2023年9月23日 (土)

昭和薬科大学薬用植物園(町田)に大感動!

町田の図書館で調べものをしたついでに、行ってみたかった昭和薬科大学薬用植物園を訪ねました。

大感動。市内なのに、まるで遠くにでかけたみたい!

高低差のあるワイルドな敷地内にいろんな植物がありました。
そして、さすが「薬用」というだけあり、ネームプレートには効能が書かれていました。
(以下、画像はサムネイルのため少し不鮮明。クリックしていただくと
 もう少し鮮明な画像をご覧いただけます)

会えて感動した植物トップ3を。

1)イランイランの木(温室内)
アロマオイルのイランイラン、大好きです。鼻にふわっと抜ける、エキゾチックな甘い香り。
そのイランイランの木があり、黄色い花が咲いていました!
鼻を近づけると、アロマオイルの香りそのものの、甘いかぐわしい香りが。
立ち去りがたく、何度も離れては、戻ってきて嗅いでしまいました。
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開花したては薄黄緑色でその後黄色になっていくのかもしれません。

イランイランのプレートには
用部と用途 花=疥癬 鎮痛 鎮咳
      種子=解熱 健胃
      葉=火傷に外用
      樹皮=疥癬
と書かれていました。


2)バオバブ(温室内)
『星の王子さま』でおなじみのバオバブの木がありました!
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3)ラクウショウ(水辺)
新宿御苑でみかけて、ムーミンに出てくるにょろにょろみたいな呼吸根(気根)にびっくりしたラクウショウ。
薬用植物園には立派なラクウショウがありました。あちこちに呼吸根もありました。
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紅葉はこれからですね。

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硬い芽キャベツみたいな実

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呼吸根があちこちに。

薬用植物園、起伏もありワイルド。
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水辺。ラクウショウはこの左手にニョキっと立っています。
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ほかに気になった植物は。

ヘビウリ。
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蛇が苦手な方、ごめんなさい。
ぎょっとしたかもしれませんが、
こんな形のウリなんです。

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黄色いヘビウリもありました。

フジマメ。
ナスのような紫がきれい。
そして、くすっとなってしまうのが、
さやの縁。まるで不器用な人がブランケットステッチで縫ったような感じなんです。
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フジマメの花。
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白いフジマメ。この緑色のふちもブランケットステッチのよう。
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温室にいた、マショウ。ぷっくりした花がかわいいです。
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シャワーのようなものは花弁が落ちたあと?
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雨あがりだったので、綿が濡れていました。
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オタネニンジンの網のところに緑色のものが。
札はなく、勝手にはえてしまったのでしょうか。

初めてみるもの。
ウメノキゴケでしょうか?
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石にへばりついていた豆蔦。
規則正しく左右に並んだ丸い葉がおしゃれ。
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薬用植物園。
私が訪ねた時は、ほか咲いていたのはゴマ、ニラ、朝鮮朝顔、ノゲイトウなど。

紅葉の季節もきっと、別世界になるのでしょう。

あちこちの植物園はでかけていますが、
薬科大学の植物園、盲点でした。
緑にあふれたお散歩スポットとして、
少~しずつ、いろんな薬科大学の植物園に行ってみたくなりました。

2021年6月12日 (土)

2021年5月上旬&中旬。青葉農園に行きました。薔薇、クレマチス、紫陽花が百花繚乱

5月上旬と中旬、所用があり青葉農園に立ち寄りました。

温室だから直接の影響はないと思うのですが、
今年は春の花がすべて早いように青葉農園のバラの開花も早いように思えました。
ほとんどバラが満開かちりかけでした。

マスクをしながらですので、バラの香りはしません。
どうしてもかいでみたいバラ2つに絞り、周りに人がいないことを確認してマスクをはずしてにおいをかぎました。

1つめはプリンセスヴェール。
名前からしてキュート。そしていい香り。
ゴージャスというよりも、気品があるけれど可憐。
ローマの休日のオードリー・ヘプバーンをおもわせるバラでした。

