2017年8月16日 (水)

幻の名曲の名前がわかりました。一風堂の「NEVER MIND」

たとえば、雨上がりの日曜の朝、小鳥はさえずり、空は明るくなりはじめたけれど、
木々もアスファルトも濡れていてしっとり。
静けさが支配している・・・

そんな風景のそのものだな~と思っていた曲がありました。
30年ぐらい前の曲。

当時、土屋昌巳の曲だと教えてもらった記憶があるのだけど曲名はうろおぼえ。

時を超えて、わかりました! 
「Never Mind」でした。

出だしに鳥のさえずり、エレクトリカルですが、アコギも使われているようです。
当時、「静謐」という空気感を感じたのを思い出します。

すっごくシンプルというわけではないし、ヒーリング音楽がたくさん作られている昨今、
もっと静謐、という曲も多いけれど。

色あせず、今なお、一度聴きはじめるとついリピートしたくなる不思議な魅力があります。

最後が明るくない微妙な感じの終わり方も好み。

一風堂のシングル「ドリーム・オブ・ザ・ジプシーズ」のB面だったようです。
つちやまさみ作曲編曲

♪私メモ♪


一風堂の『NIGHT MIRAGE +7』にボーナストラックとして収録。

NIGHT MIRAGE +7


上記のAmazonのアルバムページでは16曲目です。
クリックすると出だしを試聴できます。

この出だしだけで「名曲!」とピンと来る方もいらっしゃることでしょう。

2016年4月24日 (日)

きらきら星 と なんて素敵な世界なんでしょう!!(その2)

その1)の続きです。

「♪この素晴らしき世界」
大好きな曲です。
花が咲く、白い雲がたなびく、夜は闇がおごそかに広がる、新しい命が生まれるetc.
当たり前に思える営みの素晴らしさに気づかせてくれます。

空が青いというよろこび。その青さを目で見ることができるよろこび。
人々が仲良くしている場面に出会うよろこび。そしてそれを、ほほえましいと思えることのよろこび。

<この世界が素晴らしい>ことより素晴らしいことは、<この世界が素晴らしい>と言える心持ちであること。

私は気持ちがハッピーな時だけではなく、逆に好ましくないことが起きた時にこの曲を口ずさむこともあります。
恨みたくなるような時こそ、まわりの気持ちのいいことを一つ、一つ数えて、
「それでもこの世界は素晴らしい」と気持ちを立て直すために。
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さて、大好きな曲で何千回も何万回も聴いていたのに気づいていなかった、あることを、

前述の音楽の先生から気づかせていただきました。

それは。

この音楽の先生に「『この素晴らしき世界』だったらビギンのカバーがすごくよくて~」と
(その1)でご紹介したビギンの「WHAT A WONDERFUL WORLD」を聴いていただいたんです。

1曲だけではと、「この曲もすっごくおすすめで~」と、続いて聴いていただいたのが
ジェン・ターレルによる「Twinkle」。

おなじみの「きらきら星」をおしゃれに仕上げた楽曲。
歌声もトイピアノもキュートでいい感じなんです。

すると、音楽の先生が2曲の出だしが似ていることを指摘なさいました。

びっくりしました。口ずさんでみると。
ほんとです。
ドドソソララソ ファファミミレレド。
山なりにあがってさがるメロディーライン。一緒です。

どちらの曲も好きだったのに何万回も聴いていたのに、まったく気づいていませんでした!!!

でも、「この素晴らしき世界」に続き「きらきら星」を聴いていただこうと思いついた私は、
潜在的に曲の共通点を感じていたんでしょうか。

さて。
根っからの「調べ者」の私。
「この素晴らしき世界」と「きらきら星」の類似性が気になり早速調べてみました。

ネットでは指摘している方が何人もいらっしゃることがわかりました。

知りたいのは、この楽曲を作ったBobThiele(George Douglas)とGeorge David Weissが、
「きらきら星」を意識して、オマージュとして取り入れて作ったのかどうかです。

現段階ではこの製作者が、
キラキラ星にインスパイアされて~、とかフューチャーして~
というように語ったコメントはみつけられていません。

ですが、音楽の先生からとても興味深い映像を視聴させていただきました。
『平成25年度版 教授資料 指導用CD+DVD』(教育出版)です。

それは「この素晴らしき世界」のリハーサル風景 1分10秒。

ブルーの上っ張りに野球帽というラフな格好で「この素晴らしき世界」を歌うサッチモ。
彼が「wonderful world~♪」と歌い終わる時に、
黒人のトロンボーン奏者がドドソソララソ~と吹き始め、
サッチモと目を合わせながらファファミミレレド~と締めくくる様子が映っているのです!!

