2012年3月17日 (土)

土井利位はどんな雪の日に観察したのか調べ中の途中報告

ライフワークとして土井利位の「雪華図説」「続雪華図説」にまつわることを調べています。

ほとんど刑事をしています。土井利位はどんな雪の日に雪華を観察したのでしょうか。「雪華図説」「続雪華図説」に日付が書いてある時もあれば、ない時もあります。

観察の拠点は江戸、大阪、京都。彼の時代の気象を今調べている最中です。その流れで「鷹見泉石日記」と「曲亭馬琴日記」に目を通しています。曲亭馬琴は「南総里見八犬伝」でおなじみのいわゆる滝沢馬琴のことですね。

この2つの日記が非常~~~~~に面白いのです。というのは二人とも同時代の江戸に生き、相当共通の知人がいます(でも、二人が面識があった旨の記述はみあたらず)。

鷹見泉石は蘭学者であり土井利位侯の家老。今でいえば永田町の中枢にいるといってもいいのでしょう。
滝沢馬琴は日本で初めて著述業でほぼ生業を立てることができた人物といわれています。

が、セレブっぷりをみてみると鷹見泉石にはかないません。鷹見泉石の日記はあくまでも業務日誌のようなものだと思うのですが、大名他への贈答でカステラがたくさん登場します。鶏卵も砂糖も。いかに当時、それらが貴重で、カステラがモダンで高価だったかがわかります。

滝沢馬琴にはほとんどカステラの贈答はでてきません。
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滝沢馬琴は鈴木牧之ともつながりがあります。鈴木牧之というのは「北越雪譜」を出版した人で、この中で土井利位の雪華図を転載して紹介している人物。「北越雪譜」がベストセラーになったことで、土井利位の雪華模様をモードとして広げた貢献者となった人物ですが、鈴木牧之は、「北越雪譜」の出版にあたって、滝沢馬琴に力になってくれるよう再三お願いをしていたのです。

というわけで、いろんなネットワークがつながっているなあとか二人の当時の生活ぶりや江戸の町の様子、また思った以上に江戸時代がモダンであったことなどを発見しながら、二人の日記を読んでいます。詳細はあらためてご紹介しますが、少しだけ感動したことを。

①鷹見泉石と滝沢馬琴が同じ雪のことを書いている!

同じ江戸の町で暮らしていたから、あたりまえなのですがなんだか、「同じ空の下」というのを感じて興味深くなりました。

例)文政10年(1827年)12月2日の雪について
鷹見泉石は「曇 寒 暮より雪」 『鷹見泉石日記』2巻p153
滝沢馬琴は「曇 夜五時より風 五時半過より雪 終夜無間断」 『曲亭馬琴日記』1巻p248

②滝沢馬琴の方が描写が細かい

鷹見泉石はあくまでも業務日誌でしょうし、滝沢馬琴は書きたいサガなのでしょう。日記での天気の描写も細かいです。現代に生きていたら、ブロガーでツイッターもフェイスブックをやっていただろうと思うほど、毎日の日記の量が半端ないです。それがわかって面白いです。

③雪華図説で日付が記されていた日の雪の様子がわかりました

『雪華図説』に天保3年(1832年)1月3日に5種類の雪華が観察できたことが記されています。
滝沢馬琴のこの日に日記を辿ると、ありました!
「曇 四時過より雪 夜中雪止」 『曲亭馬琴日記』3巻p12
3日の日記の本文では、朝から雪が降りそうな曇り空で、出かけたら雪が降り出したことが書かれ、翌日4日の日記では3日の雪は多く積もらずはやく解けたことが書かれています。

※江戸時代の時刻制度の時間の単位は季節によってもかわるのですが、上記の四時過というのは現在の時刻でいうと朝10時頃でしょうか(違っていたらすみません)

④同じく当時江戸で暮らしていた斉藤月岺の『斉藤月岺日記』も興味深いです。
「雪華図説」で文政13年(1830年)2月18日に10種類の雪華が観察できたことが記されていますが、
『斉藤月岺日記』の2月18日に「夜中 朝より雪 昼前止む」と書かれています。

これを見ると、土井利位たちが朝起きて、早い時間に雪華を観察したことが推測できます。
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こんな風に、土井利位がどんな雪の日に観察したのかが具体的に想像できるようになるのが面白いです。

当時の鷹見泉石、馬琴、斉藤月岺の3人が、それぞれの身分でそれぞれに江戸の町で暮らしていたのに180年後にこんな風に日記を照らしあわされるとはまさか想像もしていなかっただろうなと思うと、不思議な気持ちになります。私もそうかもって。

