2019年3月21日 (木)

2019年春の桃源郷(その3)まわりの花や動物や

(その2)の続きです。
リニュアルしたココログがものすごくやりづらく、手順がよくないのか画像の挿入も不具合だらけ。

うまく画像が表示されないなど、お見苦しい点もあるかと思いますが、しばらくは微調整せずアップします。

桃源郷の桃の手前にある白い花。
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おそらくスモモかなと。
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桃源郷に立つといわゆる外界の建物が見えません。
それゆえ住宅街にありながら「別世界感」があるわけですが。

画像でおわかりになるかわかりませんが、中央やや右に高い建物がかすかに見えてはいます。
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遠いところの木々を望遠で撮っているのですが、この植物ものすごく大きい気がします。
どの方面の木かわかりません。
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桃の丘の周辺。
青空と白っぽい幹の木。
木肌が白っぽいことと、そのうねり具合から前衛舞踏の「白虎社」を思い出しました。
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右側の幹の中ごろの節の部分。右を向いて枝を食べてるキリンに見えませんか。
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バス通りから見える桃畑は全部別の植物に植えかわっていたような気がします。
こんな実がなっていました。
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丘から下る途中でみかけた植物。
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なんという名前かしら。
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たくあんの臭いがすると思ってキョロキョロしたらいました。
「ヒサカキ」。
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こんな小さな花が鈴なりに。
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常々、桃源郷を訪ねるとたくあんの臭いがするなと思っていたのです。

たくあんの臭いがする時
そこにはいつもヒイラギナンテンがありました。
(↓参考画像、別のエリアのヒイラギナンテンです)
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桃源郷もお墓のある方角に下っていくとヒイラギナンテンがあります。

ですので、私はたくあんの臭いの元はヒイラギナンテンと思っていたのです。
が、ある時、それが濡れ衣だったことに気づきました。

この何年かをチェックすると桃源郷の桃とヒサカキの開花は連動しています。
身近なヒサカキからたくあんの臭いがしたら桃も1分咲き。
一週間ぐらいで見ごろになると、推測。

桃源郷ファンでお近くにヒサカキがある方はぜひたくあんの臭いで見ごろを推測してみてください。
ちなみに今年、家の近所ではヒイラギナンテンはヒサカキよりも1週間以上開花が早かったでした。
ヒイラギナンテンで桃の開花を推測するのは難しそうです。

モズに遇いました。後ろ姿ですがパシャ。
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坂をどんどん下って。おうまさんも健在でした。
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開発の進み具合が心配ではありますが、それでもまだまだ住宅街に息づく奇蹟の別世界。
愉しかったです。
美味しかった「丘の上のパン屋さん」は近日、食べ物ブログの「おいしくってしあわせ」にアップします。

2019年春の桃源郷(その2)センターの桃の変遷

(その1)の続きです。
ガードレース近くにあるため、桃源郷のセンター的存在の桃の木が
かなりカットされていました。
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去年はどうだったのでしょう。

2018年3月21日の様子。1年前は雪が降ったのですね。幻想的な桃源郷。
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2018年3月18日の様子。細い枝にいっぱい桃が咲いています。
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2017年3月7日。まだ3分咲き頃ですが、枝はにょきにょき。
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2016年3月20日。
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2015年。
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写真をさかのぼっていたら、2014年もばっさりになっていました。
たた、訪ねたのが4月1日と少し遅めです。
満開の桃が一段落ついてから、伐採されたのか、
元から細い枝を刈られていたのかは不明です。
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さらにさかのぼると2012年の写真も細い枝が伐採されていました。

細い枝を定期的にカットしているのかもしれませんね。

いずれにしても手前の桃たちのおかげで、遠近法のコントラストが効く気がします。
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来年の春はふたたびにょきにょき伸びた細い枝たちに無数の桃の花が、
という眺めが見られるかもしれませんね。