この映像は非常に意味深いと思います
「この素晴らしき世界」と「きらきら星」の関連を調べている者にとっては特ダネと言ってもいいかも。

●このドドソソララソ~はリズム、音運びからいって「この素晴らしき世界」の出だしではなく、明らかに「きらきら星」です。
●トロンボーン奏者(トランペットではないと思うのですが)が
このメロディーを吹いた時、サッチモが「なぜ?」って驚いてはいません。

つまり、製作者がきらきら星を意識して作ったかは現段階で調べはついていませんが、
少なくともアームストロングは、「キラキラ星」に似ていると認識していたのです!!!!


しかも推測を加えるなら。
「きらきら星」は英語の楽曲ではタイトルは「Twinkle, twinkle, little star」。

歌詞に♪How I wonder what you are! というくだりがあります。

「What a wonerful world」の歌のキモともいえるwonderが。

きっとボブシールたちは、ピースフルな世界を現すために誰もが知っている
「Twinkle, twinkle, little star」を意図してオマージュとして織り込んだのではないかしらと私は推測します。
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さて、この高校音楽の指導用のDVDに収録された注目すべき映像、ご覧になりたい方へ。

高校音楽I : Music View : 教授資料
教育出版株式会社編集局編

教育出版, [2013]
:
[セット]
解説編
伴奏編
指導用CD+DVD

というものです。

私が調べたところによると少なくとも、
東京学芸大学、同朋学園大学、鳴門教育大学の図書館に所蔵があるようです。(2016.4.24現在)

また、この映像は背景などから1970年のニューポートジャズフェスティバル(New port Jass Festival)のものとかと。

未確認ですが下のDVDからピックアップされた映像ではないかと思います。

この素晴らしき世界~ニューポート・ジャズ・フェスティバル 1970 [DVD]


DVD説明より。
この映像は生誕70周年を記念して行なわれた
ニューポート・ジャズ・フェスティヴァルでのライヴを主題にした、
リハーサル風景、ゲスト・メンバー達との貴重なやりとりをまじえた2008年のドキュメンタリー作品。


フェスティバルの本番でも「この素晴らしき世界」のあとに「きらきら星」をつけたのでしょうか。
私が視させていただいた1分10秒映像は「この素晴らしき世界」のリハーサルの後半からのものです。
曲の前半や出だしにも「きらきら星」が織り交ぜられていることはないのでしょうか。

なども気になります。
このDVDを閲覧できる機会があったら、あらためてこのページにて追記報告いたします。

(2016.6.5追記)

気になっていたこのDVD『この素晴らしき世界 ニューポート・ジャズ・フェスティバル 1970』
ありがたいことに音楽の先生が入手されました!!
そして視させていただきました!

やはり、「この素晴らしき世界」リハ映像はこのDVDに収められているものでした!!

1)本番で「この素晴らしき世界」が演奏されたのか。
2)演奏したならば、リハーサルのように「きらきら星」のメロディーを続けて吹いたのか。

が気になっていたわけですが、
結論からいいますと、解明できませんでした。

「この素晴らしき世界」の本番での演奏映像がなかったのです。

映像全部を通して、「この素晴らしき世界」に関するものは、
上記の「高校音楽I : Music View : 教授資料 」に収録されている1分10秒だけでした。

でも、ルイ・アームストロング(サッチモ)の魅力があらためてわかる貴重な映像でした。

構成は。サッチモの70才の誕生日のお祝いのニューポートジャスフェスティバルの本番、
リハーサル、サッチモのインタビューコメント。この3つを織り交ぜたDVDです。

特に、リハ映像がいいです。
青いジャケットにアーノルド・パーマーのようなパラソルのロゴがはいったキャップをかぶった姿。

笑顔がいいですね~。
鼻の付け根にしわを寄せ、目を細めながら、「ブルーベリーヒル」ほかをうれしそうに歌います。
時々真剣にぎょろっと眼を見開くのですが、また、くしゃ~と眼を細める様子もチャーミング。

隣ではでっぷりしたおじちゃんも踊り始める。

ミュージシャンたちと音楽を楽しんでいる様子が伝わってきます。

フェスティバル本番の映像では。
サッチモが出ていない映像が多いです。というのもサッチモはサプライズゲストの設定のようなんです。

サッチモに影響を受けた様々なトランぺッターがサッチモとの思い出を語りながら、縁のある曲を演奏します。
ゴスペルのマヘリア・ジャクソンも圧巻。

フェスティバルの最後は「聖者の行進」と「マック・ザ・ナイフ」で大団円。
「この素晴らしき世界」は歌わなかったのか、歌ったけれどDVDではカットされたのかは不明です。