後世誰かが「私」と今、同じ時代に生きながら私が接点がない人物のブログとをつきあわせて何かを感じ取るのかもしれないな~って。
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青字は引用箇所です。
注意/カタカナで書かれた助詞をひらがなに直しています。当時の慣用字を現代のひらがなに直しています。注意を払っていますが誤字脱字あるかもしれません。気がつけば随時加筆修正します。

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2012年3月12日 (月)

付箋紙の悦楽。カラフルに。ラインマーカーを引いたみたいに。

Fusenshi 付箋紙(つい、ポストイットと呼んでしまいますが)ってなんて愉しいんでしょう。

⇒まるでラインマーカーを引いたようにみえませんか。『鷹見泉石日記』に雪華図説に関する記述をみつけると付箋紙を貼っています。これは「雪花図一続三、久斎持参」と書かれていた箇所です。
「雪華図説」一冊、「続雪華図説」三冊、久斎持参という意味ですね。


今、雪の結晶、土井利位のことを調べている延長で、鷹見泉石の日記や滝沢馬琴の日記を追っています。

というのは、土井利位と鷹見泉石は江戸時代に顕微鏡で雪の結晶を観察し、土井利位は「雪華図説」「続雪華図説」を出版したわけですが、こまかなことがあまり残されていないのです。
いつ観察したのか(きちんと明記されている日もあります)、どんな雪の日だったのか、どんな方法で、どんな格好で、どんな器具で。そして雪の結晶が降った時やや、それを顕微鏡で観察できた時、どんな気持ちになったのか。


それを探るために手がかりはないかと調べている資料の中に上記の二つもあるのです。
図書館で借りてきた本です。借りてきた本って困りませんか。
線を引いたり、隅を折るわけにはいかない。そこで付箋紙を貼るわけですが、ただ貼るだけだと、そのページに調べていることが書いてある、ということはわかっても、何行目だったかはもう一度目で探さないといけないんですよね。

そこで超お勧めなのがこの細い、そして紙ではない付箋紙。貼ると下の文字が透けるのでラインマーカーを引く気分で使えるのです。(もちろん、傷まずにはがせます)。

(※とはいえ、図書館によっては付箋紙は紙が痛むからと使用禁止をお願いしているところもあります。お気をつけください)

20120315fusenshi_2 ←アップで5色を。
どの色も下が透けてみえます。
青だけは少し見えづらいので、青だけは文字の右わきの行間に貼っています。

幅4ミリの細さゆえ、行間に貼ることも可能です。
固いセロハンのような素材でボールペンで上に書くことも可能です。

100円ショップで買えることも、ポップで元気が出る色合いなのもいいです。

私は本に目を通しながら、この細い付箋紙をPCに書き写したい箇所にガンガン貼って、そしてPCに入力作業をおこなっています。
もうすでに愛用されていらっしゃる方々も多いことと思いますが、まだの方がいらしたら、ぜひ試しあれ。

私は置物とかできるだけ持たないようにしているので、こういう「消えもの」で遊ぶのが好きです。
普通の付箋紙でも事が足りるのに、ちょっとデザインがくわっているだけでいつもの作業が楽しくなる。
そんなささやかな悦楽。

ちょっとした贈答にも喜ばれています。
いくつか評判がよかったものをご紹介します
それぞれの画像は楽天へリンクしています。
文具と生活雑貨の店 ココイーナさんはこの3つ。レトロな北欧の壁紙のような付箋紙、少し千代紙を連想させる柄のものも本当に素敵なんです。

↓ロッタの付箋紙、かわいいし懐かしいです。

↓こちらはパキッとした色合いと甘くなりすぎない絵がポイント。お菓子の差し入れにメッセージメモを添えたい時などにも重宝。 おすすめです。



ラインマーカーを引いたみたいな半透明のふせんは100円ショップで購入したもの(発売元/薦田紙工業)ですが、アマゾンでは取扱いがありました。今日現在楽天では取扱いがないようです。アマゾンではこちらです。↓

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2012年3月 1日 (木)

横浜で雪の結晶を撮りました

大変ローカルな話となります。
昨日2012年2月29日、お昼頃に横浜の市街地を歩いていらした方に。
雪が結構積もりはじめ、足元はぐちゃぐちゃ、傘も降る雪のため重くなって…という状態だったと思うのです。降る雪はぼたん雪まではいかないけれど、結構大きな塊。

北国ではない、まして粉雪でもない昨日のあの雪の中で、雪の結晶が見られると思われますか?
実は見られたんですね!
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私は早朝から仕事だったため、雪の結晶ウォッチングができたのはお昼のわずか30分間。それでも雪華を撮ることができました。

