2009年5月17日 (日)

フランネルフラワー、新しい鉢を買いました

フランネルフラワーシリーズ(10)

フランネルフラワーの季節です。去年6月に(9)で、冬も無事越えて、がんがん花をつけているフランネルフラワーの鉢をご紹介したのですが、2度目の夏を乗り切れず枯れてしまいました。

私が初めてフランネルフラワーに出会ったのは横浜・長津田にあるビバホームの花屋さん。この週末行ったところ、タイミングが悪かったのか切花も鉢もみつけられずでした。
そこで横浜・十日市場近くのテーブルガーデンに足を伸ばしてみると、ありました!

大きな花をたくさんつけたフランネルフラワーの鉢がなんと980円。
4月に別のお花屋さんでみつけた時は、季節の走りだったのか、1700円以上していたので、980円はお買い得かなと思います。

種類はフェアリーホワイト。タグを見ると・・・
私が最初に手に入れたのは戸崎園芸さんだったのですが、今回は浅野園芸さんでした。

「岐阜 浅野園芸」でググルと。
HP発見。http://www.asanoengei.co.jp/
「年間出荷計画情報」のタブをクリックすると一番下にフランネルフラワーが(2009.5.17現在)。「フランネルフラワー」をクリックすると出荷時期が5、6月と10月になっています。

フランネルフラワーにご興味がある方、今がちょうどチャンスですね。
フランネルフラワーの育て方。今回もブルーベリー用の酸性の土を使ってみようと思っています。

さて、テーブルガーデンには今日現在4鉢ぐらい並んでいました。
入手されたい方は事前にお店に確認のご連絡をされた方が確かだと思います。

【テーブルガーデン】
〒226-0023 神奈川県横浜市緑区小山町611-3
TEL 045-935-4187   営業時間 9:30~18:00 休日 正月のみ

営業時間等の情報はテーブルガーデンのサイトからコピペしました。今後変更がまったくないとはいえないので、どうぞ訪ねる時は事前にお確かめくださいませ。

フランネルフラワー(9)はこちら

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2009年4月19日 (日)

ソメイヨシノから八重桜へ春らんまん

20090415yaezakura ブログの更新があいてしまいました。
4月12日のガガーリンの記念すべき日もスルーしてしまいましたが、ガガーリンシリーズ、雪の結晶シリーズ、星のささやきシリーズ、打ち止めでなくて、まだまだこれからも続けていく予定です。

さて、私の住んでいるところでは
ソメイヨシノは10日ぐらい前に見ごろを終えてしまいました。       
      ↑八重桜 三種盛り! 濃淡のピンク、
                          黄緑(右)が綺麗

<桜吹雪>
ソメイヨシノの散り始めってさみしいですよね。
それでもソメイヨシノは散るからこそ、そのはかなさが満開の美しさを際立てるのでしょうね。
                                        
私がよく利用するバス停。ロータリーになっていて、まわりを桜の木が囲みます。
小高い丘という地形のため、小さなつむじ風が発生しやすいのでしょう。さーと風が吹いて、桜の花びらが巻き上げられて、風がなくなった頃に上からはらはらひらひらと降ってくるのです。

見上げると青空しかない。その中からまるで天気雨、天気雪のように音もなく降ってくる花びらたち。
ぜひ多くの方に体感してほしい光景です。

今年は、あちこちで、高台にある桜をみつけました。傾斜地で傍らの住宅や道路からみると4階とか5階部分ぐらいの高さに桜の木がある。そんな場所をみつけたら、散り際絶景ポイントですね。

このくらいの高さから降る花びらは風に乗って、イレギュラーにこっちにひらひらしたかと思うと、あっちにひらひら。滞空時間が長いので、花吹雪の様子をたっぷりと楽しめます。
風が花びらと遊んでいるみたい。そんなひらひら、はらはらをしばらく眺めていると心が落ち着いていきます。

<八重桜も乙>

ソメイヨシノの散る頃がさみしく感じられるのは、色が汚くみえることも要因ですよね。出始めた葉の「緑色」と、花が散ったあとのガクの「赤紫色」の配色が濁っていて少し残念。

ソメイヨシノと入れ替わるように咲く八重桜。大人になってからどんどん八重桜のよさもわかってきました。
八重桜は、葉が花とほとんど一緒に出るのに、色が喧嘩してみえないのがいいですね。
なぜなんでしょう。

画像は、とある神社の鳥居の脇にある3本の八重桜。濃いピンク色、ソメイヨシノに近い薄いピンク色、黄緑色の3本が並んでいて、とても美しいんです。黄緑がかった八重桜。フランネルフラワーぐらいの薄黄緑色の花でした。満開になるにつれ、花弁の中心にピンク色が染まるように現れてとても可憐です。