2019年春の桃源郷(その1)満開の桃

3月20日春爛漫の昼下がり、予定の合間に桃源郷を訪ねました。
満開でした。
とりあえず元気でまた春を迎え、この桃の郷の眺めをみられるよろこびとそして一抹の不安を感じた午後となりました。
というのも。宅地開発がかなり浸食しているな~と感じたからです。
手前のバス通りから見えていた桃畑はかなり面積が減りました。
メインの桃源郷の桃も。かなり枝がカットされている印象。
もちろん花を出荷用にカットしたからかもしれませんが。
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今回は「丘の上のパン屋さん」に寄って、いつもと違う方向から桃の丘に入りました。

満開。淡いピンクと濃いピンクの2つの色が一つの枝に混ざっていました。
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私が奥桃源郷と呼んでいるところの桃も咲いていました。
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びっくりしたのが、誰もが桃源郷のセンター的存在と感じていらしたであろうこの桃がかなりさっぱりした姿に!20190320tougenkyo3short
ある程度、枝が伸びたら、伐り戻しをしないといけないのかしら。ばっさり。でも幹のあちこちから桃の若い茎が出たり花が咲いていることに生命力を感じます。
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少し桃の花のボリュームが減っているように感じますが、
それでも桃源郷感は変わらずあります。
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桃の影がシザーハンズのよう。
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渋い色が好きな私ですが、3色そぼろ弁当みたいな
わかりやすい黄緑、黄色、ピンクのこの配色も惹かれます。
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遠景。こんな風景が住宅街のすぐ脇にあることが奇蹟。
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さて、ココログの仕様が変わり、慣れないこともありますが私にとって非常に使いづらいものになってしまいました。
ご覧のように文字サイズがところどころ変わってしまっています。
アップした画像が現れていないところもあります。
行間ほか、ゆくゆく直せるようでしたら変えていきます。

2019年3月 8日 (金)

「カメラを止めるな」にヒマラヤ杉のグリーンぼっくりが!

評判を聞いてずっと見たくて見逃していた映画「カメラを止めるな」。
地上波で放送してくれたので視ました。

面白かった!
最後まで見て、こういうことか。とわかってもう一度頭から見たくなる。
そのために映画館にリピートしたくなる映画でした。

面白さの一つが、「カメラに映っている以外の場所や時間」を想像させることかなと。

私たちが通常ドラマや映画を見る時、
誰もいない草原に二人だけで1人がひん死の哀しい別れのシーンでも
画面以外のところに音声スタッフがいて、マイクがあって、監督がいて、いろんなスタッフが見守っているのにそれを頭から除外して、草原に二人ぼっちというつもりで視ているわけですよね。

時間もそう。
涙でアップになって切り替わる場合。現場ではおそらく「カット」がかかって、
役者は撮った映像をチェックなどがあるのかもしれません。
ですが、私たちはそれを無意識か意識的か頭から排除するというゴマカシによって
「映っているものだけ」を味わおうとします。

でも、この映画は「カメラで映っている」以外のところでスタッフがどうドタバタしていたのか、
それがわかって楽しむ映画。
私たちがいつも映画を見ている時に自らゴマカシをおこなって、作品を成立させていたんだなと気づかされる。それが面白かったでした。

さて、映画を見ていたら、撮影隊がロケしている設定の建物の背景の木の枝に緑の楕円球がいっぱい!

これはもしやヒマラヤ杉のグリーンぼっくりでは。

と気づくといろんな場面で背景のグリーンぼっくりもチラ見してしまいます。

最後の方で上の方からのアングルの場面でも
枝のあちこちににょきにょき、大豊作のグリーンぼっくりが。

早速ロケ地を調べてみました。
茨城県にある芦山浄水場なのですね。

ちょっと廃墟感の演出にぴったりの場所ですね。

こちらは映画の1シーンではなくて、
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私が去年、お濠の近くで撮ったグリーンぼっくり。

2019年1月27日 (日)

ヒマラヤ杉の丸ごとぼっくりシリーズ(その4)発芽しました~

台風で枝ごと落下したために念願の入手ができた、ヒマラヤ杉の丸ごとぼっくり。
その3)の続きです。
(以下、画像はクリックで拡大します)

ヒマラヤ杉のぼっくりと、ストローブ松の巨大ぼっくり、大王松の巨大ぼっくりの保管は
暫定的ではありますが、無印の透明ケースに入れて飾っています。
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透明なので、上からの埃は避けながら、形がよく見えて便利なんです。
上の段はヒマラヤ杉。今年拾った丸ごとぼっくりや、
去年拾って、リースにつかったものも。
下段はストローブマツと大王松の巨大ぼっくりです。