私の撮影方法は去年(2011年2月11日)と同じです。
道具/セーター&雪眼鏡&携帯
手順/セーターを横たわらせて、雪を受け止める。雪の結晶の形のものをみつけたら、左手に持っている雪眼鏡を結晶に近づけ、右手の携帯のルーペ機能で撮影。

撮影日時/2012年2月29日12:30~13:00
撮影場所/横浜市内

顕微鏡は使いません。

昨日は昨年ほど雪のコンディションがよくありませんでした。

①結晶の単独飛行が少なく、ほとんどがかたまりになって降ってくる。
②結晶の形で降ってきたものもすぐに溶けてしまう。そのため、ちょっともたついていると形が崩れて撮影ができない。

だったのですが、それにもかかわらず、いくつも撮影することができました!わずか30分の間に!顕微鏡撮影された結晶の美しさにはかないませんが、ご紹介します。(画像はクリックで拡大します)

まず、今回私が感激した形を。
Snowflake120229_122910 Snowflake120229_123112 樹枝状六花が2片撮れました。こんな繊細な枝がもげることなく、溶けることなく、
空から舞い降りてきてくれたことに感謝。

Snowflake120229_125639 これは、決して美しい形ではないし、溶けかけかなと思うのですが、家紋の「雪輪」に似ているのがポイント。

昨年もこの「雪輪」形を撮りました。
(2011年2月12日)

雪輪は室町時代の絵などにすでにみられますが、通説では雪の結晶の形を模したわけではないとされています。

でも昨年今年と雪輪形があったこと、肉眼でも十分見えることから、昔の人も雪の結晶の形のつもりで「雪輪」を描いたのではないかしらとも思うのです。

Snowflake120229_124902こちらは六花が二つ重なった12花に見えます。

以下、鮮明ではないですが、今回写メしたものをご紹介します。画像にカーソルを当てていただくと撮影タイムも表示されます。

わずか30分の間でもこれだけ見られたと今後のご参考になりましたら。

ランチタイムに寒い中外出された方々は、レストランの入り口で傘を閉じる時、「ああ、傘にも雪がずいぶん積もったわあ」と傘をバサバサ振り、地面にトントンして雪を払ったことと思います。そんな振り落した<傘の雪>の中にも実はこんな雪華が張り付いていたのかもしれません。

寒空から美しい六花の形を保ったまま、スカイダイビングを終え、傘の上に着地しながらも誰に見られることもなく、地面に降り落とされてしまった、そんな雪華が少し不憫(^_^.)。
Snowflake120229_122928_3 Snowflake120229_122958_2Snowflake120229_123023

Snowflake120229_123759 Snowflake120229_123533 Snowflake120229_123059


Snowflake120229_124119_2 Snowflake120229_124036 Snowflake120229_123911





Snowflake120229_125735 Snowflake120229_124736 Snowflake120229_124357





Snowflake120229_130036 朝からずっと外にいて雪を眺めていられたら、もっといろんな形を撮ることができたのかなと思います。

江戸時代に「雪華図説」を出版した土井利位やブレーンの鷹見泉石も同じ気持ちだったのでしょう。

江戸の町で雪を見られるのはそんなに頻繁ではありません。でも、公務があるため「観察できない~」と思い、公務のあいまに「やっと観察できる!」と外に出てみたら雪が止んでいてがっくり。そんなことを何度も経験したんだろうなと思いめぐらしました。

さて、「雪国じゃなくても結晶が見られるなら」「上の画像程度の撮影で十分。私も撮ってみたい」と思われる方にお勧め、というかマストアイテムが「雪眼鏡」です。

私はプレゼントしていただいて、雪眼鏡くんの存在を知ったのですが素晴らしいアイテムです。アシストオンさん(ttp://www.assiston.co.jp/)の商品。リンク切れるかもしれませんが、こちらのページで紹介されています。
(ttp://www.assiston.co.jp/?item=765)

101224_124806 シンプルなデザイン。マットな質感がいいです。そして決して雪だるまが笑ってはいないんですね。その甘くなりすぎないところがポイント。
冬の季節、いつもカバンにブラさがって出番が来るのを待っています。拡大の倍率は8倍。
左側の雪華はエルメスのキーホルダー。雪眼鏡の付属品ではありません。
携帯はドコモのSH-02A。カメラルーペ撮影の倍率は3倍です。

Yukimegane GJの雪眼鏡くんの姿を。


雪眼鏡は楽天でも取扱いあります。その中から2店ご紹介。春になったら、花をアップで見るのも楽しいかも。


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2012年2月16日 (木)