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2009年4月 7日 (火)

桜しかみえない

Sakuratasogare 私の住んでいるところでは桜が満開。
日曜日はグラウンドで野球を見ながら桜を眺める観戦日和を楽しみました。

里山の風景が好きです。萌木の芽の色と桜の薄ピンク色で里山が染まります。まるで巨大なピンクのトピアリーみたいに。

桜の木の下から空を仰いで、目に映るものは桜しかない、という眺めに身を置くと、どこか別世界に吸い込まれていく気がしませんか。

青空を背景にしても、曇り空でも、夜でも、桜は魅せる方法をしっていますね。

Sakuraandmoon →今日のたそがれ時の桜、きれいでした。ふと気づくと、向こう側に月が。

横浜市内の、とある駅前の風景の風景ですが、ここだけ深山幽谷に紛れこんだみたいなかんじでした。

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2009年3月27日 (金)

雪と桃と雷と

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昨日のブログにも1枚アップいたしましたが、26日、保木の桃源郷にいってきました。朝はぼたん雪がちらつく天気。それが急速に晴れた昼下がりに。

桃源郷は、桃の花が盛りをほんの少しすぎて、枝先は花が散って葉となっていましたが、あいかわらずうっとりする風景でした。桜(ソメイヨシノではないと思うけれど)の薄いピンク色や、黄色い花とのコントラストも、青々とした木々がなだらかに描く線も、起伏ある土地がつくりだす奥行きも見事。美しいパノラマ風景、私の生涯のベスト3に入ると思います。

桃畑の中にはいることはできません。おそらく個人の所有地。ガードレールの手前で私たちはこの風景を眺めます。毎年、多くの人が楽しみにしているのでしょう。老人ホームや介護関係のワゴン車も2台みました。この風景をお年寄りの方たちに楽しんでいただくために車でお連れしたのでしょう。

目の前にあるのに彼岸の、異次元の景色みたいに感じます。人は亡くなったら、魂はこんな世界をふわふわと漂っていくのかも・・・空では鶯や鳥がのどかに鳴いて・・・

穏やかで満ち足りた景色に浸っていると、黒い雲、天気雨、そして雷まで。

雪と雷が大好きな私としては、同じ一日で雪も雷も、桃源郷の景色まであじわえるなんて贅沢すぎます。これで、雨上がりに虹でもでたら、飛び跳ねちゃうところですが、虹はみられませんでした。

別のアングルからも。いずれも携帯で撮っているので鮮明ではないですがパノラマ感を感じていただけますでしょうか。
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2007年の桃源郷
はこちら 2008年の桃源郷はこちら

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2009年3月26日 (木)

今年も桃源郷にいってきました

20090326tougenkyo1_4 桃源郷。それは田園都市線たまプラーザ駅からバスで少し行ったところにある桃畑。
今年も行ってきました。
今日はまず1枚だけアップいたします。

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2009年2月27日 (金)

マンマ・ミーアを観ました! いくつになっても弾けちゃおうよ!

映画「マンマ・ミーア」を観にいきました。
すごくよかったです!

松田聖子母娘が出てくる「マンマ・ミーア」の宣伝をテレビでみていたので、母と娘のための映画か。じゃあ・・・尻ごみしていたのですが、「違うよ!アラフォーどころかアラ5、アラ6の女性が友達と観にきてる映画だよ。ABBA世代は必見!」と誘われてでかけたのでした。

ABBAの曲、てんこもり。笑ったりほろりとさせられたりの映画でしたが、私が最初に涙が止まらなくなったのは、♪ダンシングクイーンをみんなで歌って踊るシーン。けっして、悲しいとかほろりとさせるシーンじゃないんです。
メリル・ストリープや友達が、若くて無茶して飛ばしていた頃やときめきを思い出して、はしゃぎながら歌う。島の人たちも参加して最後は大勢で桟橋で踊る。っていうシーンなんです。
そのまぶしさ、みんなのはつらつさがなんだかうれしくて、涙が(ToT)。。。

「生きるって楽しい」「いくつになっても、弾けちゃおうよ!」って手をひっぱられて踊りの輪に混ぜられたような、元気がいっぱいもらえる映画でした。

ロケの場所も素敵。今までギリシャは青い海、白い壁や道というイメージでしたが、潅木が生えている起伏ある島は、日本の松林の小島の景勝地にも似てみえて、ギリシャ=白だけじゃないことがわかって、興味を持ちました。