◆その3で笠が唯一開いていなかったぼっくりはどうなったでしょうか。
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↑ほとんど変わらずです。先端は閉じたまま。
シダ―ローズがぽろっと取れることはないでしょう。

◆あらためて、ヒマラヤ杉のぼっくりの構造を写真とともに図解します。

ヒマラヤ杉は大王松や一般的な松ぼっくりのように丸ごとでぼっくりが落ちることはありません。

台風などで根元から枝ごと落下しない限り、もしくはもぎとらない限り
丸ごとぼっくりを入手することはできません。

落下したあと育って。このようになりました。(2018年12月初旬)
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図解します。
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丸ごとぼっくりは成長して主に3つに分かれます。
まず、先端がまとまってぽろっともげます。(左の赤い丸)。
その形がバラに似ているためにシダ―ローズと呼ばれます。

途中部分(黄色い丸)は花びらのようなもの1片1片が落下します。
ここに種がついています。
プロペラのような形。
ヒマラヤ杉の高木からヒラヒラ、ヒラヒラと風に乗ってあちこちへ種が飛んでいくのです。
(輪っか状に10枚ぐらいの花びらがくっついているものが画像中央にありますが、
実際に木の上ですと、地上に落ちるまでの間に一片一片ばらばらになってしまうのではと思います。)

右側の青い丸が芯とともに木の上で残るぼっくりです。
通常は手にすることができないので、非常に貴重な部位です。

シダ―ローズ(赤丸)を芯つきぼっくり(青丸)に差してみようと思いました。
そうしたら、元の大きさが推測できるなあと。

シダ―ローズの後ろの穴を、芯にさすと。

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↑こんな感じになりました。
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この黄色い部分のすきまが、
一片一片、種つきではがれたプロペラたちがいた場所ですね。

シダ―ローズを芯に戻したところをアップで。
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当り前かもしれませんが、スポッとはまります。

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さて、丸ごとぼっくりからたくさんのプロペラ片が取れました。
ヒマラヤ杉のぼっくりがシダ―ローズやプロペラ片を飛ばすのは12月頃。

10月頭に台風というアクシデントで落ちてしまった丸ごとぼっくりはいわば未熟児。
プロペラ片についた種から発芽することはないだろう。

と思っていました。
ダメ元で軽い気持ちで蒔いてはいましたが。

ある日。びっくり。
なんと。発芽していたのです。

2019年1月20日。
にょきっと。
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少し寄った画像を。
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まさかの発芽。うれしいです。

2019年1月24日。
右側のお帽子が取れました!
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右端に、左側の杉ちゃんの影が映っています。
左側の器は歪んで写っていますが、もともと不思議な形の器なんです。

2019年1月30日。
左の杉ちゃんのお帽子も取れました!
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右端に、お帽子が取れた杉ちゃん2つのシルエットが写っているのが
おわかりいただけますでしょうか。

アップで。
中央には次の若葉が見えています。
左側の杉ちゃんの器の端の方に脱げた種の抜け殻があります。
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繰り返しになりますが、まさか10月に丸ごとで落ちてしまったぼっくりの種が発芽するとは思いませんでした。
ダメ元の軽い気持ちで蒔きましたので、この2つは水はけの穴のない器に植えてしまったんです。

こんな風に発芽すると育てたくなります。

どのタイミングで穴のある器に移したらいいか、
知識がなく、悩むところです。

◆ヒマラヤ杉シリーズINDEXはこちら

2018年12月18日 (火)

ヤドリギを手に入れました~

クリスマスといえば。樅ノ木、ひいらぎ、ヤドリギ。

ですが、ヤドリギはなかなかお花屋さんでみかけません。
だからこそ、貴重。

去年販売されていた青山フラワーマーケットで今年も見事な球形のヤドリギを発見しました。
(青山マーケットでも扱いがない店舗が多いようです)
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1万円以上するので去年は眺めて楽しんでいたヤドリギ。
今年はカットしたものが手が出せる値段で販売されていました。
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おかげで手に入れることができました。
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ヤドリギ(左)と赤い実のヒペリカム(右)。
巻いていたスカーフ(だから少し皺があるのですが)と並べてみました。
このスカーフ、ヤドリギとヒイラギが描かれていて大好きなんです。

