2017年11月23日 (木)

絢爛な色宇宙にうっとり。関井一夫さんの万華鏡展(その2)

その1の続きです。
画像はクリックで拡大します。

10)桜昇竜

手には珠を持っている竜の万華鏡。
桜の花のオブジェクトが可憐。春が待ち遠しくなりました。
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11)金魚万華鏡(黒出目金)
黒いひれがヒラヒラ。泳いでいる最中のよう。
黒と金。これぞ真鍮の味わい!!
大きな画像でアップしますので、「リンクを新しいタブで開く」を、でご覧ください。
11kingyo1
下に落ちる金魚の影もかわいいですね~。
筒に刻まれたオリエンタルな模様も素敵。

目元をアップ。
11kingyo211kingyo311kingyo5







この赤は北斎の赤をイメージされているそうです。

12)出目金
ひれが黒くない出目金も金魚のような赤が印象的。ジャパネスク。
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おはじきのような藍色とのコントラストも美しく、
ガラス風鈴を見ているような懐かしくなる色合いでした。
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13)南洋猿

画像を取り忘れましたが、お猿さんがオブジェとしても実に魅力的。
こちらでご紹介したマンドリルのような外観です。
中のオブジェクトが違うので、繰り広げられる模様も別のものとなっています。

ふにゅっとひねりがはいったオブジェクトの変化と色合いが素晴らしいです♥
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トロピカルカラーでポップでありながら、背景の黒さ、奥行きを感じさせる造形にうっとり。
覗き口からデジカメのレンズを少し離して撮ってみました。
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ウイリアムモリスやリバティの小花の並んだシックなプリントのように見える時もありました。
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14)木菟(みみずく)

にらみを効かせた歌舞伎役者のようなお顔がなんともチャーミング。
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インドのヘナの模様みたいなペイズリー、唐草模様のエッチングがツボです。
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ミミズクの万華鏡がおさめられているのが琥珀色のケースなのですが、この表面、膠(にかわ)なのだそうです。
その膠が冷える過程で表面にいろんな模様が現れるのだとか。
まるで氷点下の北国の窓に見られる霜模様のようです。
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青のグラデーションがが美しく、とっぷり暮れた夜の森の中にいるような気持ちになります。
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江戸切子のかけらもオブジェクトに用いているそうです。
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覗いた筒の向こうに広がる青の世界。
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万華鏡は不思議ですね~。
左上にお人が写っています。
こんなふうにデパートの一角で、みんなと一緒にいても、自分だけがしか見られない世界ががあるのです。
手で持てる小さな筒の奥に、幻想的な別宇宙が広がっているのです。
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━時忘れの万華鏡と鍛金の世界━ 関井一夫展

2017年11月22日(水)~28日(火)
日本橋高島屋 6F 美術工芸サロン
午前10時30分~午後7時30分
(最終日は午後4時まで)

絢爛な色宇宙にうっとり。関井一夫さんの万華鏡展(その1)

インテリアでは自然素材の木、リネン、和紙っていいな~と思っていた私に、
金属。とりわけ、真鍮や錫の素材が部屋にあるといいな~♥ 落ち着くな~と
目覚めさせてくださったのがご夫婦で金工作家の関井一夫さん、浩美さんご夫妻です。

昨日から日本橋高島屋さんで関井一夫さんの万華鏡展が開かれているので
早速お訪ねしました。

芸術の秋。眼福でした♥

ギャラリー内は撮影禁止ですが、関井さんと高島屋さんのご好意で
撮影&ブログでのご紹介の承諾をいただきましたのでアップいたします。
上手く撮れた14作品に絞って2回に分けてご紹介します。

※繊細で奥深い色調を再現しきれていないので、ぜひ現物をご覧になってください。
※ガラケーとデジカメで撮っています。
  デジカメは覗き穴にレンズを密着されるのではなく、少し手前から写しました。
  そのため、万華鏡が丸ではなく、欠けて写っているものも。
  万華鏡作品そのものは綺麗に放射状に広がっています。
※画像はクリックで拡大します。

1)丹銅鎚起「天狼」万華鏡。

吠えている狼の姿が美しいです。
1tenrou1

尻尾が今にも動きそう。
金属って木などに比べて、冷たい、味気ない素材と思いがちですが、
持ってて心地よく、手に落ち着く素材だとあらためて感じさせられます。

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シリウスの星の光のような凛とした白、青を基調にした世界が広がります。
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2)宙の天女