もう1つはケルビーノ。
どんな香りかメモを取るのを忘れてしまったのですが、
いい香りでした~。

ほかに気になった薔薇は。

ガブリエル
白いバラなのですが、中央がほんの少しだけむらさきがかっています。
それも、淡くかすかに。
そのたたずまいが素敵でした。

フレジエ
クリーム色とピンク色が混ざった姿にキュン。
まるでバニラにストロベリーアイスクリームを混ぜた色合いで、
みているだけで、ハッピーな気持ちになります。

ローブ・ア・ラ・フランセーズ
イングリッシュローズ系は淡いピンク色の花びらの印象が強いのですが、
深いマゼンダの花びらが美しかったです。

岳の夢
花びらの外側が白っぽく、内側は濃いピンク色。

ブランディー
少し茶色がかったクリーム色の花びらのニュアンスカラーが素敵。
花が大きすぎてインパクトありました。

今回はレンガ色系のバラをほとんどみかけませんでした。
元からなかったのか、それとも開花が早く散ってしまったのか。
紫色のバラは年々、増えている気がします。

そして、青葉農園。
クレマチスコーナーもすごかったでした。
こんなにいろんな形の花があるとは!職人の紙細工と思うものばかり。

中旬に訪ねた時はアジサイもいっぱいありました。
アジサイも進化していますよね~。
緑色がかった花びらのものとか、ニュアンスカラーいっぱい。

購入したのはペチュニア シルキーラテ。
クリーム色にレンガ色を少し混ぜたようなニュアンスカラーが最高に素敵。
カラーコードで色を再現するとこんな感じです。

あくまでイメージなのですが、くすんでほんの少し緑色がかったマスタードイエローの花びらで
中央部分にいくにしたがって褐色がかっていきます。

とっても雰囲気がある花です。
今、たくさんの花をつけて
楽しませてくれています。

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2020年2月22日 (土)

モミジの公園シリーズ(その16)2020年2月下旬

モミジの公園シリーズ。

前回からそんなに時間が経っていません。

今回一番目立っていたのは

白や紅の梅。真っ盛り。しだれ梅も綺麗でした。
苑内を歩くと梅のいい香りがしました♪
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緑の木→大王松、ヒマラヤ杉など

咲いている花。
ツバキ→満開&散り盛り。
梅→満開&散り見ごろ
水仙、サルココッカ→咲いていました。
ボケ→咲き始め
クリスマスローズ→咲き始め

そのほか、この2週間ぐらいで咲いた花がいくつもありました。

実。
ユズがあいかわらずなっていました。

代表的な植物(以下、2月上旬と変わらず)
モミジ→枯れた葉が枝に残っていました。
桜→まだ0分咲き以下。
芭蕉→スパっと切れていました。
イチョウ→落葉。枝のみ。
センダイ→落葉。枝のみ。
さるすべり→枝のみ。

定点観測をしていない植物を中心にご紹介します。

ボケ。淡いピンク色がかわいいです。
Boke

クリスマスローズが咲き始めていました
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つぼみが、ほほえみを浮かべた口のように見えました。
Xmasrose2

ヒメリュウキンカが地面に明るい黄色を点在させていました。
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お花はフクジュソウに似た雰囲気。
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水仙もそうですが、早春の黄色い花は元気をくれますね!
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クロッカス。小さくても
紫と山吹色のコントラストで存在感あります。
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黄色のものも。
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前回なんだろうと思ったこちらはミツマタだったのですね。
このつぼみの状態が一番好きなフォルムと色かも。
Mitsumata