北越雪譜(その1)雪国の過酷さと雪華図説からの写し

今日はしんしんと寒くてほんの少しだけ小雪が舞いました。

この冬、日本各地の大雪の被害のニュースをききます。 一冬に雪が3回降るかどうか、という暖かいところに住んでいると、雪ははかなくとけるもの、雪月花として和歌に詠む風情のあるもの、と思ってしまいがちですが、大雪にみまわれるところでは雪はまったく違うものなの。

融けない雪のこわさ…。20キロの雪が屋根に積もっているというのは20キロのコンクリート片を屋根の上に勝手に乗っけられたようなもの。命がけで高齢者の方が屋根の雪下ろしをされていますが、命の危険を知りながら雪下ろしをしなければいけないのは、そうしないと家がつぶれてしまう危険があるから。

雪の怖さを知らずにすむ場所で、「雪の結晶はきれい」と思っている身が申し訳なくなります。

さて、越後の鈴木牧之(ぼくし)は江戸時代に『北越雪譜(ほくえつせっぷ)』を出版しました。

雪の民俗学の決定版といえるこの本の中で、土井利位の描いた雪華を35片紹介しています。北越雪譜が当時700部売れるというベストセラーになり、そのおかげで土井利位の雪華も広まりました。

鈴木牧之は北国の人と温暖の地の人との雪に対する受け止め方の違いをいろいろ書いています。たとえば「初雪」の項。

暖かい国人が雪をめでることは、前にいったとおりである。江戸では雪の降らない年もあるので、なおさらのことに雪を喜び、雪見の船に歌や踊りをする妓女を連れていったり、雪の日に茶会を催し特別の客を招く。遊里では雪を口実に客を引き留めたり、料亭は客が来るよい知らせとする。こうして雪で遊んだり楽しみとすることを数えるときりがない。雪をこのように賞するのは、繁華ほ巷だからであろう。雪国の人がこくしたことを見たり聞いたりしたとき、うらやましいと思わない人はいない。私の住む越後の初雪は、これに比べれば大変な違いである。江戸では雪を楽しみ、越後は雪で苦しむのであるから中略。このあと越後の初雪が9月の末か十月の初め(私メモ:旧暦)であると語られ、越後の雪は鵞毛のようにひらひらとは降らず、必ず粉雪である。(中略)暖かい地方の人のように、初雪を見て吟詠や遊興の楽しみにするなどは夢にも思わず、「今年もまたこの雪の中で暮らすのか」と雪を見て悲しむことは辺境の寒い国に生まれた不幸なのである。繁華な暖かい土地に生まれ、雪を見て楽しむことのできる人の幸福を、雪国の人間としてうらやましく思う。

「雪を払う」の項を読むと雪国の大変さがよくわかります。

雪を払うことは、肩にかかった花びらを払うのと同じく風流の一つとされている。そうしたことは日本や中国の詩歌にも多く出てくるが、このような大雪を払うのは風流とは程遠いことである。初雪が積もったのをそのままにしておくと、次に降った雪がその上に積もって一丈以上にはることもあるので、降った雪はその都度払う。(中略)
雪を払うことを、里の言葉で「雪堀り」という。(中略)
雪を掘らないと家の出入り口をふさぎ、家を埋めて人が出ることもできなくなる。また、頑丈に作った家でも、屋根に積もった幾万斤という雪の重さに潰される惧(おそ)れもあるから、どこの家でも雪の結晶を掘らないわけにいかない。


北越雪譜は「雪華図説」と違って今も手に入りやすい本です。 アマゾンではたとえばこちら。

北越雪譜 (ワイド版岩波文庫) 北越雪譜 (ワイド版岩波文庫)
京山人 百樹 岡田 武松 鈴木 牧之

岩波書店 1991-12-05
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北越雪譜 (岩波文庫 黄 226-1) 北越雪譜 (岩波文庫 黄 226-1)
鈴木 牧之 岡田 武松

岩波書店 1978-03
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2012.2.16現在、「なか見!検索」で数ページが見られるようになっています。ありがたいことに、土井利位の雪華図説からの引用ページも見られます。(P13の次ですね)

「雪の形」の項で次の図は「雪華図説」に見る「雪花五十五品」から筆写したもの、と書かれています(中見!検索P12参照)が、ご注意ください。
この「なか見!検索」を開いた時に「ご覧の内容は単行本版(1997)小学館製のものです。と書かれているように、このなか見は「北越雪譜」 (ワイド版岩波文庫) 鈴木牧之編撰、京山人百樹刪定 岡田武松校訂(1991年12月5日発行)のものではありません。