未来的。そこに居るだけでまわりの空気を変えるような厳かさがあります。
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中のオブジェクトは
残念ながら
ピンボケで撮影失敗。

天女なので
羽を感じさせる
モチーフも素敵でした。










3)ネペンテス(うつぼかずら)をモチーフにした作品

これぞ関井さんの真骨頂。妖しくなまめかしいフォルムです。
細部をご覧いただければ。
サイズの大きい画像です。はみでたら、右クリック→リンクを新しいタブで開く、を。
3utsubo1
右後ろの「桜昇竜」。同じようなポーズをしています。

黒を背景とした世界に花のカーラーのような曲線フォルムの白いオブジェクトが効いています。
スペイシー。
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4)A MAN(ver.我)
前衛的なフォルムにびっくり! 首のところに万華鏡の筒あります。

4aman14aman1_2














おしりもカメラでパシャリ。



「我」という文字がオブジェクトとして入っているので、あちこちに「我」が。
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文字も鏡に映ると立派な模様になるのですね!
テレイドスコープなので白い壁が背景だと白ベースに。
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5)ムーンライトフラワー

透き通るようなレモンイエロー、淡いすみれ色。しっとり。
5moonlightflower15moonlightflower2








6)リトルピンク

ピンクの花、白い花が咲く花園のよう。
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7)紅薔薇万華鏡

紅薔薇は根強い人気の万華鏡の一つ。
赤と金、というシンプルな色調ですが、赤の色味、形のバリエーション、金色のなめらからな曲線が描くフォルムが創り出す造形の変化が豊かで、ずっと回し続けていたくなります。
すごく奥行きが感じられて、宇宙に浮かぶ華やかなバラの花のよう。
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8)不確かな果実「林檎」万華鏡

じっくり煮詰めたタルトタタンのような深い色のリンゴ。おいしそう。
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赤りんご、青リンゴの皮のような色合いのやわらかさも素敵。
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9)洋梨

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覗き穴の向こうにラフランスのような緑色の美しい世界が。
画面の右奥に写っているのが洋梨万華鏡の本体。

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その2に続きます

2017年11月16日 (木)

Kobe INK物語シリーズ。神戸の豊かな街並みが広がる色の数々にうっとり

日帰り、駆け足で神戸に行きました。

立ち寄りたかった場所の一つがナガサワ文具センターさん。
Kobe INK物語という万年筆のオリジナルインクを販売されています。

いろんな色を試し書きさせていただきたかったのです。

素敵な色ばかり。青字はパンフレットの色紹介から抜粋引用。
グレー文字は私の主観。

特に気に入ったのが

No.10 御影グレー
落ち着いた空気が流れる山の手の街並みを、
わずかに赤みを帯びた温かみのある大人のグレーで表現

パーグルがかったグレー。
Mikage

No.21 太山寺イエロー(上)
周辺には市街地とは対照的にのどかな田園風景が広がり、
収穫時期には豊かに頭を垂れる稲穂が輝く黄金色の景色を見ることができます。

アーモンドの皮の色に少し黄土色を混ぜたようなブラウン。

No.22 新開地ゴールド(下)
国際都市KOBEの中でも異彩を放つこの地を
もうひとつの神戸として再び愛される街にしようと取り組む人々の熱い思いを、
特徴的なゴールドインクで表現

黄土色にほんの少し緑色を混ぜたようなシックな色。
Shinkai


No.44 須磨浦シーサイドブルー(上)
須磨一の谷周辺は、季節や時間で多彩な変化を見せる深みのある青緑色の海が印象的です。
平家物語を偲ばせる波打ち際から沖合に移る海の深い青を表現。

かなり深い青碧色。

No.45 鉢伏シルエットグリーン(下)
子供でも登れる山として市民には馴染み深い山です。
深みがある上品なダークグリーンを再現。

ほんの少しグレーがかったオリーブ色
Hachi


No.54 五色山オークル(上)
五色塚古墳は古代に触れられる神戸の貴重な財産として大切にされ、
温かいオークル色の出土品が不思議な魅力を醸し出しています。

テラコッタにサーモンピンクを混ぜたような色

No.55 南京町フォーチュンレッド(下)
春節祭の縁起物に使われている吉祥の赤は、鮮やかさと深みを兼ね備えた魅力ある色。
「幸運」「繁栄」の名にふさわしい赤を表現。

