151円ですし、単なる突然変異?かもしれずと
連れて帰ることにしました。

大好きな水色×青の配色。
(ほのかに淡いすみれ色もみえます)
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以上、青いビオラ第一弾でした。
(4つの青いビオラで今シーズンは満足と思っていたのですが、
 人間の欲望とはきりがないもので、まだチャンスがあれば
 もっと青いビオラを迎えてみたい~)

去年の青いビオラは、生産者のところよりも私のところが温暖なため?か
しだいにパープルが強くなったり、逆に水色だった花が2番花以降白っぽくなったり、
色変もありました。

今年迎えた青いビオラたち。どのくらい青を保つか、変わるのか楽しく見届けようと思います。

さて、今日はハロウィン。

最後にハロウィン仕様におめかししたミニエヴァちゃんたちを。
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シェルブリエ(花日和/喜・喜・緑)
ビオレッタしずく(ベジハナファーム/原田氏/長野)

ビオラシリーズはカテゴリーのビオラからご覧いただけます。

(PCだと右側欄外。スマホですと右上のオレンジ色のをクリックで表示されるかと思います)

2024年10月27日 (日)

ル・ジャルダン・サクレ(熊谷)は秘密の花園で憩う夢をかなえてくれる空間でした~

里山ガーデンシリーズもまだ途中。
さかのぼれば、2023年冬~2024年春のビオラシリーズも途中なのですが、
今日は、埼玉の熊谷にあるル・ジャルダン・サクレについてを。

秘密の花園という名前がついたル・ジャルダン・サクレは権田さんという方が個人でお花を咲かせているお庭です。
年に2回公開されています。

その秋の公開に、中学時代からの親友と訪ねてみました。

熊谷はラグビーの街でもあるので、駅前にラグビーの彫刻やラグビーチームのフラッグなどもありました。
(以下、画像はサムネイルのため小さく不鮮明。
 お手数ですがクリックorタップで拡大してご覧いただけましたら)

さまざまなバラが見事なお庭ですが、
入口近くにはフジバカマも。
フジバカマの香り、好きです~。
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私たちが訪ねた日は、雨のち曇り。
雨はあがりましたが、雲が空を覆っていたため、
少し画像が暗いのですが。
中央右側にミューレンベルギアカピラリスがいるのがおわかりいただけますでしょうか。
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まるで、イギリスかカナダに来たみたい!(勝手なイメージ)
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バラの間をいくつもいくつも小道が作られていて、まるで迷路のよう。
空間の実際の広さ以上に、広さを感じます。
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いろんな像があちこちに。
お庭があったら私もこうしたい!と思う素敵な飾り方がいっぱいありました。
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像があるとバラも、像も引き立ちます。
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ネコちゃんもいました~。
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咲くのが早かったバラの赤い実なのでしょうか。
赤い実のつぶつぶがいっぱいあるのも素敵な眺め。
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カンナも背が高く、葉の筋模様がアフリカアートのようでした。
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あちこちに椅子が置かれています。
屋根のあるあずまやもあります。
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 ↑ あずまやの一つをバラ越しに。

入場料は500円。
無料で紅茶からローズヒップティーをいただけます。
(種類は日によって変わるのかもしれません)

好きな場所で、バラを眺めながら、まるで自分の庭のようにくつろげる。
少し離れた空間で、ほかにくつろいでいらっしゃるグループもあり、
声は聞こえてきたのですが姿は見えません。
それだけ、バラや植物の背丈があり、ほかの人が視界から隠れてしまうのでしょう。
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いろんなところに椅子があって、座ってゆっくりバラを眺められます。
バーネットの『秘密の花園』にあこがれた人にとって至福の空間❤
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 ↑ 植物がアーチになっていて覆う、
 この席も落ち着けました~。

 ↓ この椅子に座ってバラを眺めるのもしあわせですね~。
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天気が回復して、日が出てくるようになったら、
来場者が増えました。