ヒヤシンスでしょうか。
次に訪ねた時に答え合わせができそうです。
(2020.3.26追記。白いヒヤシンスでした。詳細はこちら
Kyukon

こちらも次に訪ねた時に何の花かわかるでしょう。
(2020.3.25追記。スノーフレークでした。詳細はこちら
Img_8996

雑草。ミチタネツケクサ。
ピンボケですが放射状の葉も美しいです。
Michitanetsukebana

白い梅や紅梅がいいにおい。
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幹からすぐ花が咲いているものも。
梅のかんざしを幹に挿しているみたいでした。
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葉も花もないつるつるのサルスベリの幹。
隣の梅の木の枝をまとって、
サルスベリの木が花を咲かせているかのようでした。
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地面をおおう梅の花びらが雪が積もったみたい。
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タイサンボクの実?があちこちに。
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大王松からものすごく離れた木の洞に
誰が置いたのでしょう。
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大王松の立派なボックリが置かれていました。
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足元の芝生は固いブラシのような質感が
足の裏から伝わって心地よかったです。
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腕を伸ばしている宇宙人に見えました。
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おまけ。ひよちゃん。
楽しそうにあちこち飛び回っていました。
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2019年5月 9日 (木)

2019年5月の青葉農園(その2)カルミアもいました

2019年青葉農園(その1)の続きです。
薔薇以外で特に惹かれた植物を。

青葉農園は薔薇が有名ですが、そのほかもいろんな植物がいっぱいいます。
暑いこともあって、少しのぼせて、じっくり隅から隅まで見ていないのですが、
気になった植物たちをいくつかご紹介。

春モミジの赤い葉に開眼したこともあって、
赤紫の葉のものに惹かれます。
名前をメモし忘れた花。
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黒いチューリップのような赤紫が美しいです。
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こちらもさつまいもの皮のような赤紫の葉。
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ニゲラもいました。たしかライムグリーン。
不思議な造形になっていました。
ちなみに去年、自宅ベランダのニゲラは今年発芽しませんでした。
土を少しとりかえちゃったりしたからかも。
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ヘリオトロープ。というと西欧のひところの文学によく登場しているイメージがあります。
アガサ・クリスティや怪盗ルパンシリーズにも書かれていた記憶が。
美女が残した残り香がヘリオトロープだったとか、
ハンカチからヘリオトロープの香りがしたとか。
生の花の香り、というより香水のような香りがする花ですね。
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去年、街でみかけて可愛い!と思ったカルミアも3色いました。
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ツボミがアポロチョコやキャンディみたい。
こんな風に束になっているから余計キャンディーブーケに見えます。
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クローバーも黒みをおびた葉に惹かれます。
このティントネーロを買いました。
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これは青葉農園の近くの桐の花。
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2019年5月 8日 (水)

2019年5月の青葉農園(その1)テラコッタ色のブラックティーほかの薔薇にうっとり

青葉農園に行ってきました。
(以下、画像はクリックで拡大します)

一番好きなピエール・ド・ロンサールも咲いていました。
私の中で、ロンサールが咲いている=ほかの薔薇は満開か満開すぎ、と判断しています。

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可憐なロンサール。白からピンク色のグラデーションが魅力的。
つぼみはまるで、桃のおまんじゅうのよう。
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レンガ色、くすんだ色、パープル系、イングリッシュローズに惹かれます。

レンガ色の薔薇はあまり多くはみつけられなかったでした。
こちらはマットで少しテラコッタ色がかったはなびらが独特のオーラを放っていた
ブラックティ。
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ジュリア。バタースカッチのようなイエローとオークルの間の色合いが素敵。
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アンティークレース。
一番外側はグリーンがかっていて、内側は淡いコーラル色。
くすんだ色合いにうっとり。
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ノヴァーリス。
つぼみは赤紫。咲くと紫。2色の組み合わせにうっとり。
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ブルーバユーも優雅な紫色の薔薇でした。
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ニューウエーブは花びらがフリルのようにヒラッヒラ。
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ショッキングブルーはブルーという名前がつきながらも、
あまり青味は少なく、ボタンのような赤紫色。
右は茎、葉が赤く、
正岡子規の「紅の二尺のびたる薔薇の芽の針柔らかに春雨の降る」をほうふつとさせます。
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クリスティーナ。花のクシュクシュとした巻き具合がかわいらしいです。
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ラ・マリエは大輪で清楚だけれど華やか。
画像をクリックで拡大していただくと、水滴が真珠のの粒のよう。
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ロココも大輪の花でした。
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ジェネラス・ガードナーも淡いピンク色が可憐。
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ティファニー。いい香り。
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ジュプレ・デュ・プリンス・ドゥ・モナコ。
ふちが赤いチャーシューを思い出します。
「失礼な。チャーシューと一緒にしないで」と、この薔薇は怒るでしょうが。
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ジュビリー・セレブレーションもいい香り~。
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ウィズレー2008もかぐわしく。
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ジ・アレンウィックローズ。
親指姫になって、この花の中心部でぽわんぽわん跳ねて遊びたい!
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レオナルド・ダ・ビンチ。華やかな色でした。
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恋結び。名前がかわいい。
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モーリス・ユトリロ。
去年はモネというバラを知りました。
画家シリーズがあるようですね。
そばにはマティスもありました。
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2018年6月27日 (水)