「北越雪譜」 (ワイド版岩波文庫) では

下の図は天保三年許鹿君の高撰雪花図説に在る所、雪花五十五品の内を謄写にす。と書かれています。 許鹿(こが)は土井利位の雅号です。

北越雪譜 (ワイド版岩波文庫)は原語のまま。 わかりづらいという方には現代語訳を。

「現代語訳北越雪譜」監修者高橋実訳者荒木常能 野島出版。 と照らし合わせると原文が読みやすくなります。

北越雪譜―現代語訳 北越雪譜―現代語訳
鈴木 牧之 荒木 常能

野島出版 1996-11
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今日のブログでご紹介した現代語訳(青文字)はこの本からの引用です。

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2012年1月26日 (木)

古河歴史博物館に「雪の殿さま 土井利位(どいとしつら)」をみにいきました(その2)おみやげ編

今日も、雪の重みで屋根が崩れて被害が出たというニュースをみました。雪国で雪の被害を受けていらっしゃる方々がいらっしゃることを思うと、「雪の結晶、きれい」と言っているのは申し訳ないとも思うのですが、古河歴史博物館に「雪の殿さま 土井利位(どいとしつら)」をみにいきました(その1)の続きです。

古河の街でのおすすめ雪華グッズのご紹介です。(画像ではちょっと柄がわかりづらいかもしれませんが)

Sekka_kogarekisihakubutukan_2 ①カタログ『雪の華~「雪華図説」と雪の文様の世界』(古河歴史博物館)。
雪華図説、雪華模様をあしらってつくらせた調度品、江戸時代にモードとして流行った雪華文様のことなどがよくわかります。
土井利位が「雪華図説」「続雪華図説」で描いた183の雪華に便宜上の通し番号を付けた一覧表は、自分で雪華の図柄をチェックするのにも活用できて便利。



20120126sekka_letter1_2 ②雪華の封筒・便箋セット(古河歴史博物館)

B5サイズ。白に薄い青のグラデーションがある地に、薄い青で土井利位の雪華が描かれています。
私は以前から愛用。

↗柄がわかるように少し色を濃い目に画像をアップしました。

20120126sekka_ippitsusen ③雪華の一筆箋。

ちょっとした時に重宝。
以前から愛用。







20120126sekka_meishi

④雪華の名刺カード(古河歴史博物館)。

こちらも以前から愛用。今もなお博物館で販売してくれているのがうれしいです。

淡いアイボリー一色で雪華が描かれているのが控えめで素敵。
紙質は少しマット。「和」っぽくなく、北欧風にもみえ、ちょっとしたミニカードとして使うのにもおすすめです。

20120126sekka_kaishi1 ⑤懐紙(古河歴史博物館)。

以前購入したのは、若草色で雪華が描かれたものでした。折々変わっているのかもしれません。今回はエンボス加工の雪華でした。
20120126sekka_kaishi3 20120126sekka_kaishi2

白さがまぶしい和紙に雪華が浮彫。懐紙は一筆箋にも使えます。インクの色がなく、型押しで雪華というのがとてもモダンです。

111231_083457 こちらが以前購入した若草色の懐紙です。







※古河歴史博物館にはこの他にも雪華グッズが販売されています。
今回紹介した商品も2012.1.19現在の情報です。

20120126sekka_blacktea


⑥紅茶「雪の華」
(文学館2F イタリアンレストラン「唐草」)
今回はじめて知ったのがこの紅茶!!
私的に大ヒット!!
ルピシエみたいな丸い缶の中はアールグレイの紅茶。(密封された袋入り)

20120126sekka_blacktea2その茶葉は。なんと雪の結晶の形の砂糖が入っているんです。

赤い缶でおなじみのフランスの紅茶、ニナス(Nina's Paris)。以前ニナスでクリスマスの時期に雪の結晶の形の砂糖入りの紅茶「ノエル」が販売されていたんです。
どうしても買いたいと思ったのですが、今シーズンも販売がないのか、日本で取扱いがないのか入手できずじまい。


まさか、雪の結晶の砂糖入りの紅茶に古河で出会えるとは!!
しかも大好きな青い花びら、矢車菊入り。

封を開けた途端かぐわしい香りがするおいしいアールグレーの紅茶です。
プレゼントにもおすすめ!!
販売者はTAKENOEN 電話0280-22-4349と書かれています。

20120126sekka_sugar2 紅茶を淹れる時は、茶葉から雪華砂糖を抜き取り、紅茶を淹れたティーカップに砂糖をいれるのもいいです。
浮かばず沈みますが、しばらく形がのこっていて、ゆらゆら紅茶の底で愛らしい姿を楽しませてくれます。