秋でも天気のいい日、週末は
他の方が視界にはいらないでお庭を愉しませていただく、ってことはできないかもしれませんが、
椅子はあちこちにたくさんありますので、
座ってくつろげることでしょう。

黒い蝶もいました。
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いろんなバラが咲き誇っていました。
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雨あがりのおかげで、バラもさらに匂いたったような。
花びらに落ちる雫がフォトジェニック。
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親友がみつけたこのバラが香り高く、一番気に入りました~。
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バラだけではなくクレマチスもあちこちに。
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↓ の画像は青系を集めてみました。
上の2つはお庭にあったブルー系の花。
左はルリソウでしょうか。
ワスレナグサに似た花が咲いています。
グーグルレンズで調べてみると、ほかの候補は
アンチューサ、シナグロッサムなど。
秋も咲くのはどれかしら。

下はお庭の手前の道でみかけた植物。
調べたら、イシミカワのようです。
毒々しいチューイングガムみたいなインクブルーとスカイブルーに惹かれました~。
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お庭へ行く道のつきあたり。森と鳥のさえずりと。
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ぜいたくな時間をすごさせていただきました~。

2024年10月24日 (木)

2024年秋の里山ガーデン(その5)10月のいろんな花々

ミューレンベルギアカピラリス以外の花たちを。
(画像は割と小さめに投稿。
 それでもクリックorタップで拡大していただきますと、
 鮮明にご覧いただけます

昔、コスモスと言えばこの色でした。
マゼンダ色のコスモス。
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キバナコスモス、オレンジ色のコスモスは
9月中旬の開幕から10月中旬の千秋楽までずっと咲き続けてびっくり。
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ミニエヴァちゃん。双子なので、ラベンダー色の方は
すみれちゃんと名付けました。

こちらがすみれちゃん。
いただいた麦わら帽子にすみれ色のおリボンをつけてみました。
右側に見えているオレンジ色は霧島の秋でしょうか。
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アップで。
おそらく霧島の秋かな~と。
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ピンク色の花が咲いているこちらも霧島の秋かしら。
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ハゲイトウとオレンジ色のケイトウと。
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色づいたコキア。
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9月には白いシュウメイギクをちらほらみかけました。
ピンクのシュウメイギクは10月になってみかけました。
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太陽のようにメラメラなダリア。
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この一角、ちょっと独特の雰囲気。
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こゆい色のサルビアでしょうか。
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手まりのようなダリア。
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9月にも少しだけみかけていたユリが
たくさん咲いていました。
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クレオメもいました。
こちらも会期中1か月、咲き続けていました。
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このジニア、色が黄色、オレンジ、マゼンダと様々なのに
1本の茎からなっていたように見えました。
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カメラを首から下げていたからかわからないのですが、
洋服の色もスタッフの方たちとは違うのにスタッフに間違えられたのでしょうか。

何回も写真撮ってもらえますか、とお願いされました。
まわりにいろんな方が行きかっているのにわざわざ遠くの私のところまでやってきて。

きわめつけは。
リードでお散歩しているかわいいわんちゃんが、私の前に歩み寄り、じっと下から私を見上げます。
飼い主さんが「あらあら、すみません」と引こうとするが動きません。

猫派で、犬に心理に詳しくない私であっても
「私を撮って」っと言っている以外には考えられない熱視線。
飼い主さんに承諾を得ながら、ぱしゃっと撮らせていただきました。
個人情報ならぬ個犬情報もありますので、
目元だけ掲載させていただきます。

こんなかわいい目で下からじ~~~と見上げられたら。
メロメロです~。
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2024年秋の里山ガーデンはもう少し続きます。

たそがれから夜景のビル群の美しさにうっとり。オフコースの名曲「たそがれ」&SEIKOの時計アベニューのCMについても。

ふだんは、チベットの野ウサギのような生活をしている私ですが、
学生時代からの親友とお茶のひととき。ザ・TOKYOという風景を愉しみました。
(以下、画像はサムネイルのため小さく不鮮明。
 お手数ですがクリックorタップで拡大してご覧いただけましたら)