テーブルに置くと。
プロペラのようなヤドリギの葉もかわいいです。
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黄色い実のアップ。
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皮はツヤツヤ。弾力ツップツプ。
中が透けてみえます。

宝物のマトリョーシカと並べて飾りました。
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明日にはミニスワッグにして吊るそうかしらと思います♪

花INDEXはこちら

2018年12月13日 (木)

ヒマラヤ杉の丸ごとぼっくりシリーズ(その3)大輪の花が咲きました

台風後にヒマラヤ杉の並木で拾った丸ごとぼっくり。

とても貴重なもので私にとっては宝物。(詳細はこちら

部屋に置いておいたら、つぎつぎ笠が開き、先端はぽろりともげて…。

バラの形のシダ―ローズが部屋の中で生まれたことに感激!!!(詳細はこちら

最後までもげなかったのが左のぼっくりです。
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このまま丸ごとを保つならそのまま保存しようと思っていたのですが、
12月1日。ついに。こんな風にぽろりと。
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表に返してみると。
見事な大輪の薔薇の花になっていました。(左側)
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11月早々にもげたもの(右側)と比べるとかなり大きいですね。

あまりに見事で美しいので、星を散らして再度アップ。
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ん~♥ ゴージャス
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丸ごとボックリは7つ拾いました。
そのうち1つは関心を持ってくださった方にプレゼント。

手元にあるのは6つ。
5つは見事にシダ―ローズを咲かせました。
そして残るはこの1つ。
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斜めから。
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シダ―ローズの形がわかるアングルで。
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台風一過で拾った当時、グリーンが強く一番若かったであろうボックリ。

今後どうなるでしょうか。

◆ヒマラヤ杉シリーズINDEXはこちら

2018年11月15日 (木)

ヒマラヤ杉の丸ごとぼっくりシリーズ(その2)笠が開き、バラも咲きました

台風直後に拾った、念願のヒマラヤ杉に丸ごとボックリ。
(詳細はこちら

そのボックリたちのその後のレポです。
(以下、画像はクリックで拡大します)

まずは拾った直後の画像を。
どれも楕円球の形です。

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↑10月1日の台風直後、10月3日の丸ごとボックリ。

【10月20日】
7つのうち、5つ、笠が開きはじめました。
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通常は11月下旬~12月頃に笠を落とすボックリたち。
いわば2か月以上前にハプニングで枝から離れるはめになりました。
いわば未熟児。

養分も得られないのに成長(?)が進んでいることにビックリしました。


卵の大きさと比べると、笠が広がった分、ボリュームが出ていることがわかります。
10月20日の画像中央上部の薔薇の花のように見えるものは
去年拾ったシダ―ローズです。


横からパチリ。
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↑先端(左側)は閉じたまま。枝についていた右側の笠が広がっています。

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上の写真にいない、一番小さかったグリーンボックリは
笠がほとんど閉じたままです。
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↑淡い緑もかすかに残っていますが、深緑と茶色が帯状に重なる
 不思議な色合いに。


【10月25日】
ボックリ4つはほぼ先端まで笠が開きました。
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螺旋に魅入ってしまいます。
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【10月26日】
お昼過ぎ。先端がもげていました。
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もげたものをひっくり返すと。

感動~~~~~ヽ(^。^)ノ
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これぞ! シダ―ローズ。
手を伸ばしても届かない木の高みでできるバラが
家の中で生まれたことに感動。

感動のあまり星をちりばめてもう一度。
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シダ―ローズの後ろでは
一片一片ほろほろとはがれていますね。
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【11月11日】
次々と先端がもげてシダ―ローズが4輪咲きました。

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一片一片花びら状のもの。
プロペラのような形でひらひら舞って地上に落ちます。
種をつけて。
計算されたデザイン。
少しでも木から遠くに種を散らばせたいという意思(おそらく)が感じられます。

花びら状のものは2つで構成されています。
①木のように堅いイチョウの葉のような形のもの。
(バターナイフに使えそうなくらい、薄いけれど堅いです)
②種を先端に持つ薄いフィルム状のもの。
(質感、色ともにたまねぎの皮のよう)
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この種を蒔いたらたら発芽するかいずれ試してみます。

さて、感動だらけのボックリ観察。
とりわけ、貴重な体験は残った芯の部分を間近で見られること。

以前、超望遠で撮った画像↓
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芯の部分は一冬越えても決して落ちてくることはありません。
高いところに残るこの芯。間近で見るすべはありませんでした。
それが部屋の中でドアップで、じっくり眺められるのです!