20120126sekka_sugar ⑥雪の結晶の形の砂糖「雪の華」
(文学館2F イタリアンレストラン「唐草」)

こちらもTATEKOENさんの商品です。
この砂糖を入れたらどんな紅茶でも「雪華茶」を楽しめますね。
原料をみると、米粉とポテトスターチも入っているようです。だから熱い紅茶に入れてもゆっくり溶けるのでしょう。
そのまま食べてもポリポリっとした食感とほのかな甘みがいいです。

⑥⑦季節限定商品のようです。

(2012.1.29追記)
無印良品で雪の結晶の砂糖入りの紅茶を発見しました。
詳しくは食べ物ブログのこちらに(2012年1月29日

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2012年1月23日 (月)

古河歴史博物館に「雪の殿さま 土井利位(どいとしつら)」をみにいきました(その1)

プラネタリウム番組『Snowflake~雪は天からの手紙』(cf2011年12月30日)を制作された広橋勝さん、並木優子さんと先日、茨城県古河市に行ってきました。古河歴史博物館で「雪の殿さま土井利位」展がおこなわれているからです。

『雪華図説』に魅せられ、古河を訪ねる方のご参考になればと、JR古河駅から博物館までのあいだに出会える結晶モチーフ、雪の殿さま展のことをご紹介させていただきます。(ご紹介したのはごく一部。私自身ジモティではないので詳しくないですし。ぜひ古河の見どころ情報を調べておでかけくださいね)

Kogacity

↑クリックいただくと拡大します。↑この南北に走る黄色い道が日光街道。


私はちゃんとしたデジカメを持っていないので、この記事では私の写メだけではなく広橋勝さんによる撮影画像も ご紹介させていただきます。広橋さん撮影画像は左側にアップ。私の写メは右側に。

JR古河駅の改札を出ると、観光案内がみえるでしょう。ブースも雪華があしらわれています。
めざす歴史博物館は西口になります。

Ogawasekka_2_2 ①和菓子の「おが和」さん。雪華図説の中の雪華をかたどった「雪華圖説」がおいしいです。餡を白い生地で包んでいるのですがパウダースノーのようにキラキラしています。

Hirohashisan_sekka_ogawa3 私は食べそこなってしまいましたが、
雪華の焼き印があるおまんじゅうもあります。




20120122keigetsudo1 ②こちらも老舗の桂月堂。
結晶柄のテラコッタでできた置物みたいな落雁。雪華図説から6種の柄が使われています。



20120122keigetsudo2

6種の図柄を古河歴史博物館発行のカタログ「雪の華」にある雪華一覧表と照らし合わせてみると。
A6、B4、C7、C9、G4、J5でしょう。


Hirohashisan_sekka_kobayashiteisaku 桂月堂さんには
小林禎作さんの書がありました!
小林禎作氏は『雪華図説考』などの著作で有名。
土井利位を知るには必読といえる方ですね。





Hirohashisan_sekka_hata 古河は日光街道沿いをはじめ蔵があちこちに残り、歴史と風情を感じさせる一角がいっぱいあります。
日光街道沿いには、土井利位侯の雪華をちりばめた青い旗が並んでいました。


日光街道から③へと向かう道も石畳で情緒があります。

③古河第一小学校前の石畳の道。
Hirohashisan_sekka_ishidatami 雪華があしらわれているんですよ。千代紙の図案みたい。

小学校に沿うように歩いていくと
文学館、博物館の一角になります。









20120122karakusa ④文学館の2階にあるイタリアンレストラン「唐草」。今回初めて行ったのですが、おすすめです!建物も素敵ですし、ランチもおいしかったでした。サラダのドレッシングもメインのおさかなのバルサミコソースも美味。結晶モチーフの紅茶もあります
(詳細はその2お土産編で)
       
グラスにも雪華が↗
Hirohashisan_sekka_kogarekishihakub 文学館、鷹見泉石記念館、歴史博物館に続く道は、大きな石垣が印象的。








Takami_senseki_by_watanabe_kazan ⑤鷹見泉石(たかみせんせき)記念館も素敵!
東京世田谷の猪俣庭園がお好きな方は絶対気に入ってしまうたたずまいです。
鷹見泉石は土井利位のブレーンとして雪華の観察、雪華図説刊行にも大きな役割を果たしたお方です。

渡辺崋山が描いた鷹見泉石像でお顔をご存じの方も多いはず↗(東京国立博物館/国宝)

