2025年5月28日 (水)

今日5月28日の二日月、見られず~

今日、5月28日は新月の翌日で二日月が見られる日。
私の調べでは今年の二日月ウオッチングの2大チャンス日のひとつ。

みなさまはご覧になれたでしょうか。

私のエリアではあいにく、雲が多く、見ることができませんでした。

ステラナビゲータで調べたところ(詳細はこちら
(あくまでも私の調べなので不正確かもしれません)

かなり厳しいけれど今後、少しはチャンスありなのが、6/26、7/26。

同じくらい厳しいかなと思った1/1の二日月が見られているので、
6月、7月も日暮れに西の空が開けたところにいられる方は
ぜひトライしてみてくださいませ。

2025年4月29日 (火)

4月29日は新月二日目。二日月、みられました~

今日も日中は里山ガーデンへ。
お花とアートを愛する方たちと楽しみました。

里山ガーデンの花の画像は絶賛整理中。
投稿はGW終わりかそれ以降になりそうです。

今日は夕方にみられた二日月を投稿します。

私にとっては1年に見られるのが1~2回(気象条件他の理由で)のため、
レアで貴重な二日月。

今日は私の計算では今年もっとも見えやすい日トップ2のひとつ。

見ることができました~。
画像はサムネイル。
ぜひクリックorタップで拡大してご覧いただけましたら。

4月29日
左)18:46ごろの西北西の空に二日月。
日没後まだ20分ほどしか経っていないので、無理かな~と思ったのですが、見ることができました。
中)イチョウの葉越しの二日月。右下はカラスではなく飛行機。
右)手ブレしていますがアップで。輝面率は4%。
250429_1846sns_16th_4_17a 250429_1847_1sns_16th_4_17a 250429_1847_2sns_16th_4_17a




今日の月没時間が20:30頃というのも絶好の観測条件。
空が完全に暗くなって、地平線間際の赤い二日月がみられそう、
と思ったのですが、空を雲が覆ってきてしまいました。

西北西の空低くが見られるロケーションの方はまだまだ今日、二日月のチャンスがありそうです。

2025年3月 6日 (木)

3月2日の三日月も見ることができました!

3月1日には、今年はやくも2回目の二日月(レア)を見ることができたのですが、
3月2日には三日月も見ることができました!

月の満ち欠け周期では初めて見えるのが三日月のことも多く、
「朏」とも書かれる三日月。

(以下画像はサムネイル。
 お手数ですがクリックorタップで拡大してご覧いただけましたら)

3月2日17:36頃
写真には写せなかったのですが、
このくらいの明るさでもすぐに月がみつかりました。
250302_1736mikazuki

ぼやけていますが、↓ 三日月わかりますでしょうか。
250302_1737mikazuki

18:33
三日月でもこんなに細いです。輝面率7%。
右側に見える星は金星です。
250302_1833mikazuki

アップで。地球照も見えました。
250302_1834mikazuki_short

鮮明ではないのですが、4つ並ぶクレーターは
フルネリウス、ペタビウス、フェンデリヌス、ラングレヌス。
250302_1834mikazuki_short_na

春の夕方に見える細い弧の月(二日月~四日月など)は
こんな風に、お皿のような感じ。

チェシャ猫が笑った口のように見えることからチェシャームーンとも呼ばれています。

2025年3月 1日 (土)

早くも今年2度目の二日月を見ることができました!

昨日2月28日が新月。
ですので、今日3月1日が二日月。

見るのが難しい二日月。
今年、早くも2度目の二日月を見ることができました~!
(以下、画像はサムネイル。
 お手数ですがクリックorタップで拡大してご覧いただけましたら)

2025年3月1日

日が沈む頃から何度も西の空を見ました。
でも、まだ夕焼けが残る明るい空では月をみつけることができず。

18:22頃の西の空を見た時、
月、発見~!
250301_1822futsukazuki1_kinsei
↑ 右上の明るい星は金星です。

月をちょっとアップで。
250301_1822futsukazuki2_suisei
月の右下にぽつんと星があるのがわかりますでしょうか。
水星です。

二日月をアップで。
250301_1823_futsukazuki
地球照もはっきり見えました。

18:32頃。
赤みが増していました。
250301_1832futsukazuki

春の三日月(や二日月など)は水平のお舟のような形になります。
秋の三日月(や二日月など)は立つ形になります。

今日の二日月の輝面率はわずか2%。
ここから14日ぐらいかけて、どんどん満ちて満月になるのですね!