ボルドーと赤の中間ぐらいの色。
Nankin


試し書きは万年筆にインクを入れたサンプルがあるのではなく、
スタッフの方がボトルを開け、ガラスペンにインクを取り、確認して手渡してくださります。
私が試し書きをしたあと、そのガラスペンを洗って拭いて次のインクへ。
(ガラスペンを複数用意されながら)

大変お手間のかかる方法です。
万年筆に入れたサンプルを用意する方が楽だと思うのですが、
おそらく、それだと万年筆の中でインクが濃くなったり色味が変わることがあるから
ボトルを開けて、その都度インクを取ってくださるのかしらと思いました。

色ごとに神戸にまつわる由来があります。
そのお話をうかがいながら試し書き。

いろんな色の美しさに感動するとともに
お手間をかけているのにいやな顔を一つもせず対応してくださるスタッフのお気持ちにも感動。

そして色を試しているだけなのに神戸のあちこちを観光で巡っている気持ちになりました。
ジモティの方にあちこちを案内してもらっているような気持ちになりました。

海にちなんだ色からは、神戸の港の向こうに広がる青が。
緑にちなんだ色からは、六甲山系の山並みや木々が。
花にちなんだ色からは、桜やアジサイが咲く風景が。
赤レンガ倉庫や石造りの建物にちなんだ色からは、昔の港町ののハイカラな風景が。
源氏物語にちなんだ色からは、平安時代の雅びさが。
夜景にちなんだ色からは、ミッドナイトブルーの空の下にきらめく風景が。

次々浮かんできました。今回の日帰りトリップでの乗換えなどで知った地名に基づく色もあると
「さっき立ち寄ったところだ~」と思えるのもうれしいです。
震災のあと、復興の想いをこめた色があることも知りました。

すごく迷って購入したのは鉢伏シルエットグリーン。
20171116nagasawa


すっかりKobe INK物語のファンになりました~。
願わくば、小さなサイズがあったら。
少しずついろんな色を愛用したいです。

※私が申し上げるのもなんですが、試し書きはお手間がかかりますので
 ありがたさをかみしめつつ。

2017年9月29日 (金)

万年筆シリーズ(その3)沼で知った2つのこと

2017年9月28日の続きです。

カートリッジの万年筆は以前使ったことはあります。

コンバーターでインクボトルからインクを吸い取って使う方式ははじめて。
人生うん十年生きてきて初めて知ったことがありました。

その1) インクってしゃぼん玉みたいに膜が張るんですね。

インクの瓶を持ち歩きで揺らしてしまった後などにふたを開けた時。

その膜をツンとペン先でつつくと、ポワッと音がして弾けます。
と、ともに瓶の口の内側をインクがたら~と下に降りていきます。
濃い色のインクがなだらかに降りていく様子も美しいです。
しばしみとれてしまいます。

色彩雫の「月夜」。瓶の口に、しゃぼん玉のように薄い膜が。
20170929ink1

ペン先でつつくのは
まるで新雪に足を踏み入れる時のような、大切な紅茶の封を切るような「儀式感」が。

プワッと音がして割れます。
金魚が水面で口を開けた時のような
フェイスブックでメッセンジャーでの新着のお知らせ音のようでもあります。

20170929ink2
濃いインクが瓶の口の内側をタラ~。

復唱します。膜が張ってる→ツン→プワッ→たら~の3段階。lovely

色彩雫の「稲穂」も。
20170929ink3

ツン→ポワッ。
20170929ink4
たら~。


みとれます。


その2) 水で薄まるとインクの色が変わる。

インクが乾燥気味(煮詰まる)になると、黒っぽくなるのはわかっていました。
色彩雫の見本はあちこちの文具店にあるのでありがたいのですが、セピア~黄土色系と思っている稲穂が土筆(茶色)と同じくらいになっている見本もありましたので。

その逆で水分が増えると淡い色になるのですね。
というのは。ボルドー系の甲南マルーン。少し水がついた状態で走らせたら、
とてもきれいなピンク色がかった色合いになりました。コーラルピンクを渋くしたような。
Img_6110
うまく撮れていないのですが、左が少し薄めたもの、右が通常の甲南マルーン。
このくらい色味が変わります。


びっくりしました。こんなに色が変わるなんて。

私は九谷焼の赤絵細描作家、架谷庸子さんの大ファンなんですが、
赤絵の実演を撮らせていただいたことがあるのです。
20150222hasataniyokosan06
鳥居の朱色を思わせる絵の具を溶いて用いるそうですが、筆の下にある花の濃い赤も
左上の花のはなびらのピンク色の花も同じこの絵の具から生まれているのです。

20170404hasatanisan13
こちらも全部同じ赤絵の具、の濃度違い。不思議~。


水で溶く濃度で緋色のなったり、ピンク色になったりする、九谷焼の赤絵の具。

万年筆の濃いボルドーのインクが水で薄まるとピンク色が現れるのは、
一緒の原理なのかしらと、興味が湧きました。

インクの沼は水深が深いですね~。小さいと思っても遠くまで広がっていますね~。

次回は気になる色たち、を。

2017年9月28日 (木)

万年筆シリーズ(その2)インク沼にチャポン!