Hirohashisan_sekka_takamisenseki2






Hirohashisan_sekka_takamisenseki1






畳の上にはあがれませんが、お庭もぐるりと回ることができます。(HPをみるとお茶席で建物を借りることができるようですね)。






Takamisenseki_2 建物の中にある囲炉裏には火がともされていて、暖をとることができるようになっていました。あちらこちらに端正に花が活けられていました。

右手の屋内が囲炉裏となっています→











⑥いよいよ古河歴史博物館へ。
Kogajo 入口には「古河城出城諏訪曲輪跡」の碑があります。

博物館の中は撮影できませんので、ぜひ古河歴史博物館のサイトで展示品他をお楽しみください。

古河歴史博物館(ttp://www.city.koga.ibaraki.jp/rekihaku/)
→「雪の殿さま土井利位」

『雪華図説』『続雪華図説』『重刻雪華図説』3冊とも「雪華図説誕生」をクリックすると閲覧することができます。

私はこの土井利位展にうかがうたびに、土井利位の書状を拝見するのが好きです。
自らが描いた雪華を押印した書状が展示されているのです。
手紙といっても、友に宛てたものではなく殿様としてのオフィシャルなものです。いわば企業の社長が業務として記した手紙。そこに、女子がクリスマスカードに雪の結晶のスタンプをするように「押印」しているのですから、いかに雪の結晶がお好きだったかがわかります。
別時代の人、しかも殿様なのに、とても身近に感じてしまうのです。

雪華図説の現物をみると、いかにこまやかに線が描かれているのかが感じ取れます。

黒い漆に金色が映える雪華柄の印籠にもうっとり。ヴィトンぽいと思います。この印籠のスタイリッシュさ、こう下品としての素晴らしさはヴィトン、エルメス、カルティエ、ティファニー他欧米のいろんなブランドに知ってほしいものです。

江戸時代の浮世絵が展示されているコーナーもあります。土井利位の描いた雪華は鈴木牧之の『北越雪譜』で紹介されるなどして、意匠として江戸時代ひろまったそうです。
浮世絵に描かれた女性の着物に土井利位の雪華柄があったりするのをみると、モードとして江戸時代の庶民たちも雪華を愛していたことが推測できてうれしくなります。
雪華というと冬の風物詩ですが、涼を求めて、なのか浴衣の柄としても雪華が描かれていて、夏にあえて雪の柄という日本人の自由な発想って面白いと思います。

Sekkazusetsuhangi3_2 今回、歴史博物館の永用俊彦氏からとても興味深いお話をうかがわせていただきました。

古河歴史博物館では『雪華図説』の再現として、3種の版木制作を試みたそうです。

版木制作を担ったのは伝統的な木版画の手法で浮世絵の再現他を手掛ける渡辺木版の渡辺和夫氏。

※サイト「観光いばらぎ」での渡辺氏ご紹介のページはこちら(ttp://www.ibarakiguide.jp/db_kanko/?detail&id=0800000002052)

Sekkazusetsuhangi2 自らが版木を手掛けるという同じ立場だからこそ実感できることなのでしょう。
版木で起こすのは相当細かく難しい図柄なのだそうです。
渡辺氏は、江戸時代、雪華図説を手掛けた職人の技術の高さを讃えられたそうです。こまやかな図柄であってもそれをきちんと版木に彫ることができるという卓越した技術を。
                  ↑この版木は展示されてはいません。

日本の、世界の宝物といってもいいと思う土井利位の『雪華図説』『続雪華図説』は、土井利位や鷹見泉石の情熱や、顕微鏡で覗いた結晶(たちまち溶けてゆく)を的確にスケッチした描写力が凄いと思うのですが、描かれたその雪華を版木で再現するという職人たちの素晴らしい技術力にも支えられていたのですね。
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(2012.1.26追記)
Doifamily_haka050923 今回は訪ねませんでしたが、上の地図の左上に見切れたところに位置するのが、土井利位侯も眠る土井家墓所がある正定寺。
きくところによると雪華模様のろうそく立てもあるとか。私は気づかず。次に訪ねた時に確認せねば。

古河についてはこちらにも。
2008年2月4日2009年5月14日2010年3月2日


近日、その2お土産編に続きます。

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2012年1月15日 (日)

ある人気キャラクターの雪の結晶切り絵

つたない私の工作を披露するのもはずかしいのですが、
また切り絵をつくってみました。(発案は姉です。しろたん好きの息子を持つ姉が作ったのが可愛かったので少しアレンジして自分で作ってみました)

20120115snowflake_shirotan1  なんでしょう。

  雪の結晶にみえますか。



20120115snowflake_shirotan2_2 実は「しろたん」の形で
作ってみました。
6方に広がるフォルムにすれば
なんでも雪の結晶風になるということですね。