新しい月の満ち欠けの周期が始まりました♪


2025年1月31日 (金)

二日月は見られませんでしたが、1月31日の三日月はみられました!

2025年1月29日が新月。新しい月のクールがはじまりました。

1月30日の二日月。
シミュレーションをしたところ(詳細はこちら)、
この日の二日月は見えづらいなあと思いましたが
やはり私は見ることができませんでした。

気をとりなおして、今日の三日月。
無事、見ることができました!

(クリックorタップで拡大してご覧いただけましたら)

1月31日(三日月)
左)17:24頃の西南西の空の三日月。
  右上のあたりにいます。
中)アップで。輝面率4%。細いです。
右)18:11の三日月。かなり赤いです。
250131_1724mikazuki 250131_1725mikazuki 250131_1811mikazuki

私はうまく撮れませんでしたが、
月の左斜め上には金星がピカリ。
-------------------------------------
二日月を見るのがむずかしいことから、
新月後、はじめて見える月が三日月になることが多いです。

さて「朏」という漢字をご存じでしょうか。
月が出ると書いて「三日月」と読みます。

それだけ、新月後、最初に月が出るのが三日月という認識があったのかもしれません。

2025年1月30日 (木)

2025年1月22日は二十三夜でした

昔の方が二十三夜の月に注目していたことをこちらでご紹介いたしましたが、
先日の二十三夜の月を撮りましたので、その様子を。

2025年1月22日が旧暦12月23日。二十三夜でした。

ステラナビゲータで東京近郊で調べてみると、
月の出が22日0:03、月の入りが10:53。
下弦の月(半月)で下弦の時刻は05:31です。

(以下、クリックorタップで拡大してご覧いただけましたら)

1月22日(下弦/二十三夜)
左)01:26(東南東の空)
右)05:33(南の空)

半月が時計まわりに起き上がってみえますね。
250122_0126_1_ese_217th_51_14a 250123_0533_s_219th_50_39a

欠け際をみますと、
逆さオラフ(詳細はこちらに)がいます。
1:26の月(左側)の輝面率は51%。
5:33の月(右側)は50%。
わずか1%でどこが違うかといいますと。
黄緑色の←のところのクレーターが見えづらくなっています。
250122_0126_2ese_217th_51_14a 250123_0533_s_219th_50_39a_up

スマホでは月の形はうまく撮れませんでしたが、
まわりの星は綺麗に写りました。
からす座の四角形、おとめ座のスピカが月のそばで輝いていました。
250122_0532_s_219th_50_39aname

2025年1月26日 (日)

二十三夜塔は昔の人とつながれる楽しさがあります

日本人は、月にかぐや姫や餅つきウサギがいると伝えられて育ってきましたし、
月を詠む和歌も多く、
月への関心が強い国民性を感じます。

現代の私たち。スーパームーン、月食、日食、中秋の名月、後の月など
イベントも盛んです。

ですが、昔の人がおこなっていて、今の日本ではあまり行われなくなった月イベントもあります。
それは「月待ち」。
特定の月齢の月の出を待って拝む儀式です。

とりわけ、二十三夜の月の出を待つ二十三夜待ち、二十六夜の月の出を待つ二十六夜待ちが一番盛んだったと思われます。
その二十六夜待ちについてはこちらをご覧くださいませ。

今回は二十三夜待ちについて記してみます。
---------------------------
月待ち行事は、ご利益があると思って月を拝むという信仰的な側面と、
みんなでわいわい集まって、飲んだり食べたりして、月の出を待つというレジャー的な側面の2つがあったようです。

現代人の「初日の出」と近い感覚だったのかもしれませんね。
初日の出も、1年の最初の神々しい朝日の光に手を合わせたくなる信仰的な面と、
仲間や家族と一緒に見るというレジャー的な側面がありますものね。

さて、二十三夜の月はどんな月かといいますと。
下弦の月(半月)になることが多く、月の出は零時頃です。

遅すぎず、気の合う仲間と食べて飲んで騒いで月を待つにはちょうどいい時間かもしれませんね。

二十三夜塔という石碑が各地に残されています。
その場所で二十三夜の月待行事をしたという記念に建てられたものです。

真夜中に東の空から昇る半月を眺めるため、碑は東側が開けた場所にあることが多いです。
つまり、碑があれば、そこは今はマンションが並ぶような場所でも、かつては東側が開けていたと推測できます。