そして、映画に出てくるテキスタイルがすっごくいいのです。メリル・ストリープ扮するママの経営するホテルのリネンとかみんなが着ているテロンとした洋服のプリント柄とか。
いろんな色が使われたさまざまな柄のリネン類が陽光の中で干されてなびくシーンの色彩の美しいこと。まるで色のカーニバル。
インテリアは最近はなるべく色を使わず白~生成りでまとめ、ポイントだけ色や柄を使うナチュラルテイストが好みでしたが、ポップな色や柄が溢れんばかりの部屋もいいものだなって思いました。

音楽、ストーリー、踊り、色彩すべてからビタミンCをいっぱいもらったような映画でした。

映画館では、一番後ろの席を取りました。他に人がいなかったら、こっそり座ったままで映画にあわせて踊れるかなって。
でも、最後列にも何人もいらして。うずうずしながらおとなしく映画をみました。
♪♪♪
私が総理大臣だったら、「マンマミーア法」っていうのを作ります。
これは、デパートの中でも、カフェでもどこでも「ダンシングクイーン」が流れたら、その場でまわりの見ず知らずの人たちと、「マンマ・ミーア」の出演者になったつもりで一緒に踊る。そして、曲が終わったら、ふたたび、それぞれ赤の他人に戻り日常生活を続ける、ということを義務づける法律。

街の中、どの場所も突然のステージとなる。どこにいても赤の他人が踊り仲間になる、みんなで弾けちゃう、そんな「マンマミーア法」できないかしら。

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2008年12月 7日 (日)

銀杏の葉が黄色い綿菓子

Ichokiiroおとといの金曜日、午後から嵐のような風と雨。銀杏の葉をかっさらって、ほとんど地上に落としてしまいました。

今年は銀杏が大豊作だったような気がします。
葉も例年よりも一本の木に茂っている枚数が多いような。1.5倍ぐらいありそう。
その分、歩道に敷き詰められた黄色いじゅうたんもふかふか。

そして、なんといっても、ギンナンが大豊作。
私の住んでいるところのすぐそばにも銀杏の木があるのですが、去年もおととしも
ギンナンを落とす木だとは知らなかったのです。

今年はしわしわになったオレンジ色の梅干みたいなギンナンがぼとぼとぼとぼと。すごかったでした。
近所の方がたくさん取っていらっしゃるので私も取って教わったとおりにベランダに干してみました。

やり方というのは、持って帰ったギンナンを軽く水洗い。手がかぶれないようにビニール袋越しにギンナンをむく。さくらんぼを割るみたいに、簡単に果肉が剥けて、種を取り出せる。
その種をベランダなどで干して、そのあと食べるとうもの。

おいしかったか、というと。実は、ベランダで干していたのに風で飛ばされてしまったみたいでいつのまにかいなくなっちゃって、食べずじまいでした。

金曜日の嵐のあとは最後のギンナン収穫とばかりに拾いにこられる方がいっぱい。
そして葉を掃く竹ぼうきの音。
毎日おなじみになったくらいの竹ぼうきの音も今日日曜日はもう聞こえなくなりました。

Ishofukuro 歩道を歩いていると透明のビニール袋に銀杏の黄色い葉をパンパンにいれたものがごみ置き場にたくさん出されています。
パンパンに膨らむそのビニール袋の形をみていたら、何かに似てる・・・。
綿菓子でした。ビニール袋に詰まった白とピンクのふわふわ。
あんな感じで黄色い葉っぱがビニール袋をパンパンにしていました。
これはパンパンではないですね。綿菓子の上半分を食べちゃった後くらいカナ↑ 

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2008年9月 6日 (土)

マリアージュフレールのアラビア缶と青い花びらの紅茶

Arabiekan_3 こちらにフランスの紅茶専門店マリアージュフレールのロシア缶について書きましたが、取り寄せ中のアラビア文字の缶も手に入れました。

左側がアラビア文字のカリグラフィー缶。速記文字みたい。美しいですね。早速調べてみるとアラビア語でお茶はشاي シャーイのようです。
英語のTEA(ティー)もフランス語のTHE(テ)もロシア語のЧАЙ(チャイ)も日本語の茶(チャ)も語源はみんな一緒のようですね。

さて、このアラビア缶の中には、マリアージュフレールのエレファン・ブラン(elephant blanc)を入れました。
青い花が好きなので、茶葉に青い花びらが入っているのをみると幸せな気持ちになります。(ひやむぎにピンク色と緑色のものがはいっているのがうれしいみたいに)。
なので、青い花びら(矢車菊)がブレンドされてるエレファン・ブランを選んだのです。