DVDはこのあと、リハ「この素晴らしき世界」~「きらきら星」の映像が流れ、そしてエンドロール。

このDVDの解説はトランぺッターで日本ルイ・アームストロング協会会長の外山喜雄氏。

外山氏の解説によると、70才の誕生日を記念したこのフェスティバルの映像が残されていたというのは知られていなかったそうです。

サッチモが心臓の状態が悪く、ドクターストップがかかり、このライブでトランペットを吹くことができなかったことも明かされています。

亡くなる1年前のライブ映像。
とりわけリハでの、仲間のミュージシャンとの和気藹々が視ていて幸せになる映像でした。

きらきら星 と なんて素敵な世界なんでしょう!!(その1)

音楽の教鞭をとられているのですが音楽だけではなく、
仏像、絵画をはじめとする芸術に造詣が深い先生がいらっしゃいます。
その方に教えていただいて、「
なんてキュートなの!!」と目がハートになってしまったのが
絵本『すばらしいみんな』。

すばらしい みんな

ボブ・シール & ジョージ・デヴィッド・ワイス さく

ティム・ホプグッド え
アーサー・ビナード やく


タイトルでピンと来た方もいらっしゃるかもしれませんが、
ある名曲をアーサー・ビナード氏が日本語に訳している絵本です。

出だしは。

♪もりのみどり はなのあかも だれのものか? ふとおもう
 すばらしい みんなのもの


2番のはじまりは。

♪おぎゃ~とないた あかんぼはせかいのたびに しゅっぱつだ

もう、おわかりの方も多いでしょう。

サッチモの愛称で親しまれ、
しゃがれた声が魅力のルイ・アームストロングが歌った
『What a wonderful world』 の世界を表現した絵本なのです。

絵。とてもキュート。クレヨンかパステルのようなタッチ。コラージュ風のようでもあり。
見ていてハッピーになる絵です。
少し、紅茶「カレル・チャペック」の山田詩子さんのテイストにも似ています。

文。アーサー・ビナードさんによる訳がすっばらしいのです!

直訳ではないけれど、原文のスピリットをより濃く表現しています。
やわらかい言葉づかいも、メロディーに添うようなシンプルな言葉で。

ですので、ページを開きながら、
「この素晴らしき世界」のメロディーをビナードさんの言葉で口ずさめてしまえるのです。

直訳ではないけれど。と書きましたが本当に目からうろこでした。勉強になりました。

原題の「What a wonderful world」は直訳すれば「なんてワンダフルな世界でしょう」。
日本では通常「この素晴らしきこの世界」と訳されています。
それもナイスだと思うのですが、
ビナードさんは「すばらしい みんな」と訳しています。

よりシンプルに、ぎゅっと凝縮させて。

訳すという行為は、言葉尻の正確さも大事だけど、
その原文の裏にある「感覚」「テイスト」を活かすことも大事。
そのために直訳にならなくて意訳になってOKなんだ。

とあらためて感じました。

この絵本のあとがきで、ビナードさんは、こんな風に記しています。
英語のWonderfulを日本語に訳すとき、よく「すばらしい」という単語がつかわれる。
ただ、そのもととなるwonderは「不思議」の意味が中心にあって、
満ちあふれるほど「ワンダー」が「フル回転」だから「すばらしい」と感じられるわけだ。


ビナードさんに触発されて、直訳ではなく、
原詩から自分が感じたスピリットをタイトルにするのなら、
「ピースフル」が私が感じたスピリット。
私だったら、「What a wonderful world」は「当たり前の奇蹟の中で生きている」とか「いとおしい世界」かしら。

周りの人に赤ちゃんが生まれたら、
「あなたをみんながあたたかく迎えているんだよ」と伝えるために、
また、この世界の一員になった赤ちゃんが瞳を少しでも曇らせずにすむように、
「ひどい世界に生まれてきた」と嘆かせないように、
自戒をこめて、この絵本をプレゼントしたいなと思います。

自分を包むまわりの世界、花が咲く、青空が広がる、
あたりまえのことがすばらしく感じられるのって、
本当に心が満ちている時だったり、絶望のどん底から抜け出した直後だったりすると思うのです。

この世界は素晴らしいものだけでは構成されておらず、
いろんな罪、醜いもの、悪、俗あるけれど、
それでも人生の終わり、花が咲いたり、青空がひろがったり、
夜には星が輝いたり、新しい若葉や命が生まれるこの世界を、
すばらしい、いとおしいと見まわすことができたら本当にしあわせだなって思います。

さて。
「この素晴らしき世界」といえば、
私が超イチオシなのがビギンのアルバム『一五一会ドライブインシアター』8曲目の
「WHAT A WONDERFUL WORLD」。 
ビギンの一五一会 ドライブ・イン・シアター[洋楽カバー編]

 



英語で歌っています。
ビギンが開発したというギターと三線のような楽器「一五一会」の音色もアコースティック。
まるで野原に楽器を持ち出して歌っているのかな。
鳥が鳴いて、花がさく野原でひなたぼっこして、そよ風をあびながら。
そんな風に感じるくらい。のどかさにあふれた作品になっています。