南慶院(横浜市青葉区)にある二十三夜塔
裏側に「明治三年庚午十一月下旬」と彫られていました。
Nijusanyato_nankeiin2025_0124
まわりを見まわしますと、
確かに、東側は田んぼが広がり、
月の出が見えやすい土地であることがわかりました。

明治3年11月。当時の人々はこの地でどんな月を見たのでしょう。
ステラナビゲーターで再現してみました。

旧暦1870年11月23日(現在の暦で1871年1月13日23時過ぎ)の月の出の頃
Nijusanyato_nankeiin_18710113_2343187011
東の空におわん型の月が昇っています。その上には火星も。

1月の夜中なので寒かったと思うのですが、
きりっとした寒さの中、半円の月と赤い火星の華やかな眺めを楽しんだのでしょう。

二十三夜供養塔(浦和)についてはこちらに。
二十三夜供養塔(川崎市宮前区)についてはこちらに。

二十三夜塔をみかけたら、
東側が開けている場所かどうかお確かめください。
今は田んぼが埋められていたり、マンションが立ち並んで、
月の出がみられる環境ではなくなっているかもしれないけれど、
「昔、ここで、仲間と盛り上がりながら、二十三夜の月の出を待った人たちがいたんだなあ」と
想像してみてください。

歴史のある都市ですと、あちこちに記念碑があって
「ここで昔000がおこなわれたんだな~」
「ここで吉田松陰が教えたのか~」など、
過去の出来事や当時の人々に思いめぐらせられる場所って多いと思うのです。

でも、古い街道はあるけれどそれほど名所名跡がない場所や新興住宅地に住む人は
その土地の過去に触れる機会が多くはありません。

でも、二十三夜塔は意外にも、新興住宅地にもあったりするのです。
「この辺って、歴史の表舞台ではないし~」という場所の方々こそ、
二十三夜塔をみつけてほしいです。
碑を見ることで、「昔ここにも人々がいて、月の出にワイワイしていたんだ~」と
過去の人とつながることができます。

二十三夜塔の場所はグーグルマップでわかるものもいっぱいあります。
また、郷土の石碑を研究されている方々がブログで紹介してくださっているものも。

ぜひ、お散歩される時は、ご近所に二十三夜塔がないか、チェックされてみてください。

2025年1月 2日 (木)

天気もよくて三日月もばっちり見られました~

今日は旧暦12月3日。

天候に恵まれ、三日月も見ることができました~。
(以下、画像はサムネイル。
 クリックorタップで拡大してご覧いただけましたら)

『バナナマンのせっかくグルメ!!』。

遠景のどこに日村さんがいるでしょう?というコーナーが時々ありますよね。
画面がどんどんズームアップすると、
手前の露天風呂の中にいた!

みたいな。

真似してみました。
1月2日16:57頃の夕空。
どこに三日月がいるでしょうか。
250102_1657_1_sw24th_6_18a

第1ヒント
250102_1657_2_sw24th_6_18a

第2ヒント
250102_1657_3_sw24th_6_18a

もうみつけられましたね!
アップで。
250102_1657_4_sw24th_6_18a
輝面率6%。
このくらいの太さになりますと、
このくらい明るい空でもすぐにみつけられます。

不鮮明ですが、見えたクレーターをアップで。
250102_1657_5_sw24th_6_18a

17:31頃
まわりに薄雲があって、
地球照はあまり見えませんでした。
250102_1731sww_24th_7_13a

2025年1月 1日 (水)

2025年もよろしくお願いします。初日の出と初二日月をみられました!

2025年がはじまりました。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。
(以下、画像はサムネイル。
 クリックorタップで拡大してご覧いただけましたら)

天気に恵まれ、初日の出を見ることができました。
去年と同じ場所です。

1月1日 07:03頃
20250101_0703hatsuhinode_short
ラグビーのゴールポストのど真ん中、向こうにボールが。
コンバージョン成功!