今日の眺め
あいにくの雨で、夕映えは見えないかな~と思っていたのですが、
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幾重にも重なる雲の中で、
速く行き過ぎるものもあり、
ぽっかりオレンジの夕空が顔を出しました。
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神々しかったです。
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雲の奥に夕空のチラリズム。
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東京タワーのあたりは蒼い空に。
たそがれの蒼い空って惹かれませんか。
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西の空には濃いオレンジ色に染まる雲が。
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アップで。濃い!
グレー×オレンジの配色にうっとり。
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夕闇が広がり、ビルに灯りが灯りはじめるトワイライト。
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やがて、きらびやかな夜景に。
里山の森も好きだけど、「シティー感」あふれる夜景もいいものですね~。
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オフコース「たそがれ」または「エンドレスナイト」
オフコースに「たそがれ」という名曲があります。
たそがれから夜にかけてのビル群の眺め、というと、この「たそがれ」とその英語歌詞の「エンドレス・ナイト」を条件反射で思い出します。

たそがれというのは不思議な時間ですよね。
逢魔が時とも。
昼と夜、光と影、ONとOFF。いろんなもののはざま。
気を抜くとふわっとなにかに心をさらわれそうな、そんなあやうい時間を感じます。

オフコースの楽曲「たそがれ」「エンドレスナイト」はメロウな曲調。
昼間、ひっつめた髪をほどいて、仕事の緊張から解放されて、心を緩ませる。
ふわっとなにかに誘われるように。
そんな、不思議な「たそがれ時間」のたゆとうようなやわらかさと、
ちょっと甘い切なさと人恋しさを感じさせる曲です。

特に英語版「エンドレスナイト」の小田和正さんの発音が本当に綺麗です。

SEIKOの時計アベニューのCM
昼間の青空とは違う、青と夜の闇との間の「蒼い」空に惹かれます。
また、夜明けの蒼い空にも。

そんな私が今でも大好きで何度も頭の中で映像をリピートし、音楽を口ずさんでいるのが、
40年近く前のアベニューのCM。

おそらく夜明け前だと思います。
蒼い空の中のニューヨークの摩天楼のビルが並ぶ通りのカットが、パッパッと切り替わって映り、
その映像に合わせて、「レキシントン」というように通りの名がナレーションで語られるのです。
「アベニュー」という商品名にちなんでなのでしょう。

そして、音楽がこれまたいいのです。
確か梅垣達志さん。
透き通っているような、涼やかな。

大好きなCMで当時のVHSビデオで録画したのですが、VHSゆえに自分ではもう再生できません。
わずか15秒ぐらいのCMだけど、これだけNYに行きたい!と思わせる力がありました。
40年近く経った今も、脳内リプレイしてちょっとドキドキ❤するくらい永遠に好きなCMです。

もし、「あのCMね! 私も好きだった!」という方がいらしたら、ネットを通じてエアハグ、エア握手したいです~。

というわけで、緑豊かな森がいいけれど、都会のビル群の夜景もいいな~と楽しんだ1日でした。
 ↓こちらは以前撮った、神奈川から眺めた東京夜景(詳細はこちら)。
対岸から眺めると、別世界があそこに広がっていると感じられて
それもオツなもの。
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2024年10月20日 (日)

2024年秋の里山ガーデン(その4)ミューレンベルギアカピラリス、ピンクのふわふわの幸せ~

秋の里山ガーデン。
会期は10月14日で終わってしまいましたが、閉幕間際にも訪ねることができました。

赤系の濃ゆい色の花が多い秋の里山。
日の光に透けるミューレンがいい仕事をしてくれています。
濃ゆい赤に淡いピンク色甘さを出し、
ともすれば重い配色になる中で、軽さを出す。