缶を開けただけで甘い優雅な香りが。
Elephantblanc お皿に茶葉を移して撮ってみました。
紅色の花びらは薔薇だったかうろ覚え。
茶葉の中で紅色と青がちらほらみえる様子にうっとり。(あくまでも矢車菊は茶葉を淹れる時に見た目で楽しむためのもの、抽出した後の紅茶に味が加わることも花びらの青さが出るわけでもありません)

フレーバーにはライチが入っています。ワイルドスパイスとのブレンドのようですが、癖を感じるほどのエキゾチックさはありません。
ほのかな甘みがあり。水出しアイスティーにするのもおいしいです。

アイスティーであってもグラスに鼻を近づけた時から「馥郁(ふくいく)」という言葉にぴったりなほわんとした香りが広がります。冷たくするとシャープな口当たりになるお茶が多いですが、エレファンブランは非常にまろやかに香りと旨みが広がって、豊かな気分を演出してくれます。

エレファンブラン=白い象。希少な白い象はシャムの国では繁栄と幸せをもたらすとされていたとか。その伝説にもとづいて名づけられたお茶のようですね。

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2008年8月 6日 (水)

アスクルのささやかな幸せWクリップ

Clipkirei 会社に勤めている方はご存知の方も多いと思います。今日注文して明日来る「アスクル」を。

私が特に気に入っているのがWクリップ。Wクリップというと金具の部分が黒と相場が決まっていますが、カラフルなバリエーションのWクリップがアスクルのカタログにあるのです。
私が特に愛用しているのが、ブラウン、ベージュ、白、黄緑、緑のナチュラルカラー。おなじみの事務用品なのに「色」がついただけで、気持ちがうきうきしてくるから不思議です。

学生だし、アスクルで頼めない、なんて思われる方もいらしゃるかもしれませんが、アスクルは個人向けもやっているんですよ。

「ぽちっとアスクル」

文具事務用品→クリップで辿ってみてください。名称は「アスクル キャンディパック ダブルクリップ」。
ブルーシリーズ、レッドシリーズ、グリーンシリーズ、ブラウンシリーズを全部そろえると、紺、水色、オレンジ、赤、黄緑、緑、ベージュ、茶色、白のクリップが並ぶんです。うつくしー。
(ゼムクリップもカラフルシリーズあり)。

ささやかなことだけど自分をうきうきさせるアイテムを身の回りにおけるのって幸せですよね。

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2008年7月25日 (金)

「崖の上のポニョ」を観ました!

Ponyo_banner 昨日、映画「崖の上のポニョ」を観ました。
♪ぽーにょぽーにょとCMで流れる歌が、頭の中でずっとループして、気づくと口ずさんでいた割りには、映画の内容をしらなかったのです。

ネタバレになるので、以下、気になる方は映画をご覧になられてからお読みくださいませ。

<1.ぶきみかわいいポニョの造形の虜>
ポニョはさかなの子。そのポニョが3変化するのですが、かわいー。私はさかなの子、半魚人のポニョの二つにやられました。ブサカワなのがたまらなく心の琴線をくすぐるのです。

<2.メッセージ性を抑えてわかりやすい映画>
映画自体はとてもわかりやすい。ハウル、ゲドのように理屈やメッセージ性を強く盛り込まないのがとってもよかったでした。「となりのトトロ」は高尚なメッセージを言葉で語るというよりも、あたたかさ、楽しさ、自然の美しさが五感で感じられる名作ですが、ポニョはトトロ系といえるでしょう。

<3.水の中のゆらゆら浮遊感が心地いい>
今回は、空ではなく海が舞台。クラゲがぷわーぷわーと漂う。波間に光がゆらゆら。あぶくがホロロンと昇っていくetc, 漂う、泳ぐ心地よさと色の美しさがめいっぱい楽しめます。

<4.アニメは絵が動くだけ感動させる力がある>
学生の頃、教科書の隅に何枚も絵を描いてパラパラ漫画つくりませんでしたか。「絵が動いてみえる!」というあの感動。「崖の上のポニョ」はそんな、「絵が動く」というアニメの原点をちゃんと楽しませてくれる映画でした。絵が動く、というだけでアニメは感動を起こせるのだから、難しい理屈で補おうとしなくていいですよね。

<5.色鉛筆で描いたようなぬくもりが伝わってくる背景>
セル画風の人物と違って、崖の上の家や海辺の町の風景他は、色鉛筆で丁寧に描きました、というようなタッチ。その風景一つ一つが美しかったです。

<6.俯瞰の目も水の中>
宮崎駿映画は<空を飛ぶ&町を見下ろす>目線がポイントと思うのですが、今回は空を飛びません。でも、水の中に沈んだ町を、船の上から見下ろす場面があります。水の底に、アスファルトやおうちやみえるという俯瞰の視点をちゃんと抑えているのです。「空を飛ばないけれど、こういう形で俯瞰の設定を持ってきたかー、なるほどー」と思いました。

<7.好き、ほしい、なりたい、という思いにまっしぐらの映画>
なによりも魅力は、ポニョのまっしぐらな思い。
そうすけに会いたい、人間になりたい、手、ほしい。足、ほしい。そうすけ、好き!