重厚な和音という構成ではなく、そよ風に音がぽんぽんて乗っかっているような感じは、
暗い空に星がポツポツ瞬いているような感覚でもあり。

ぜひ、星空を仰ぎながら、また眠りに着く前にベットで目を閉じながら楽しんでいただたきた楽曲です。

その2)に続きます

2016年3月14日 (月)

春の雨や曇りの日に聴きたくなる音楽

春先の雨や曇りの日におすすめの音楽をご紹介します。
        

春。天気がよくてぽかぽか陽気にウキウキ。
コートを脱いでも寒くなくて、ゆるんでいられる。

そんな晴れの日ももちろん好きですが、
どんよりした鉛色の雲がたれこめて、少し冬に戻ったような天気や、
寒くはないけど、しとしとと雨が降る日もなぜか好き!

という方はいらっしゃいませんか。

秋の雨だと、しんみり。さみしくなります。

でも春だと、さみしさはあまりありません。

芽吹いた植物、咲いた花が雨の雫をうれしがっているように見えるからかもしれません。
そしてどこか甘酸っぱい、ノスタルジックな気分になるのはなぜなんでしょう。

「ベルベット・イースター」荒井由実。

こちら(2014年3月30日)でも触れさせていただきましたが、
春のどんよりとした日やシトシト雨の日に、無性に聴きたくなる曲、
ダントツはユーミンの「ベルベットイースター」。

歌詞そのままを書くのは控えますが、窓辺で光る雨の雫が出てきたり、
天使が降りてきそうなほどに低くたれこめた雲の情景が出てきます。

荒井由実時代のアルバム『ひこうき雲』収録曲です。
ひこうき雲


「ヴェルヴェットイースター」川越美和。

「ベルベット・イースター」のカバーでは川越美和が秀逸!!! 
ぜひ聴いていただきたいです。

手嶌葵のように、ふわっとしたオカリナの音色のような声質。
水に垂らした水彩絵の具がゆっくりと溶けていくような。

そんな声で歌う「ヴェルヴェット・イースター」。
この曲の持つ甘酸っぱさ、ほんの少しメランコリックな味わいを200%引き出していると言って過言はありません。
「ベルベット・イースター」が好きな方にはぜひぜひぜひぜひ、彼女によるこのカバーを聴いていただきたいです!!!
アルバム『1991~まだ神様が眠っているあいだに』収録曲です。

1991~まだ神様が眠っているあいだに

「窓枠の空」ウォン・ウィン・ツァン。
FRAGRANCE

 



やわらかくて深いピアノといえば随一のウォン・ウィン・ツァン。
ウォンさんのアルバム『フレグランス』収録曲。

ウォンさんがこの曲をどんな季節のどんな窓辺の空をイメージしてつくられたのかは存じ上げません。
ですが、私は勝手に春先の雨雲がたれこめている心象風景を想像してしまうのです。

少し明るさもあるのですが、決してピーカンで晴れているような明るさではなくて。
せつなくて。ひざっこぞうを抱えて自分の世界にこもりたくなるような。
そんな甘酸っぱさが広がる曲です。

「優しい雨」川越美和。

南国系の顔立ちの美少女。とても魅力的な歌声でしたが、現在は引退。
彼女の作品をご存知ない方が多いのは残念。

「優しい雨」はアルバム『リアルフェイス』収録曲。
Real face


少しアンニュイでしっとしとしていて素敵な楽曲です。
作詞は小椋佳、作曲は玉置浩二。

「花紀行」荒井由実。

『コバルトアワー』収録曲。
決して青空にピンクの桜。華やか。というイメージではなく、
花曇りのイメージ。
2014年のブログと重複しますが、短い曲ながら、しっとりとずっしりと心に残る名曲です。

COBALT HOUR


正岡子規の短歌。

短歌なのでおすすめの「楽曲」ではないのですが、春の優しい雨を想わせる作品といえば
この和歌。

くれないの二尺のびたる薔薇の芽の針やはらかに春雨の降る

春の栄養分を含んだ地面から伸びたバラの茎、葉。そこに赤く見える新芽。
固くなりきっていない針のやわらかさ。
しっとりと降る雨のやわらかさ。
地面を潤す雨。

さやかな雨音が聞こえてきそうな、浮き立つ心を鎮静させながら、おだやかに時が流れるような
そんな魅力的な作品です。

2016年2月 7日 (日)

可憐で力強い名曲 西村由紀江の「野ばら」

「好みもあるから、
ピンとこなかったら2度目は聴いていただかなくてOK。
なので一度だけ、是非!!」
と、日本国民全員に一度は聴いてもらいたい音楽がいっぱいあります。

その一つが西村由紀江の「野ばら」

1992年発表のアルバム『MOON』収録曲です。
MOON


20年以上前のアルバムなので、なかなか聴くチャンスがない人が多いと思うのです。

出だしのシンセ、ピアノの前奏。続くピアノの主旋律。
何千回、何万回も聴いてきた曲ですが、
今でも聴くたびにこの曲を最初聴いた時の鳥肌、静かな興奮がよみがえってきます。

ピアノの音が透明でキラッキラ!!