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正面から。
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まだ、シダ―ローズがもげていないボックリがあります。
もう少し様子を見た後、12月頃、解体しようと思います。
プロペラ状のものが何片ついているのか。
1片につき、種は2つの計算ですが、
果たして種はいくつできているのか。
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シダ―ローズに出会って5年。
決して手に取ることのできない丸ごとボックリを部屋に飾り、
観察できる喜び。
シダ―ローズファンの方々に
少しでもおすそわけできたら幸いです。

◆ヒマラヤ杉シリーズINDEXはこちら

2018年10月 4日 (木)

ヒマラヤ杉の丸ごとぼっくりシリーズ(その1)台風後に拾いました!

台風24号、すさまじい力でした。
25号もまた接近。
被害に遭われた方はまだ建物やインフラが回復しきれないまま
25号の接近で心配なことと思います。
実りの時期でもあります。
次の台風での被害がちょっとでも少なくおさまりますように。

さて、24号の台風一過に思わぬ拾いものがありました。
(以下、画像はクリックで拡大します)
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ヒマラヤ杉のボックリが大好きです。

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冬にポトポトと地面に落ちます。
バラの花のような形状から
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シダーローズとも呼ばれています。

ヒマラヤ杉のボックリを図解しますと。
Ceder_rose20141230zukai



ボックリ全体は楕円球。
先端部分→まとめて落ちる。それがバラの形に見える。
残りの部分→花びらのような形状(種つき)のものが1片1片落ちる。
すべての片が落ちると中央に芯が残る(画像右、黄色い丸のところ)。

なんです。
そして、楕円球のボックリは成長途中は
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緑の絵の具に白を混ぜたようなグリーンのぼっくり。

少し成長が進むと。
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こんな風に色づいていきます。

そして、バラの花のような形&花びら片で落下するのですね。

15cm以上の長さがある
大王松やストローブマツのボックリは丸ごと落ちますが、
Kioi100
ストローブマツ(上) 大王松(下)。

ヒマラヤ杉のボックリは丸ごと落ちることはありません。

なので、ヒマラヤ杉のボックリ丸ごとを間近で見ることはできません。
なにか方法ないかな~と思いました。

「枝の剪定をする時にもらえないかしら」
「台風の時に丸ごと落ちてこないかしら」

と、ヒマラヤ杉のボックリに興味を持ってから5年弱。
丸ボックリをゲットできる機会を狙っていました。

でも、台風後に訪ねてもボックリが丸ごと落ちていることはありませんでした。
---
それが、この24号通過後に訪ねたところ。

ザックザク!!!

あちこちに。
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根元にごろごろ。

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落ちたからこそ手に取れるうれしさ。
でも、落ちなかったら枝の上で成長して、
冬にたくさんの種を飛ばすことができたのかと思うと
一抹のかなしさも。

先端が落ちたものも。
中央に芯が見えます。
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採ったボックリを並べてみました~。
20181002t5

ちょっと画像が暗くで見えづらいと思いますが、
左側のアップ。
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左からストローブマツ、大王松のボックリ。右2つがヒマラヤ杉ボックリ。

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ヒマラヤ杉ボックリは背の順で並べてみました。
一番小さいものは卵Lサイズよりちょっと大きいくらいです。

右上の小さなものは
雄花でしょう。
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ヒマラヤ杉のボックリ丸ごとを手に取る、の念願が叶ったのですが
一番驚いたのはずしりと重いこと!