はりねずみと泰山木(たいさんぼく)

先月のことですが、あらたにハリネズミくんが我が家にやってきました~。
(うれしいです。アリガトウゴザイマス)

香る白いハリネズミくん。
器にアロマオイル(エッセンシャルオイルよりも粘度は少なし)を注ぎ、
その上にハリネズミくんをセットします。
火も電気も使わないので安心してどこでも置けます。

その姿をご紹介しましょう。
(以下、画像はクリックで拡大します)

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いただいた香りはガーデニア・リリー。
ふわっとやわらかな甘さが広がる香りです。

すでにいるハリネズミくんと互いにご挨拶。
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さて、手前にいるのは本物のハリネズミです。

というのは冗談。

直径9㎝のお皿に乗せると。
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アップで。
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どアップで。
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モケモケ~。

実はハリネズミではなくて、泰山木の実の赤ちゃん。

白く大きな花をつける泰山木。
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蜂も来ています。
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散りかけ。
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この真ん中の部分が実になるのですね。

花びらが落ちて、造形がわかりやすい画像を。
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マイクスタンドか筆のようにもみえます。

泰山木の花もいい香りがするようですが、
この木がそばには近づけない場所にあるため、
花の香りはわからずです。

たまたま拾った実の赤ちゃんはもうこれ以上は成長できないでしょうけれど
木に残った「者たち」が今後どうなるのかもチェックしていきたいなと思います。

(2018.7.7追記)
こんな風に落ちているのをまた拾っちゃいました
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2018年5月 4日 (金)

バラ咲くIMUZIO GARDENは秘密の花園(その2)バラ以外

その1に続きIMUZIO GARDEN(イムッツィオガーデン)について。
今日はバラ以外のお花たちを。
(以下、画像はクリックで拡大します)

ブラックベリー。
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つぷつぷした実も見えます。
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背丈が低く、足下に白の彩りを添えるオルレア・ホワイトレース。
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紫色の薔薇、ブルームーンとの組み合わせも素敵です。
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レンガっていいですね。どんな色の花をも引き立てます。
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これはフキでしょうか。
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中央に若い葉が。

まるで閉じたパラソルみたい。
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こんなところに妖精がひそんでいそうです。

お庭には大きな桜の木もありました。
花の時期は過ぎてすでに新緑。
もう実がなりはじめていました。
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大きなヒマラヤ杉もいました。
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ジャスミンのようにふんわり鼻に抜ける甘い香りの白い花。
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大きな実もなっていました。
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レモンだそうです。ネーブルよりも大きいくらいの実です。

調べてみました。ジャンボレモン「ポンデローザ」かしら。

カフェの入口の花。紫と黄色のコントラストが綺麗。
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カフェではパッションフルーツソーダをいただきました。
おいしい!
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テーブルには愛らしい飾りが。
大泉さんがドイツでみつけられたものだそうです。
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女の子が三日月をお掃除してる!
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IMUZIO GARDENを教えてくださったFiore Spazio主宰の谷津翆さん。
シシリー・メアリー・ベーカーのフラワーフェアリーズと本物のお花がコラボさせたお写真もライフワークで撮られています。
そのいくつかはこの素敵なお庭からも生まれているのだそうです。