甘美で少し切なくメロディアスな旋律が曲を輪郭づけるその後ろで
ずっと、ウゴウゴ低音が躍動していて、不思議な力強さがあります。

明るくて、光に溢れていて、少し力強くて、でもほんのりせつない。

室内で飾られている花ではなく、何も守るもののない野外で可憐にたくましく咲く、
まさに「野ばら」のイメージの曲。

Roseloveandheart

Miyakoibara

そして、野ばらだけではなく、春先に咲く花たちともイメージが重なる曲です。

晴れると、陽射しは眩しさを増すけれど、空気はまだ冷たい今の季節に咲く花たち。
ロウバイ、ウメ、スイセンetc. 
その可憐な強さ。

「野ばら」。
ヒーリング系の曲と言えるのですが、後半にギターが少し主張するところがあり、
ここは好みが分かれそう。

ともあれ、一度は聴いていただきたい曲です。

※写真はバラ園で撮った、あくまで私の中の「野ばら」のイメージのものです。

2015年12月28日 (月)

ロバート・サブダ氏のキリスト降誕と沢知恵の「久しく待ちにし」。おごそかで心に沁みます

クリスマスが終わったあとにクリスマスの話題となってしまうのですが。

飛び出す絵本やカードを収集されている方に貴重なコレクションの数々を見させていただきました。

IT技術が進んで、薄い板(タブレット)に世界中の出来事や宇宙までもが映るという
魔法のような世界に生きている私たちですが、
それでも超素朴な、紙を開いたら紙が飛びだす、というポップアップの魅力は褪せることがありません。

なぜなんでしょう。
あの開く時のわくわく感。たかが紙なのに、別世界にはいりこんでしまいますよね。

ポップアップの世界ではロバート・サブダ(Robert Sabuda)氏が
マシュー・ラインハート(Matthiew Reinhart)氏とともに第一人者であることも知りました。

アリスを襲わんとばかりにトランプたちが飛びだす『不思議の国のアリス』の絵本をご覧になったことはありませんか。
不思議の国のアリス (とびだししかけえほん)

欲しいと思いながら、買っていないのですが、あのアリスもサブダ氏の作品でした!

さて、サブダ氏の数々のpopupクリスマスカードの素晴らしさに
目が♥♥になった私ですが、特に心にずしっときたのが、
「キリストの降誕(Nativity )」です。

作品をご紹介します。
サイズはB5かA4ぐらいあります。
ですので開くとB4かA3ぐらいあります。(測っておらずうろ覚え)

外側表面。
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東方の三博士がラクダに乗って、キリストのところを訪ねようとしている絵ですね。
空にはベツレヘムの星も輝いています。

裏面。
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サブダ氏はシンプルな線とベタで塗った色彩が特徴。
飛びだす花のカードだと表にはその花の部分アップを描く、など、絵柄の大胆なトリミングも特徴です。

開きかけたところ。
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中央のV字に折り曲げられているところが屋根の裏側。
カードを開くにつれ屋根が持ち上がります。

完全に開いたところ。
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と思いきや、私の早とちり。

↓こちらがケースに印刷されている見本。
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比べてみると。イエス様の手前にあるV字部分が3人の奥まで持ちあがるのですね。
私の開き方が中途半端でした。

イエス様。愛らしいです。
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3人の表情を見ているとあたたかな気持ちになります。

アップで。

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羊飼いも素朴な絵なのが空想をかきたてます。
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東方の三博士とラクダ。
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クリスマスといえば、サンタの赤や白、クリスマスツリーの緑や雪の結晶。
華やか。明るい。陽気な鈴の音が似合うようなイメージがありますが、
この「キリストの降誕」には雪もないですし、馬小屋の中が描かれているので色合いは茶系で地味。

それでも絵と世界に引き込まれます。
イエス様を中心に黄色がグラデーションで描かれているのです。
Robert_sabuda_nativity11
羊飼いや三博士の足元まで。

全体がぺったりとした色彩で塗られているテイストだからこそ、
このグラデーションが活きるのだと思います。そこから光が「ほわっ」と輝いているように見えます。

サンタも雪もツリーもない。
遠い遠い時代の遠い遠い異国。もっとも聖なる場所の、最も聖なるひとときを描いた作品。
私は幼稚園こそ少しキリスト教系でしたが、クリスチャンではありません。
それでもこの「キリストの降誕」のおごそかさに惹かれました。
心があたたかくなりました。
**************