今回は10月7日閉幕間際三連休の時のミューレンを混ぜてお届けします。

濃ゆい赤系統の花が多い里山ガーデンですが、
こんな明るいパステル系の一角も。

白、ピンク、黄色、オレンジのコスモス畑に
ピンク色のミューレンとブルーの花が効いています。
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ネモフィラのような色合いのスカイブルーってなんかしあわせ
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白とピンクのバイカラーのしっぽみたいなノゲイトウ。
その奥に白いしっぽと、ミューレンと青い花。
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背の高い草花はワイルドガーデンのようで本当に素敵。
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ミューレン越の花の黄色とマゼンダ色。
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ミューレンのアップ。
身体を親指姫のサイズにして、
この中にもぐりこみたい~。
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秋ならではの濃ゆい配色。
ハゲイトウ、葉も茎もダークカラーのダリア。
アンティークカラーの花びらの花々。ケイトウ。
そこに「軽さ」をプラスさせるのがミューレンの存在。
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緑の葉と赤系のコントラスト。
強い秋の日差しで鮮やか!
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光に透けて、孔雀の羽根のようなミューレン。
ハゲイトウと霧島の秋?との暖色トリオ。
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左側はチカラシバ?
二つとも秋の日を浴びて、輝いています!
逆光で生まれる輝き。
そのため、同じ植え込みも太陽側から眺めるのと逆光側から眺めるのは印象が変わりますし、
それゆえ、午前中に訪ねるのと、午後訪ねるのとでは見え方が変わりますし。
近くに住んで毎日訪ねたいくらいです~。
(この近くに住んでいる友人から里山ガーデンができる前からの一帯のお話をきかせてもらって
 興味深かったです~。自生ホタルもいたそうです)
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東入口そばの植え込みにもミューレンがいました。
いかにも、秋!の配色にうっとり。
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 ↓ 9月開幕直後に訪ねた時の様子です。
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この場所を閉幕直前に撮ると。
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全然雰囲気が違いますね~。
左側の細い緑の葉の群れがピンク色のミューレンだったのですね。
9月は黄色いコスモスが目立っていましたが、
白やピンクのコスモスが育ち、しかも背が高くボリュームがあることがわかります。

近日、ミューレン以外の植物の様子をご紹介します。


2024年10月16日 (水)

十三夜の名月と紫金山・アトラス彗星を見ました!

今日は旧暦9月13日。のちの月(十三夜)。
東側の空の月にみとれつつ、
西側に注目。

紫金山・アトラス彗星。無事、見ることができました!

13日は。うっかり見逃し。
14日は。西の空がひらけている場所に見に行くも雲に覆われていて見られず。
何人かで雲が晴れるのを願ったですがかなわず。
そのかわり、13日に江の島で彗星をご覧になったという方にスマホで撮った美しい写真をみせていただきました。

というわけで、今日は14日の場所にもう一度行ってみたのでした。

昨日同様、天体望遠鏡、双眼鏡、三脚のカメラほか持っている方がいっぱいいらっしゃいました。
スマホで13日の彗星写真を見せてくださった方もいらっしゃいました。

この方が、「見えていますね!」といち早く彗星に気づいて、教えてくれました。
私が空に目を凝らしてもわかりません。
スマホで撮った写真を指で示して、「この雲の左上ですよ」と。

その雲を目印に目を凝らすと見えました~。
肉眼ではうっすら。だけど想像以上に尾が長かったでした。

街の中ですので、暗い場所でみるよりはもちろん不鮮明なのですが、
こんな感じです~。
(画像はサムネイルのため小さく不鮮明。
 お手数ですがクリックorタップで拡大してご覧いただけましたら)

10月15日18時前の西の空。
画像中央から時計の11時の針の方向に尾が伸びています。
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18時過ぎの空。金星とアルクトゥールスの間ぐらいにいます。
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一期一会の出会いですが、お互い名前を知らない、けれど、彗星に心をときめかせる者同士、
同じ場所で空を見上げ、見えたよろこびを分かちあいました~。