確かに
あちこちに妖精がいる気配もしましたよ♪

IMUZUIO GARDENは大きな工場などが並ぶ一角にあるのですが、すぐそばの川沿いの眺めがいいです。
京都の疎水べりの眺めを思い出しました。
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亀がまさに甲羅干し。
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2018年5月 3日 (木)

バラ咲くIMUZIO GARDENは秘密の花園(その1)バラ

花の妖精が取り持つ縁で出会ったMidoriさんから教えていただいた川口のIMUZIO GARDEN(イムッツィオガーデン)。
ずっと訪ねたい場所の一つでした。
奇蹟的なタイミングでご一緒させていただいて愉しんできました。 

バラ中心の(その1)、バラ以外(その1)2回に分けてご紹介します。
(以下、画像はクリックで拡大します)

川口は映画「キューポラのある街」で知られる鋳物工場の街。
IMUZIO GARDENも鋳物工場の跡地につくられたのだそうです。

入口にはその時代の名残りが。
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逆に呼んでIMUZIO なのですね。

バラも見頃。
大好きなピエール・ド・ロンサールも咲き笑っていました。
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そばには、アプリコット・ネクター。
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アンズジャムにバターを混ぜたようなやわらかな色合い♥

青葉農園で惹かれたクロード・モネもいました。
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ストロベリーアイスがマーブル状に練り混ぜられたバニラアイスクリームのよう。

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緑の葉という池にすくっと浮かぶ睡蓮のよう。

IMUZIO GARDENはレンガの建物があったり、大きな木があちこちにあったりクラシカルな雰囲気。
高校(明治時代の建築の校舎がありました)や大学の中庭や裏庭を思い出しました。

クリスマスローズが並ぶプロムナードの奥のエリアは
まさに秘密の花園。
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憧れのガゼボもありました。

ガゼボの内側から。
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上を見上げると。
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紫色の薔薇、ブルームーン。
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はりねずみ発見!
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アンブリッジ・ローズ。いいにおい~。
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根元に名前が書いてある石が。
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青葉農園で出会って惹かれたディスタント・ドラムスもいました。
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淡いパープルからくすんだイエローまでの花びらの色のグラデーションが
本当に綺麗。

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とてもニュアンスのあるバラです。

鳥もさえずり、一層、秘密の花園感が増します。
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↑わかりづらいと思いますが、芝生の上(画像右側中央あたり)に雀がいます。

このお庭のバラは私が大好きなものばかり。
ヘッドガーデナーの大泉裕美子さんも
お庭の手入れをされている方々もみなさん輝いていらっしゃいました。
お花のいい香りと庭に流れる心地いい風を日々、心に渡らせていらっしゃるからかしら。

(その2)ではバラ以外のお花を。

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2018年4月26日 (木)

バラが咲く青葉農園に行きました(2018年4月その1)

春の嵐がすぎつつある昼下がり、青葉農園に行ってきました。

バラ編、バラ以外編、2回に分けてお送りします。

中里学園のバス停で降りて、3分ほどで青葉農園に到着します。
切妻屋根のような形の温室が目印です。

多くのバラが見頃を迎えていました。
このブログの青葉農園シリーズで過去に取り上げたバラ以外のものを中心にご紹介します。

今回一番心を奪われたのは「エデン」。
花びらが緑がかっています。(以下、画像はクリックで拡大します)
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花びらのふちがライムグリーンがかっていますが
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花びら全体もほんのり緑色がかったクリーム色です。

Aoba07eden3
おごそかな空気を醸し出す素敵な色合いにうっとり

香りに特に魅せられたのがザナン(The Nun)。
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それからウィンダミア(Windermere)。
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それからアンブリッジ・ローズ(Ambridge Rose)。
Aoba03ambridge_rose

それからデスデモーナ(Desdemona)。
Aoba04desdeona

次のバラのところへ行ってもまた戻ってきてもう一度香りをかぎたくなる
魅惑的な香りのバラたちでした。

紫色のバラも年々増えていますね。

若紫。
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夜来香(イエライシャン)。
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花の形が少し不思議だったディオレサンス(Deldiore)。
Aoba14deldiore1