大人になるにつれて、自分の欲求を素直に口に出すことをしなくなって、好きな相手にも駆け引きや主導権のために、素直に「好き」、とか「会いたい」って言えなくなっちゃったりしますよね。
ポニョは迷いがありません。「そうすけ、好き」「そうすけ!」って大好きな人の名前を大声で叫んだり、嵐や津波を起こしてでも宗介に会いに行く。その一途さがたまりません。
津波のようにまっしぐらに「好き!」「会いたい!」っていう勢いが映画の最後まで押し寄せています。そしてちょっとのつじつまの合わなさや回収されていない伏線すらなぎたおすように、このエネルギーに乗ってしまえば楽しむことができます。
「手、ほしい」って力を入れて、ぽこって手をはやしてしまったり。宗介の怪我を、ぺろっとなめて治してしまったり。映画では「魔法」と使える力があると説明されているけれど、きっと私たち誰もが本来は魔法の力を持っているのでしょうね。陸で立ちたいと思ったから人類は進化したのだろうし、空を飛びたいと思って、飛行機を発明したり。
私達もみんな魔法使いなんだわと感じました。

<8.車と波のカーチェイス>
宗介の車を追ってくる黒い波。迫力ありました。これぞアニメの真骨頂。

<9.照明での信号>
沖の上の船にいるお父さんと崖の上の家との間で、照明でモールス信号みたいにメッセージを送りあう場面が粋でした。なぜ崖の上に家があるのか、とかの設定説明は何もなかったけれど、それをうかがいしれたし、宗助の家の昨日までの生活ぶり(お父さんがいない夜が頻繁にあって、こんな風に信号をかわしているのか)が伺えて、活きたエピソードでした。

<10.ポニョの歌>
なんといっても、あの歌いいですね。いつのまにか口ずさんでいます。

Imoutoset <11.いもうとたちの群舞>
ポニョの妹たち(赤い魚)がたくさーんでてきます。たくさーん。「もののけ姫」のこだまがいっぱい!というのがツボだった方は、このいもうとの群舞もツボかもしれません。→ララポートにある「どんぐりガーデン」で発見。網にかかった状態で売られているいもうとセット。

<12.宗介の愛情>
クライマックスで、どんな姿の時のポニョも好きという内容のことを宗介は語ります。この言葉にぐぐっとやられました。

<13.映画館を出たら水の中に思える>
これはたまたま。私が見た映画館は横浜のララポートの中。3階にある映画館を出ると、まるい吹き抜けがあって1、2階を歩く人が見下ろせるのです。その感じが、今水中にいて、水の底を見下ろしているような感覚になりました。

・・・・・・・・・ちょっと不満なところは
<もっとナンセンスでもいい>
今までの作品ほどメッセージ性を含めていないけれど、それでも藤本がいろいろ語ります。難しいことはもっと省いてもいいな。ディズニーのアニメ「不思議の国のアリス」みたいに。私だったら、いっそ、宗介の夢の中の話っていう設定にしちゃうな。おばあさんから、人面魚があがると津波がくるという言い伝えを日頃からきいていた
→人面魚ぽにょに出会う→ストーリー展開→荒唐無稽にいろんなことが起きる→目が覚める→なんだ夢だったのか、と思うのだけど、夢の中で観たとおり歩けなかったおばあさんが歩けている、人面魚ポニョは意味深に笑っている。やっぱり夢じゃなかったのかなあ、という落ちで。
「崖の上のポニョ」は起承転結の結が物足りず、収拾しきれていない肩透かしをちょっと感じます。だからこそ、「不思議の国のアリス」みたいに荒唐無稽ナンセンスに徹してくれていた方がよかったな。

Hikarukodama <もっと普通のお父さん、お母さんの設定でいい>
5歳児の宗介がお母さんを「リサ」と呼ぶことに抵抗あり。普通に「お父さん」「お母さん」と呼ぶ設定でいいし、性格も「となりのトトロ」のようにもっと普通のお母さんでもよかった。

→どんぐりがーでんで並んでいたこだまたち。心霊写真ではありません。光を蓄えて闇で光るのだとか。

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