明日以降も西の空が晴れている限り、出かけようと思います。

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10月15日の十三夜の月の様子や彗星待ちの間の夕暮れの空の様子を。

17:18頃の十三夜の月。
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アップのため、まわりの空が黒く写っています。
左下がまだ欠けていますね~。
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17:23頃の西の空。中央奥に富士山がいます。
川にオレンジ色の空が映っています。
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富士山をズームアップ。
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17:27頃。オレンジ~藍色のグラデーションが綺麗。
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無事、彗星を見られたあと、東(東南)の空に目を向けると
十三夜の月がさらに昇っていました。
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2024年10月 9日 (水)

夕空に五日月と金星が

10月3日の新月から始まった今クール。
秋雨前線の影響もあり、最初に見られた月は10月7日の五日月でした。

(画像はサムネイルのため小さく不鮮明。
 お手数ですがクリックorタップで拡大してご覧いただけましたら。

10月7日(五日月)
左)
17:34の南西の空に細い弧の月が。
今クール初めて会えた月です。
中)
右下隅に金星が。
右)
月の周りの雲の色にうっとり。
グレーの雲にブルーやオレンジ色がほんのり混ざって。
筆で絵具をす~と伸ばしたような、そんな雲。 
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17:35
雲が少しかかりました。
私たちが絵に描く三日月ってこのくらいの形。
ですが、五日月。三日月はもっと細いのですね。
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18:09
左)
空が暗くなって右下の金星がキラリ。
右)月はさそり座の中にいます。
 ステラナビゲータで再現してみました。
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18:12
左)
月の弧の時計の2時あたりに小さな星がいます。
画面の右下にも星がいます。
さそり座の星たちです。
右)矢印のところです。
 みえますでしょうか。
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2024年10月 8日 (火)

2024年秋の里山ガーデン(その3)ミューレンが満開!

秋の里山ガーデン。会期はじまってすぐに行った時は、ミューレンベルギアカピラリスがまだ咲いておらずでしたが、
10月7日に訪ねたらふわっふわの満開

9月会期始まってすぐの様子と何が違うかをご報告します。
(写真は後日あらためて)

大きな変化は以下の3つ。
■コキア 
 緑→赤
■ミューレン 
 緑→ピンクのふわふわ
■ハゲイトウ 
 目立っていなかった→にょきっと目立っていた(虫においしそうに食われていた)

ということで、それ以外の
9月に咲いていた植物は基本的にずっと健在。

ただし、
白、ピンク系のコスモスが背が伸びて存在感が一層増していました。

背が伸びる植物が多かったのか、9月に撮ったのと同じ場所で撮ろうと思ったのですが、
それがどこかがもはやわからなくなる感じ。

里山ガーデンは傾斜地をうまく利用して、通路が作られているので、
来場者が植物の影になることが多く、大勢の方がいらしていても、「一面の植物、人の影なし」という写真が撮れたりします。

植物の背が高く成長したことで、一層、いろんな方が死角になり、花畑への没入感を愉しめました。

近日、写真をアップいたしますが、
①秋の里山ガーデンを訪ねたけれどピンク色のふわふわの植物は見なかったわあ~という方は
 ぜひ、ミューレンが咲いた様子をご覧になりにいらしてくださいませ。
②ミューレンベルギアカピラリスなんて知らないわ~という方はぜひ、ご覧になりにいらしてくださいませ。

 ピンクのふわふわがいい仕事をするんです♪

とりいそぎ、今日はこのへんで~。

2024年10月 5日 (土)

よみうりランドのHANA・BIYORI(その2)花鳥風月ならぬ、花魚風月

その2は動物編です。

私が撮るのは雪の結晶、花、鳥、月、空がメイン。
ですので、雪月花の女。あるいは、花鳥風月の女、なのですが。

HANA・BIYORIの屋内に水槽があり、
青い魚をはじめ、綺麗だったり、なんじゃこりゃ!だったりで、
つい、夢中になってカメラを向けてしまいました~。

今まで魚は撮ったことないかも。
まさか、花を見にきて魚に夢中になるとは。
(以下、画像はサムネイルのため小さく不鮮明。
お手数ですが、クリックorタップで拡大してご覧いただけましたら)