さて、この作品を拝見した時に、頭によぎった讃美歌があります。
それは沢知恵さんのアルバム『いいうたいろいろ4 世界の讃美歌』に収録されている
「久しく待ちにし」。
いいうたいろいろ4世界の讃美歌

けっして華やかではない、どちらかというと暗いメロディーなんですけど。ずしりと心にしみいるのです。
沢さんの歌声もいいんです。合唱団のような声ではなくて、ゴスペルが似合うし、どことなく「美空ひばり」系。


沢さんのご両親がともに牧師という環境だからでしょうか。
日本語で「主よ 主よ」という呼びかける言葉にこめられた祈りが伝わってきます。
主を慕っているのが伝わってきます。

サブダ氏のポップアップ「キリスト降誕」はMOMAのもののようですが
Robert_sabuda_nativity09

今は入手は難しいのかも。

それでも来年、このポップアップをご覧になる機会がある方は
ぜひ、沢さんの「久しく待ちにし」と一緒にお愉しみください!

沢さんの「久しく待ちにし」はレコチョクでも試聴できます。(2015.12.28現在)
「レコチョク 沢知恵 久しく待ちにし」で検索してみてください。

2015年9月27日 (日)

コクトーツインズの「パンドラ」は魂のふるさと

昨日、商業施設を歩いていて、感動~したことが。

電気屋やdocomoや100円ショップが並ぶ生活感あふれるフロアを歩いていると、
天井のスピーカーから小さいボリュームで美しい調べが。

もしや!と足をとめ、耳を澄ますと。

私が30年ほど前に出会って以来、生涯のベスト10に入ると思う曲が流れていたのです!!!

曲名は「パンドラ/Pandora」。
イギリスのコクトーツインズというグループの曲です。

耽美系。女性ヴォーカリスト、エリザベス・フレイザーの声が何より素晴らしいのです。
浮遊感・飛翔感ハンパナイです。
ひゅるんひゅる~ん。

「音」を耳で聴くというよりも、いい香りを嗅ぐとか、肌を撫でるシフォン生地を感じるとか、
オーラを感じるとか。次元が違うというか。

彼女の歌声は、この世とあの世の間あたりから流れてくるエーテルのよう。 

歌詞も英語ではないような不思議な言葉の響きなんですよ。

出だしからずっとギターの涼しげで、ゆらゆらんとしているのも心地よいです。

8枚目のアルバムぐらいから世界が少し変わってしまったけれど、それまでのコクト―ツインズは私の魂の故郷というくらい好きです。 

根強いファンはいても、かなりマイナーなグループ。
しかも、もう30年前の楽曲なのに、なぜ、流れたのか不思議です。
しかも、「パンドラ」の後は普通のガチャガチャした洋楽でしたし。

ぜひ、耽美系、浮遊感ある歌声、がお好きな方は
ぜひぜひぜひ(しつこいっ)聴いてみてください~♪

アルバムは日本では「神々の愛した女たち」というタイトルがついていました。

Cocteau Twins' のアルバム「トレジャー/treasure」
捨て曲はありません。ジャケ写も幻想的でうっとり。

Treasure

 

2014年3月30日 (日)

ラフマニノフは春先の空模様にもぴったり

去年の3月にラフマニノフをテーマにしたコンサートに行きました。
アップしようと思いながら1年以上経ってしまいましたが、
浅田真央の「ピアノ協奏曲第二番ハ短調」を聴くたびに、やっぱりラフマニノフいいな~と思い、
1年ちょっと遅れでアップします。

さて、私にとって冬になると聴きたくなる曲トップ3は。
1 「ピアノ協奏曲第二番ハ短調」ラフマニノフ
2 「樅ノ木」シベリウス
3 「四重人格」ザ・フー

ですが、ラフマニノフは春先(東京ですと2月~3月頭ぐらいまで)もいいな~と思ったきっかけが、
昨年2013年3月10日サントリーホールで行われた上原彩子ピアノリサイタルでした。
3月10日と見て、あの「煙霧」の日!!と気づかれた方は気象マニアかも。

あの日、昼間のコンサートだったので、私はあたたかな春の陽気の中、ホールに入りました。
終演後、外に出たのは夕方。北風にかわっていました。
つまりコンサート中に煙霧があったため、家に戻ってから
ニュースで100年に一度?ともいう煙霧があったことを知ったのでした。

さて、上原さんのピアノ一台、1人だけによるリサイタル。
肘を使って叩くというようなアバンギャルドな手法はなく、正統派の弾き方なのですが、
ピアノに振り下ろす腕の迫力といったら!!
「つまびく」というよりも「叩く」に近い迫力。