みたいに見えるこの場所、気に入っています。

初日の出を拝むことって、誰から強制されたわけでもなく、
ごく自然に家族の行事として私たちのDNAに刻まれていますよね。
尊いです。

さて、私にとって、今日はもう一つ、メインイベントがありました。
二日月が見られるか!です。
2024年12月31日が新月のため今日は二日月。

こちらでご紹介した通り、二日月って見るのがめちゃくちゃ難しくて、
私の場合、1年に1回みられるかどうかなんです。

私がステラナビゲータでシミュレーションしてみたところ、
今日は条件は△。

でも、なんと、みることができました!
新年早々、「今年、二日月が1回でもみられたらいいな~」という願いは叶ってしまいました!
ありがたや。

1月1日 17:20(日没40分後)
まだ、夕映えが残る空に細い月が!
方角は南西と西南西の間です。
250101_1720_1sww_14th_2_35a

輝面率2%の二日月です。
高度はステラナビゲータですと3.5。
ただし、私の場所設定、標高設定が正しくないかもしれません。
250101_1720_2sww_14th_2_35a

空が真っ暗にならなくても、輝面率2%でも
肉眼で普通にみえました。

17:29頃
250101_1729_sww14th_2_2a_short

17:35(月没12分前)
高度1。
このあとすぐに木に隠れてしまいました。
250101_1735_sww14th_2_1a

1年に1回見られたらいいな~と思っていた二日月。
新年初日にミッションクリアで
うれしすぎます!

最後はエヴァたちを。

新年のおめかしバージョンです。
2025eva 

今年もよい年になりますように。

2024年12月31日 (火)

2024年最後の月は12月29日早朝の逆三日月でした~

2024年ももうすぐ終わり。
今年1年も「今日も星日和」をお訪ねくださりありがとうございました。

今年の年末に眺めた月をご紹介します。
(以下画像はサムネイル。
 お手数ですがクリックorタップで拡大してご覧いただけましたら)

12月27日
04:48頃の南東の空の月。輝面率16%。
ちょっとだけツンと鼻があるように見えます。
241227_0448se_256th_16_15a

12月28日
06:13頃の南東の空の月。輝面率9%。
月が昇る時間は毎日後ろにずれるため、
南東の空に見える時間も6時台に。
夜明け前、少し目覚め始めた空でまどろむ月。
241228_0613_1se_266th_9_17a 241228_0613_2se_266th_9_17a

12月29日
新月二日前なのでいわば、「逆三日月」。
06:26頃の南東の空の月。輝面率4%。
淡い朝焼けの中での細い弧。
241229_0626_1se_276th_4_94a 241229_0626_2se_276th_4_94a

12月30日の逆二日月を見ることができなかったので、
12月29日の月が今年の月の見納めとなりました。

2025年も美しい月と空にいっぱい私たちが出会えますように。

より以前の記事一覧

emi

  • プラネタリウムでのヒーリング番組制作に携わった後、現在は 土井利位侯の「雪華図説」をライフワークとして調べ中の図書館LOVER。月に魅せられ、毎日、月撮り。月の満ち欠けカレンダー(グリーティングライフ社)のコラムも担当。              興味対象:江戸時代の雪月花、ガガーリン他。最近は、鳥にも興味を持ち始め、「花鳥風月」もテリトリーとなっています。   コンタクト:各記事のコメント欄をご利用くださいませ。コメントは私の承認後、ブログ内に反映される仕様にしています。公表を希望されない方はその旨をコメント内に明記くださいますようお願いいたします。
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

googleでサイト内検索↓

  • グーグルの検索窓に ■■ site:http://hoshi-biyori.cocolog-nifty.com/star/ をコピペして、■■部分を任意のものに変えていただくとサイト内の検索ができます。 ■■の後ろは半角空きです。
2025年7月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

今日も星日和の衛星

  • ガガーリン地球は青かった 原文探し旅
    今日も星日和の第一衛星。  カテゴリー「ガガーリン」の  一覧と更新情報の アップブログ。ガガーリン中心にご覧になりたい方はぜひこちらをブックマークください
  • おいしくってしあわせ
    今日も星日和の第二衛星。 おいしーいものを少しずつ  紹介していきます

music

お散歩に行くブログ

  • 笑店 - 楽天ブログ(Blog)
    おんぽたんぽさんの心の琴線に触れたものが紹介されています。キラキラと大切なものが光ってる宝箱のようなブログ。
  • さる子の「こんな毎日」
    暮らしを豊かにする様々な美が満載のブログ。さる子さんは新ブログに移行され、こちらは基本停止中のようですがご紹介させていただきます
  • always in heaven
    「笑店」のおんぽたんぽさんの新ブログ。森羅万象のネットの中で素敵なもの、こと、ひとをみつけだされていて、訪ねるたびに素敵なエネルギーをいただきます。