青い魚3種

先日、青いメダカに出会い、友人が飼育をはじめました。
背や目がターコイズブルーのラメみたいに輝き、
私もその色合いにうっとりしました。

その青いメダカかしら!と思ったのですが、
グーグルレンズで検索するとネオンテトラという魚のようです。
左上にボケて写っているネオンテトラ。
腹側面だけではなく、目の部分がぴかっと青く輝いているのが見えますでしょうか。
202401003yomiuri_fishi1

おそらくルリスズメダイ
ラピスラズリ色が鮮やか!
202401003yomiuri_fishi2

ライティングの関係でしょうか、
少しパープルがかって透けてみえます。
202401003yomiuri_fishi3

鉱石のような美しさ!
202401003yomiuri_fishi4

こちらはもう少し大きいサイズの青い魚。
鳥もそうですが、側面から見た顔と正面から見た顔の印象って違いますよね。
202401003yomiuri_fishi5

つぎは、衝撃だった魚を。
ミヤコテングハギという名前のようです。
202401003yomiuri_fishi6

黄色いラインの先に目がありますね。
202401003yomiuri_fishi7

それが、この角度になると、
その下の水色のような部分が、目に見えませんか?
202401003yomiuri_fishi8

この角度になると、マントヒヒにしか見えません~!
202401003yomiuri_fishi9

きゃあ。ブォッフォ!、ブォッフォ!と叫んでいそう。
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ひれをバタバタさせるのが、
猿が胸を叩くように見えます~。
(もちろん、ブォッフォ!なんて叫んではいません)
202401003yomiuri_fishi11

一度、水色の部分が目に見えてしまうと、
ちゃんとした丸い目が見える角度になっても、
マントヒヒにしか見えません!
202401003yomiuri_fishi12

キリンみたいな模様の尾の魚と並んだら、
ここは水槽ではなくジャングル?
ライオンキングの世界?と錯覚すらしました。
202401003yomiuri_fishi13

その他の魚。

セグロチョウチョウウオ
目のところに、情けないトホホ顔に見えるラインが。
202401003yomiuri_fishi14

横から見てもトホホ顔がかわいいです。
下に、ニモがいます。
202401003yomiuri_fishi15

こちらは迫力あります。
アフリカの儀式の時の仮面のような雰囲気。
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青とグレーのモダンな配色の魚。
202401003yomiuri_fishi17

ウルトラマンに出てくる怪獣のよう。
ダダとか。
アバンギャルド! モダニズムですねえ。
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魚以外にカワウソもいました。
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指を組む様子が器用そうで人間っぽいです。
20241003kawauso2

よみうりランドは標高が高いからか、
10月2日頃にキンモクセイ開花。
私のところは5日現在まだ、咲いていません。

京王よみうりランドの駅のホームからも都心の高層ビルがよく見えました。
(曇り~霧雨で鮮明ではありませんが)。

都庁も。
20141003tokyo1

スカイツリーも。
20141003tokyo2

スカイツリーよりも右手(南寄り)のビル群。
20141003tokyo3

夜景も綺麗なことでしょう。

2024年10月 4日 (金)

よみうりランドのHANA・BIYORI(その1)アメリカンブルーに開眼

Aが好きでAのために出かけたらBに出会ってしまいBも追いかけることに。
そしてBを追いかけていたらCに出会ってしまい、
好きなものが増えた~ってことはありませんか。

秋の花が見たくて里山ガーデンに行って、ミューレンベルギアカピラリスに出会ってしまい、
押し植物になりました。

ミューレンがよみうりランドのHANA・BIYORIにいると知り、
初訪問。そこで、アメリカン・ブルーを使った美しい配色の寄せ植えを見て、
アメリカン・ブルーに開眼しました~。