ピアノは鍵盤楽器ではなく、打楽器だ
と実感させるコンサートでした。

ピアノは同時に出せる最大の音数が10個なのに、どうしてこんなに重厚なのだろうという音色でした。

プログラムでは、バンクーバー五輪での浅田真央のフリー曲「鐘」も演奏。
ピアノ一台で生み出されるエネルギーにぞくぞくしました。
「13の前奏曲」のメランコリックさ、「ライラック」のリリカルさも素敵でした。
アンコールで「ボカリーズ」が演奏されたのもうれしかったでした。

私の中でラフマニノフ=冬だっがのが、このコンサートで、
春先にラフマニノフを愉しむというのもいな~と感じた理由は、
冬よりも春先の空模様の方が、暗と明がはっきりしていて、またその配合がラフマニノフに近いなと思ったから。

冬の空や空気は「白~薄いグレー」のイメージがあります。
寒波が来てもあまり「暗い雲」がたちこめてという印象がありません。

一方、春先は。
「チャコールグレーのような濃いグレー色の雲」がもくもくと立ちこめる日が多い気がします。
ユーミンは「ベルベット・イースター」で、空が低い、天使が降りてきそうなほどと描写していますよね。
おそらく、ユーミンがイメージしたのは低くたれこめた鉛色のような雲。

そんな濃いグレーの雲の隙間から時折差し込む日差しは、
冬よりも力を増してまぶしく、温かく、コントラストがあります。

鉛色の空。寒さ←→時折の日差しと春のぬくもり。
まだ枯れ木の野山の茶色←→芽吹いた葉や花の色。
陰鬱さ90%←→明るさ10%(春先の天気の悪い時)

            
(色でいうとこんな配合のイメージ)

春先のこの比率がラフマニノフに近いな~と思うのです。
重厚で少し濁ったメランコリックな音楽←→きわめてわかりやすく、甘美で明るいメロディー

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そして、ラフマニノフの曲でこれぞ春!!!
と感じるのが「春の水(Весенние воды)」。

この小曲を知ったのは、かれこれ20年以上前、NHKで放映されたバレエ公演「マイヤ・プリセツカヤと仲間たち」でした。
プリセツカヤをはじめとするロシアのトップダンサーが「海賊」「ドンキホーテ」をはじめとするパ・ド・ドゥetc.披露する中で、
ラフマニノフの「春の水」を使った演目があったのです。
そのダイナミックな曲調と勢いよく走ってくる女性を男性が受け止めてリフトを繰り広げるアクロバティックなバレエの振付がとても印象的でした。
日本で「春の水」といったら「春の小川」。
のどかな小川やせせらぎのイメージですよね。
なぜ春の水がこんなにダイナミックなのと当時疑問に思ったのですが、
ロシアで「春の水」と言えば「小川」ではなくて「氾濫」。
雪が大地を覆い、河が凍る北国では、春になって森を覆っていた雪が解ければ、
まるで湖に木が生えているような眺めになり、河の氷が融けて流れて氾濫となるのですね。

露日辞典に весеннее половодье(ヴィセーニエ・パラヴォージエ/春の氾濫)、
разводье(ラズヴォージエ/春の出水)という言葉があることからも、
春の水 =ダイナミック=ほとばしるエネルギー なのが感じられますね。

2013年5月12日 (日)

シベリア・サハの不思議な音楽

星のささやきシリーズをもう少し続けていきますが、今日はその番外編。

20130512ayarkhaan
サハのことを調べている中で出会った印象的な楽曲をご紹介します。
口琴(хомус/ホムス)を演奏するサハ(ヤクート)の女性3人グループ
Айархаан(Ayarkhaan/アヤルハーン)」の1曲です。

口琴ではなくて3人の声だけのアカペラ曲だと思うのですが
タイトルは「Kyyray Hallaan Kyrgyttara (Devine Young Ladies )」
YouTubeで聴くことができます。 (ttp://www.youtube.com/watch?v=e8JIqcNYyAI)

わずか1分59秒の曲ですけれど、妙に耳に残ります。
ザ・ピーナッツが歌う「♪モスラーよ。モスラー」の歌を思い出させます。
とてもシャーマニック。呪術の時に唱える詠唱みたいな雰囲気。
ブルガリアンボイスにも少し似たハーモニー、発声法です。

20130512ayarkhaan2
この曲は 「Звуки древней земли Олонхо(The Sounds of the Olonkho Land)」というアルバムの収録曲。
タイトルは「いにしえのオロンホの大地の響き」というような意味でしょう。
ちなみにオロンホとはヤクートに伝わる英雄叙事詩のことです。

このアルバムにはさらに不思議な、別次元に導かれるような曲があります。
「Deybiir Yryata(Daybir's Song)」2分56秒。
あまり抑揚のない同じフレーズの繰り返しなのですが、少しずつ音階が上がっていきます。
バックにはどーんどーんと一定リズムの太鼓のようなものが聞こえてきます。
最後はブルガリアンボイスのポリフォニーのような明るさで終る曲です。
YouTubeではこちら。
(ttp://www.youtube.com/watch?v=6zfYIIFuvKw)