開いてカサッカサのストローブマツや大王松のボックリより、
はるかに重いです。

一番大きいボックリを計ったら350gありました!
大きな梨1個より重いでしょう。

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↑長さは大きなもので長さは12cmほど。

層が非常に締まっています。
この先端部分が開いて、やがてバラの花になるのですね。
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松ヤニがところどころ。触るとベタベタします。
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枝のつけねは直径2センチほどあります。
手で持って振ってもボックリがぽろっともげません。
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こんなに頑丈だったら、今まで台風のたびに「落ちないかな~」と思っても
まるごと落ちないのも当たり前。

今回も強風でぽろっともげたわけではなく、
手前の枝がなんらかの衝撃で折れたために余儀なく落ちてしまっただけ。
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さて、ランナーズハイと言いますか。
「ボックリ拾いハイ」。

「こんな機会はめったにない」と
気づいたら、たくさん拾っていました。
手提げが腕に食い込むくらいに。

「ストローブ松と大王松のボックリをくれた友達の分も」
と拾ったのですが、
友達も台風一過の新宿御苑で拾っていました!

最後にもう2枚ご覧ください。

こちらはヒマラヤ杉の根元にニョキッとそびえていたキノコ。
↓のところの扇状のものがヒマラヤ杉のボックリ片です。
緑色の雄花もありますね。
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もう一枚はジョロウグモの網。
網の横糸に一定間隔ですきまがあり、
まるで五線譜のよう。
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この網を発見したのが10月2日の午前11時過ぎ。
ということは台風が1日朝の通過後、
わずか24時間ちょっとでつくりあげたということですね!
素晴らしい技術力!

◆ヒマラヤ杉シリーズINDEXはこちら

2018年9月 6日 (木)

先生! ヤブガラシが地球征服しようとしています!

2年前の2016年の夏の終わりのことです。
いつも通る場所にこんな花をみつけました。
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繊細な形。

私が大好きな古河の殿様、土井利位侯が描いた雪華にも似ています。

Doip4

Doio8
↑古河歴史博物館の図録「雪の華」の分類表ではP4とO8。

なんていう名前の植物かしら~と未解決のまま月日は流れ。

今年2018年になって、判明したのです。

その名は「ヤブガラシ」。

とんでもない奴でした。植物に巻きつき、驚異的な繁殖力でその植物を枯らしてしまいます。
ヤブをも枯らすから「ヤブガラシ」

出会って28年ぐらいの、植物に詳しい友達にヤブガラシの話をしました。
「繁殖しているのはこちらのエリアだけかもしれないんだけど~
ヤブガラシっていう植物が・・・」うんぬん。

するとみるみる、彼女の顔が曇ります。
「奴らはとんでもない!もう30年、庭のヤブガラシと闘ってきた」と
その恐ろしさを語ってくれました。

今まで二人の間でまったく話題になったことなかったけれど、
私が出会う以前から、彼女は奴と闘っていたのです。
シガニー・ウイ―バーVSエイリアンのように。

「庭でみかけて、引き抜くけれど、根ごとごっそりとれることはない。
地下茎でつながっていて、途中で根が切れるだけ。
地中に根が残っているからいたちごっこで戦いは続く」と。
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今年はつる系植物の大繁殖年だと感じています。
歩いていても、バスの外の眺めを見ても、
どこにいっても、「つるるるる」。
ゲンナリするくらい「つるるるる」。

イチョウ、桜、椿、てすり、あらゆるものに巻きついています。
でも、もしかしたら私がテイカカズラ(詳細はこちら)の繁殖をきっかけに
ツル系植物に目が留まるようになっただけかもしれませんが。
いずれにしても私にとって2018年が「つる系植物元年」。

ヤブガラシ

シダレ紅葉も被害にあっています。(以下、画像はクリックで拡大します)
Momiji0

かわいそう。
2つのつる系植物にロックオンされてしまっているのです。
Momiji1short

紅葉の葉を覆うようにヤブガラシとハート型のつる系植物があるのが
おわかりいただけますか。
Momiji1shortshort
ヤブガラシの特徴は5つの葉が1グループになっています。
ハート型の葉はヤマノイモorオニドコロかしら。