インクは使いたい。でも万年筆の軸は高いし、どう選んでいいかわからないし、
はまったら怖いしとためらっていた私。

この背中を押したのが、1000円ちょっとでかわいくて書き味もいいというパイロットのkakuno。
(詳細は2017年9月21日に)
kakunoの後押しで買ったインクはグレー系、ボルドー系、ブルーブラック系、セピア系の4つです。

PILOTの色彩雫(iroshizuku)は名前も情緒たっぷり。
ある程度の大きさの文具店であれば全色試し書きもできる見本があるのもうれしいです。

普通サイズのボトルはトワレのようなオシャレなビジュアルなんですよ。
そして、3本セットで選べるミニボトルはマニキュアのような愛らしさ。

いろんな色をちょっとずつ欲しいので今回は3本セットを買いました。

白い箱に入っています。贈答にもぴったりですね。
20170928iroshizuku2

ガラス瓶でミニボトルもとてもスタイリッシュ。

20170928iroshizuku1

選んだのは
■月夜■ブルーブラック系。少し緑色がかった明るい藍色。
      私のイメージ。まだ明るさの残る夏の宵空。


■冬将軍■グレー系。少し青みがかった灰色。
       私のイメージ。冬の鉛色の雲が覆った空。張り詰めた白っぽい空気。アスファルト。
       冬好きにはたまりません!


■稲穂■セピア系。私のイメージ。黄金色に実った稲穂であり、晩秋の枯れた草原のイメージ。
      冬将軍と並ぶと渋い金色銀色みたい。


ボルドー系は甲南マルーン(Kobe INK物語/ナカザワ文具センター)を選びました。

銀座伊東屋さんで試し書きができるものはなかったのですが、申し出ると試し書きさせてもらえます。
(ただし手間がかかるので数色ならば)

その色味を見て、決めました。
20170928ink2
PILOTの色彩雫の山葡萄は紫寄りのボルドーですが、甲南マルーンは赤茶寄りです。

色味をカメラで再現しきれないのですが
4色並べるとこんな感じです。
左から稲穂、冬将軍、月夜、甲南マルーン。
20170928ink


第三弾は近日。

色インクボトルを使って初めて知った2つのことについて。

2017年9月21日 (木)

万年筆シリーズ(その1)禁断のインク沼におそるおそる

2017年9月18日の続きです。

グラデーションマニアには禁断の世界、と避けていたのは深~い深~い「インク沼」でした。
美しい色が広がるその沼に魅せられたものは、ちょっとだけ足を踏み入れるだけのつもりがズブズブズブ。

インクを入れる万年筆の本体に興味が湧いて、3万、5万、10万の限定ものなどに手を出すようになり、
ペン先のひっかかり具合、色のにじみ具合の違い、色の載り具合などから、書く相手となる「紙」の質にこだわるようになり、
複数の万年筆の軸を持ち歩くためのペンケースにもこだわるようになり・・・

お金に余裕のある人は車一台分も費やしてしまうことになると聞かされている恐ろしいインク沼。

足を踏み入れまいと思っていたのですが 。
字を書くというよりも手帳に「綺麗なグレーとボルドー色でマークを記したい」。

それがきっかけでした。
ボールペンでは出せない深くニュアンスのある色合いに魅せられ、
「ピンク」「グレー」といった単純な名前ではない色名に魅せられ。

ただ、これだけでは今まで通り、沼の縁でたたずむだけですみました。
「万年筆の本体を買う」というの敷居の高さがあったから。
高級軸を買わない、1万円以内の予算だとしても、どんな軸が書き心地がいいのかわからない。
評判を調べたり書き心地を確かめるのが大変だったから。

そんな私を沼へほおりこむべく、背中を「トン」と押したのはパイロットの「kakuno」でした。
わずか1000円ちょっとの万年筆。ダメ元で手が出せる価格です。
子供向けとアプローチしていますが大人の評判もいい。