(以下画像はサムネイルのため小さく不鮮明。
 お手数ですがクリックorタップで拡大してご覧いただけましたら)

曇り空の日だったのですが、
ミューレン、ふわっふわ。ピンク色の綿菓子のよう。
20241003yomiuri1

ピンク色の花にミューレンがチュールのように重なります。
20241003yomiuri2

手に取ると。こんな感じ。
いくつもいくつも重なってはじめて、ピンク色のふわふわになるのですね。
20241003yomiuri3

ミューレンを見に行って、開眼したのがアメリカン・ブルー。

アメリカン・ブルーは買ったことがありません。
なぜなら、青い花がモリモリ咲いて、青い手まりのようになる、というわけではなく
緑の葉の分量が多く、緑色7、青色3ぐらいの見た目になるのが今一つと思っていたのです。

ところが、こんなに美しい配色になるなんて。
黄色の花もいい差し色になってて、素敵~。
20241003yomiuri4
朱色オレンジ黄色マゼンダピンク
秋は、ともすれば、オレンジマゼンダ茜色パープルダークレッド
の、赤系にしたくなりますが、
緑と青と黄色が効いたこんなさわやかな配色もありなんだと目からうろこでした!

↓葉の色が濃いガーデンダリア(左上)も締め色で効いてますね~。
20241003yomiuri5

HANA・BIYORIの屋内施設に向かう両側にこのアメリカンブルーたちがいます。
20241003yomiuri6

アメリカン・ブルーたち、越しのミューレン。
20241003yomiuri7
来年は、アメリカン・ブルーを買おう。
この花壇の配色を真似してみよう!と思いました。

↓奥の花壇も色合いも素敵でした。
里山ガーデンと使っている花は重なるものも多いです。

この時期、元気なのは日日草、千日紅、ペンタス、ユーフォルビアダイヤモンドフロスト。
そこに、秋色としてケイトウをプラス。
というのが定石なのでしょう。

紫×黄色(オレンジ)。補色のコントラストに、秋色のピンク、ダークレッドのケイトウをアクセントに。
20241003yomiuri8
丸く広がる花、しゅっととがったケイトウetc.
花の形、茎を含めた立ち姿のバリエーション。
いろんなものをミックスするからこその広がりが素敵です。
めちゃくちゃセンスいいですね~。

今年、私のベランダでも大繁殖のユーフォルビアダイヤモンドフロストと千日紅の
このボリューム。迫力あります~。
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枝でできた馬。
生きているかのような立ちポーズ。
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屋内にいたハロウィンの飾りたち。
20241003yomiuri11

屋内にはフクシアが上から吊るされていました。

フクシアってあでやかなピンクがちょっとレトロな雰囲気。
お正月の羽子板の羽根を思い出します。
20241003yomiuri12

「フラワーフェアリーズ フクシア」でぜひ画像検索してみてください♪
このフクシアがうまいぐあいに妖精のドレスになっているんです~。
20241003yomiuri13

よみうりランドのお近くに住んでいて、このお庭を気軽にご覧になれる方がうらやましい~。
素敵な花エリアでした。

標高が高いせいか、キンモクセイが昨日、香っていました。
私のエリアではまだです。

近日、よみうりランドその2。動物編をご紹介します。

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emi

  • プラネタリウムでのヒーリング番組制作に携わった後、現在は 土井利位侯の「雪華図説」をライフワークとして調べ中の図書館LOVER。月に魅せられ、毎日、月撮り。月の満ち欠けカレンダー(グリーティングライフ社)のコラムも担当。              興味対象:江戸時代の雪月花、ガガーリン他。最近は、鳥にも興味を持ち始め、「花鳥風月」もテリトリーとなっています。   コンタクト:各記事のコメント欄をご利用くださいませ。コメントは私の承認後、ブログ内に反映される仕様にしています。公表を希望されない方はその旨をコメント内に明記くださいますようお願いいたします。
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