20120115snowflake_shirotan1_3 全体像はこんな感じです。

6頭のしろたんの手をつなげようと思ったのですが、手が短いのでつなげないんですよね~。

顔はうまく描けて
いません。
ミッフィーと同じで
簡単そうにみえて、絶妙なバランスで眉、目、鼻が配置されているのでしょうね。




20120115snowflake_shirotan3 切り方は結構簡単です。
こんな感じ。
細かくはさみを入れることは
ありません。

紙を六つ折り(Zの形になるように。詳しくは2012年1月4日のブログを)にしてチョキチョキすると、どんな風に切っても
「雪の結晶」風になるのでしょう。
どうぞお楽しみください。

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2012年1月12日 (木)

雪の結晶のクリスマスシール(その2)

111231_091229 2011年11月19日のブログでブルーが美しいデンマーク、フェロー諸島の雪の結晶クリスマスシールをご紹介しました。
1966年のデンマークのクリスマスシール、銀座の教文館で販売されていたそうで、クリスマス時期にみつけた友人がありがたくもプレゼントしてくださいました。
1シートではなくて4枚をカットしてパックにされて販売されていたようです。

111231_091429

111231_091338朱赤がとても華やか。JULEN 1966 DANMARKと書かれた金の文字がキラキラ綺麗です。
フェロー諸島のもののようにエンボス加工はありません。

ボエ・ウイルムセン
(Boye Willumsen)のデザインのようです。
段ごとに朱、赤、マゼンダのグラデーションが美しくとてもモダンです。

輸入者リスティさん。(ttp://christmas.lystig.com/)と書かれていました。

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2012年1月 9日 (月)

土井利位の雪華の木のオーナメント

20120109doitoshitsura1_sekka 年末に私の手元に土井利位(どいとしつら)の雪華のオーナメントがやってきました!
明るい色の木のオーナメント。
「江戸時代に記された「雪華図説」には183種の雪の結晶が記録されています。その図をもとに、木をくり抜き、雪の結晶のオーナメントを作りました」という商品です。

3種の雪華で1セット。
革ひもがついているのですが、濃いグレー、グレー、ライトグレーと落ち着いた色なのも小粋。
革ひもは細い(それにオーナメントが約直径7センチで大きい)ので首から下げるのにはむいていません(^_^.)

20120109doitoshitsura_sekka シルエットもご覧ください。

障子のある家ではこのオーナメントを廊下(縁側)側に吊るして、障子に雪華の影を映すというのも風情があるでしょう。



さて、この3つの雪華を古河歴史博物館発行のカタログと照らし合わせますと
左からG3、D5、A7かと思います。A7は後に「こもり雪」という名前の紋として親しまれています。(cf 2011年12月17日

中川政七商店さんは「遊 中川」「粋更」他いくつかのショップを展開されています。この雪華のオーナメントは「粋更」での販売商品。
私は「遊 中川」さんに行って、「今年は雪華ものは販売していないのか~」とあきらめてしましましたが、早とちりだったのですね。

楽天では粋更kisaraさんで取扱いあり。↓

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2012年1月 4日 (水)

2012年もよろしくお願いします

新しい年がはじまって3日経ちますが、皆様いかがお過ごしでいらっしゃいますか。
2012年もどうぞよろしくお願いします。

私の今年のテーマは「つなぐ」です。


20120101snowflake

手をつなぐ。
希望を忘れずに、あきらめず、明日へつなぐ。

去年、3月に大震災が起きるなんて誰も予想ができなかったように、
今年もどんな出来事がおきるかわかりませんが、
それでも私たちみんなにとって、
今年が昨年よりもよい年となりますように。
どんな時でも私たちの精神的な強さが発揮できますように。



↑ロシアのサイトでみつけた画像を元に作ってみた切り絵です。

参照したのは「Всё про Новый год」
(ttp://novygod.info/publ/51-1-0-154)
図案は載っていません。8つ折りの切り絵を6つ折りにアレンジしてみました。

(2012.1.7追記)
20120107monkiri1 2011年12月17日にご紹介した紋切型のセットには、折り紙を5つ折り、6つ折りに簡単にできるシートがついていて便利です。
でも、シートがなくても大丈夫。

6つ折りにする場合は

①折り紙を三角になるように折る。(折鶴の最初の工程)

20120107monkiri2 ②それを3つ折りする。

ポイントは「包むように左右を内側に折る」のではなくて「Z」の形に折ること。




20120107monkiri3 ③上の切り絵はこんな風なシルエットではさみをいれました。

ご参考になりましたら。

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