そしてなにより、心を鷲づかみにしたのが、
ペン先が顔になってること。

黒いボディーシリーズは笑顔。
20170921kakun01

白いシリーズはウインク。
20170921kakun02

透明軸は舌出し。
20170921kakun03

やられました~。

つづきは2017年9月28日に。

2017年9月18日 (月)

グラデーションマニアゆえのマイ色見本帖

グラデーションマニアの私の原点は、おそらく日本画家だった祖父のアトリエ。
大きなテーブル一面に白いお皿が並んでいて、
その一つ一つにいろんな色の絵の具が盛られていた光景の美しさ。
写真としては残っていないのですが、特に覚えているのは
ツヤツヤの白い皿と鮮やかな瑠璃色の顔料の組み合わせです。

20年ぐらい前、DICの色見本帖(日本の伝統色、フランスの伝統色、中国の伝統色)の色チップを 合体してグラデーションでまとめてみよう!と取り組みました。

当時グラフィックデザインの仕事をしていた友人は
「課題で出されてもやろうと思わない。なぜそんな労力を」と驚きあきれていましたが(^_^.)

酔狂以外の何物でもないのですが、今でも見るだけでぽお~heart04となります。
灰色がかった淡いピンク色は「灰桜」、深い紺色は「ブルーニュイ(フランス語でナイトブルー)、
淡いペパーミントブルーにほんのりグレーを混ぜたような色は「月白色(ユエパイスー。中国語)」
などなど情緒たっぷりの色名にもウットリ。

色見本チップをカッターではなくフリーハンドで切っているし、
並び方がガタガタのところに、緻密になりきれない私のおおざっぱさがでていますがご紹介します。

クリックで画像は拡大しますが、はみでる場合はぜひ、リンクを新しいタブで開く、でご覧いただけましたら。

20170918iromihon0120170918iromihon0220170918iromihon0320170918iromihon04















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こんな風にフエルアルバム状のものに貼っています。
20170918iromihon15

色見本帖の名前の由来が書かれている部分は
名刺ファイルに保存しています。
20170918iromihon20

眼福眼福happy01

20年前のものをなぜ今アップしたかといいますと、
敬老の日なので亡き祖父を偲んでというのもありますが、
「グラデーションマニアだから絶対はまる」「ゆえに足を踏み入れてはいけない」
と禁じていたある世界についに足を踏み入れそうだから。

続きはこちらに。

2017年9月13日 (水)

写真集を思い出す夕焼けと夏の暑さ、でも夜中は冬

昨日9月12日は不思議な天気でした。
台風は近くないのに、なまあたたかい風が強く、昼前から雨と雷。
夕方、仕事先の建物で東を眺めると窓の外が不思議なオレンジ色に染まっていました。
空はグレーの雲が広がっているのに、ところどころ陽が差して、空気と木々がオレンジ色に染まって。

ジュエル・メイロウィッツ(Joel Meyerositz)の写真集を思い出しました。
引っ越しした時になくしてしまったのですが、大好きな写真集「CAPE LIGHT」。
夕方のような黄色みがかったオレンジ色がかった光に染まる風景が印象的なんです。

を思い出しました。

Cape Light: Photographs by Joel Meyerowitz

少し経って、西側のトイレに行ったら大変。
窓の外に年に何度あるかという荘厳な夕焼けが広がっていました。
フィルムが貼られた窓越しなので少しぼやけているのですがアップします。
(以下、画像はクリックで拡大します。はみでる場合はリンク先を新しいタブで開くを)
20170912sunset

20170912sunset2

夜になると季節は秋と思いきや、
夜中にベランダに出るとそこには冬が。

といっても秋を通り越す寒さだったというわけではなく、
東に昇っていた月のまわりに冬の星座が広がっていたからです。

キャノンのコンデジPowerShot SX50は一眼レフではないし、星を写すためのカメラではないのですが、
明るい星は写すことができます。

半月よりほんの少しふっくらしている月。(9月13日午前2時前)
170913_0149es_219th_56_43ashort_2


画面右上に冬の星座、牡牛座の一等星アルデバランが。
170913_0201es_219th_56_46ashort_2


月の下にはオリオン座の星々が横たわります。
170913_0203es_219th_56_46a

(新しいタブで開くで拡大していただくとかすかな星の点在がみえるかと思います。
オリオン大星雲もかすかに写っています)