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まほろば。
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紫は日本の高貴な色。そのためか、紫の薔薇はみんな雅びなオーラを放っています。

レンガ色系のバラも好きです。
開花時期が少し先のものが多いのか、みつけられたのはカフェぐらいでした。

サマーソング(Summer Song)はオレンジ色のバラですが、ほんのりレンガ色を感じます。
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禅(Zen)はアンティークなたたずまい。
くすんだ淡いパープルとくすんだオレンジ・レンガ系のグラデーションが美しいです。
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ディスタント・ドラムス(Distant Drums)もニュアンスあるたたずまいにうっとり。
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パープルがかった花と、紫がかった葉の組み合わせも美しいです。

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この見事なひらひらが自然に創り出されるのが不思議。

確か、こちらもディスタント・ドラムスだったと思うのですが。↓
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バラは色と香りとラビリンスのような花びらの重なりの造形。3つで私たちを魅了しますね。
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可憐なバラはクロード・モネ(Claude Monet)。
マーブルピンクとクリームイエローの花びらの重なりが
モネのイメージにぴったり。
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淡いピンクのシュクレ(Sucre)。
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クシュクシュしていてかわいいエウリディーチェ(Euridice)。
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結婚式を迎える女性のような愛らしさと華やかさのラ・マリエ(La Mariee)。
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バラといえば花の女王。
高貴さを放つマリーアントワネット(Marie Antoinette)。
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姫系では「かぐや姫」という名のバラも発見!
月好きとしては見逃せません。
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月のイメージでしょうか。黄色のバラでした。

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十二単を想わせる花びらの重なりが優雅。

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大好きなピエール・ド・ロンサールは開花が遅めの花。
4月25日の青葉農園ではやはり、まだつぼみでした。

バラが欲しいという方はお気に入りの一苗がみつかるでしょうし、
いつかバラを植えたいという方の事前学習にもぴったり。
こんな庭にこのバラを植えたい!と夢がふくらむバラに出会えることでしょう。

かぐわしい香りもたっぷり嗅いで、女子力が絶対アップした一日になりました

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2017年12月 7日 (木)

シダーローズ第六弾 今年もヒマラヤ杉のリースを作りました

毎日のように行く場所には立派なヒマラヤ杉の並木があります。

そこでバラのようなぼっくりを拾って、最初にリースを作ったのが2013年のこと。

その後、種を拾って家で発芽させたヒマラヤ杉ちゃんも順調に成長中。

今年も美しいバラぼっくりを拾ったのでリース作りをしました。
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今年のヒマラヤ杉の薔薇ぼっくりは大輪の花で美しさひときわ。

藁を赤い糸で結んだヒンメリを飾りました。

ユーカリと薔薇ぼっくりと。
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もう少し色味(シルバーがかった葉とか、赤い実とか)を追加してもいいかな~と
思うのですが、シンプルなのも好きです。

↓こちらは薔薇ぼっくりではなくて、クヌギでしょうか。
フォルムが美しいです。以前いただいた愛らしい雪の結晶のペンダントトップとともに。
レースのようなペンダントトップはふちがシルバーでとても愛らしく、
シルバーがかったユーカリの葉の色ともぴったり

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吊るすとこんな感じです。
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部屋の中に針葉樹とユーカリの凛とした香りが広がり、
リース作りの最中からもうれしくなりました。

◆ヒマラヤ杉シリーズINDEXはこちら

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emi

  • プラネタリウムでのヒーリング番組制作に携わった後、現在は 土井利位侯の「雪華図説」をライフワークとして調べ中の図書館LOVER。月に魅せられ、毎日、月撮り。月の満ち欠けカレンダー(グリーティングライフ社)のコラムも担当。              興味対象:江戸時代の雪月花、ガガーリン他。最近は、鳥にも興味を持ち始め、「花鳥風月」もテリトリーとなっています。   コンタクト:各記事のコメント欄をご利用くださいませ。コメントは私の承認後、ブログ内に反映される仕様にしています。公表を希望されない方はその旨をコメント内に明記くださいますようお願いいたします。
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