YouTubeのアヤルハーン関連の動画では
Хамус (Варган) - "Айархаан"- Sayan Ring- клип 3
(ttp://www.youtube.com/watch?v=84iN6x_GSJ0)もおすすめ。

民族衣装、日本人に似た顔立ちも興味深いです。

2012年2月25日 (土)

春~桜の季節に聴きたい音楽をまたまたご紹介。KOKIAの「桜の樹の下」。

Crossrioolis_spring
女性ボーカルは、透明感があって声が飛翔しているひゅるんひゅるんが好きです。
オペラのようにドーンと力強い歌声はあまり・・・。

でも透明感といっても綺麗で音楽の授業や合唱の模範生のような発声はだめ。
透明感&少し独特の節回し(アラブや、演歌やetc.)が好きです。

たとえばコクトーツインズ、サラ・マクラクラン、
イエメン出身のNOA、遊佐未森、ロシア出身のオリガ、手嶌葵・・・。

KOKIAの歌声も好きです。10年ほど前になるのですが、
生で聴かせていただいた時、近くで歌っているのに、天から降ってくるような気がしました。

KOKIAのすべての曲をチェックしているわけではないのですが、
『桜の樹の下』すっっっごくいいです!!
詞も曲も甘くせつなく儚く、日本の「雅び」、懐かしさを感じさせる曲。
胡弓や笛が使われているから余計、和の情緒があふれる曲となっているのでしょう。

力みなく伸びる高音。
ひゅるんひゅるんと飛翔しています。KOKIAの歌声は天から降り注ぐ「光」を感じさせるのですが、
この曲に関しては天からの「はなびら」のよう。
「はらりはらり」という歌詞があるのですが、
本当に歌声がはらりはらりと舞い降りてくる感じがします。
桜の花びらのように空へ舞いあがり、花吹雪のように舞い降り、
そして消えゆくやわらかい春の風のような歌声。

OVA「最遊記外伝」のオープニングテーマのようです。この絵↓を見て、アニメだからと尻込みしたらもったいない。

OVA「最遊記外伝」OPテーマ 桜の樹の下/EDテーマ 光の方へ



(2020.3.5追記)
今日現在、下記のベスト盤のディスク2に収録されている
「桜の樹の下」が試聴できます。
名曲。ぜひ聴いていただきたいです~。

EVOLVE to LOVE -20 years Anniversary BEST- (初回限定盤)

KOKIAは「花宴」もおすすめ。
四季があるこの国に生まれたことを感謝して手を合わせたくなるそんな曲です。

KOKIAのサイトは(ttp://www.kokia.com/)。
本名が明子さんだからKOKIA。
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今年は冬が寒くて、私が住むところも梅が遅れています。
通常、梅は2月8日ぐらいから。桃が3月20日前後~。
桜の開花宣言も3月24日ごろと思っているのですが、
今やっと梅の香りが少し漂ってきたかなというくらいです。

ですので、まして東北や標高が高くて春が遅いところでは、
桜はもっともっと先になるのかもしれませんね。
開花はまだまだ先だけど、「桜が咲いたら聴こう」と思う曲を今聴きながら、
待ち遠しい気持ちを愉しむのもオツかもしれません。
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ところで、透明感とは違う土を感じさせる歌声にも惹かれます。
元ちとせや平原綾香のような。大地のような歌声。



最初の画像はロシアのРиолис(リオリス)(ttp://www.riolis.com/)のクロスステッチキット。
入手してはいないのですが、いつかやってみたいです。
梅かしらと思うのですが「春」という文字と合ってて素敵です。


HAND WORK とりい
さんが楽天で取扱いされています。
とりいさんのトップから「リオリス」で商品検索されると、リオリスの取扱い一覧をご覧いただけます。
リオリスの日本シリーズはどれも美しいです。
こんな風に憧れられているんだなと、あらためて日本の美を感じさせられます。

 

より以前の記事一覧

emi

  • プラネタリウムでのヒーリング番組制作に携わった後、現在は 土井利位侯の「雪華図説」をライフワークとして調べ中の図書館LOVER。月に魅せられ、毎日、月撮り。月の満ち欠けカレンダー(グリーティングライフ社)のコラムも担当。              興味対象:江戸時代の雪月花、ガガーリン他。最近は、鳥にも興味を持ち始め、「花鳥風月」もテリトリーとなっています。   コンタクト:各記事のコメント欄をご利用くださいませ。コメントは私の承認後、ブログ内に反映される仕様にしています。公表を希望されない方はその旨をコメント内に明記くださいますようお願いいたします。
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