トリミングしてみると。
170913_0203es_219th_56_46ashort_2

この位置に主な七つの星が。
170913_0203es_219th_56_46ashort_l_2

月を囲む冬の星座。
心は一気に冬モードになりました。

2017年9月 6日 (水)

ベランダのランタナが咲きました♪

(以下、画像はクリックで拡大します)

ランタナってご存知ですか。
結構地味な花です。
葉っぱが多いし、花は小さいし。
20150930lantana1

でも、その小さな花を真上から見ると
20150603lantana420150603lantana320150930lantana4short








万華鏡みたい。
とってもはなやか。

4年ほど前、ベランダで育てたくなって、ランタナを育てている方から挿し木をもらいました。

でも根付かず失敗。

そこで、去年の秋、咲いているランタナの種をもらって、ベランダのコンテナに埋めてみたのでした。

すると発芽。すくすく育って咲きました!

そのレポです。

発芽の様子を撮っていたつもりなのですが、
手元に残る一番最初の写真がこちら。
20170219shirotan3short











ランタナを取り巻いているのは、去年の6月頃に蒔いた種から発芽した白いタンポポの葉。
と思っていたのですが、その後、この植物がにょきにょき育って黄色い花をつけました。
白いタンポポじゃなくてがっかり。

ランタナと思っているこの植物も花が咲くまでは本当にランタナかわからないな
と思いながら観察を続けていると。

8月19日、つぼみが。
小さな粒が放射状に並んでいます。
やった~! ランタナに間違いなし。
20170819_2lantana

8月24日。咲きました~!!
でも、白い。ピンクと黄色のコントラストが綺麗な株の種を植えたはずなのに・・・。
20170824lantana

ところが、二日後の26日。
ピンク色が濃くなりました~。
20170826lantana

いったい、誰のためにこんなに手の込んだ造形になっているのでしょう。

部屋に飾ってみました。
20170827lantana

けっして、華やかではない。お花屋さんのブーケには絶対ならない「野の花風情」。
それがいいです。

ただ、ランタナ。国立環境研究所のHPを見ると、侵入生物データベースに挙がっているのです。
繁殖力が強くて日本の在来種の生態系を壊す危険があるということでしょうか。

もう少し株が大きくなったら、小さな盆栽仕立てで育てられたらいいな、と計画中です。




2017年8月11日 (金)

満天の星が広がる流星キャンドル。蒼く神秘的!

ラピスラズリ色のキャンドルをいただきました。
ゼリーのようにぷるぷる。
名前は「流星キャンドル」。

そのままでも美しいです。
実は灯して形が無くなってしまうのが残念で、このままずっと飾っていました。

でも火を灯すのが本来の役目。
灯すと。
20170811ryusei1_2

明るい部屋の中でも蒼いリンゴのようで美しいのですが

暗くすると。

満天の星が浮かぶよう。ぷるぷるの中にもラメ?のようなものがあるのか、
立体感を感じます。(以下の画像はクリックで拡大します)
20170811ryusei2

星々をアップで。
20170811ryusei3

下のガラスのような受け皿も青く染まって美しいです。
満天の星のように浮かぶ小さな粒を眺めているとおごそかな気持ちになります。
-------------------------
キャンドルがもたらすリラックス感って不思議です。

ポイントはまず、心を落ち着けなければ、芯に着火できないこと。
雑に扱えません。火災に気をつけようと、息を整えて雑念を払って、慎重に炎を芯に移します。
つまり、炎を見るから落ち着く のではなくて、炎を灯すために自ずと心を落ちつけなければならないのです。

心を落ち着ける→灯す→炎のゆらぎでさらに心が落ち着く というわけですね。

心を鎮めて炎と向かい合うひととき。
ゆらぎが心を穏やかにします。
でも、だら~とくつろぐのではなく、「火」が相手という適度な緊張感の心地よさ。

緊張とおごそかさが両立するのが面白く、
お寺や教会に足を踏み入れた時の感覚に近い気がします。

色うっとり【アート】【雑貨】【本】INDEXはこちら

より以前の記事一覧

emi (秋田恵美)

  • プラネタリウムでのヒーリング番組制作に携わった後、現在は 土井利位侯の「雪華図説」をライフワークとして調べ中の図書館LOVER。              興味対象:江戸時代の雪月花、ガガーリン他。最近は、鳥にも興味を持ち始め、「花鳥風月」もテリトリーとなっています。
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