別のアングルを。
Momiji

ヤブガラシ。
何にでも巻き付こうとしています。
Yabu3

動物が触手を伸ばしているようにも見えます。
6時間ぐらいそばにいたら、巻き付いてくるのかしら。
Yabu4

花は 
Yabu1

こんなに可憐なのにトホホな植物。
Yabu2

実家の花壇にも発見して鳥肌が立ちました。
Yabu5

抜いたけれど、すぽっ  ではなく ぐきっ。
Yabu6
根こそぎではなく、途中で切れたのがわかります。
地下茎が生きていてまた現れるんだと思ってゲンナリしました。

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へくそかずら

さて、小さなかわいい花ですね。
シシリーメアリー・バーカーがフラワーフェアリーズシリーズで
描いていてもおかしくないような。
20180811hekuso1
でも、やつらも「つるるるる」。
しつこくはびこります。
名前だって可愛くありません。「へくそかずら」です。

この生垣。へくそかずらにロックオンされてしまいました。
斜め右上に見えるのは、恐怖のヤブガラシ。
20180818hekuso

テイカカズラ

今年はつる性植物が異常だ~と最初に感じたのは
テイカカズラの尋常じゃない繁殖ぶりを目の当たりにしたことでした。
ほぼ毎日通る道の上から白い花がぽとりぽとり。アスファルトにうじゃうじゃ。
ソメイヨシノかシダレサクラの花びらしか落ちない場所で。
(詳細はこちらに)

カラスウリ

白い花は幻想的ですし、赤い実はかわいいので好きですが
私の生活圏では咲いていない。
それゆえ、こどもの国の観察イベントにも参加したのに。
まさか、私のエリアで今年異常繁殖していたとは。
(詳細はこちらに)


名前不明

葉はすごく大きいです。
繁殖ぶりはヤブガラシを超えるかもしれません。
2018tsuru1

どのくらい放置していた自転車なのでしょう。
巻き付かれていますぜ。
2018tsuru2

アップで。
2018tsuru3

葉は切込みが少し入って3つの山にわかれたような形です。

名前不明

カラスウリエリアで一番勢いのあるつる性植物。
20180815tsu1

あちこちにしぼんだ白いカラスウリの花が見えますが、
上の方に少し緑色が濃い葉がありますよね。
それが名前が不明のツル性植物。

この写真の12日後、
さらに勢いを増して覆いつくさんばかり。
カラスウリがどこにいるのかもわからなくなってしまいました。
20180827tsu2

若葉。
20180827tsu3
丸い葉です。若葉はちょっとだけかわいい。

けれど、左のエリアからあふれ、道路をはさんで右側に勢力を拡大しようとする様子を見ていると、
まるで貞子がずるっずるっと這い出て手を伸ばしているような恐怖を感じます。
Tsu4
↑ボケている黄緑色の線は空中に飛び出たこのつる性植物です。

ツタ

昔はツタって情緒があると思っていたのですが、
ツタすら見ていると怖くなってきました。
Tsuta1

私の大好きなヒマラヤ杉をつたうツタ。

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ツルルルル。ロックオンされてしまったソメイヨシノ。
Tsururu2

反対側。
Tsururu1

虫の死骸に群がる蟻のよう。

アップで。
Tsururu3


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長くなりましたが、最後に。

グリーンカーテンにいいと思われたのか、フェンスや窓の外にヤブガラシを巻きつけさせているおうちがありました。
絶対やめた方がいいと思います。
すぐに手がつけられないほどに繁殖します。
隣の家の庭まで浸食したら、ものすごく迷惑になります。

本当に地球征服されるかも。
憲法で、毎日10分間、全国民がヤブガラシを引き抜く、
というのを制定した方がいいんじゃないかと思います。
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今回のタイトルは
『先生、シマリスがヘビの頭をかじっています!』を
もじらせていただきました。

先生、シマリスがヘビの頭をかじっています! 「鳥取環境大学」の森の人間動物行動学

より以前の記事一覧

emi (秋田恵美)

  • プラネタリウムでのヒーリング番組制作に携わった後、現在は 土井利位侯の「雪華図説」をライフワークとして調べ中の図書館LOVER。              興味対象:江戸時代の雪月花、ガガーリン他。最近は、鳥にも興味を持ち始め、「花鳥風月」もテリトリーとなっています。
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